クスリの話
2021年06月21日
新型コロナワクチン接種後の副反応について
ここのところ、患者さんとの会話が「ワクチン、接種しましたよ」から始まることが増えています。ハッキリ統計を取っているわけではありませんが、今のところ私よりも年配の方が多く、副反応が出ている方もほとんどいらっしゃいません。
が、周囲の話しを聞くと、30〜40歳代ではかなりの確率で出ているようですし、特に2回目の後は仕事を休んだ方が良いほど出ているようです。
どうも、若い人ほど倦怠感、発熱が強く、解熱鎮痛剤が必要なケースが多いようですね。
さて、そんな時に解熱鎮痛剤を服用しても良いのか?という質問を受けることがありますが、新型コロナワクチンでは明確な研究結果がでていません。
ただ、WHOやCDC の見解では「積極的に予防投与は勧めないが、副反応が強い場合は解熱鎮痛剤を服用しても良い」といことです。
で、この解熱鎮痛剤ですが、今のところアセトアミノフェンが勧められています。
ちなみに健康保険では予防投与はみとめられていないのですが、アセトアミノフェンは、薬局やネットでも購入可能です。
fdo964 at 08:45|Permalink│Comments(0)
2020年05月13日
ジェネリック薬品について
医療費抑制のために、服用薬をなるべくジェネリックと推奨されています。理論上、新薬と成分・効果は変わらないとされているジェネリック薬品ですが、どうも効きが今一つという感覚が以前からありました。
これは、医者の友人知人も同じような感想を持っている人がいます。
とは言え、これは絶対ではなくなんとなくの感覚の問題ですし、実際に支払う患者さんがどちらにするかは決めればよいことだと思っていました。
が、先日とある医師のブログで、患者さん側から「どうもジェネリックは効きがよくない」と言われるケースが多いという記述がありました。
そして、先発品に変えると、「先発品の方が効く」と言われるケースがとても多いと。
脳神経内科というお薬の効果が症状を大きく左右する分野ですから、わずかな違いでも実感されやすいのでしょうね。
もし、ご自身でも「薬の効果がいまいち」と感じるようなことがあれば、ご一考下さい。
fdo964 at 07:50|Permalink│Comments(0)
2009年06月20日
原因はわからくても
原因が解らなくても、その症状を和らげるべく治療するということは、医療の世界ではゴマンとあります。どちらかというと、なぜその病気になるかハッキリ解り、原因療法ができる疾患の方が少ないかもしれません。
それに対し、症状緩和を目指す対症療法は、突き詰めて行くと大部分と言っても過言ではないかもしれません。
ブラキシズムについては、筋肉動作ですから、その発生原因がわからなくても筋肉動作を緩和すれば、症状は緩和されるはず。
マウスピースの他に、私がたまに使うのは薬物療法。
既往歴や現症、口腔内の舌や頬粘膜についた圧痕(噛みしめた痕ですね)などから診断し、マイナートランキライザーを処方します。
筋肉の緊張を一時的に和らげるだけですが、効く効かないの結果が極端で、効く人には劇的に効く事が多いように感じています。
基本、5日間服用していただきます。
なぜ、5日間か?
以前、ある勉強会で教わった期間だからという理由だけです。
なぜか、経験的に5日間で結果が十分でるそうです。
習慣化されるのがコワいのですが、私の今までの経験では、5日間服用してもらえば、なぜか当分必要ないというケースばかりです。
fdo964 at 05:25|Permalink│Comments(4)
2009年02月16日
薬の話
医科に比べれば、それほど頻度が高くない歯科の投薬。ほとんどは抗生剤、鎮痛剤です(ほかにももちろん多種多様にありますが)が、鎮痛剤はともかく、意外に症状が和らぐと、抗生剤は服用を忘れたり、止めたりする方が多いようです。
ファイザー製薬の調査によると、
薬の「飲み残し・飲み忘れ」経験は7割以上、抗生物質を自己判断で服用中止する人は4割にのぼるそう。
私は、できるだけお薬に頼らないよう心がけてはいますが、やはり必要な場合は服用をお願いしています。
ところで抗生剤は、決められた服用方法を守らないと、耐性菌という、お薬が効かない細菌の出現につながります。
そうそう簡単にでてくるものではありませんが、必要と判断されて処方されたもの。
薬剤の性質を考えると、よほど副作用が疑われる場合は除き、キチンと最後まで服用していただきたいと考えています。
fdo964 at 08:46|Permalink│Comments(0)