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「リュウゼツラン」……メインヒロイン5人の攻略が完了すると解放されるルートの通称(ルート突入選択アイコンが、「リュウゼツラン」の花から来ている)。
『まじこい』内で、いわゆる「グランド(最終)ルート」の扱いを受けている。それ故に、今回はこのルートの「グランドルート性」を巡っての議論がある。


☆1

fee「最終ルートにも関わらず、あんまり語る事がないんですけど、残響さんはどうですか?」
 
残響「feeさんが『まじこい』全体を評して、【ヤンキー】だと仰っていましたが、リュウゼツランルートをやってぼくもようやくわかりました。一言でまとめるなら、【これはひどい】ってやつですね」
 
fee「はははwww とりあえずリュウゼツランルートの点数から行きますか」
 
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fee「(点数を観て)まぁ、こんなもんですわね」
 
残響「キャラというのは、ゲンさん+板垣兄弟あたりの評価です」
 
fee「板垣姉妹をヒロイン扱いにして、キャラクターの点数をつけても良かったんですけど、モモ先輩と京のよくわからんフェラシーンも入っているので、【攻略ヒロイン】として点数をつけて良いものか悩んでしまって」
 
残響「よくわからんw(苦笑しつつも納得している顔) あらすじは……一応ドラッグ関連のお話ではあるんですよね」
 
fee「川崎……じゃない川神は、治安が悪い街でして」
 
残響「非常に治安が悪いですね」
 
fee「そん中で、千花リンが麻薬の売人にストーキングされます。それで主人公たちが、俺たちで川神の治安を守るんだ! って話でいいんですよね?」
 
残響「自警団的なオラつき感が、ビンビン伝わってくる話でした」
 
fee「一応葵冬馬君と井上準君と、榊原小雪ちゃんがラスボスです。小雪ちゃんは、昔大和君に冷たくあしらわれた過去があって」
 
残響「【昔】っていうのが、風間ファミリー発足の頃(小学生)の話で。京は受け入れられたのに、小雪ちゃんは受け入れてもらえなかったという話です」
 
fee「そこだけは評価しています。それで5.5なんですけど、そこがなければ4点ぐらいです」
 
残響「ははははw」
 
fee「風間ファミリーの負の側面が描かれているのは良かったですね。共通ルートの金曜集会で、ギスギスしたシーンがありましたが、無駄にギスギスしてるんじゃなくて、ちゃんと意味があって。それで、あぁいう書き方をしていたんだな、と思いました」
 
残響「なるほど」
 
fee「でも、それ以外はひたすら、バトル・バトル・バトルでしょ?」
 
残響「ですねぇ。たまに板垣さん家の愉快な日常も書かれますが」
 
fee「主人公は板垣三姉妹に飼われていただけですよね」
 
残響「ですね」
 
fee「ちなみにパロディかどうかはわからなかったんですけど、板垣家からの脱出シーンについて。『Fate/stay night』の実写AVがあるんですが、ご存知ですか?」
 

残響「はははははw 全くわからないww」
 
fee「イリヤちゃんに実写版シローが拉致されて、なぜか逆レイプされるんです。H後、イリヤが疲れて寝ている間にシローがこそこそ脱出するシーンがありまして。板垣三姉妹とHした後、寝ているところを大和がこそこそ抜け出す展開がそっくりでした。パロディで入れたのか、たまたま展開が被ったのかはわかりませんが、タカヒロならその辺のネタも抑えていそうな気がしますw」
 
残響「パロディといえば……リュウゼツランルートではなく千花りんのルートに、たいへんなパロディがありました。千花りんと大和は『ブラックプラネット』というバンドが好きなんですが、これは全部『HUNTER×HUNTER』という漫画に出てきた小ネタをそのまま全部パクっています」
 
fee「そうなんだ、知らなかったw」
 
残響「パロディというよりも、丸パクリのレベルで、これはいかんだろ!と思いました」
 
fee「どこまでがパロディかの線引きはわからないけど、パクリはあかんね。サブルートだから、ってところなんでしょうけどね……」
 
残響「書いてる自分が楽しければいいや!みたいな姿勢がタカヒロから感じちゃうんですよね」
 
fee「これは別に批判ではないんですけど……最終ルートは結構シリアスっぽい大事件の話なのに、最後までシリアスを描けませんでしたね」
 
残響「そう言われればそうか」
 
fee「まぁ、最後にシリアスで〆なきゃいけない理由なんてないんですけどw ただ、なんでこの内容をグランドルートに持ってきたの? っていうのが最後までわからなかった」
 
残響「リュウゼツランというからには、子供の頃の思い出(象徴)であるリュウゼツランについて描いた、もっと綺麗なお話になるのかと期待していたんですけど、全然違いましたね」
 
fee「単にバトルの規模が一番デカいっていうだけじゃない?」
 
残響「だけですね」
 
fee「まぁそんな中、僕のアイドルである九鬼英雄君に見せ場がありました」
 
残響「彼は凄く良かったですね」


☆2

残響「それにしてもなんで川神市ってこんなに治安が悪いのかな?」
 
fee「まぁ、川神のモデルは川崎市なんですけど、川崎は治安が悪い、という定評は確かにありますよ」

 
残響「そうなんですか」
 
fee「一つは工場が多いのと、競馬場とか風俗街があるんですよね。その辺で、治安が悪いというイメージがついたのかな。同じ川崎でも、新百合ヶ丘とか、その辺りは全然大丈夫なんですが、川崎駅のあたりは治安が悪い、と川崎在住の知人から聞いたことがあります。
まぁでも、昼間とかは大丈夫ですよ。昼間に川崎駅を歩いていても、何でもないです。夜にちょっとハズれたところに行くと、怖い……らしい。僕は夜に川崎のハズレに行った事はないんで、解らないですけど。風評被害かもしれないんで、川崎在住の方の異論反論があればお待ちしています!」

 
残響「なるほど。東京に近いとか、大きな駅があるとか、工場地帯であるとか、都市として、そういうパワーのある場所ではあるんですね。川神も同じで、治安は悪いけど、いろんな人がいて、パワーがあると。『まじこい』をプレイしていると、やっぱり 【パワー】を感じる事があるわけですよ。力場みたいな。猥雑なパワーのある場所で、キャラクターがわちゃわちゃしている。だとすると、物語全体がこういう流れになってもしょうがないのかな、とは思ったんです」
 
fee「こういう話を書きたいから川崎を選んだのか、川崎を舞台にしたらこんな話になったのか、どちらかはわかりませんがw 川崎という街のイメージに【似つかわしい】物語ではありますよね。『つよきす』の舞台である横須賀でオラつくよりは、川崎でオラついた方が【らしさ」はありますw」
 
残響「オラついているような土地柄なら、武の総本山みたいなものがあってもおかしくないかな、と」
 
fee「逆に、武の総本山があるなら、『オラつきを取り締まれよ!』と思うんだけど」
 
残響「あはは、まぁそこはw」
 
fee「武の総本山のお膝元で、愚連隊が暴れてちゃあかんでしょw」
 
残響「そこを言うとね、ちょっとw まぁ確かにw ギャングが多すぎというか」
 
fee「ちょっとおかしい街ですよね。無法地帯ですからね」
 
残響「警察の存在感がまるでないw」
 
fee「大和たちは無法地帯で暮らしているんですね」
 
残響「これでようやくわかったんですよ。大和たちをヤンキーっぽいと仰るfeeさんの意図が、ようやく」
 
fee「そういう街で、身を守るために自警団化したと言われればしょうがないかもしれないけど。でもやっぱり違和感はあるんですよ。警察頼れよ、とか思いますしw」
 
残響「うん……」
 
fee「こんな厳しい環境で生き抜くには仕方ないんだ、と言われればそれまでだけど、これはもう日本じゃないですよね。海外のスラム街みたいな」
 
残響「大和君も、国家権力の中枢にもう少し伝手(ツテ)を作っとけばよかったのに。伝手は全くないのかい、とも思います」

fee「だって、大和たち自体が小ギャングみたいなものですからね。仲間がやられたら、自分の手で敵を討ってやる、ってね」
 
残響「ギャングですね」
 
fee「こういう環境だからヤンキーっぽくなったと言われればそれまでですけど。ただ一応言っておきたいのは、僕はリュウゼツランルートのヤンキーっぽさを叩いているわけじゃないですからね」

 
残響「はい。作品全体の、ですよね」
 
fee「話を変えて。このバトルが熱かった!とか、そういう話はありますか?」
 
残響「そう言われると別になぁ……っていう。シナリオの4.5はヤンキーっぽさによる大幅減点もあるんですけど、バトル自体も特に興味を惹かれず……」
 
fee「ヤンキーっぽさは最初からあったのに」
 
残響「ぼくの場合、リュウゼツランルートで初めてヤンキーっぽさによる 【ぐへぇ】な気分が来たんです。他のシーンでも薄々と感づいてはいたものの、しかし正直『feeさんはそう言ってるけど、ぼくはそこまでは思わないな』って感じだったんですが……リュウゼツランルートでガツンときた。
あと、最初に言いましたが、事前のイメージがもっと綺麗な話かと思ったんですよ。昔の風間ファミリーの思い出話とか」
 
fee「まぁ、その方が良かったよね」
 
残響「その方が良かったですよ。風間ファミリー勢ぞろいでの、初めての夏休み、とか」
 
fee「あ、いいねいいね! 残響さんがそっち書いてよ」
 
残響「はははw でもそうですよ。何も麻薬の話なんてしなくてもいいのにって」
 
fee「実際には、無法都市川神で大規模なギャングの抗争があって、最後はよくわからないけど、突然数か月が過ぎてモモ先輩が卒業して、『勇往邁進!』とかなんとか言って解散してエンディングですからね」
 
