ふじもと歯科診療室BLOG

東京都稲城市の歯科医師の日記 

カテゴリ: 院内プロジェクト

DSC03586DSC03585




昨日の院内勉強会では、EMS というメーカーの歯科衛生士さんと器材担当者の方においでいただき、ミニ研修会を行いました。

先月、私が受講したセミナーで新しいメンテナンス方法を学び、それを導入したいと考えたからです。
おそらく、患者さんの負担や苦痛も軽減できますし、術者(歯科衛生士)側も楽。
そして効果が高いという、私の基本コンセプトである「三方善し」に通じるもの。

しかし、いかに私が良いと考えてもスタッフがその良さを実感し、理解してくれなければ定着どころか導入もままならないもの。

約1時間の講義の後に実習も。

DSC03587





短い時間でしたが、スタッフから「やっと先生の言っていたことがわかりました」という感想をもらえ、しかもすぐに導入して実践したいとも言ってくれました。

実はちょっと高価な器材なんですが、即、購入決定です!

納品までに時間がかかるということなので、その時間を利用して患者さんへのアナウンスをどうするか、これから皆で相談です。


Tgh1281r

昨日は、月一のロングミーティングの日でした。

毎回、いくつかの改善点が必ずでてくるので、それを皆で話し合い、診療システムを構築していきます。

ところが、ここを改善したいと一人が思ったことが、他の人から見ると全然必要を感じなかったりすることって、多いんですよね。

私自身、診療中に「なんでここに気づいてくれないんだ」と思うことがあるのですが、スタッフ側にも同じことが多々あるようです(^^;

ここを変えよう、と意見でがでても、賛成/反対様々です。

でも、患者さんはもっとそうかもしれませんね。

友人などが治療に来たときに、「ここもっと改善した方が良いよ」と言ってくれることがあるのですが、患者視点からの意見は、私が想像もしていなかったこともあり、とても参考になります。

最大公約数のように、比較的多くの人に賛同が得られる意見。

まず採用すべきはそういったところから(でしょうか?)。

Te23i

一昨日投稿したように、先週の土曜日の診療は、朝から晩まで息つく暇もないくらいでした。

段取りが良く、予定通りの忙しさならば、納得です。

しかし、そうではなくスタッフ数(土曜日はいつもより少ない)に対するアポイント数の調整、急患の方受け入れ体制などに問題があったのは明らか。

パソコンが不調だったり壊れたりしたのは事故ですから、ある意味仕方がありません。


さてそんなとき、今までの私であれば「アポイントの入れ方をもっと工夫して!」とバカなことを言っていました。
しかし、今は違いますよ(^^

だって、スタッフはもう精一杯やってくれているんです。
そして、我々は医療機関。
基本的に来院者の皆さんは、少しでも早く治療を終わりたい。
早く悩みから開放されたい。

そんな方々に、「予約で一杯ですから」って言いにくいんですね(とはいっても言っていますが、少しでも)。

じゃあ、どうするか?

治療を効率化するのではなく、診療室のシステムを効率化して、ムダな時間を無くすことしかありません。

多少コストがかかろうが、洗って用意するよりは、使い捨ての方が時間はかかりません。
洗うにしても、洗い方、滅菌の仕方、仕舞い方を工夫すれば、レベルを落とさず、効率化できるはず。

と言う訳で、昨日のミーティングでは、その辺りの見直しを皆にやってもらいました。

こんなとき、訳が分かっていない院長がいろいろ口を出すと、ロクな結論にならないので、私は事務仕事へ。

報告によると、いくつか案が出たようで、しかも昨日のミーティング直後から即実践。

皆、やるな〜(^^;

0ee486ae.jpg最近は、どこの歯科医院でもやっているであろう、お子さんのムシ歯予防。

基本はフッ素塗布にありますが、しかし実際の内容は歯科医院によって相当異なります。

うちの場合は、HPにも掲載していますが、ただフッ素を塗っておしまいではなく、他にもいろいろやっています。これが、歯医者によっては塗るだけのところもあれば、うちよりももっともっといろいろやるところもあり、そのためかかる回数や金額も様々です。

しかし、目標はただ一つ、ムシ歯を作らないということ。

ここのところ、うちの「ムシ歯予防プログラム」を受診している方が増えてきたせいもありますが、問題点がいくつかでてきています。

一つには、ハミガキがちゃんとできていないお子さんが増えてきていること。
歯医者に行って、フッ素塗布しているからと安心しているのかもしれませんが、フッ素塗布だけでムシ歯予防はできません。やはり、基本は家庭での食生活/ハミガキ習慣です。

保護者の方に、キチンと理解していただき、協力が得られなければ、目標は達成できないのですが、どうも今のうちのシステムだとこのあたりが弱いかも?
と、いうことで昨日のミーティングでは、付き添いの保護者の方をいかに巻き込むか?ということを話合いました。

限られた時間、予算の中でどれだけ効果的なことができるのか?
そのためのシステムは、どう構築すればより効果的なのか?

