2025年03月30日
これが「学会」

歯科医師になって、この4月で39年目になります。
今まで、様々な勉強会や学会に所属してきましたが、現在最も関わっている臨床応用顕微鏡歯科学会に入会してから、日々の臨床が全く様変わりしてきた事を感じています。
それは、常に勉強しなければならないという事と、それを患者さんに還元するという意識です。
ハンズオンの研修会では、少人数でコッテリ絞られ自分の力不足に打ちのめされますし、学会での人前での発表はどんな題材でどう内容を組み立てようかということを毎日それこそ全ての患者さんを対象に考えるような意識を持つようになりました。
そして、自分の理想と思える処置ができているのか自分に問い続ける。
それが、患者さんに還元するということですからね。
今までもそいう意識は持っていると思っていましたが、いままでのそれは「持っているつもり」だったことを実感しています。
これが「学会に所属している」意味なんですね〜。
fdo964 at 10:41│Comments(0)│雑感