2023年08月28日
適材適所

ひらたく言えば、マイクロスコープを用いるよりも、拡大鏡もしくは裸眼での処置の方が早く正確にできる場合もあるということです。
細かいところまで見えることは良いのですが、「見え方」に注意が必要ですし視野が狭くなることにも配慮が必要です。
一般の方ですと、メガネと双眼鏡の違いに例えるとわかり易いかもしれません。
それでも、双眼鏡は視線が真っ直ぐなので、マイクロに比べればはるかに見易いというと、その難しさがお分かり頂けるかもしれません。
ですから、うちのHPでは一切掲載していないのも、「マイクロスコープ使用=より良い処置」とは限らないと考えているからです。
使うべき時に適切に使う、そして適切かどうかは習熟度で変化します。