オランダでインタビューに答えています。
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海外初挑戦
クライフェルト「とても大変な一年だったよ。すべてが初挑戦の日々さ。とても多くを学んで、早く次のシーズンにそれを試してみたいんだ。まだまだ学ぶ必要はあるけどね。最も大きな変化は、やっぱり一人暮らしを始めたことだよね。人としても成長できたと思う。イタリアでは生活もサッカーも違うんだ。次のシーズンはもっと上手くやりたいよね」

デ・ロッシ
クライフェルト「デ・ロッシ主将の退団セレモニーは、本人だけでなく、ローマで働く全ての人たちにとっても感動的だった。18年間同じクラブってぼくの生まれた歳からローマなんだよね。そんな人が去ったらさすがにこんな気持ちになるよ。オランダでこういう事があるかはわからないけど、多分イタリア特有のものなのかもね。主将からほ多くを学んだよ。ローマに来たとき色々な面倒を見てくれたのがデ・ロッシ主将だった。そのアドバイスを一言一句聞き逃さないようにしてたよ」


ところで突然プレミアリーグ、アストンヴィラ所属のJack Grealish選手が気になり始めています。日本ではグリーリッシュと表記するのが一般的な様ですが、英国人はグレァリッシュと発音しているので、ロマ速では間を取ってグレリッシュで統一させてもらいます。まずはこの動画を観て下さい。

23歳にして、すでに10年後の渋いプレーが想像できますね。ぼくの中では、選手って勝手に完成していくタイプと「俺たちが育てた」と言いたくなるタイプと2種類に分かれます。例えば、トッティが前者ならば、デ・ロッシは後者といった具合。その差は退団セレモニーでもスタジアムの反応でハッキリ違いがあったと思うけど、グレリッシュは「あいつを育てたのは俺だよ」と言いたくなる後者タイプのバンディエラ感に溢れています。
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こういう写真や画像を見ると特にそう感じます。

しかも2部時代からビッグクラブ、トッテナムからのオファーを既に数回断っているのだとか。この地元愛もロマニスタとしてはたまらないところです。クライフェルトじゃないけど、たったひとつのクラブで現役を終える文化はイタリア特有だとして、ファンと選手が「こんなキャリアを歩んで欲しい」「こういうキャリアを過ごしたい」と、勝ち負けとは別の同じ夢を見ることができるのは素敵な事です。

以下まずまずの余談。
10数年前、スティーヴン・エンゾンジに似た性欲の凄そうな顔の友人がいました。いつ見てもアストンヴィラのユニフォームを着ていて、クラブ(DJがいる方ね)が好きで、週末は必ずどこかのパーティで踊っている姿を見かけたものです。プレミア好きってやっぱブリットポップも好きなのかなと嬉しく思ったものです。あるとき、その彼がとあるDJパーティで、客の女性と店の非常階段でセックスしていたという噂が仲間内で広まりました。
ぼくは、真夜中の非常階段で、リズミカルに揺れるアストンヴィラの青い袖を想像すると同時に、このような感情が湧き上がったのです。

おい、ちょっと待てよ、DJは楽しんで踊ってくれるお客さんの為に真剣に選曲しているのに、その音楽をダシにして女と不純異性交遊するという行為は、音楽好きとしては絶対に許されないぞ、絶対に許さない。絶対にだ!強く音楽を愛していた十数年前のぼくは、その彼に対して非常に憤慨し――てはおらず、ただただ羨ましかった。ぼくはただの負け犬だった。
そんな『さらば青春の光』(映画の方ね)みたいな展開に嫉妬していた自分ではあったが、そこは努めて平静を装い「へ、へえ、そうなんだ。マジでー。それいったい何オンデマンドって話だよ。ま、別に俺には関係、ななな、ないけどねー、ないですけどねー」と、冷静沈着な勝者のメンタリティでやり過ごしたのである(噛んだ奥歯から血を流しながら)

それ以来、アストンヴィラと聞くと、降格しようが残留しようが、その友人のエピソードの印象しかありませんでした。いやまあ確かにヴィラ・・・ヴィラって卑猥な語感だよなーと思って今日まで生きてきたところ、グレリッシュ選手を知り、これまでの積年の思いこみ、自分の浅はかさによるネガティヴな印象を払拭できたことをここに報告すると共に、改めてこの場を借りて、アストンヴィラの選手ならびに関係者の皆様、そしてスティーヴン・エンゾンジ個人にお詫び申し上げたいと思います。