残響「ラストシーンでもっと感動的になるかと思ったんですけど。CGは良かったのに」
 
fee「良かったですね」
 
残響「勇往邁進、という言葉で〆るのも良かったんですけど、あれを観ていて、feeさんが以前仰っていた【ヤンキー武勇伝、オレたちイケてるぜ!】的な気分が湧いてきて、そこで冷めてしまったというか」
 
fee「ごめんよ、せっかく感動できたかもしれないのに、僕のマイナス印象を押し付けてしまったばかりに……」
 
残響「いやいや、そうではないんですよ。リュウゼツランルートのヤンキー臭さを引きずっていたところに、最後で【オレたちサイコー!】みたいな終わり方をしたのがね。これはfeeさんがヤンキーと仰るのも解るわー、と後追いで納得した感じで」
 
fee「以前は『まじこい』の雰囲気が心地よいと仰っていましたが、その評価は変わりませんか?」
 
残響「はい。そこは大丈夫です。作品全体の評価は高いままです」
 
fee「それは良かったです」
 

☆3
 
残響「リュウゼツランルートで、エロのモラルが低くなっているところは評価したいですね」
 
fee「あっ、そうなんだ。残響さんは嫌いそうな気がしてたのに」
 
残響「板垣姉妹をこまして脱出するところとか、大和ミルク(隠語)で
京とモモ先輩がパワーアップという、性的モラルの低さがね。四畳半セックスのだらけてる部分と通底するような何かを感じて」
 
fee「僕も、モラルの低さは減点ではないですし、これは叩きではないんですが……美味しい思いをするのは全部大和なんだよな、っていう」
 
残響「はははww」


『まじこい』対談、最終回「好きなキャラ&シチュエーション」編に続く……



☆1

残響「やっぱりお互い、高得点ですね」

fee「大体、同じ傾向ですね。羨ましさだけは低いという。先に僕から言いますと、これは京ルートを他ルートと比較しての羨ましさになります。【京と恋人になれる事】自体は羨ましいです」

残響「はいはいはい」

fee「凄くズルいというか、ゲスな事を言いますけど。どのルートでも【京は俺の女】状態ですよね」

残響「はい、わかります」

fee「他のルートでも、京はいつでも美味しくいただける状態なんで」

残響「どのルートでも、大和は一応京を【振ります】からね」

fee「しかも振っても、こっそり京をつまみ食いしても全くおかしくないというか」

残響「まぁ、京もそれで満足しそうですし」

fee「モモ先輩は厳しいかもしれないですけど、クリスが恋人で京が愛人とか、ワン子が恋人で京が愛人とか、そんな感じがしないでもないので。京ルートで、京一筋!と決めた時点で、他ルートと比較すると愛人がいなくなる分だけ損をしてるような。他のルートだと恋人が2人いるけど、京ルートだけ1人しかいない。
まぁ、一途な事は良いと思いますけどね、と無理やり〆ます。どうですか?」

残響「わはははw さて、促しを受けてどう進めればいいんだろうw ぼくのエロ9点なんですけど、クリスの四畳半が10点。それに次ぐというか、性の総合攻撃力では屈指のエロさを誇っているのではないかと」

fee「京エロいよね」

残響「はい(率直)」

fee「京はエロいし、やっぱり声優さんも巧い。ちなみに『つよきす』のなごみ役の方ですけども」

残響「ほぁ~、なるほど(全然気づかなかった))」

fee「なごみもエロかったですしね」

残響「全然考えてなかった。なるほどねぇ」

fee「あらすじですが、京のアタックに大和がOKします」

残響「そうですね。特に盛り上がりとかもなく、さらっとOKします」

fee「その後、金曜集会の集まりが悪くなって、揉める。京がクリスにビンタされて、大和にまで振られて(後日復縁しますが)」

残響「京が【依存するな】と大和に言われて、振られます」

 fee「で、京が1人になって色々頑張る話。最後は京のドイツ留学が決まります」

残響「弓道で留学します」

fee「その合間に、京が昔いじめられていた事を蒸し返そうとする武蔵小杉くんとか、よくわからんマロとか」

残響「最後にキャップが麻呂をぶんなぐって」

fee「ぶん殴って。それでエンディングですけど。僕がわからないのは、京と付き合うまで。なんで京にOK出したんですか? 京も大和も、他ルートと同じことをしていませんか? 付き合う決め手はあったっけ?」

残響「そうですね。【まぁいいか、とりあえずやってみるか】ぐらいでしたね」

fee「やっぱり、そんなもんですよね。了解です。過去に京を助けたのは大和だというエピソードがあって、それで京は大和ラブになったんですね。……僕は大和が助けた、という感じも受けなかったんですけど、まぁいいや」

残響「はははははw 風間ファミリーの方向性が決まったということで。その主体となって京救出に勤しんだ大和には格別の恩義がある、という感じなんでしょうね」

fee「このルートでは、過去話は大事ですよね」

残響「大事ですね」

fee「で、現在のエピソードを追うと、【京が大和に依存しすぎている現状】がまずあって。大和にそう言われてから、今度は風間ファミリーに依存する感じになって。ここで風間ファミリーの在り方みたいなものが、語られています」

残響「ですね」

fee「風間ファミリーが主体の物語なので、対談の順番を最後に回しました。金曜集会で派手に喧嘩しますよね」

残響「しますね、実に派手に」

fee「そこはどう感じましたか?」

残響「うーん。このルートでは、【個人でやりたい事】がそれぞれある、という話ですよね」

fee「うんうん」

残響「で、それで喧嘩。これでファミリー解体というわけでもないんですが、京もある種病んでいった部分がありますね。ちょっと話が前後しますが、羨ましさが5というのは、このルート。【愛】が重いなぁって感じでちょっとひいちゃった部分があって。ちょっと病んでいるというか」

fee「京がそういうキャラだからね」
 
残響「いい重みじゃなくて、やな重み。それが金曜集会あたりで強く出てきて。モロでさえ【笑えないよ】って言うくらい、京がワン子をけなすじゃないですか」

fee「イチャラブゲーマーを自称していながら、その雰囲気の悪さで、シナリオ点を下げないでくれる残響さんだからこそ、対談が成り立つんだなぁ(しみじみ)」

残響「これは意味のある重さですから。シナリオ上、やっぱりやっとくべきことですからね」

fee「やっとくべきことだけど、しんどかったんでしょ?」

残響「まぁ、それはそれとしてしんどいけれど、これがあるからこそ『まじこい』が良い作品である、というのも事実だと思います。最後の方の、『仲間内で、ワン子派とか京派とか、そんな悲しい事を言うなよ』っていう大和の台詞が、凄く良かったです」

fee「そうですね」

残響「こういう台詞が出てくる事自体が、良いシナリオの証明というか。それに、昔の話が繋がってきている事とか、クリスが締めるところをきっちり締めている、というのも良かったです。金曜集会の雰囲気の悪さは、やっていてしんどい部分もあるけど、必要なシーンですし、こういうぶつかり合いがある事で、逆に『まじこい』は面白い、味わいの深いゲームになっていると思います」

☆2

fee「だーーーーれも、気にしていないんだけど、京はこの時結構キツい状況だったんですよ。直前に父親が倒れてるんですけど、その事をなんで風間ファミリーのメンバーは誰も知らないんでしょう?」

残響「あ、そうか」

fee「タカヒロも忘れてたんじゃないの?」

残響「はははっははw」

fee「逆に言うと、このシナリオで叩きたいのはそこくらいですね」

残響「なるほど」

fee「大和しか知らないんですよ。なんでファミリーのみんなに言わないの?って思った」

残響「そう言われてみれば」

fee「みんなに言ってもなお、この集まりの悪さだったら、京が怒っても仕方ないです」

残響「確かに」

fee「でもなぜか、みんなには言っていない。少なくとも、みんなに言うシーンはないし、みんながそれを知っている素振りもないんです」

残響「強いて理屈をつけるなら、金曜集会からみんなが離れていっているから、言いづらいというのもあるとは思います。でも、やっぱり言って然るべきだろうと思うんですよね」

fee「時間軸的には、父親が倒れたのは、1回集まりが悪かった集会です。確かに1回は出席率低かったけど、まだ『金曜集会崩壊の危機』って感じの時期ではないです」

残響「あ、そっか」

fee「父親が倒れた直後だと考えると、大和も厳しすぎます。普通の状況なら解りますよ。でも父親が倒れた直後くらい、依存させてやれよと。そういうところは、ライターの処理がうまくないんじゃないの?と思いました。
父親が倒れる、という話は、留学の話に繋げたいから用意されたエピソードだと思うんですけど、そのせいでおかしなことになっているなーと思って」

残響「はい」

fee「僕はどちらかというと京の気分で読んでいたんですよね。京が病んでいると言われれば、病んでいるかもしれないんですけど、こりゃ怒るよ、と僕は思いました」

残響「病んでいる、と表現したのは、大和と付き合いだしてから、どんどん外部を締め出して京と大和二人だけの世界みたいになってるじゃないですか」

fee「割と一番最初から、京はずっと大和と二人だけの世界を望んでいる節がありませんか?」

残響「そこはどうなんだろう。エロ的には、閉鎖的な二人の関係だからこそエロさが増したと思っているんですが、反面シナリオ的には大和と二人で閉鎖的になっていっているな、と」

fee「そっか。僕はあんまり変わらないなと思って読んでいました」

残響「ぼくはだいぶ、大和・京の関係性の雰囲気が、より閉鎖的なものに変わっていってるな、と思って。大和と付き合う事で、依存が強くなっていっているなと」

fee「了解です。どっちが正しいかはわかんないや。僕もここは自説を強く主張したい感じでもないし、そんなに自信もないし」

残響「ははは。あくまでぼくの読み取った感じは、変化していっているというか、より外部を見なくなっていっているなと。まあフィーリングです」

fee「京は前からこうだった気がするんだけどなw 排他的というか。クラスメイトへの挨拶とか、最初からしてないし」

残響「何回もHシーンが連続して起こったので、愛欲に溺れていっているような印象を受けました。どんどんHと大和と風間ファミリーの事しか考えなくなっていっているような」

fee「僕は普通のカップルのエロシーンだと思って見ていました。ただ、33回も射精したとかいうモノローグがあって、それは異常性欲で、ある意味病んでますけど」

残響「まぁそれはネタということで流す方向でw」

fee「本編でHシーンを連打してくるのは、クリスと京だけか」

残響「そうですね」

 
☆3

fee「1つ言える事は、集まりについて、ファミリー内で温度差があるな、とは思いました」

残響「温度差」

fee「全員が風間ファミリーを大事には思っていますけど、その中でも温度差はあるんじゃないかなーって。優先順位というか」

残響「はい」

fee「たとえば、集まりの悪さについてですけど。この中で、モモ先輩は完全に無罪ですよね。山籠もりは、モモ先輩が決めた事じゃないですし」

残響「うんうん」

fee「キャップは……もうしょうがない。あぁいう人なんだから」

残響「まあね(苦笑)」

fee「ヨルダンに行っているんで、これもしょうがないです。金曜集会のために毎週日本に戻ってこいっていうのもね。この二人は完全無罪ですよ。無罪って言い方だと、金曜集会に出ない事=【罪】みたいであれですけど、とりあえず【出るに出られない事情】がありますよ」

