ふじもと歯科診療室BLOG

東京都稲城市の歯科医師の日記 

災害に思うところ

落ち着きませんね

台風15号の被害は、情報が入るにつれ、多摩地方では考えられないほど大きいことがわかってきました。

昨日、館山の友人がSNSに医院周囲の動画を投稿してくれましたが、惨憺たる有様に絶句。

この暑さの中で電気も止まり、物資の輸送もはかばかしくないということで、なんとか力になれないかと思うと、落ち着きません。

いかに電気に依存した生活を送っているのかを改めて感じますね。

私のような不慣れな人間が現地にノコノコでかけても迷惑をかけるだけでしょうから、しばらくは静観しかないのでしょうね。

災害対策 2

8d8d8_1110_20160416-060538-1-0000今回の熊本を中心とする地震は、情報が伝わるにつれ、かなりの規模での被害があることがわかってきました。
映像を見るにつけ、災害の恐ろしさを感じるとともに、被害に遭った方々のことを想像すると、心が痛みます。

と同時に、もし関東地方で地震が起きたらと考えると・・・・。

東北被災地での研修のおかげで頭では理解できているつもりでも、じゃあいざという時にどう行動する?

今一度、考えなければいけませんね。

災害対策

p201_b~-Posters昨夜の九州地方の地震の強さには、驚かされました。
東京地方も、23区が震源でわずかに揺れましたが、熊本では震度7とか・・・?

幸いにして、SNS 等で友人知人の無事を素早く確認する事が出来ましたし、熊本出身の友人のご実家も大きな被害はでていない模様。

とは言え、実際に被害に遭ってしまっている方々がいらっしゃるわけで、そうした方々への救援やその他の対策が気になります。

東北の被災地支援に関わるようになってより強くかんじるのが、人間の知恵などあざ笑うかのような自然の力の凄さ。


被害が少しでも小さいことを祈るばかりです。

理屈ではなく

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先週の木曜日(8月22日)に、宮城県石巻にある雄勝歯科診療所を訪問してきました。

昨年、三陸被災地歯科地訪問団として初めて訪れた東日本大震災の被災地の診療所です。

院長の河瀬先生にはいろんな面でお世話になっており、なんとか彼の手助けができないものかと考えていました。
しかし、考えていただけではいつまで経ってもなんの進展もありません。

そこで、思い切って診療所を訪問し直接現場を見る事で自分にできる手助け方法を見つけようということで行ってきました。



自分が歯科医師になり立ての頃、ひょんなきっかけで出会ったある先輩に本当にお世話になった時期がありました。
私なぞの面倒を見ても一円の得にもならないどころか、時間的にも金銭的にも大きな持ち出しになるにも関わらず、不思議なほど可愛がってもらいました。

当時、なんとかその先輩の恩に報いようとしていたのですが、いつも「オレに返さず、後輩に伝えろ」と、言われていました。

上から下へと伝えられるべき土壌。



理屈じゃないんですね。

三陸被災地歯科訪問団

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22日、23日の連休を利用して、東日本大震災の被災地を巡る「三陸被災地歯科訪問団」に参加してきました。

前回の5月の連休に引き続き、2回目です。

東北には縁も所縁もありませんが、なぜか何か行動せずにはいられない気持ちをいつも感じています。

前回は、雄勝歯科診療所の河瀬先生と、歯科衛生士の三浦さんにご講演いただいたのですが、今回は、南三陸町の志津川病院の斉藤政二先生にご講演をいただきました。

淡々と冷静にお話する姿は、先生の臨床への真摯な姿勢を感じさせられ、実に貴重なお話を聴かせてもらえました。

それにしても、講演の中で使われた津波が押し寄せて来る様子の動画は、全てご自身の撮影によるもので、迫力満点。
よくぞこんな状況でここまで冷静に対応できるものだと、感じ入ってしまいました。

同じ歯科医師、同じ人間として自分にはまったくできそうもありません。


また、一緒に参加した仙台や石巻の先生方と酒を酌み交わしながらの本音トークは、とても参考になり、今後の稲城市の防災計画にも役立てられそうな情報を沢山得ることが出来ました。

2日目には、被災地の方々に元気を!ということで、わざわざ神戸から参加の腹話術師のやない氏のパフォーマンスも。
もっとも、お客さん以上に私個人が一番笑っていたという指摘を食らいましたが・・・(^^;


そして、石巻で被災した先生の案内で石巻市内を周り、過去の歴史から多くを学んでいたにも関わらず、今回の地震がいかに想定を大きく越えたものだったのかを改めて実感しました。


自分が何気なく過ごしている平和な日常が、いかに貴重なものであるかを改めて感じ、周囲の方々に感謝する2日間でした。

企画/運営に携わった方々には、心より御礼申し上げます。

備えあれば 2

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油断すると、あっという間に日が経ってしまい、ブログ更新を忘れてしまいますね。

よくもまあ、何年も毎日書いていたものだと、我ながら感心するこの頃です(笑)


さて今日の写真は、稲城市歯科医会の腕章です。

災害対策のひとつとして、あらたに作製しました。

災害時に、我が歯科医会も協力する体制作りに動いているのですが、顔を知っている人ばかりの集まりならともかく、災害時の現場などでは、我々が歯科医師であることは解りません。

大体、白衣なんぞ着てうろうろすることもないでしょうし。

そのため、「歯医者ですよ〜」ということがわかる必要性から、今までいろいろ検討してきました。

当初は、ウインドブレーカーを考えたのですが、サイズやデザインの選定、それに価格など面倒が多く、結局お手軽な腕章に。

でも、解れば良いさけですから、これで充分でしょう。


願わくば、これを巻いて活動する日がこないで欲しいものですが。

何ができるのか?