今までも改良を重ねて来ましたが、つねに前進が必要です。

99f07e31.jpg先日、スタッフとともに出席したセミナーでは、2つの歯科医院の取り組みの発表がありました。

特に、私が聴きたかった医院の取り組みには、参考になることが多数あり、早速うちに取り入れるべく、いろいろ考慮中です。
来週の院内勉強会で、皆で相談する議題にもなります。


以前から、私が迷っていたことの一つに、点と点を結びつけるには?ということがありました。

点とは、患者さん(来院者)がうちを受診なさった時。
つまり、歯科医院を受診した時と次回(もしくは前回)受診の間、皆さんがどうお手入れをなさっているのかをいかに的確に把握するか。

生活に立ち入ることでもありますし、あまりうるさく言うのも私の流儀ではないので、今まであまり行動に移していなかった部分です。

しかし、永年メンテナンスに通っていただいているにも関わらず、悪化する方もいらっしゃったりします。
そんな時、その原因を芽のうちに摘み取っておけなかったかと、非常に気になります。

新たな取り組みで、そのような事に対策を講じることができるシステムを作りたい。

そう考えています。

08f151de.jpgさて、今までいろいろ書きましたが、結局のところどんなことでも、実践と継続がなければ意味がありません。

能書きだけでは、打ち上げ花火みたいなもの。

そこで大切なのが「決めたことを諦めない理由を作る」こと。

人は、自分のためだけだと、挫折して諦めることが簡単にできるそうです。
そこで、自己を超越した大きなところに目標をおく。



いろいろなところで、目的や目標の大切さを言われますが、目的が曖昧なまま、目標を掲げていないか?

考えてみれば、目標を達成したところで、目的がなければバーンアウトしてしまいますし、モチベーションの維持などとうていムリ(私自身、経験済みです)。

自分が何をしたいのか?(何を大切にしたいのか?)
そして、それは何のため?

そうやって、目的/目標を掲げても、それに向かうと様々な障壁にぶつかります。
そんな時にも、諦めない仕組みを作っておけば、継続できる。

最後に、今回のセミナーで私が気に入った言葉をご紹介します。

『試練上等』

ソフトボールチームで、困難にぶつかる度に、お互いにそう言っていたそうです。

振り返ってみれば、私がどこかのセミナーで聴いた内容とかぶることが多くありました。
しかし、キチンと実践し、結果を出した人の話は、やはり重みがあります。

知ってることとやっていることの違い以上に、出来ていることの意味を見いだせた今回のセミナーでした。

ちなみに、大石氏がセミナー冒頭で、「努力は当たり前の世界」とおっしゃっていました・・・。

bf7a8a68.jpgちょっと引っぱり気味かな〜と思いつつ(笑)、今日もセミナーの話題です。

さて、チームを強化するには、「個」の強化が欠かせません。
例えば、No.1とNo.2の意識の違いは、No.1は、「勝てる」と思って試合に臨む。
No.2は、「勝ちたい」と思って試合に臨む。

ソフトボールの世界でいえば、アメリカは勝って当たり前という雰囲気だったそうです。
確信と願望の違い。

この願望を、確信にもっていくためには、イメージが大切だそう。
つまり、

「イメージできないことは、実現しない。」

そして、それを信じられるだけの裏付けが必要。
(それが、願望から確信への大切な道)


大石氏がナショナルチームのコーチになった時、勝つためには今までにやったことのないことをしなければ勝てないと考えたそうです。

その一つの手段として、
・その筋のプロ(アヤシい意味でなく)の話を聴く
・本物に触れる
・パンチの効いたセミナーを聴く
といったことをやったそうです。

栄養学や合気道などのその道の一流と言われる人たちに協力してもらったとのことでした。
栄養学の講義中の写真が紹介されていましたが、みな生き生きと楽しそうに聴いています。これも、いままで通りであれば、きっと皆さん寝ているんでしょうね(失礼!)