残響「はい」

fee「まゆっちもしょうがないかなーって思うんです」

残響「ほぅ……しょうがないですか?」

fee「まゆっちは、最初は伊予ちゃんとの遊びを優先しました。次が帰省です。帰省はしょうがない。つまり、【サボり】は1回だけなんです。1回ぐらいいいでしょ」

残響「まぁ、1回ぐらいねぇ。他の事を優先してもいいですよね」

fee「伊予ちゃんとの友情も大事だし。というか、伊予ちゃんとの友情の方が大事かもしれないし。伊予ちゃんはしょうがないですよ」

残響「うん。伊予ちゃんはしょうがないですね」

fee「で、モロだけど。これもしょうがないよね」

残響「モロはしょうがないでしょ。映画撮影に参加しているんですから」

fee「問題は残り。ワン子とガクト。僕はこの二人は有罪だと思う」

残響「はははw」

fee「ただしガクトの『縛られたくねぇんだよ! 好きにさせろよ!』という台詞自体は非常に解る」

残響「はい」

fee「ここで凄く難しいのは、一番問題行動をとっているガクトが、一番まともな事を言っているんです」

残響「それはありますねw」

fee「ガクトの肩も持ちたくないけど、ここのガクトの台詞は支持したい、みたいな、ねじれが生じている。ワン子もそう」

残響「あー、確かにね」

fee「逆に言えば、だからこそ【完全な悪役】がいなくて良い、という見方もできると思います」

残響「なるほど。ガクトの【女王様に会いに行くのが金曜集会より優先】というのはどうよ?とは思いました」

fee「うん。感想を言う時に、俺は京派だ、とかガクト派だ、と単純に片方の肩を持てないところがあります」

残響「はいはい。わかります」

fee「ただ、京の立場に立って見れば、ワン子とガクトには一言いいたくなりますよね。もちろん、ワン子に対して『才能がない』と言い出すのは」

残響「それは言っちゃいけないけれど」

fee「うん、それはいけない」

残響「論点のひどいすり替えだし」

fee「でもねぇ。ワン子は、ケニアから来たよくわからない選手と試合をするんでしょ? 大会ですらない、練習試合ですよね? たとえばね。サッカーで恐縮ですけど、ワールドカップに出場するから、1カ月間金曜集会に来られない、と言われたら、そりゃ僕もワン子支持に回りますよ。金曜集会に絶対出てこい、なんて言いません。
でも、2か月後の国際親善試合のためにひたすら練習するから、金曜集会には出られないって言われたら『なんでそこまで?』って思っちゃいますね」

残響「うーんw そうですね。タカヒロも無理やり理屈をつけたのかな」

fee「残響さんが音楽イベントのために『今、創作やってるから!』って言ったら、
そりゃ金曜集会に来いだなんて思いませんよ」

残響「ありがとうございますw」

fee「でも、音楽イベントが年中無休で毎週あって、ずーーーっとそれをやっているとなったら、それはもちろんアリですけど、もう金曜集会は来なくていいよ、としか言えないですよね」

残響「はい」

fee「それでも音楽に対して真剣に頑張っているなら、応援するし、それなら暇な時でいいから来てね、と思いますけど。でもワン子の練習試合には、そこまで大きなものは賭かってないでしょ」

残響「うん……」

fee「ケニアの相手に勝ったら、師範代になるとかそういうんなら解りますけど」

残響「そういうんじゃないですよね」

fee「他の曜日も全部修行しているわけだし、金曜日だって集会以外の時間に修行しているわけでしょ? 集会の時間ぐらい出ればいいじゃない、って思っちゃいますよ。
まぁ、僕は武道について詳しくないので、これが創作と同じような【集中要素】が絡んでくるとバッサリ切りづらいんですが……」

残響「うんうん」

fee「単純に、ランニングとか筋トレとかだったら、金曜集会の時間ぐらい休めばいいのに、と思っちゃいます。僕が小説を書く時の話なんですけど、小説を書く時に一旦書くのをやめて、金曜集会に出ると、集中を取り戻すまでに時間がかかるんですよね。最悪、その日はもう書けなかったり」

残響「あ、わかります」

fee「武道もそういうものだとするなら、一概に切って捨てられないんですが。そうじゃなくて、単純にこのテープ起こしとかブログ記事みたいに、いつ書き始めてもすぐに書けるレベルの文章だったら、金曜集会の時間ぐらいやらなくてもいいじゃんって思っちゃうんですよ」

残響「京が言う【努力が足りない】というのは、そういったスケジュールマネジメント能力みたいなところまでを含めているのかな、とも思うんですが、それでも言っちゃあかんレベルですね」

fee「京は単純にキレちゃって、自分の都合でワン子を攻撃しただけだと思います」

残響「そうですね。ぼくが言っているのはあくまでも、無理やり理屈をつけようとすればつけられなくもない、程度の事ですので」

fee「何が問題かというと、理由の問題もあるんですけど、これが緊急事態かどうか、というところが僕は気になります。
やっぱり緊急事態に金曜集会に来られないのは仕方ないし、緊急事態ぐらい来れなくても我慢してあげようよって思うけど、常時これだと辛い。
仕事と同じですけど、仕事で『3月と4月は繁忙期だから遊べない』って言われたら、5月遊ぼうぜ!って誘いますけど。『繁忙期で1年中忙しい』って言われたら……。本当にそうかもしれない。忙しくて仕方ない、本当に大事な仕事かもしれない。でも、それだとちょっと友達づきあいを継続するのは難しい……」

残響「『この1年間は凄く忙しいんだけど』みたいなのなら、まぁ」

fee「それは大丈夫。『新しい部署に入ったから』とかね。でも、ワン子とガクトはそれが見えないんですよ。ワン子はまた、今度は中東からよくわからない相手が試合しに来たら、また2か月金曜集会に来なくなるでしょ?」

残響「はい」

fee「ガクトは、またよくわからない女に一目ぼれしたら、金曜集会来なくなるんでしょ?」

残響「しかも単に女王様にしばかれてるだけですし。ガクトは完全に有罪ですよね」

fee「お前はもう来なくていいから、って言いたい」

残響「ぼくもそれは思ったw でも、『俺を縛るな!』っていう台詞自体は分かる」

fee「そうなんですよ。後ね、まゆっちとモロは、夏休み中は週末だけ忙しいみたいだから、夏休み中は曜日を変えるぐらいの柔軟性があってもいいんじゃないの?とも思った」

残響「ふふふふw」

fee「そうすれば、まゆっちとモロは来てくれたんじゃないの? そういう感じで、いろいろお互いの意見もわかるけど……」

残響「お互い、内心色々思っていることはあるんだけど、のっぴきならない外部の理由があって、離れていっちゃう……みたいな事は、学生から社会人になるにつれて、あるじゃないですか」

fee「嫌だねぇ、切ないねぇ。まぁ、あるね」

残響「ありますね」

fee「でも京ルートでは、【こいつらは大丈夫】っていう結論になっているでしょ?」

残響「はい」

fee「だから、そこはあまり語らなくていいんじゃないかなw 話が無駄に湿っぽくなりそうでw」

残響「ははは、それもそうかw」

fee「でも、リアルではガクトとかワン子みたいな奴から離れていくんですよ」

残響「だははははははww」

fee「こういうのがいると、友達グループが解体していくんです」

残響「こういうのw」

fee「まぁ、その友達グループをそこまでして保持しなければいけないのか? という問題はありますけど。保持したい、どうしても失いたくないかけがえのないグループがあるのなら、ガクトみたいな態度は有罪ですよ」

残響「はいw」

fee「と思いました。まぁ、ちょっと週1というのは頻度が多すぎるかもしれませんね」

残響「うん」

fee「学生のうちはいいけど、社会人になったら月1とかでいいんじゃないかな、って思う」

残響「そうですねぇ」

fee「それは、この先の風間ファミリーの課題でもあります。でも京もガクトも極端なんですよ。僕も毎週全部出ろと言われたら、対応しきれないですよ。毎週集まるのを一生やるのは、さすがに難しい」

残響「彼らは、それを義務的な約束事にしたんですよね。もちろん、集まりたいからというのもあるんですけど」

fee「集まる頻度は、人それぞれ温度に違いがあって。京は確実に、一番ベッタリなんです」

残響「はい」

fee「『毎日にしようぜ!』とか言いだしかねないところが京にはあって」

残響「後半の方では言いだしかねない感じがありました」

fee「京が悪いとは僕は思わないですよ。ただ、人それぞれ集まりたい周期というものが違っていて。それは個人個人違うんで、この【集まりたい頻度】が相手と合えばいいんだけど、これがなかなか難しい。そこはうまく折り合いをつけていかなきゃいけないんですが、そこで折り合いがつかなくて離れていく関係っていうのは結構多いなと。恋愛などでも言えることですが」

残響「そうですね」

fee「私事ですが、僕は結構寂しがり屋なんですよ。まぁ、僕よりも寂しがり屋な人も結構いるみたいですけど、僕よりも鷹揚な人もいくらでもいて。割とウェットな方なんです。で、そんな僕から見ると、ガクトやワン子は、【ひょっとしてこの先、来なくなっちゃうのかな】という不安は抱かされますね。正直なところ」

残響「うん」

fee「逆にモモ先輩は完全にイレギュラーな事情なので一番無罪ですし、キャップはむしろ【一年に一回会う】タイプの友情でも繋がれそうな気はします。というか、多分キャップにベッタリを期待してはいけない……」

残響「あれは期待しちゃダメですねw」

fee「まゆっちやクリスは、結構この集会を大事に思ってくれてるなーと」

残響「言っちゃなんですけど、新参の割には大事に思ってくれてますね」

fee「モロもかなり大事にね。だから、この中でまずいのはワン子とガクトですよ! 後ね、どうでもいいようで、どうでも良くない描写なんですが『京と大和がカップルになった後、2週連続で金曜集会に出てこなかった』という文章がさり気なく出てくるんですけど……出席しろよ!」

残響「お前らなぁ! って思いますよねw」

fee「特に京ねw お前、他人の出席率に文句を言っておきながら、自分も2週間出てなかったのかよ!って」

残響「大和と京って、結構頭が回る方じゃないですか。この2人が金曜集会の幹事的な役割を担っていたんじゃないのかな?と思ったんです。幹事2人がくっついちゃったら機能不全になってもおかしくないのかな、って思っちゃって」

fee「まぁ、そうかも。それを言うと、ガクトやワン子が勝手な行動を取りだしたのは、まず率先して大和と京が2週続けてサボったからなのでは? それでいいなら、俺らも、みたいなw」

