コリエレ紙報じるところ、インテルのアウジリオSD、サバティーニTD、会長の息子でインテルディレクターのスティーヴン・チャン氏の三名は、ラツィオ戦の後、そのままローマ市内で来季の戦略会議を行ったとのことです。これまでアントニオ・コンテやシメオネによるチーム作りを考えていたインテルでしたが、このミーティングでスパレッティ招聘に狙いを定めた模様。記事では、この人事がほとんど決定的であると報じます。

この時期は出ていくニュース多くてなかなか悲しいわけですが、この話の肝というか、もしかするとそもそもローマ自体スパレッティと契約延長する気がないのかなとも思いますね。モンチSDは監督の慰留が最初の仕事だと言っていて、もちろんそうなれば嬉しいけれど、地元コリエレ紙の報道というのは信憑性が高い。

ところでこの話の本当の肝の部分は、サバティーニがそのメルカートの魔法の杖を振り、現在モンチと一緒に仕事をしているリッキー・マッサーラさんをも引き抜こうとしていることです。
モンチは自身のスカウティングチームを前任クラブに残して、単身イタリアに来ましたから、アシスタントのマッサーラが居なくなるのは、砂漠で迷子になるのとほとんど同じです。

どのクラブにもバレていますが、お金さえ出せば、ローマは外国だけでなく国内のチームとも交渉のテーブルに着きます。さすがに今のトリデンテを売ることはないでしょうが、中盤以下を売却することは十分考えらえる。新しい監督が来るならば、よりその方針は強まるでしょう。インテル強くしてどうするんだって話ですね。

ところで後任候補として、モンチコネクションのスペイン人監督エメリ、そしてローマのスクデットメンバーだったディフランチェスコが最有力。

スーペル・マルコがもの申す。の巻
マルコ・デルヴェッキオ「もしもスパレッティが残っていたなら、夏の市場でいくつか補強して、今シーズンをベースに成長したローマを作っただろうな。ディフランチェスコは、ヨーロッパリーグに出たり、いくつかの試合を勝ったり取りこぼしたりしたいなら適任さ。既に良い選手がいるわけだからね。でもチャンピオンズ以上を狙うなら他の監督を連れてこなきゃダメだろうね」

と、ここまでシケた話しかないので、多少マシなこと書いておくと、非公式で来季のユニ画像と選手のイメージ画像が出回ってます。ナイキも商魂たくましいというか、最終節でカピターノに着せるという計画があるみたい。確かに一度でも袖通せばオフィシャルに販売できるけど、だったら来季のやつは来季で仕切り直して欲しいですね。

そしてろま速ツイッターに投稿したやつですが・・・


ラツィオのウルトラスなんて調べたくないから、この声明を発表したのがどれほどの影響力を持つ組織かわかりませんけど、とりあえず彼らのSNS訪問してみました。なんでぼくがラツィオのファンサイト観なきゃいけないのという気持ちになりました・・・が、ここからは個人事ですけど、これまで自身のツイッターでこんなにリツイートといいねがあったの初めてで本当に嬉しいんです。
そういった意味では、間接的にカピターノから良い思い出を貰った気分です。

ラツィアーレ、ガブリエレ・サンドリさんが亡くなったのは2007年の11月11日。
ユヴェントスのウルトラスとの喧嘩を抑止しようとした警察官の誤射によるものでした。ラツィアーレはミラノへ、ユヴェンティーノはパルマへと向かう高速道路のほんの一瞬の触発が発端です。セリエを長らく観てきた方ならば、この日の事を覚えている方も多いと思います。トトカルチョ(サッカーくじ)協会がいち早く賭けの取りやめを決定して、他会場の試合も中止になりました。この警察による不祥事は各地の暴動に発展しています。
サンドリさんの告別式は、ローマ市内のピウス10世教会で行われました。そこに姿を現したのがラツィオの宿敵フランチェスコ・トッティです。トッティはサンドリさんの家族と抱擁を交わしました。この時から、ラツィアーレの中で心境の変化が生まれたといいます。そしてその翌年、2008年3月20日のデルビーでは、クルヴァ・ノルド(ラツィオ側の応援席)からトッティに拍手が送られています。
ラツィオ・ウルトラスの声明はこう続きます。
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『フランチェスコ・トッティ、お前はレアル・マドリーが唯一買うことのできなかった選手。レアルは、トッティ抜きで数々のタイトルを手にしてきたが、お前以上の才能を持った選手はそうは多くなかったことを考えれば、移籍していたらどれだけ勝利に貢献していたのだろうか。この時代において、お前は前人未到の終着点に辿り着いたのだ。しかし、一部のロマニスタと、クラブからは相応のリスペクトを受け取っていない。それについては、心から残念に思う。ラツィアーレはラツィオの選手が今のお前のような扱いを受けるならば黙ってはいない。現在、誰もお前を擁護しないが、それはラツィアーレに出来る事ではないだろう。これまでお前は、ラツィオに宛てた様々なメッセージシャツを着てきた。正直、ローマ特有の冗談だというのは判っている。不快には感じていないよ。あれから長い時間が過ぎた。今、ピッチを去りゆく最高のライバルと我々は握手をする』
ライバルチームから認められる、こんな選手はもう現れないだろう。