マイクロスコープ
2025年07月23日
実習がないと理解できない

少し前になりますが、7/13 に私が最も力を入れている臨床応用顕微鏡歯科学会の実習研修に参加してきました。
朝9時半から午後5時までほとんど休みなくず〜っと顕微鏡を覗きっぱなしの研修です。
顕微鏡を治療に使うことに関して、「拡大視野下でよく見える」というイメージで購入しましたし、そう使っていました。
しかしこの学会に入ってから、そうではなく拡大して見えるからこそできる治療や必要とされる技術があることを知りました。
そしてそれらはただ座学を受けているだけでは身につきません。
いえ、身につかないどころか理解もできないということを実感しています。
毎回真剣勝負のこの実習。
日曜日に開催されるのですが、その週の月曜日から緊張し始めます。
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2025年06月03日
自分も学べる

6/1の日曜日は、私が所属する「臨床応用顕微鏡歯科学会」のハンズオンコースに参加してきました。
とは言っても、私は受付と器具出し担当。
つまり、裏方での参加です。
ハンズオンは、文字通り講義を聞くだけでなく手取り足取り実習です。
その準備は、段取りから始まり機材確認や配置といったセッティングが山のようにあり、関係者は何度もミーティングを重ねて当日を迎えます。
さらに今回は受講生も多く、いつも以上に準備に追われました。
終わってみれば、終始良い雰囲気が保たれて良かったかな?と感じています(が、振り返りミーティングが後日あるので、いろいろ反省点は出てくると思います)。
それにしても、実習をそばでみることができるのは、学びが多く、裏方の段取りも含めみのり多い研修会でした。
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2024年04月06日
あくまで、道具

ここ最近、力を入れて勉強している顕微鏡を使用した治療。
実は、かなり難しいので日々修練と思って取り組んでいます。
顕微鏡を使った治療と言うと、なにやらレベルが高そう、とか高級(?)そうなどと思われるようですが、平たくいえば「よく見える眼鏡」です。
顕微鏡を使った治療というだけで自費診療扱いのところもあると聞きますが、私自身は顕微鏡はあくまでも道具で、その道具をどう使って良い治療成績に結びつけるかが、その使用目的と考えています。
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2023年11月17日
もし、無かったら…
以前は、数年に一回あるかないか?という原因で起きる症状を訴える患者さんが今年に入って既に5人程いらっしゃいます。それは、加齢や虫歯治療後に歯髄腔といういわゆる「歯の神経が入っている空洞が小さくなった為に神経が死んでしまう」ことから起きる痛みや腫れ。
レントゲンを撮ればすぐにわかる場合もあれば、なかなかわかりにくい場合もあるのですが、いずれにせよ神経の入っている空洞が小さくなっているので処置が難しいケースが多いんですね。
特に奥歯は一本の歯でも数本の神経が入っている管(根管と言います)を確認しなければならず、複数本あるはずなのに、一本しか見つからないということがしばしばあります。
以前は、見つからない場合はそれ用のお薬を詰めて様子を見るという処置しかできませんでしたが、こういう時に特に威力を発揮するのがマイクロスコープ。
探し当てた時は、ホッとしますし、買って良かったと心から思います。
似たようなな症状を発現する、下の小臼歯(小さな奥歯)の中心結節と呼ばれる突起が折れたことから歯の神経が死んでしまって腫れるという病気もあります。
ただ、こちらは10〜20歳代の方に多く見られますし、根管も太いので全く別の難しさがあります。
珍しい病気ではありませんが。
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2023年08月28日
適材適所
ここ最近、このブログでは手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を用いた処置の話が多くなっていますが、個人的にはメリットもある反面デメリットもあることを認識する必要も強く感じています。ひらたく言えば、マイクロスコープを用いるよりも、拡大鏡もしくは裸眼での処置の方が早く正確にできる場合もあるということです。
細かいところまで見えることは良いのですが、「見え方」に注意が必要ですし視野が狭くなることにも配慮が必要です。
一般の方ですと、メガネと双眼鏡の違いに例えるとわかり易いかもしれません。
それでも、双眼鏡は視線が真っ直ぐなので、マイクロに比べればはるかに見易いというと、その難しさがお分かり頂けるかもしれません。
ですから、うちのHPでは一切掲載していないのも、「マイクロスコープ使用=より良い処置」とは限らないと考えているからです。
使うべき時に適切に使う、そして適切かどうかは習熟度で変化します。
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2023年08月27日
副次効果
まだまだ熟達したとは言えませんが、治療時の手術用顕微鏡の使用率は、現在ほぼ100%。最初から最後までという場合もあれば、治療中に必要なところだけ、という場合もありますが、最早私にとって顕微鏡無しでの臨床は考えられません。
また、そんな中でも、記録しておいた方が良さそうだったり、患者さんに理解を求めた方が良さそうな場合は録画もしています。
そんな中、先日ご家族の治療内容を詳しく知りたいという要望があり、治療中の録画映像を見てもらいながら説明する機会がありました。
これが、こちらが驚くほどご理解いただけ(元々クレームの類いではなく、今後どうすれば良いのか?という前向きな質問から話が始まったのですが)、改めて動画の威力を感じました。
顕微鏡を使った治療というと、より精密なの?という点に注目しがちですが、手間もかからず、すぐに映像で説明できるメリットは副次的とは言え絶大なものがありますね。
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2022年12月19日
抜歯の原因