残響「そうかもしれないですねw」

fee「って考えたら、真の有罪は京じゃないですか」

残響「はっはははw」

fee「京がすごく自分勝手な自己中って方向に話が進んでるんですけど、いいんですか?」

残響「いつの間にか、話の流れが京を批判する方向にw」

fee「京たちが2週間サボっていた事がさらっと流されているのは、ズルいですよ。ここはちゃんと書かないと。ガクトやワン子が悪いと思って読んでたけど、本当に自分勝手なのは京じゃないですか。なんで同じことをしたガクトやワン子が悪者になってるんですか! 真犯人は京だった! うん。真の悪役が解ってスッキリしましたね」

残響「いやいやいやww」

fee「まぁ、京は父親が倒れた事を言うべきだし、そういう時ぐらい……特にガクトとワン子は、来てほしい」

残響「はい」

fee「まゆっちに関しても、伊予ちゃん優先でいいけど、京の父親が倒れた週くらいは来てほしい」

残響「ですね」

fee「まゆっちは他のルートだと……特に松風が出てこないと、結構いい奴なんですよ」

残響「松風批判キタwww」

fee「京ルートの金曜集会でもちゃんと意見を物申してるじゃないですか。金曜集会について、京を注意するシーンもあるし。偉いなと思いましたよ。人見知りで、新入りで、一人だけ1年生というハンディがあるのに、ちゃんと対等に意見が言えて、頑張ってます。成長が目覚ましいです」

残響「はい」

fee「クリスもいいですよね」

残響「クリスは結構いい味出してますよ」

fee「クリスがいてくれたから崩壊しなかった、くらいに思っています」

残響「今回はいつもと逆に【良い意味で周囲の空気に流されず、クリスが変わらなかった】からこそ、うまくまとまったというか」

fee「どっしりとした安定感を感じました」

残響「空気を読めないというのは、裏を返せば、どっしりと構えているということでもありますよね」

fee「まぁ、京とワン子の喧嘩を止めに、クリスを召喚した大和の策は最低だと思いますけどね」

残響「ははははww」


☆4

fee「その後は京が頑張る話になるわけですが。ここももうちょっと尺をとっても良かったかなと思いますけど。弓道部はどうですか?」

残響「京レベルの熟練者から見れば、ぬるく映るかもしれませんが、それでも【お遊戯】というのは言い過ぎかなとは思いました」

fee「言いすぎだと思うんだけど、そもそもなんで京は弓道部に通ってるの?」
 
残響「梅先生との取引があったんじゃなかったでしたっけ?」

fee「弓道場って、素人が借りたりはできないの? 京が弓道部に入る意味って何かあるんですか?」

残響「部活動ではなく、勝手に個人使用すればいいじゃない、って事ですか?」

fee「そう。別に弓道部に通う必要は全くないと思って。僕も京と同じ、社会不適合者でございますので」

残響「ははははw」

fee「僕が京の立場だったら、『じゃあ辞めます』で終わりですよ。【お遊戯】だとか、弓道部をバカにして捨て台詞吐いて去ったりはしませんけど」

残響「ww(そりゃあなぁ、っていう顔)」
 
fee「最初に言ってた事と違いますねー。最初に言ってた事を信じてきたので、それが違うんだったらじゃあやめますわーって」

残響「確かにぼくもそういう傾向はありますw ときに、葛飾区の弓道場についてちょいと調べてきました。使用者は認定講習を受けなきゃいけないみたいです」

fee「ほうほう」

残響「川神学園の場合は、多分弓道部専用の弓道場という事になっているので、部活に入らないと……」

fee「いやいや、川神学園の弓道場じゃなくて。この葛飾区の弓道場みたいな、地域の弓道場。この場合は川崎市の弓道場かな。シナリオ上は、部長や部員にちゃんと謝って、武蔵小杉みたいな人たちもいる中できちんと筋を通して弓道部に復帰するのは、良い話だと思います。京、頑張ったなって思います。成長物語として、読んでいて面白いです」

残響「でも、わざわざ弓道部に復帰しなければならない理由はない、と」

fee「まぁね。自分の中の苦手を克服する、という意味ではいいんですけど。残響さんの貼ってくれた弓道場では、高校生は利用料500円って書いてあるし」

残響「お金の話をするなら、京はショウガクセイなんですよ」

fee「小学生!?」

残響「奨学金でw」

fee「あぁ、そっちかw」

残響「親父さんのところから離れて、成績優秀だか弓道だかで、お金を免除してもらうあれです。そういう枠で川神学園に入っているのは事実なんです」

fee「簡単に言うと貧乏ということですか?」

残響「まあ、貧乏寄りなのかな?って。あるいは、親父さんに頼りたくない頑固意志」

fee「親父さんに頼りたくない、はあるかもしれないし、貧乏寄りかもしれないけど……500円は出せるでしょ」

残響「さすがにね」

fee「まぁ、週4でみっちり練習して、バイト週1くらいで考えると、週2000円、月8000円くらいだから、週1のバイトでも足ります」

残響「足りますね」

fee「僕もね、1回5000円とか言われたら、お金の為に部活に戻るのも解るなって思ったんですw で、僕は弓道場を利用したことは全くないので、調べていただいて、新たな知識がつきました。まぁ、強いて言うなら京のコミュ障ぶりでバイトも務まらない、と言われたらそうかもしれないけど」

残響「京レベルの腕前なら、弓道場側がタダで貸してくれそうな気もするんですけどね」

fee「それもそうかも。弓道部で針のむしろで頑張るよりは、週1のバイトの方が楽でしょ。弓道部で頑張れるだけのタフさがあるのなら」

残響「はい、全くそうですよ」

fee「まさか川神市に弓道場が1つもないとか」
 

残響「武道の総本山ですよ? むしろ川神院にも弓道場の1つくらいあるでしょう。……えーと、うみはん『初心者から始める社会人弓道のススメ』によりますと(残響が武道関連で買ってた同人電子書籍)。弓道場使用の相場は、講習会が全部で3000円で、年会費が1万円で、用具レンタル料が……」

fee「年会費が高いな。そんなもんなのかな」

残響「でも、これでやり放題ですから。週4日ぐらいは利用できて、朝9時~夜9時まで。週4でみっちり練習するなら、そんなに高くないです。1回あたりやっぱり数百円ですよ」

fee「京は本気で弓道したいでしょうし。ド素人の僕が『弓道って、よくわからないけどちょっとやってみちゃう?』みたいな感覚で考えると、いきなり1万円って言われるとヒいちゃいますけどw 最初からガチでやってる京ならね」

残響「それに京は指導者レベルですから。免除してもいいくらいです」


☆5

fee「まぁ、その辺はここまで細かくつつかなくても良いのかな。弓道部に再入部するというのは、成長物語としては全然間違っていないですし」

残響「京のコミュ障は2-Fクラスでは問題視されなくても、大和やワン子ら風間ファミリーがいない場所だと問題視されちゃうよ、というのを描いているとは思います。それを京が自分の力で乗り越える、というのも」

fee「残響さんが嫌がっていた京の母親への陰口は、ここのルートですよね」

残響「はい、淫売がどうとか」

fee「まぁ、高校になってまで蒸し返すのはようわからんね」

残響「あれはねぇ」

fee「小学生ぐらいならまだああいうのもあるかなとは思ったけど。それにしても武蔵小杉はどのルートでもブレないクズですな」

残響「ぶれないクズwww」

fee「京が頑張って、喧嘩別れした弓道部に頭を下げて。弓道部もよく京を受け入れてあげたね」

残響「はい」

fee「で、頑張ってる矢先に裏サイトに散々悪口を書かれて落ち込んだりもしたけれど、頑張って。頑張ってたところで、綾小路マロ君がしゃしゃってきて」

残響「なんかクズっぽい事を言ってきて」

fee「マロ君は、便利な悪役として使われたなーと思いますけどね。そこでキャップがマロを殴って、放送部をジャックして完! でしょ? それで裏サイトの陰口が鎮まるんかい! と思うけど、『まじこい』時空では鎮まるんでしょうね、きっと」

残響「でしょうね」

fee「普通に考えたら鎮まらないと思うけどw」

残響「書く人は書きますからね」

fee「弓道部も、あの後大丈夫かはわからないですよ。まぁ、〇〇で候の人は、優しいから」

残響「候の人w」

fee「矢場弓子さん」

残響「あの人、そんな名前だっけw」

fee「矢場弓子さんは優しいから京の面倒を見てくれそうだけど、3年生だしもう卒業でしょ? 武蔵小杉はどうしょうもないからあれだけど。矢場弓子さんと武蔵小杉さん以外の部員が京を受け入れるかどうかは、未確定のままですよ。まぁ、きっと許してくれたんでしょうね」

残響「はい。そう考えた方が希望があります」

fee「でもそこら辺は全然書いてないです」

残響「すっ飛ばしましたね、タカヒロは」

fee「でもそこが一番大事ですよ。京が禊を終えて、弓道部の仲間に認められて、学期終わりの打ち上げとかで、和気あいあいと仲間に囲まれる。そこに京の笑顔があった! みたいなイベントが僕はほしかったんですけど……いらない?」

残響「弓道部の人に、立ち絵がないからなぁw」

fee「それを言っちゃうとww」

残響「でも、みんな笑顔でね。いいですよね」

fee「2-Fでも良いですよ。女子たちとカラオケに行ったシーンがありましたよね。誘われて、京がカラオケに向かった後ろ姿を大和が眺めていましたけど、どうせならカラオケで楽しむ京のシーンも書いてほしかった」

残響「なるほど」

fee「シナリオがシリアスだったんで、そういう和み系のイベントを敢えて入れない今のままの方が、引き締まったままで良かったかもしれませんけど。京が風間ファミリー以外で楽しそうにやっているCGが1つ欲しかった」

残響「エンディングでクリスとは一緒にいますけど……」

fee「クリスはファミリーですよ!」

残響「そうでしたw」


☆好きなCG 

 fee1位
 ↓
miyakokurisufee_c

fee「1位は説明不要だと思う」

 

残響「はい、それですね。自分はこっち」

 
残響1位
 ↓

miyakozankyou_c

fee「
あー、わかる。これはいいよね」

 

