ふじもと歯科診療室BLOG

東京都稲城市の歯科医師の日記 

カテゴリ: 口臭

7eabac71.jpg口臭については、様々なHPがあるので、詳しくはそういったHPをご覧いただくということで、ここでは私が普段、患者さんにお話している内容を書きます。

いわゆる「不快な臭い」については、その成分や原因についてかなり解っていますが、その対策については様々です。
もちろん、お口の中を清潔に、が基本です。

ただ、ブラッシングや、歯石除去といったクリーニングも大切ですが、意外に皆さんご存知ないのが「お口の潤い(うるおい)」の重要性。

唾液が循環していることで臭いはかなり軽減されるので、乾燥してくると、いくらきれいにしていても臭います。

口呼吸のクセがある人や、喫煙者はお口の中が乾燥しやすいので、それらをちょっと注意するだけでも変わります。

また、臭いを気にして、口臭対策を謳っているうがい薬を頻繁に使う方もいらっしゃいますが、歯肉炎や歯周炎で匂うならともかく、きれいにしている人の場合は、あまりおすすめできません。
さっぱりさせる成分が、水分を奪うからです。

意外に昔ながらのイソジンなどの方が効果的。

口臭のメカニズムを考えると、いかに乾燥させないかという結論に達し、私なりにイソジンやコンクールをおススメしていたのですが、以前、ある口臭対策で有名な歯科医師が、同じことを雑誌に書いていました。

結局、ポイントは清潔と潤い。

しかし、潤いには、全身的な要因(糖尿病など)や精神的な要因もからみますので(緊張すると、のどが渇くでしょ?)、言うは易し。

その対応には、なかなか難しいものがあります。

b94767a9.jpg口臭についても、訴える方が増えています。

基本的に無臭の人間はいないので、なんらかの臭いは必ずあるわけですが、それが不快かそうでないかで問題となります。
臭いそのものは病気とは言えませんが、その臭いの素が病気である場合は、やはり治療が必要です。

この臭いの素でもっとも解りやすいのが歯周病。
重度の場合、対面してお話しているだけで歯周病だと解るくらいの、独特の臭いがします。
ところが、こういった場合は、むしろ対応は簡単です。なにしろ、歯周病の治療さえキチンと進めていけば、臭いもなくなりますから。

もっとも難しいのが、自臭症とも言われる、いわゆる口臭がないにもかかわらず、自分には口臭があると感じている人です。

臭いというものは、客観性がありませんから、誰かが良い臭い(または香り)と感じても、臭(くさ)いと感じる人もいるわけで、評価が難しいんですね。
ハリメーターという、臭いを評価できる機械を備えている歯科医院もあるようですが、うちでは置いてありません。

どうしても気になる方は、こういった機材を揃えている歯科医院を受診してみるのも良いかもしれません。

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