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ゴールデンウィークの前半に訪問した雄勝歯科診療所の河瀬先生からお礼状とともに、雄勝町のパンフレットを頂きました。

その中のこの一文に愕然。

そう言えば我々はマイクロバスで移動しましたが、それは人数が多かったから?とも思っていたのですが、そうではなかったのですね。

あの震災からどれだけ時間が経ったのかと考えると、復興の遅れを改めて感じます。

同時に、現地の方々から伺った話が頭から離れません。

それは、「義歯の具合が悪くて外している人が多かったために、救護所での食事が不自由な人が多かった」ということ。

(いろんな意味での)義歯の難しさを痛感します。



三陸被災地歯科訪問団

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2連休を利用し、東日本大震災の被災地を訪問してきました。

雄勝町の歯科診療所に勤務する河瀬先生の案内で、南三陸町や雄勝町、女川町など、偶然にも震災直後に私が訪れたところを歴訪。

いったい現地はどうなっているのか?
復興支援は、なにができるのか?

雄勝町の歯科診療所も見学させてもらい、災害後に求められる歯科診療について、多くを学ぶ事が出来ました。

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歯科診療所全景です。

治療イス(ユニット)2台の小さな規模ですが、その設備の充実振りと、室内の様子からかなりハイレベルな診療をなさっている様子が伺え、やはりこういう場所には、求められる人がちゃんと現れるのだな〜と、実感しました。

難しい症例の方をすぐに大学病院や専門病院に紹介できる現在の私の環境に比べ、求められる治療の範囲は広く、それに応える力量は、残念ながら私にはありません。

レベルの高いところの何でも屋でなければ、こういった地域での歯科医療に携わることは、とても難しいことだと思います。


写真は、貴重な休日を我々のために快く割いてくださった、河瀬先生。

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ある意味、スーパーマンとでも表現したくなる、その人柄と仕事に取り組む姿勢に、感銘を受けました。




河瀬先生運転のマイクロバスで回った道中は、津波をかぶって更地になったような場所や、がれきの山。

河瀬先生以外にもお世話になった、歯科診療所のスタッフさんや市の歯科衛生士さんの実体験のお話に、改めて震災と津波の恐ろしさを実感。
しかも、まだ狭い、環境の劣悪な仮設住宅にお住まいの方も。


書きたいことは山ほどあるはずですが、まだ、アタマの整理ができていません。

今後、機会をみてこのブログ上でも、ご紹介していきたいと思います。


ぜひ

東日本大震災に関わり、復興のための支援に努力している友人が大勢います。

私の協力度は、微々たるものですが、でもあまり周囲に強要するのもと思い、あまり言わないようにしていました。

ところで、昨日友人がFBに投稿している下記の番組の予告編を見たところ、昔とてもお世話になった先輩(仙台開業)がいきなり登場してビックリしました。


http://www.nhk.or.jp/ashita/bangumi/


とにかく、自分に厳しく、そしていつも真摯な姿勢を貫いている先輩の表情を見た瞬間に、自分は何をやっているんだろう?と我が身のいい加減さを反省する同時に、かの先輩がどんなに努力なさったのかに想いを馳せると、涙が出てきます。

私も録画して見るつもりです。

過去の経験に学ぶ

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好きな作家を一人挙げよと言われたら、真っ先に挙げるほど好きな、故吉村昭氏。

小学生のころからのファンです。

東北の震災/津波の影響で氏の過去の作品が平積みになっている書店を多く見かけますが、緻密な取材に基づいたその著作は、本当に素晴らしいと思います。

その氏が、災害についてのご自分の取材体験などをご講演なさった内容が掲載されている文芸春秋の臨時増刊号。
昨年の9月発売ですが、何度読んでも示唆に満ちた内容です。

特に、災害時の経験談は、もっと一般に広まって欲しいと思う内容。

機会があれば、ご一読を。
livedoor プロフィール

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Profile
藤本 卓
東京都稲城市の歯医者、藤本 卓(たく)です。
出身地を訊かれると、とっても困る小学校5つ、中学校4つを渡り歩いた自称「転校王」。
「ここにきて良かった」と患者さんに言っていただけることを目標に、日々診療に取り組んでおります。
趣味は、仕事と読書と酒&パイプ。

好きな言葉が「真理は常に少数派とともにあり」の天邪鬼。

昭和38年1月 生まれ
昭和62年3月 東京歯科大学卒業
平成5年10月 稲城市にて開業
平成17年9月 現在地へ移転

日本歯周病学会会員
日本ヘルスケア歯科研究会会員
日本障害者歯科学会会員
日本臨床歯周療法集談会会員
総武臨床研究会会員
口腔感染症懇話会会員
南多摩予防歯科研究会会長
八南歯科医師会稲城支部支部長
稲城歯科医会会長

ふじもと歯科診療室
東京都稲城市東長沼3103-12
(京王稲城駅徒歩1分)

電話 042−378−7105
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