瞬間風速的にすごく良いことがあったり、また瞬間風速的にやや悪いことがあったり…という１年。　

　放送大学院の修士課程に修士専科生（科目等履修生のようなもの）として入り、1学期に16単位ゲット。2学期にも4単位取る予定。
　修士全科生（正式な大学院生）の試験に合格したので、来春からは修士論文作成に向けて、時折上京し、指導を仰ぐ。

IMG_2556　4月には2回講演させていただいた。
　紀伊國屋書店での講演は、ぜひ実現したいと思っていただけに感激。また、あそこに立って、いつか話せたらと思う。札幌に在住の大学時代の友達や、小学時代の担任の先生夫婦ほか、知人も来て下さったのも嬉しいことだった。「怪獣表象論」という、自らの造語を前面に打ち出しての公での発表は初めて。
　#4521088　その約一週間後には、ウルトラ絡みのイベントでの講演（というか、紀伊國屋書店での講演はこれのスピンオフ企画）。写真はサインをさせて頂いている時のもの。隣にはカネゴン。
　この時は、道内在住のタレント、脇田唯さんとお会いし、そして何と言っても、あのモロボシ・ダン＝森次晃嗣さんとご一緒できたのが何よりの喜び。森次さんは、ファンの方を大切にし、人を気遣う、本当に優しい方であった。そして「私自身、モロボシ・ダンという人間が好き」と語る様子は、そのものウルトラセブンであり、モロボシ・ダンであると感じられた。
　トークショーでは、随分と『ウルトラマンレオ』のことを聞いた。　
　また、こういう機会を通して色んな方と知り合えることも嬉しいこと。この時の観客のお一人からオファーをいただき、苫小牧で就労支援をしている法人でも三回に亘り講演させてもらった。

　
　夏の上京時には、これまでの知り合いに多く会い、少し「守り」に入っていた自分をニュートラルな位置に戻せた感じ。やはり、普段の生活空間から離れ、「現実」から距離を置くことで描ける展望というものもある。これが描けなくなったら終わりだとも思う。自分の場合。
　秋には、初の学会発表も経験したが、やはり初めてのことはうまくいかない。でも、こういうものだというのがわかっただけでも大きな収穫。

　良いことがあれば、それを振り返るという魅惑にひかれそうにもなるけれど、それはあまり建設的ではないのかも知れない。
　だから、来年は来年で、新たな幸福を追求していこうと思う。

　2014年も色んな人に感謝。