ふじもと歯科診療室BLOG

東京都稲城市の歯科医師の日記 

カテゴリ: インプラント

3bc78be8.jpg昨日は、診療後に総武臨床研究会へ。

雑多な話をすることが多いのですが、昨日は久しぶりに私自身も参加していたインプラントチームの話題に。

ブローネマルクシステムという、現在主流のオッセオインテグレーション(骨結合)インプラントが日本に入ってきたばかりの頃、すぐに認定を取った先輩を中心に4名でスタートしました。
当時、私も認定をとったばかり(1988年)で、勤務医の身では、高価なオペセットも買えるはずもなく、このチームに参加できたことで、随分いろいろな経験を積む事ができました。

現在は、インプラントからは足を洗って(?)いますが、昨日はインプラントをバリバリにやっている後輩から以前のインプラントについての質問があったので、ついつい昔話を。

しかし、私がやっていたタイプって、何世代前のモノ?っていう感じですね。

後輩に、「えっ?それって○○のことですよね?」と訊かれるたびに、「いや、その前」と答えて何回のけぞらせた事か。

もはや、「過去の遺物」と言えるかもしれませんが、でもいまだにしっかりと患者さんのお口の中で機能しているそうです。


チーム医療の良さは、やはり意見交換が活発にでき、その場でいろいろな対処ができること。
一人では不安な処置や迷う場面でも、どんどん解決されて行く事ですね。

残念ながら、それぞれが忙しくなったせいもあり、いつのまにかチームも解散。
そして、一人でやる場合との違いから、私もインプラントを辞めてしまいました。

ですから、最新の話を聴いても、なかなか知識の域をでなくなってしまいました。

知識だけの場合と実践力の差を身にしみて感じているだけに、ますますインプラントからは遠のいてしまいます。

fa98586f.jpg先日、これだけブログを書いているのに、なぜインプラントについてまったく書かれていないのか?というご質問をいただきました。

う〜ん、良く見ていらっしゃいますね。

その理由は、私がインプラントが嫌いだから(笑)

誤解のないよう付け加えると、決してインプラント否定派ではありません。

現在主流となっている「オッセオインテグレーテッド・インプラント(骨結合インプラント)」の草分けであるブローネマルクの認定も、日本に導入されてすぐに取得しましたし、その他にもインプラントの認定は持っています。

また、勉強会の先輩たちとチームを作って、毎週日曜日に出張オペをやっていた時期もあります。


要するに、歯医者の中にも、入れ歯が好き、歯周病治療が好きといった好みがあるのですが、そういう意味で、私にとってインプラントはあまり好みでない、ということなんです。

外科処置が嫌いというわけではなく(歯周外科は、私の18番!)、どうも骨を削る感覚が好きになれないんですね。

それに、インプラントに限らず、外科処置はどれだけの数を経験したかで腕前に大きな差がでます。

チームでインプラント治療をやっていたころは、自分の腕前がどんどん上がっていくのを実感していました。
しかし、開業してからは、チームに参加できる時間も減り、おそらく今では下手な部類に入るでしょう。

さらに言えば、インプラント治療のような専門性の高い領域は、専門医に任せた方が安心と考えています。

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