CL 決勝トーナメント1st leg明日ですね。ですので、先週再開したウクライナリーグのシャフタールを動画で観ました。29歳のブラジル人アタッカー、マルロスがズバ抜けてすさまじかった。磁石でボールが足に吸いついているみたいなドリブルをしていて、そこに関してはバッジョ、メッシクラスだと思いました。ここを抑えるマッチアップは重要だけど、こういうクラックがボールをこねることでスペースが空いてしまうので注意したい。あとはこれだけの技術を持っていて29歳でシャフタールにいるという意味を考えたい。

シャフタールのエースストライカー、ファクンド・フェレイラ。
――ノックアウトラウンドの抽選会でローマと戦う事が決まったときどう思いましたか?

フェレイラ「ここに勝ち残ってきた16チームは全て簡単ではないと思っていたので、ローマであろうと、他のクラブであろうと、グループリーグ同様に全力で臨まなければいけません」

――あなたとチームはこの試合に向けてどのような準備をしましたか?

フェレイラ「チャンピオンズリーグは大きなモチヴェーションを与えてくれます。ぼくたちはこの試合が、チームとファンにとって重要だと感じています。結果を出してファンを笑顔にしたい」

――ローマの印象は?どのようなところが気になるでしょうか?

フェレイラ「実はそこまでしっかりとローマの試合を観る機会はなかったのですが、チェルシー、アトレティコと同じグループで首位通過勝したチームという事実は、彼らが真に強いという証明でしょう」

――ファーストレグをホームで戦うのは有利か?

フェレイラ「正直なところ、初戦でぼくは決定的な仕事をしたい。ゴールを決めたい。だけど、ホームだからといって楽観視はしていません。やるべき事は地の利を生かして、最高のパフォーマンスをする事です」

――もしもローマから1人選手を外せるとしたら誰を選びますか?

フェレイラ「多くの優れた選手がいるけど、幸運な事にトッティはもう引退していますから、そうだな、今ローマでそのクラスの選手はナインゴランだと思うので彼を外しますね」

シャフタールが勝ち抜く可能性は?

フェレイラ「50%です。ローマは強いけど、ぼくたちも自身の強さとコンディションを信じています」

そして現在ウクライナで調整中のローマですが、以下の21名が呼ばれました。
Alisson Becker
Lukasz Skorupski
Andrea Romagnoli

Juan Jesus
Aleksandar Kolarov
Elio Capradossi
Federico Fazio
Alessandro Florenzi
Bruno Peres
Kostas Manolas

Radja Nainggolan
Kevin Strootman
Lorenzo Pellegrini
Daniele De Rossi
Gerson

Diego Perotti
Edin Dzeko
Patrik Schick
Cengiz Under
Gregoire Defrel
Stephan El Shaarawy

最後に主将より一言。
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シャフタール
デ・ロッシ主将「シャフタールは強力なキャラクターを持つチームだ。良い選手を育てては売却して、ブラジルから強い選手を買うというサイクルが確立している。それに俺たちは以前彼らに負けた事がある。向こうは新しい選手が多いが、この試合の為に数ヶ月前から準備してきた強いチームであることは簡単に予測できる。メディアは彼らを過小評価しているんだ。相手はローマよりも16ポイント上のナポリに勝ったチームだ。彼らは強い。だけどローマだって自分たちのプレーができると思う。俺たちを圧倒するメガクラブは幾つか存在するが、シャフタールはそういったクラブではないのでね。勝負は180分で決まると思ってる」

レッドカードコレクター
デ・ロッシ主将「最も酷いカードは2006年のワールドカップだ(注:アメリカ戦でマクブライトにエルボーを喰らわせて4試合出場停止になった)。まさか4試合も出れないなんて思わなかったから、最初の数日は本当に最悪だった。確かにあれは悪いファウルさ、だけどちょっとやり過ぎただけだと思っていた。それにFIFAのルールブックにひじ打ちは2試合の出場停止だと書いてあるらしい。なんで俺だけ4試合だったんだ?4試合出れないってことは、次の復帰が決勝って意味だった。数日間マルチェロ・リッピ監督は俺と口をきいてくれなかったよ。でも準決勝が終わった後、リッピは俺に決勝の準備をしろって言ってくれた。彼は厳格で俺の父みたいな存在さ。決勝はベンチスタートで、61分に途中交代で入って、そのままPK戦になった。俺は3番目のキッカーだった。今改めて思い出してもビビるけど、PKスポットまで歩いて行くと、ゴール裏から信じられないくらいのフラッシュが一斉に焚かれた。それは全部携帯電話のカメラだった。俺はこんなのまるでミュージシャンのライヴみたいだなって思ったよ。キャリアでもう一度やり直したい試合は二つあるよ。ひとつは2012年のユーロファイナル、そしてもうひとつは、ラニエリ監督がいた2009/2010シーズンのサンプドリア戦。もうシーズンも終わり近くて、俺たちは首位を走っていた。その試合はオリンピコで、例えば20回やっても19回は勝つような雰囲気だったんだ。ローマは1-0で勝っていた。だけど最後には2-1で負けて、俺たちはインテルに2ポイント差をつけられて追い抜かれスクデットを失ったんだよ」

夢の終わり
デ・ロッシ主将「この状態を理想郷と呼ぶこともできる。でもそれはもうすぐ終わるだろう。それまでにローマで何かタイトルを手にしたい。俺たちは強いんだ。だけど俺たち以上に強いチームがいることだってわかってるさ。それでも夢を見る事を止められないんだよ。俺は今の生活が好きだ。だからサッカーを止めたら、とてつもなく苦しむんだろうな。だって引退したからってすぐに選手としての能力が無くなるわけじゃないからね。ネクタイだって嫌いだしさ。でも次に何をしたらいいのかはわかってる。ディフランチェスコさんやスパレッティさん、その他多くの選手が歩んだ道を俺は探したいと思ってるんだ」