残響「黄昏てるというか。夕焼けが似合うっていうね」

 

fee「考えてみればこっちも夕焼けだな。多分、金曜集会が夕方から始まるから。でもちょっと危ないですね。京落ちないかな」

 

残響「ははははw」

 

fee「これ、2階ですか? そんなに高くない? 秘密基地は2階にあるんだっけ?」

 

残響「屋上は3,4階だったような。川神の工場の方まで見えるって話」

 

fee「高いじゃん。怖っ! 僕、高所恐怖症なんですよ。とりあえず2位も出します。迷った末にこれ」

fee2位
 ↓

miyakofee_c

 

残響「なるほど。こちらは京CGと言っていいのかどうか」


 残響2位

 ↓

ryuuzeturan_c

fee「ワン子が一番目立ってるじゃん!」

 

残響「一応、CGの並び順では京ルートなのでw」

 

fee「これはキャップのポーズが気になります」

 

残響「こういう奴いますね」

 

fee「高校生になった現在のキャップでも、このポーズをとる可能性がw あとモモ先輩のポーズもね。京は男みたいですね」

 

残響「はい」

 

fee「タイムカプセルを掘るあたりでこれが出たんだっけ? リュウゼツランルート、と言われた方がしっくりきそうなCGだなぁ。ここで京を仲間に入れてあげればよかったのに、この後またいじめるんですよね。ガクトとかね、大和とかね、大和とかね!」

 

残響「本当に大和が嫌いなんだなあw」

 

fee「まぁ、ここの時点での京への対応はしょうがないかなとは思います。一般庶民として気持ちは解るから、強く批判するつもりはないですけど、そこまで一途に愛されるほどの事を大和はしたかなぁっていう引っかかりはあります。ガクトはちょっとどうしょうもないですね」

 

残響「はははw」

 

fee「2位のCGはこの後にHシーンが続くので、そちらのCGでも良かったんですけど。この差分なら服もはだけていて、その後のHも表せているかな、と。告白、即、H的なね」

 

残響「ww

 

fee「僕は嫌いではないんですけど。これはHしちゃうでしょ、京的には」

 

残響「うん。違和感はないですね」

 

fee「やったーーー!! ってね。やったーーー!!!も良かったです」

 

残響「良かったですね、あれ」

 

fee「京は普段そういう事言わないし」

 

残響「ギャップ萌えを感じました」

 

fee「あと、吐きそうになっているシーンも結構好きなんだけど、まぁちょっとかわいそうかなって。吐いた後だったら辛いし」



残響「ふふふふw」



『まじこい』対談 第8回「リュウゼツラン」編に続く……



【未プレイ読者のためのキャラ愛称一覧】


(風間ファミリー内)
モモ先輩   川神百代
ワン子    川神一子
まゆっち   黛由紀江
キャップ   風間翔一
モロ     師岡卓也
源さん    源忠勝

2-F

梅先生    小島梅子
熊ちゃん   熊谷満
ヨンパチ   福本育郎
スイーツ   小笠原千花
委員長    甘粕真与
ガングロ   羽黒黒子

2-S

イケメン   葵冬馬
ハゲ     井上準
マルさん   マルギッテ・エーベルバッハ


その他

クリス父   フランク・フリードリヒ
「候~」の人 矢場弓子






真剣で私に恋しなさい!

wankohyou

各キャラ点数一覧はこちらの記事をご覧ください



☆1

 

fee「シナリオは8にするか、8.5にするか……。最高到達点は8.5なんです」

 

残響「この時点で、大体feeさんの言いたい事がわかりましたw」

 

fee「でも、どーでもいいところで杜撰なところがあって」

 

残響「やっぱりそれだw

 

fee「杜撰なところを加味すれば8点かなと思うんですけど、ワン子ルートの杜撰さはギリギリ許せる程度の杜撰さなので、気にせず8.5をつけるべきか、ちょっと悩んでます。キャラ9点は、ワン子ルートのワン子です」

 

残響「はい。このルートだけ見た場合のワン子の点数ということですね。他ルートのワン子も含めた総合評価ではなくて」

 

fee「そうです。他ルートのワン子を総合すると75ぐらいかな……ワン子ルートは、ワン子の良いところが存分に出ていて、悪いところはほとんど出ていないので」

 

残響「ワン子ルートのワン子は、本当に輝いていますよね」

 

fee「ですね。羨ましさの9点は、シナリオ全体の羨ましさというよりは、ワン子という素敵な恋人をゲットできた事への羨ましさです。……大和は全然活躍してないですし」

 

残響「うん(力強く同意)。 そうなんですよ」

 

fee「大和の物語ではないですよね」

 

残響「そうです」

 

fee「モモ先輩のルートは大和が頑張る話でした」

 

残響「ですね」

 

fee「クリスルートも、7割ぐらいはクリスの話ですが、3割ぐらいは大和も頑張るかな? まゆっちルートとワン子ルートは、大和の存在感はないですね」

 

残響「まぁ、強いて言うならモモ先輩ルートで触れられた大和の夢(総理大臣)に向けて、努力する姿も少しだけ描かれていたかな? くらい」

 

fee「そうなんですけど、ワン子ルートのエンディングでワン子は管理栄養士になっていますが、大和については何も触れられていない……」

 

残響「はははw

 

fee「ま、僕は【主人公が頑張らなきゃいけない】とは思いませんし、大和があまり好きではないので、悪目立ちされるよりも大人しくしててくれた方が良いんですけどw

 

残響「なるほどw

 

2

 

fee「話が前後しましたが、ワン子ルートのあらすじを紹介します」

 

残響「いつものように、お願いします」

 

fee「ワン子が師範代になるために頑張る話です。凄く頑張るんですけど、残念ながら才能がない、と言われてしまって」

 

残響「はいはいはいはい」

 

fee「市民武闘大会に出て、優勝すればモモ先輩と手合わせできるんです。そこでモモ先輩に一撃でも与えられれば『夢を諦めないでいいよ』と言われるんですけど」

 

残響「そこなんですよね。【夢を諦めなくても良い】だけ。モモ先輩に一撃与えても、それがイコール師範代になれる、というわけではない。だけど、この試験に失格したら、もう師範代はきっぱり諦めなさいという、ネガティブな挑戦なんです」

 

fee「そうですね。そこでワン子は頑張るんですけど、空気が読めないミス・キシドーことクリスが登場して」

 

残響「ミス・キシドーがねww

 

fee「クリスとワン子が激突します。激戦を展開した挙句、相打ちになってしまい、残念ながらワン子は夢を諦める事になりました」

 

残響「もう師範代は目指しません、と」

 

fee「呆然として青森あたりをうろついていたワン子に」

 

残響「大和、英雄、ゲンさんの三人が怒涛の三連続告白をして」

 

fee「ワン子は大和を選びます。で、その後はあまり尺があるわけではありませんが、楽しい学園生活をして、管理栄養士という新しい夢を見つけて、エンディングですね」

 

残響「ですね。その他には、強いて言えば、妙に長い【川神ボール】というイベントが序盤にあります」

 

fee「川神ボールは、実はそんなに悪くなかったです。リアルPKとかよりはずっと面白かった。こういう競技だとわかった上で、参加選手が選ばれているので、嫌らしさは少なかった」

 

残響「なるほど」

 

fee「少し話がズレますが、『まじこい』は、ルートによって天気が変わって体育祭が中止になったりしますよね。個人的に、エロゲは【選択肢】によって未来が分岐していく【一つの地続きの物語】だと思っています。
たとえばワン子ルートでは修学旅行が中国だけど、百代ルートでは川神大戦をやったせいで、お金がなくなり修学旅行が埼玉になるとか、そういうのはわかるんです。
でも、天気が変わるのは主人公たちの選択・行動とは一切関係ないじゃないですか。因果関係がないのに展開が変わるのは、ご都合主義だなと感じてしまいます」

 残響「ぼくは天気の整合性についてはそこまでは気になりませんが、仰りたいことはわかります」

 

fee「川神ボールに関しては、特に語る事はないんですが、残響さんはどうですか?」

 

残響「そうですね。ワン子の頑張りは印象に残りましたが、それくらいですね。ワン子シナリオ前半3分の1は【ワン子がひたすら頑張るお話】ですよね」

 

fee「ですね。3分の1というか、3分の2くらいはそうかもw 作中でも書かれていましたが、ワン子は努力だけじゃなくて、才能もあると思いますけどね。

師範代という金メダル級の夢には届かないとしても、金メダルを取れそうにないからプロ選手を目指すのは辞める、というのは極端な気もしました。格闘技の事はわかりませんが、たとえばサッカー選手でも、20代前半では芽が出なかったのに、遅咲きで28歳くらいで世界大会に出場したりすることってあるわけですよ」

 

残響「なるほどなるほど。ですよね」

 

fee「だから、ちょっと無理そうだからって、才能の芽を摘む方向に行かなくてもいいんじゃないかと思ったんですけど…」

 

残響「才能の芽を摘む事が優しさなのだと、周囲は思っているんですよね。その夢を叶えるためにはこの先つらいことがたくさんあるから、ワン子の真っすぐな気性が潰される前に、諦めさせてあげよう、という考え」

 

fee「ワン子の夢の根源は【武道を活かした仕事に就こう】ではなくて、【モモ先輩の役に立ちたい】というところにあるので、川神院がやった事は間違っていないとは思います。師範代以外で、師範代よりも楽な道でワン子が満足できる夢を見つけるというのはアリですよね。ただ、一般のスポーツ選手的な立場に置き換えて読んじゃうと、【要らないお世話】かなと」

 

残響「要らないお世話ではありますね」

 

fee「ワン子が将来、モモ先輩級になることは恐らく無理ですよね」

 

残響「無理ですね(悲しい断言)」

 

fee「でも最初にクリスには勝てなかったのに、3か月後にはクリスと相打ちできた。強くなってるんでしょ?」

 

残響「はい。強くはなっています」

 

fee「どれくらいまで強くなるかはわからないけど、まだまだ強くなれるわけじゃないですか」

 

残響「ルー師範代がずっとワン子を応援しているのは、武道を通して人生を輝かせるワン子の姿勢を買っているからです。そこに焦点を当てると、モモ先輩よりもワン子の方が断然良いと思っている。それは【武道(家)】としては最高の賛辞なんです。ワン子は【武道】を通して、己に負けず、己を高めている。孤児だという過去を払拭するぐらい、自分を高めていっている、これこそが【武道】のあるべき姿だと思います。難しい言葉で言えば、即ち、【克己(こっき)】。