かつては、抜歯の原因のトップはむし歯でした。
いつの頃からか正確には覚えていませんが、それが歯周病になり、最近では歯根破折になってきている感があります。
歯が割れるんですね。
原因は、歯軋りや食いしばりですが、抜歯に至らずもマイクロで観察するとヒビ(クラック)が入っている歯が多いのには驚きます。
今日の写真は、歯茎が腫れたという患者さんの被せモノを外したところ。
よーく見ると、ヒビが入っています。
これもマイクロだから見えますし、撮影して患者さんに見せることもできるので、納得の治療につながります。
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2022年12月08日
どうやっていたのかしら?
今日の写真は、金属アレルギーが疑われるある患者さんのビフォー・アフター(ビフォーが右、アフターが左です)。長年健診に通って来られ、しかもブラッシングも悪くない。
でも、歯茎の色や形がスッキリしません。
何度もアレルギーを疑って来ましたが、決定的でなく、またアレルギーだったとしても、その治療をどうすべきか迷いがありました。
しかし、今年になってからセレック治療の精度が上がり、かなり自信も持てる状態になったので思い切って金属を外し、ひとまず保険のコンポジットレジンで処置をして約3週間後。
あれほど治らなかった歯茎の腫れが綺麗に消えています。
実はこの歯茎の腫れも赤みも患者さんの自覚症状は全くありません。
これ、画像で見せられたから患者さんも納得してくれますが、もしこれが私の口頭での説明だけだったら理解が得られたでしょうか?
そう考えると、以前はどうしてたのかな?と今更ながらに思います。
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2022年07月31日
慣れ、も大切ですが
先日、新しく設置した3台目のマイクロスコープ。なんだか自分でも意外なほど早く慣れてしまいました。
メーカーによる操作の違いさえ把握してしまえば、あとは同じようなものだとは思っていましたが、それにしても我ながらびっくりです。
実は、1台目導入時には、本当に大変でした。
まず、自分の座る位置から見たい視野に合わせることがスムーズにできません。
処置をスタートする前に、観るためだけに数分があっという間に過ぎていきます。
なんとか視野を合わせても、何度も微調整が必要です。
そんなことを繰り返しているうちに、使うことが嫌になってきたりもします。
ということを、事前に聞いてはいましたが、そのストレスたるや、想像以上でした。
このままでは、ただの置物になってしまうかも?
とすら思うほどでした。
書籍を読み、ネットでいろいろ調べても、なかなか解決しません。
「慣れれば、大丈夫だよ」と、使いこなしている人は言いますが、そもそも慣れるまでこの苦行に耐えなければいけなの?
と、一時は導入を後悔しそうになった程でした。
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2022年07月23日
マイクロスコープ3台目
昨日の午後、診療用ユニットに手術用顕微鏡(マイクロスコープ)が設置されました。これで、3台目。
ようやく全ての治療用スペースに設置完了です。
当初は1台で充分。
と言うより、1台でさえオブジェにならないか心配だったのですが、使い出してみれば必需品に。
決して安い買い物ではないのですが、実は1台目のローンの支払いが来月で終了するので、思い切りました。
これで少しでも診療内容に幅がでるべく活用していきたいですね。
fdo964 at 05:20|Permalink│Comments(0)