試合後のsky sports。ここで衝撃の事実が発覚しています。
デ・ロッシ「ペッレグリーニの活躍?俺は2003年のデルビーでマンシーニがヒールでゴールしたのを見て、今日ペッレグリーニが同じように決めるのを見た。俺はそれがとても嬉しいんだよ。ロレンツォは真面目ないいヤツさ。今季はうまく波に乗れなくてここまで苦労していた。あいつはローマ生まれのロマニスタだから、同じロマニスタの批判に傷ついていたのを俺は知ってる。だから俺はロレンツォの為に嬉しい。コラロフも同じだ。フロジノーネで多くの侮辱を受けていた。あいつは俺が言わなきゃ黙り続けているだろうが今足を骨折している。それでもデルビーを戦った。ファシオだって同じだよ。あいつも頑張ってる。だから、今日は友達たちの為に嬉しいんだよ」

翌日のペッレグリーニ。ラジオ番組にて。
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――デルビーにいい入り方ができました。

ペッレグリーニ「そうだね、ピッチに入って今日はいけるぞって思った。フラコ(パストーレ)がタッチラインで給水してるのを見て問題なさそうだったけど、すぐにウォームアップの指示が飛んできた。簡単なストレッチだけして入ったけど、逆に緊張せずに済んだかな。デルビーはぼくのようなローマっ子にとって、家族やそこに暮らす人たちにとって特別。初めてのデルビーだったし、勝利の為にチームは素晴らしいパフォーマンスをしたし、本当にピッチで最高に楽しんだよ」

――いつもと異なるポジションでプレーをしましたが。

ペッレグリーニ「トップ下、司令塔だよね。いつものインサイドハーフとは違ったけど、結構似てる部分も多い。プレーメーカーだからビルドアップでより自由に動けるし、守備フェイズでも自由だね。とてもしっくりきた。これしかやっちゃダメって専門職じゃないからね。誰でも自分の本職ってポジションあるけど、サッスオーロでも何度かやった事あるしこれからもプレーメーカーで問題ないよ」

――バックヒールで決めたあのゴールは本能だったのでしょうか?

ペッレグリーニ「本能、だと思う。本能が「ロレンツォ、これしかないだろ」って語りかけてきた。リバウンドがぼくの前に転がってきて、視界の片隅にディフェンダーが潰れているのが見えた。左から1人寄せているのも判った。やろう!運がよければ入るかも、って思ったんだ。つまり運がよかったんだね(笑)」
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――あなたが得たフリーキックをコラロフが決めて同点に追いついた。自分で蹴りたかったのでは?

ペッレグリーニ「(笑)いや、論理的に冷静に考えてもあそこでぼくがボールセットする可能性は5%すらないね。完全にコラロフさんの位置さ。あのキックが決まったのはとても嬉しい。コラロフさんはそれに値する素晴らしい選手で、それ以前に素晴らしい人だ。同点になった時、ぼくたちは誰も諦めなかった。そうして逆転のゴールは5分後にやってきた」

――ボローニャ戦からデルビーまでの間に何が起こったのでしょうか?

ペッレグリーニ「緊急合宿でぼくたちは一日中話し合った。ぼくたち全員、今の順位は正しくない、リベンジしたいという欲求を持ち始めたんだ。全員が上手くやれるという気持ちになった。でもまだ2試合勝っただけ。カンピオナートはこれからも続くからね」

――このチームは一緒に苦しみ、一緒に団結している。

ペッレグリーニ「そう、ぼくたちには外部の人には知ることの出来ない戦う理由がある。そのひとつが、昨日デ・ロッシ主将が言わなければ誰も知らなかった事だけど、コラロフさんの骨折だ。つま先を負傷しながらプレーしていたんだ。それはあきらめないという偉大な姿勢で、コラロフや主将からぼくたち若手が学ばなければいけないものだと思う。誰かの問題でもぼくたちは全員で考える。難しい時期でも全員で団結する」


そのコラロフですが、ローマとラツィオの両方のデルビーで得点した選手となりました。コラロフ以前にこの記録を持っているのがスウェーデンのストライカー、アルネ・セルモションで、1957年から59年の間にラツィオのユニフォームを着て2点、ローマで3点決めているのだとか。

ちなみにコラロフはどこらへんを骨折しているのかというと、ここらへんぽいです。
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冒頭のカピターノのインタビューで、デ・ロッシ自身2年前と同じくらいフィジカルコンディションが悪く、これから監督、チームドクターと相談してトレーニングしていくと説明がありました。今と同じペースでの出場は難しいかもしれない。
また、ワルテル・サバティーニ元SDについても言及しています。緊急搬送されてひと月近く経ちますが、体調は「とても良くない」そうです。ローマを辞めたあとほ凄い嫌いだったけど、危篤状態が報じられて、ぼくはサバティーニのローマに対する愛情や、いいエピソードしか思い出せなくなった。愛すべき男。人の命よりも重要な勝利もスポーツも存在しない。早くカルチョの世界に戻って来られるよう一日も早い回復を祈っています。