しかし、それもこれも前提として強くないと意味がない。【勝ちという正義】に乗っからないといけない。ある程度ではなく、相当強くならないといけない。そう考えると、ワン子は勝負の冷酷・厳然さに徹しきれないところもあるし、どうもそこまで強くはなれそうにないんじゃないか、という事が作中では言われています。

一方でモモ先輩は【武術家】……つまり単純な武力パワーは最高なんですが、【武道家】……武道を嗜む姿勢はダメダメなんですよ」

 

fee「まぁ、そうですよね」

 

残響「モモ先輩の対談でも言いましたが、モモ先輩は戦いを【勝ち負け】でしか見ていない。モモ先輩と戦っても、モモ先輩自身もつまらないし、相手もつまらないわけです。でもワン子と戦った相手は、いろんな気づきがあると思うし、ワン子の方も勝負に楽しさを見出している。【武道】というものを通して、己や相手の人生を輝かせたり、いろんな他の人と繋がる事ができる。しかし……この武の世界は、それもこれも結局勝ってナンボの世界なんだよなぁ、というのもあります」

 

fee「アマチュア武道家としては今のワン子の姿勢で全く問題ないわけですよね」

 

残響「そうそうそうそう」

 

fee「たとえば子供たちを集めての空手の先生、空手のお姉さんみたいな将来設計も、全然アリだったと思うんですよ。川神院に恩返し、とはいかないかもしれないけど、孤児とか貧しい子たちを集めて、近所で空手を教えている元気なお姉さんとか」

 

残響「全然アリです!」

 

fee「最強ではなくても、そこには空手の楽しさみたいなものがあるんじゃないのかなぁ、と思うんです」

 

残響「全くそうです、本当に」

 

fee「師範代にならなくても、川神院で修業を続ける事は有意義だし、【そういう方向もあるんだよ】みたいな話をするのは、そこまで急がなくても良かった気がするんです。

そりゃ確かに、管理栄養士を目指すなら早い方が良かったかもしれないけど、それも日本的な視点というか」

 

残響「スポーツ選手で考えると、高2くらいで他競技に転向する人って結構いたりするんですよね(例:短距離走からハードルに高2で転向した為末大選手とか)」

 

fee「そういう時期ではあるんですね。ただまぁスポーツ選手ならそうでしょうけど、管理栄養士はアメリカとかなら3040代になってから勉強して合格する人はいくらでもいると思うんです」

 

残響「この管理栄養士というキーワードは突然出てきたような気がして、そこがちょっと納得いかないんですが。ワン子が食事にこだわっていたという描写はあまりなかったと思うんですけど」

 

fee「いや、結構細かく出てますよ。野菜も取らなきゃダメよ、的な発言が何回かありますね。それが一応伏線と言えば伏線です」

 

残響「わかりにくい伏線だw

 

fee「いやぁ、伏線なんてそんなもんでしょ。『つよきす3学期』のさかき傘がおかしいんですよ」

 

残響「もっとビジュアル的に『おっ!』ってくる伏線が欲しかったんですよ」

 

fee「管理栄養士については全く出てこないけど、ワン子が栄養バランスを気にするシーンは何回かあるので、個人的にはこれでいいと思いますけど(苦笑)」

 

残響「そっか~。自分の読み方が雑だというのもあるんですけど、管理栄養士というワードが唐突に出てきたなぁと思って」

 

fee「管理栄養士自体は唐突ですね。まぁ、美容とかダイエットを気にしている人、程度の描写ではありますw

 

3

 

fee「無理やり夢を諦めさせられた一子。最終的には管理栄養士に進んで良かったね、で終わるので良いとは思うんですけど」

 

残響「まぁ、そうですね」

 

fee「大人になったワン子のCGがいまいちかわいくないような。悪くはないけど」

 

残響「悪くはないけど……」

 

fee「そのへんにいそうな普通のお姉さんというか、オーラを感じないw

 

残響「オーラはないですね」

 

fee「髪の毛を降ろしたワン子の立ち絵は好きだったんだけどなぁ」

 

残響「あ、いいですね、それ」

 

fee「僕はロリコンじゃないんで、大人になったら嫌だというわけではなくて、単純にこのCGが微妙かなと」

 

残響「そういえば、ワン子と大和の入浴CGは、ワン子がやたらロリっぽくありませんでした?」

 

fee「かわいくて、僕は良いと思ったんだけど」

 

残響「で、大和の顔つきが妙にあくどい」

 

fee「まぁ、大和は基本サドだから」

 

残響「ふふふ」

 

fee「僕はSっぽいプレイは好きだから、こういう方向でのあくどさは、【モラルが低い】とか批判する気はないです。そういうプレイだと思って見ているんで。

で、話は本筋に戻りまして、クリス戦なんですが。このクリス戦は『まじこい』の中で唯一と言っていいぐらい、面白いバトルシーンだったと思うんです」

 

残響「ちゃんとしたバトルだったと」

 

fee「バトル自体の問題というより、そこに大きな意味がこめられているんですよ。今までのバトルって、規模だけは派手でも、大した意味はないじゃないですか」

 

残響「まぁ確かにw

 

fee「川神大戦とかKOSとか」

 

残響「何にもかかってないと言ってもいいぐらいですね」

 

feeKOSは総理にとっては一大事ですけどw

 

残響「総理がどうなったところでどうでもいいというか……」

 

fee「そうでしょ? そう考えると、ちゃんと読む気になる【胸を打つ】バトルだったと思います。個人的にはバトルするならいつもこれぐらい【真剣に】やってほしい……意味もなく戦われても困るので……」

 

残響「おちゃらけもありませんしね。こういう時はちゃんとシリアスでやってくれないと困りますよね」

 

fee「ですね。杜撰だと言ったのは、凄く細かいところなんですけど、まずワン子の対戦相手の名前が間違っている」

 

残響「はいw

 

fee「対戦表ではヤムハンと対戦するはずだったのに、文章ではアンドレになってるんですよ」


トーナメント1キャプチャ

 トーナメント2キャプチャ


残響「(画像見て)だははは
ww

 

fee「もちろん、こんなモブキャラの名前なんて大事じゃないのは解りますよ。それは解るけど、【本当に大事なところ以外はどうでもいい】というライターの姿勢を、そこまで露骨に見せなくてもいいのに、というのはありました」

 

残響「はい」

 

fee「あとは、こんなところをツッコむのもなんだけど、市民大会で32人という数字になるのはなんで?というのも。
トーナメントをやるには一番やりやすい人数(2の累乗)ですけど、誰でも気軽に参加できる市民大会で、予選もないのに都合よく
32人が参加するのかなと。そういうところに全然説明がないんです。

クリスとワン子のバトルでは、延々【気】のぶつけ合いで1時間が経過していますけど、この大会は1日で全部やる予定でしょ? 

32人集まっている以上、31試合を1日でやる計算なのに、1時間オーバーするような試合をして大丈夫なんですか? たまたま長時間激戦をしたのがワン子とクリスしかいなかったからいいですけど、夜になったらどうするんですか?

その辺のレギュレーションへの説明は一切ないんです」

 

残響「うん、ないですね」

 

fee「ミスではないけど、簡単に潰す事ができる粗ですよね。大会参加者を【先着16名にする】などの説明があれば、都合の良い人数になっても不思議ではないし、試合数も15試合に減らせる。予選を行なった事にしてもいいです。

【1試合1時間半を超えたら優勢勝ち】という事にしてもいいし、篝火を炊いて、試合が全部終わるまで真夜中までやるんだ!という事にしても(まじこいワールドは破天荒な世界なので)まぁいい。
その辺の目配りが足りないというか、表の世界が張りぼてで出来ていて、それをしっかり支える土台が薄い印象を受けます。作品世界に、説得力が薄い」

 

残響「張りぼてとは、言いえて妙ですね」

 

fee「見せ場はしっかり面白いと思うので、このルートを酷評する気は全くないけど、チラホラと雑さが見えるのが残念で」

 

残響「少ししますけど、まじこいの制作秘話(初回特典の小冊子)を読むと、結構メーカの台所事情(運営進行)が大変だったみたいです。お金のあるメーカーが、全力を投じて作った大規模プロジェクトというよりは、同人上がりのエロゲメーカーが、頑張って作った的な。feeさんが仰った設定の粗なども、ライターチームをちゃんと構成してチェックすれば防げる粗ばかりなんですが、確実にそういう方向にはリソースを割いていません」

 

fee「タカヒロが、一人で好き放題やって、編集があまりチェックしていない、的な?」

 

残響「編集もタカヒロ、みたいなね」

 

fee「第三者がチェックして、まろやかな形に整えているようには見えないですよね。俺のやりたいものを、そのまま闇鍋的に書いてやるんだ、俺のノリについてこい!みたいな」

 

残響「それが真相に近いんじゃないでしょうか」

 

fee「豪華声優を使って話題性を出せば、ある程度売れるだろうという見込みはあるでしょうけど、実際売れた後の評判も良いわけなので、必ずしも失敗ではないですね」

 

残響「そうですね。失敗ではない」

 

fee「ただ、商業的には大成功ですけど、僕の主観で言わせてもらうと、そんな出来の良い名作でもない。たとえば某萌えゲー大賞で2009年度シナリオ大賞を取っていたりとか」

 

残響「それはおかしいですね」

 

fee「後は、エロゲー批評空間でも、【シナリオが良い】POVA評価が200人以上入っている。これはデータ数が多いゲームほど有利なのであれですが、人数の上では全登録作の中で33位ですか。
そこまで評価するほどのシナリオかなぁとは思います。シナリオで売るつもりはタカヒロ自身にもないような気はしますが、シナリオを高評価するには、ちょっと雑な部分が多すぎる印象です」

 

残響「燃える~っ!たぎる~っ!泣ける~っ! という設定だけを詰めて、それ以外の部分はノリで流して、物語をドライヴさせていく。ハナから厳密な整合性を放り投げる」

 


fee「僕が叩いている内容の半分くらいは、どーーーでもいいところなんですよ。編集チームで、タカヒロのどーーーでもいい毒を薄めてくれれば、引っかからずに済んだところなんです。僕は直江大和君が苦手ですけど、彼が鼻につく行動を取るシーンのほとんどは、シナリオ的にはなくてもいいシーンですからねぇ」

 
☆4

 

fee「そろそろ本筋に戻ります。なんでこんな脱線したんだっけw クリスに勝てなくて……このクリス戦なんですけど、クリスは空気が読めないせいで、便利な感じで悪者にされてるなぁと思いました」

