2009年09月11日
軸馬2頭について
2頭軸馬について
育成方法・調教技術・基礎体力等、
近代競馬では各馬の絶対能力に大きな開きもなくなってきました。
その上、多頭数・フルゲートのレースが殆どです。
既存の1頭軸馬での馬券作戦では道中の不利や、展開のあやで馬群に
沈むことが多々あります。そんな時、最近の騎手は馬のダメージを最小限に
とどめるために無理に追わない事もあり、1頭の軸馬では不安がよぎります。
また、悩んだ挙句切った方の馬が来るという事も多々あり、
そんなときに限って配当が思ったよりつくこともあります。
1頭の軸馬が沈むだけで馬券が意味を成さなくなる、
狙っていたが悩んだ挙句切った馬が来て悔しい思いが強い、
そんな今までの悪循環を断ち切るためにあえて軸馬を2頭配置しました。
競馬最強の法則”浪速の利用師”でも話しましたが
今まで馬券の不文律みたいなものがあり(特に競馬歴が長い程)
軸馬1頭、相手は数点が美学みたいなものが私たちを支配してきたと思います
誰も自分の馬券なんか見ていません!
馬券は的中させて、自分の為のものなのです。
そう、私たちは、誰からも束縛されていない呪縛に縛られていたのです。
2009年の重賞での軸馬成績です
(122R98的中・的中率80%)
01月 軸馬的中率 89%
02月 軸馬的中率 82%
03月 軸馬的中率 63%
04月 軸馬的中率 60%
05月 軸馬的中率 83%
06月 軸馬的中率100%
07月 軸馬的中率100%
08月 軸馬的中率100%
09月 軸馬的中率 91%
10月 軸馬的中率 60%
11月 軸馬的中率 64%
12月 軸馬的中率100%
幸い2頭軸馬の複勝圏内率は80%前後のアベレージをあげています。
ここまで、データが出れば皇摩(おうま)さんのように、完全に割り切って、
2頭軸だけを予想範囲に入れて1頭に絞る作業も逆にありだと思います。
いろいろ考え方はあるとは思いますが自分の為の馬券ですから
変な呪縛に縛られずに試行錯誤して頑張っていきましょう。
”大きな枠組み”の中で参考にしてください。