15757336.jpgここのところ、なぜか毎日のように外傷歯の処置をしています。

転んで折ってしまった、という場合が最も多いのですが、それ以外にも強打して出血した、ハグキや唇が切れた、歯が抜けた!、などといった状態で来院なさいます。

外傷歯に対する処置は、歯医者の考え方によってかなり差があります。

4年ほど前、うちの患者さんが職場で転倒、前歯を一本折ってしまい、近くの歯科医院を受診したところ、すぐに差し歯にすることを勧められたのですが、説明に納得がいかず、そのままうちにいらっしゃったことがあります。
折れた破片もお持ちだったので、接着剤で固定したところ、きれいにくっつき、今もそのまま問題なく使えています(逆に接着剤でくっつけてもすぐに取れてしまい、結局差し歯にしなければならない場合もありますが)。

また、神経が露出している場合にも、保存するのか、取ってしまうのか、その判断にも差があります。

どちらが正しいと言えるものではないところが難しいところで、結局のところ、なるべく軽い処置で様子を診ながら判断するしかありません。

ただ、すべて永久歯に生え変わっていない場合は、噛み合わせが安定するまで、見栄えは悪くてもあまりいじらないというのが、私の基本方針です。