 

残響「今回のクリスに関しては悪い事は全然していないと思います」

 

fee「ただ、マルギッテのお守りがワン子の必殺技を防いだ、というのは、まずいですね。悪役になっちゃってる」

 

残響「あー、なるほど」

 

fee「マルギッテのお守りがなければ、ワン子が勝ってた事になりますからね。クリスが悪いわけではないけど、ずるいな、とは思う。マルギッテから贈り物をもらったら、身につけるのは自然だけど、『対戦で防具を仕込むのはありなんだ、クリスの【義】ってのはなんなんだろうな』とは思いました。

対照的に、ワン子の悲痛な頑張りには胸を打たれましたね」

 

残響「その後、孤児院があった場所にワン子が黙って行っちゃって、みんなが心配して駆けつける。そして始まる告白大合戦」

 

fee「大和に関してはとりあえず置いときますが、英雄と忠勝は、どちらも素敵ですね」

 

残響「そうですよねぇ」

 

fee「『まじこい』に出てくる、(モテる、という意味で)魅力的な男性キャラクターって、後は葵冬馬君とキャップぐらいしかいないでしょ? 僕は井上準君が大好きですけど……」

 

残響「はははww

 

fee「まぁ準君はいわゆるイケメンではないので。しかも、英雄も忠勝もガチ告白ですからね」

 

残響「ガチ恋ですね」

 

fee「ガクトの、とりあえずモモ先輩行っとく?みたいなノリじゃないんで」

 

残響「そんな浮ついたノリじゃないですよね。みんな真剣ですよ。特にゲンさんなんて本当に」

 

fee「全員が本気の告白なので、読ませるというか。いいシーンですね、ここも」

 

残響「客観的に見たら、大和がちょっと弱い気がする」

 

fee「そうねぇww

 

残響「エロゲでルートに入っているから大和が選ばれるだろう、というのはあるんですけど」

 

fee「まぁ、萌えゲーのお約束的な」

 

残響「でも九鬼英雄君や、ゲンさんが大和よりも劣っているとは全然思わない」

 

fee「そうですよね。これは時間経過の関係で、大和が有利なだけですよね」

 

残響「そうそうw

 

fee「九鬼英雄君の良さが出てくるのは、大会直前の、山籠もり修行のシーンだと思うんです。そこまでは、ワン子には【変な奴】扱いされている」

 

残響「『困ったわ』みたいな」

 

fee「そうそう。それが、山籠もり修行のシーンで、英雄の過去を知って、ようやく英雄の良さも少しは分かるようになったと思うんです。ここから1年も2年も接触して行けば、少しずつ英雄の良さがわかっていったかもしれないです」

 

残響「実際、英雄君は魅力あるキャラですから」

 

fee「僕、九鬼英雄君大好きです」

 

残響「自分は、初めて見た時は、【なんだこいつ(困惑)】と思ったんですけど」

 

feewwww

 

残響「スルメみたいに噛めば噛むほどいい奴なんですよね。これは、自分なりの最大級の賛辞のつもりです」

 

fee「彼のテンションはちょっとおかしいんで、そこについていけるかはわからないですけどw ゲンさんの方は、ちょっとネタバレになりますが、風間ファミリーに入るルートがあります。

風間ファミリーに入って、1年か2年楽しくつるんでいれば、ひょっとしたら変わったかもしれないですね。ゲンさんが風間ファミリーに入らなかったので」

 

残響「入れなかったんじゃなく、入らなかったんですね。いつでもウェルカム状態だったんですけど」

 

fee「ワン子とゲンさんの間には絆がありますが、ゲンさんと他の風間ファミリーの間に絆がまだできていないのが、ちょっと弱いというか。

……少し汚い話をすると、本来的には僕はゲンさんの方が、大和よりも有利なポジションにいると思うんですよ」

 

残響「はい」

 

fee「恋愛は、ファミリー内で、ゴタゴタする可能性がありますし、京も大和を狙っているし。恋愛が原因でグループの結束が壊れるというのは、まぁまぁある事なので。後は、エンディングで結婚しているからいいんですが、別れちゃった場合は大丈夫なのか?とか。

言い方は悪いけど、別れた時に『しがらみが薄く、切りやすい』ゲンさんの方が、告白時のポジション的には有利だと思うんです。

職場恋愛とかと同じで、別れても問題ない身軽な相手と、上司の娘みたいな、別れると大変そうな相手だったら、前者の方が付き合う際の障壁は低いと思います。ワン子はあまり考えないかもしれませんが」

 

残響「京は色々考えていそうですけどね」

 

fee「ワン子は単純に、恋愛とかよくわからないから、みんなで遊ぶ仲間の延長上で、って考えると、今度は大和が有利になるんです」

 

残響「なるほど。そういう力学があったか」

 

fee「まぁ、好みは人それぞれなんでいいんですけど。大和は特にスペシャルな男子ではないですからね」

 

残響「スペシャルではないですね」

 

fee「九鬼君は、こう言っちゃなんだけど財力という意味ではスペシャルだし。財力以外でも、普通にいい奴です。財力はこの際どうでもいいかw

英雄君は凄くいい奴だし、ワン子のことをとても大事に思っているけど、ゲンさんもワン子のことをとても大事に思っているし、いい奴なんでね」

 

残響「本当にねぇ。本当にいい奴ですよ、ゲンさんは(しみじみ)」

 

fee「大和がいい奴かどうかはよくわからないけど、とりあえずいい奴って事にして。大和がワン子のことを残り2人と同じくらい想っているかは甚だ怪しいですけど、とりあえず思っているってことにして」

 

残響「そこはね。まぁね」

 

fee「九鬼英雄君には、財力以外のアドバンテージは今のところはない、というのはあるんですが」

 

残響「あとは、ワン子は孤児院育ちで、【あまりしつけが良くない】みたいなパブリックイメージがあるかもしれないです。決して本人はそんなことはない、とても良い娘なんですが、あくまで世間の目。そこが、まともに英雄君と結婚しようとすると、九鬼家の存在は障害かもしれません」

 

fee「九鬼家的にはあまり嬉しくないかもしれないですね。まぁでも、揚羽さんとか英雄君を見ていると、そんなにうるさいようにも思えないけど……FDの『まじこいS』では九鬼家の内情も描かれるらしいのですが、プレイしていないのでわかりません」

 

残響「はいw(ヤムナシ!)」

 

fee「その後動物園とかでリレーをしたりして、修行で身につけた体力や運動能力は無駄にならないんだ、というフォローは入ります。これはまぁ大事な事ではありますけど、武道で得た一子の財産は『体力や運動能力』よりも、『集中力』とか。あと、男性陣を惚れさせたような、一子の『輝き』のようなもの」

 

残響「輝き、ですね」

 

fee「そういったものこそが、財産になると思うので。体力や運動能力もいいですし、そういうイベントがあってもいいけど、そこはあってもなくてもいいかな、とは思いました。大まかなストーリーはこんな感じでしょうか」


☆5

 

fee「残響さんは、恋人としての羨ましさが3点になっていますけど、僕は恋人としての羨ましさが9点なんですよ」

 

残響「なるほど」

 

fee「ワン子みたいな女性は、本当にね、恋人にしたい」

 

残響「はいw

 

fee「恋人にしたいヒロインと言うと同じに聞こえますけど、その意味合いがちょっと違って。たとえばクリスは、『エロいから』恋人にしたい」

 

残響「ふふふww

 

fee「クリスとエロい事いっぱいしたい。毎日ムラムラして、毎日めちゃくちゃ気持ちいい。楽しくえっちなカップル生活」

 

残響「なるほど」

 

fee「それはそれでいいんですけどね。ワン子を恋人にしたいのは、人としてすごく尊敬できるから。ちょっとダサい言い方になりますが、ワン子みたいな素敵な女性が傍にいたら、自分もワン子からパワーをもらって一緒にキラキラできるんじゃないか、と」

 

残響「なるほどね」

 

fee「あと、自分もワン子みたいになりたかった、という憧れもあります。現在形でもいいから、ワン子みたいになりたい。一つのことに一生懸命に、それも楽しそうに取り組んで、自分も周囲も楽しませるような人に。人生を完全燃焼するような人に。

そういった意味で、本当に尊敬できる女性だと感じました」

 

残響「feeさんの仰りたい事は凄く解ります。ぼくの恋人として3点という低評価の理由は、大和とイチャコラするシーンが全然ないじゃないですか」

 

fee「ある意味、最初からずっとイチャコラしてると思いますけどw

 

残響「まぁ、そう考える事も出来るか。でも自分から見たら、アクセルを踏んだイチャコラはしていない感じがあって。仲の良い男の子と女の子、どまりというか」

 

fee「ペットと飼い主みたいな感じ」

 

残響「そうですねw そこがね、恋人として、恋愛関係としてはちょっと物足りなかったかなぁと」

 

fee「ペットと飼い主的なものも、恋愛と言えば恋愛ですけどね……」

 

残響「ペットと飼い主がダメなんじゃなくて、イチャつきの濃度が足りない気がする」

 

fee「『まじこい』全体がそうじゃないですか? あ、でもクリスは割とイチャついてるか」

 

残響「クリスはやってます。あと、京も変則的な形でアクセルを踏み込んだので」

 

fee「ワン子は、いわゆるセクシーさ、とかときめきとか、そういうのはちょっと薄いかもしれませんね。まぁ、でもかわいいとは思います」

 

残響「みんなでかわいがりたくなる感じはあります」

 

fee他のルートとの総合だと、残念ながらワン子の評価は少し下がります。大和のガラが悪いシーンとかで……」

 

残響「忠犬ワン子」

 

fee「そう。悪い事をしているご主人様に味方をして、『ワンワン!』と善良な人を追い回したりするシーンがあるんです。それを見て、怒りの大半は大和に行ったんですけど、

ワン子も頭使ってないからなー、的な。性質の悪いご主人様を持つと、ワン子もこうなっちゃうからなーという感じで、ワン子の株が少し下がるようなシーンもあったりなかったり。だから全体的に見ると尊敬できるヒロインなのかどうか、難しいところなんですけどね。単純に、大和がお行儀よくしていてくれればワン子も問題ないんです」

 

残響「結局大和なんですなぁ」

 

☆6

 

fee「対談する前から、このルートは残響さんが凄く気に入りそうだなーとは思ってたんですよ」

 