さて、この部分は、うちもちょっとは実践できてるのかな?
うちも、スタッフ全員で年間に数回、必ずセミナーにでます。
そして、今回のようにあえて違う業種の方の話を聴きに行くことにしています(業界の専門的なセミナーには、各自で出席してます)。

私自身、異業種の方の話から沢山の示唆をいただいており、時々「ああ〜、これは全員で聴いておきたかった」ということもあります(今回も出席者の一人が全員で聴きたかったと言っていましたが)。
情報の共有がなければ、なかなか現場に落とし込めません。
ともすれば、一人だけ「浮いて」しまいますし。

大切なのは、全員で意識を変えて行くということでしょうか?(私の勝手な受け取り)

続きます(^^;

15af5465.jpg本物の強い集団とは?

『強い「個」が集まってこそ、強い集団になる。』

チームワークという言葉を勘違いせず、団結力という言葉にごまかされて「個の強化」を怠るなということでした。
力が1に達しない人のマイナス分を、お互いに補うようなものはチームワークとは言えないとのこと。

ただ、そのために、一人一人のモチベーションをいかに高めていくか?

1、学ぶ、知る楽しさを実感する。
2、教えすぎない。考えさせる。
3、良い習慣作り。

どうやら、このあたりが「キモ」のようです。

英語で、基本/基礎という意味合いももつ ”fundamental" という言葉の頭は "fun" なんですね〜。

村上先生もおっしゃっていましたが、楽しいという要素がなければ続かない。
そもそも、興味を持てない。
funがあってこそ、ヤル気になれる。

そういった「場作り」が、私の仕事かもしれません。


そして、教えすぎない。
これは、大切ですね。
そして、難しい。
ガマンが要求されますし、見方を変えれば怠けてるようにも受け取れらかねないし。

さらに、最も大切(と、私が思っている)良い習慣作り。
良いことを始めても、継続できなければ、却って逆効果。

これらを、『共進化』することがポイント。
お互いに影響を及ぼし合いながら、進化する。

言われてしまえば、ごくごく当たり前。
しかし、いかにそれをスムーズに導入し、落とし込み、継続できる形にするか?

それはまた明日。
なお、今回の一連の投稿は、私個人の受け取り方なので、大石氏の言いたかったこととは若干違いがあるかもしれません。

abbf4aa5.jpg実は、たまたま同じ表題になってしまいましたが、「最強チーム」は、今年のうちのテーマ。

昨年の最後のミーティングから、皆でどうすれば最強になれるかの話し合いを続けています。
先日投稿した、「情報の共有」もその一つ。
歯科衛生士しか知らない、歯科助手しか知らないことって意外に多く、そうした職種の違いを超える必要もあったりします。
それに、私一人しか知らないことがあったり。
よく言われる「ホウ(報告)・レン(連絡)・ソウ(相談)」も、システム化しないと、忘れたり、いきわたらなかったりします。

もちろんそれだけでなく、様々なことがありますが、これから、一昨日のセミナーで聴いたお話をいくつか紹介したいと思います。
と、いうのも、その内容はスポーツや会社組織だけでなく、日常生活にもそのまま応用できる内容だと思うからです。

まず、参考になったのは『目線の違い』。

日本人は、どちらかというと努力していれば、いつかは報われるという下からの積み上げで物事を考える傾向にあるそうです。
しかし、それでは勝てない。

そこで必要なことが「考え方を変えること」。

過去の延長ではない。
最終目標をかかげ、そこに至るまでの道程を上から落とし込んで行く。
まずは、相手(この場合は絶対王者とも言えるアメリカですね)に近づく。
相手が出来ないことをやる(違うことをやる、違いをみつける)。
やったことがないことに挑戦。

要するに in put を変えなければ out put は変わらない。

初っぱなからなるほど〜、と唸らされました。

さて、続きは明日。

fefdb6f3.jpg昨日は、スタッフとともにセミナーに出席。

講師は、毎度おなじみ千田利幸氏と、北京オリンピック女子ソフトボールチームのチーフトレーナーだった大石益代氏。
世界一になったチーム(これこそ、最強ですね)のトレーナーとしての考えや行動についてのお話は、迫力に満ちたものでした。

内容も素晴らしいのですが、しゃべり方や表情から、情熱がバンバン伝わってきます。

最後に千田氏もおっしゃっていましたが、一流の人の空気を感じることが大切なことを実感。
できれば、もう一度お話を聴きたいものです。

あとは、この内容を、どう自分の診療室に落とし込んで行くか?  ですね。

↑このページのトップヘ