残り2節で、チャンピオンズ2枠を争うローマ、ラツィオ、インテルのポイント差は以下の通り。
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73ptのローマが3位でその後ろをラツィオが71pt、インテルが69ptとピッタリ後ろをマークしている。ローマは今節ユヴェントスという難敵をオリンピコに迎えるが、インテルはサッスオーロ、ラツィオがクロトーネと比較的楽なカードであるためにここで集中を切らしてはいけない。

・・・と、これが数時間前までの物語で、なんとインテルがジュゼッペ・メアッツァで、ポリターノ(元ローマ)とベラルディ(EDFの教え子)の芸術的な2発に沈んだ為にローマの来季チャンピオンズリーグが確定しました。ラツィオは今節勝利でチャンピオンズ確定。あとはローマとどちらが3位になるかという話。

前日会見。

――明日の試合の重要性は?

ディフランチェスコ監督「もちろん重要だよ。タフな試合になるのは間違いないけどね。3位を死守できるのか確認したいんだ」

――明日であなたはローマで50試合目を指揮することになります。長く苦しいシーズンでした。

ディフランチェスコ監督「これからもっと多くの試合をここで指揮できることを願ってる。これもぼくの一里塚といったところだろう。明日の試合はこれまで以上に、そして今後将来よりも良いものになると信じてる」

――ユヴェントスとの差を埋めるためになにをすべきでしょう?

ディフランチェスコ監督「もっと働くということ。そして一貫したたくさんの実績を手にするということだろう。ユヴェントスはアッレグリ監督以前から多くの勝利を掴んできた。彼らは勝つということが習慣になっているんだよ。だからこそ、あまり重要でない試合でも常に同じアプローチで臨める。しかしローマはそうではない。適切な改善方法を見つけるのは簡単ではない。それには複数の分野を強化していく必要があるだろう」

――ジェズス、ストロートマン、ウンデルはプレーするでしょうか?

ディフランチェスコ監督「そのうち二人は出場するだろう。ジェコ、コラロフ、アリソン、フロレンツィ、デ・ロッシ、エルシャーラウィはプレーする。残りは確認しなければいけない」

――チャンピオンズとカンピオナートのローマの違いを説明できますか?

ディフランチェスコ監督「ホームであまりに多くの試合を落としてしまった。オリンピコは再び我々の難攻不落の要塞とならねばいけない。それが成長のプロセスになる。ユヴェントスのスクデットは、多くのホームゲーム勝利の上に構築されたものだ。ローマが改善すべきはそこだね。守備はとても向上したジャンルだから十分実現可能だと感じている」

――3位を死守する、これにはフロントも納得していますか?

ディフランチェスコ監督「来季チャンピオンズに出るためには当然3位が必要だ」

――夏のメルカートでは誰がやってくるのでしょうか?

ディフランチェスコ監督「ぼくは監督で、メルカートは他の人間が担当している。それにまだ勝たねばいけない試合が残っているのにその話は時期尚早だろうね。今のローマの主目的はチャンピオンズ出場だ。メルカートの話はまだ誰とも相談していない。もちろん自分の意見が重要なのは理解している。クラブはぼくがどんな選手が好みか判っていると思うよ」

――あなたの現役時代と比べてローマ対ユーヴェはどのように変わりましたか?

ディフランチェスコ監督「とりまく環境は変わったけど、一度ピッチに立てば対戦相手には友人もチームメイトも兄弟も存在しない。当然相手を敬う気持ちを欠いてはいけないだろうが、ピッチに立つということは自分の全てを与えるということだよ」

――残り2試合です。

ディフランチェスコ監督「できるだけ多くのポイントを手にして、このシーズンを美しく終える。そう考えるのが正しいメンタリティで、そのためのメッセージはサッカーで答える」

――プリマヴェーラを主体とするBチームが発足して、いよいよセリエCに参戦しますが、それについてはどうお考えでしょう?

ディフランチェスコ監督「全く異論はない。こういった革新的な案には完全に賛同している。これはビッグクラブにのみアドヴァンテージがあるコンペティションにはならない。セリエCのクラブや選手たちが自分をアピールする機会でもある。スペインではこのシステムが機能しているんだからね」

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最後に冒頭に書いたインテル戦でも1ゴールで活躍したポリターノのコメントをご紹介して終わろう。この冬にナポリ移籍が書類が揃わずに目前で消滅しました。
ポリターノ(サッスオーロ)「ずっと落ち込んでいましたよ。そりゃ当然ですよ。もうナポリの選手になるとばかり思っていたのですから。数日間ふさぎこんでいたんです。そうですね、自分のキャリアを大きく変えるチャンスを逃してしまったことに失望していたのでしょうね。だけどカルヴァネッリSDとイアキーニ監督はぼくに手を差し伸べてくれたんです。そして家族や彼女のシルヴィアが支えてくれて、どうにか気持ちを取り戻したんです。自分の運命は自分で切り開く、そう考えるようになりました。まずはサッスオーロを降格から救ってみせる。それこそが、自分自身を証明していくことなのだと。ぼくはまだ成熟したストライカーではないけど、今季とてつもなく成長できたと思います。監督はぼくをウインガーからセカンドトップに変えました。より直感的なプレーができるようになったんです。夏の移籍?ぼくはロマニスタですが、サッスオーロはローマとの試合を残しています。キッチリ勝利してシーズンを締めくくりたい。キャリア初の二桁得点の可能性が残されていますからね。(注:現在ポリターノは9ゴールでチームのトップスコアラー)だってこれまでのぼくは常にスタメン争いの過酷な人生でしたからね。恐れるものはありません」