残響「シナリオ8点ですからね。求道者としては8.5点ですよ」

 

fee「残響さんも仰ってくれたんですけど、釈迦堂さんとモモ先輩のラインと、ルー師範代とワン子のラインがありますよね」

 

残響「はいはいはい」

 

fee「残響さんはどう見ても、【ルー=ワン子】派だと思いますし」

 

残響「もちろん」

 

fee「僕もそうです。武道として、より健全で健やかなのはワン子だと思うので、ワン子の夢をへし折っちゃったのは大丈夫かな?と思うんですけどね。モモ先輩が将来、釈迦堂さんみたいになっちゃう可能性は否定されていないですよね」

 

残響「否定されてないですね。風間ファミリーで中和されているというのはありますが、根本的な解決になっていないです」

 

fee「最後まで解決していませんからね。第二の釈迦堂的な感じのモモ先輩が、川神院総代になってしまう未来もあるかもしれないし」

 

残響「恐らく鉄心さんの後をモモ先輩が継いだら、川神院のレベルは堕ちると思いますよ」

 

fee「そうですかw

 

残響「だって、モモ先輩の武道って、なんも楽しい事がないですもん」

 

fee「モモ先輩を抑えられる人がいないとどうしょうもないですよね」

 

残響「力でね」

 

fee「力もそうだし、メンタルも」

 

残響「モモ先輩はメンタルダメですから(【弱い】ではなく【つまらない】)、だからモモ先輩が川神院のトップに立ったら堕ちていくだろうなという」

 

fee「だから、ワン子を残すのはアリだったと思うんですよね。ルー師範代くらい強くなればよかったんでしょ?」

 

残響「そうですね」

 

fee「ルー師範代は弱冠37歳で師範代になったという設定があった。つまり37歳で師範代になるのは異例の事なんです。ワン子が50歳くらいまで頑張れば、師範代になれた可能性はなかったのかなぁ」

 

残響「それまでにワン子の心が折れないかどうかが不安ですけど、それが一番良かったのかもしれませんけどね」

 

fee「管理栄養士で、楽しく頑張っている描写がないので」

 

残響「そうそう。それも問題だった」

 

fee「まぁ、しょうがないですけどね。社会人編を作らないと、書けないし」

 

残響「なるほどね」

 

fee「でもエンディングのあのインタビューだけだと、ワン子は普通の元気なお姉さんになっちゃったな、って。尊敬できる輝いていたワン子のままかどうかが不明だったんですよね。元気な一人のお姉さん、でも全然悪い事はないんですけど」

 

残響「良くも悪くも、川神院という勝ってナンボの世界で、異次元の強さを持つ戦士がたくさんいたのが不幸でしたね」

 

fee「クリスに相打ちなら相当凄いと思うけどなぁ……」

 

残響「まぁ、ワン子自身も今まで勝負の世界で生きてきた人間ですし」

 

fee「ワン子の学力じゃ無理かもしれないけど、精神科医とかカウンセラー的な感じで、モモ先輩のメンタルを管理するというのはどうだったんでしょう」

 

残響「あー、それでも良かったのかもしれない」

 

☆7

 

残響「ワン子は本当に輝いていましたね」

 

fee「他にここまで輝いている人は『まじこい』にはいませんよね。まぁ、キャップはある種輝いているか」

 

残響「種類は別ですけど、輝いていますね」

 

fee「モモ先輩は輝いていないよ」

 

残響「あれはなんなんでしょうね。人間災害(ヒューマンタイフーン)みたいな」

 

fee「京やモロも輝いていないですね」

 

残響「モロは女装してる時だけかな…」

 

fee「まゆっちは案外輝いている気もする」

 

残響「そうですね。伊予ちゃんと楽しい女学生生活を送っていますし」

 

fee「不死川さんともお友達になりましたしね。まゆっちは成長してます」

 

残響「なんだかんだでね」

 

fee「でも、一番輝いているのはやはりワン子ですね」

 

残響「眩しい。本当に」

 

 

好きなCG

 

fee「ワン子が頑張っているところと、ワン子が崩れちゃったところと、Hシーンその他の3種類に分かれますよね。その中からどれを取るかって感じですけど……」

残響1位(fee:モモ先輩枠2位)

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残響2位
  ↓

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fee1位
 ↓

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fee「(残響さんの1位を見て)それか。ちょっと考えたんですけど、僕、モモ先輩の記事でCGを1枚しか選んでいないので、残響さんが選んだのをモモ先輩の2位って事にしちゃダメですか?

 

残響「あー、はいはい。いいですよー」

 

fee「ありがとうございます。2枚ともワン子が泣いているCGだと、いくらなんでもかわいそうなんで、ズルが許されなければ選びませんでした。で、残響さんの2位に相当するものが、僕はこっちです」

 
fee2位
 ↓

wanko2fee_c


 

fee「多分選んだ理由は同じかな? ワン子が輝いて頑張っている象徴的なCGということで」

 

残響「そうですね、全くそのとおり。feeさんが選んだ方は日常的に輝いているところで、ぼくが選んだのは開眼において輝いた瞬間というか」

 

fee「なるほどねぇ。僕は、ワン子を眩しい眩しいと言ってきましたが、輝いているワン子の姿を思い浮かべると、このCGなんです」

 

残響「なるほど」

 

fee「ちょうど太陽が映っていて、で、この笑顔。辛そうに走っていたら台無しですからね」

 

残響「はははw

 

fee「これがワン子の在りし日の姿であった」

 

残響「在りし日w

 

fee「だって、管理栄養士になるために勉強するせいで、走り込みやめちゃったんでしょ? ずっと走っていてほしかったです」

 

残響「走っていてほしかったですよね。師範代になるのは諦めても、走ったり、修行は続けても良かったんじゃないのかなぁ」

 

fee「それをやっていると、ワン子の学力じゃ間に合わないのかな」

 

残響「まぁ確かに」

 

fee「ワン子が泣いているCG2枚は、ワン子の悲しみが伝わってくる、心を打つシーンだったと思います」

 

残響「声優さんの演技も巧かったですね」

 

fee「巧かったですね。でも、これぐらい泣けるっていうのは、良い事ですよね」

 

残響「そうですよ」

 

fee「本気で打ち込んできたから、こんなに泣けるんです」

 

残響「ですね。祭りで色々被っているCGも良かったし、ワン子はCGが豊作だったので、ベスト2を選ぶのはかなり悩みました」

 

☆8

 

fee「『まじこい』は全体的に、『ここに欲しい』という山場にCGがあまりないですよね」

 

残響「声優さんを優先したのかなぁ、リソース的に」

 

fee「『まじこい』のCGはどのヒロインも、全部15枚前後です」

 

残響「これだけの規模の作品で、1ヒロインが15枚というのは少ないですね」

 

fee「適正枚数がどれくらいなのかはよくわかりませんが、『つよきす1学期full edition』 は、1キャラ大体25枚あります。ちなみに『つよきす3学期』も25枚ぐらいで、『1学期』と同じくらいの枚数です。
この
2作と比較するのが良いのかはわかりませんが、『まじこい』は15枚しかない。『1学期』に比べて遥かに長い作品なのに。

その結果、みんなでワイワイ遊んでいるCGとか、旅行先のCGとかがないですよね。川神大戦とかKOSにもCGはないし、ワン子ルートの3連続告白にもないし。減点というほどじゃないけど、ちょっと物足りないです。特に、みんなでワイワイ遊んでいるCG、風間ファミリーが複数で映っているCGが全然ないのは残念で」

 

残響「製作裏話になっちゃいますけど、上でも言ったように、『まじこい』は製作スタッフも少なくて、大変だったみたいです。そういう影響もあるんじゃないでしょうか」


fee「エロに関してなんですが、一子のHシーンは悪くはなかったと思います。

ただ、クリスはキャラの魅力とは別に『セクシーな魅力』というか、『エロい魅力』があった。ワン子やまゆっちはエロくないわけじゃないですけど、エロでキャラの魅力を上乗せしている感じはないです」

 

残響「アフターの(性的な)犬プレイは、好きな人は好きかなとは思いましたが……」

 

fee「好きな人は結構いると思いますよw まゆっちは、声優さんの演技がなぁ。九条信乃さんの通常シーンの演技は結構好きなんです。ただ、Hシーンの演技はあまりエロさを感じないなぁって」

 

残響「なるほど」

 

fee「エロシーンでの演技では、個人的に喘ぎ声を長めにとってほしいというのはあります。テキストで『あん、あん』って書いてあったとしても、そのまま『あん、あん』と読まないでほしいんですよ。『あん……くぅん……あはぁん』みたいな感じで、文章そのままじゃなく、アレンジを効かせてほしいんですw

 

残響「なるほど、そうですかw 声の表現力というか、どう表現するかというのはありますね。自分はオリジナル創作で同人活動(webサイトや同人CD制作)もやってるんですが、こないだ、自分の歌を録音して聞いてみたんですね。その時感じいったのが、【音声表現】においては、音の響き、余韻……何というか、そういうものがすごく大事なんだなと感じました。音程やリズムが取れるのは当たり前として、音が取れるだけでは魅力的に聞こえないんだなぁと」

 

fee「テキストとかシチュエーションとか、ヒロイン自体の魅力とかCGとか。そういったものはもちろん大事なんですが、プラスして声優さんの演技。そういう意味で、まゆっちはちょっとエロに関しては点数が低めになっちゃいます。

キャラに魅力を感じなければあまり抜く気にならないので、モモ先輩のH点数も低いんですけど、エロ自体はまずまず良かった。その点、クリスはシチュエーションが基本的に良いし、声優さんも良い。CGも良くて、テキストもまずまずなので、あらゆる面で抜けるヒロインになっていました。

……まぁ、シナリオやキャラ以上に、エロの点数は誰の参考にもならないというか、オマケ的な感じですけどねw

 

残響「はいw


『まじこい』対談 第7回 椎名京編に続く…… 


【未プレイ読者のためのキャラ愛称一覧】


(風間ファミリー内)
モモ先輩   川神百代
ワン子    川神一子
まゆっち   黛由紀江
キャップ   風間翔一
モロ     師岡卓也
源さん    源忠勝

2-F

梅先生    小島梅子
熊ちゃん   熊谷満
ヨンパチ   福本育郎
スイーツ   小笠原千花
委員長    甘粕真与
ガングロ   羽黒黒子

2-S

イケメン   葵冬馬
ハゲ     井上準
マルさん   マルギッテ・エーベルバッハ


その他

クリス父   フランク・フリードリヒ
「候~」の人 矢場弓子




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