立方体の圧縮

2009年10月07日

ブログ第3号 とても簡単なモデル(その2)

■立方体の押しつぶし

立方体を定盤の上に乗せて上から圧縮し、押しつぶす状況のモ
デルを考える。そのときの応力(分布)は、底面ではコーナーの応
力が高い結果となった。

さてこの問題、立方体が定盤にしっかり固定されている条件を利
用したが、実際にはどうだろうか。

荷重をかける上面、定盤と接地する底面、接地条件(摩擦)に依
存する可能性はないだろうか。それによって、コーナーの応力は
どうなるだろうか。

では、条件の変更をして解析をしてみる。

 ★ 立方体: 10cm角
 ★ 材 料: 一般的な、スティール(鋼)
 ★ 圧縮力: 上から、100kg
 ★ 定 盤: 定盤は動かない

追加(修正)の条件オプションとして、

 ★1 上底面: 摩擦はなく、「自由」に動く
 ★2 上底面: 金属摩擦に応じて動く

■解析結果

 ★1 上底面: 摩擦はなく、「自由」に動く、場合

Friction=0 コピー



 ★2 上底面: 金属摩擦に応じて動く、場合

Friction=04 コピー

これらは、約26分の解析時間が掛かった。

このような条件のパラメトリック実験は、潤滑剤などと利用に
より可能であるが、到底30分では実施はできないし、歪の計
測だけでも結構難しい。

こういう点がCAEの良いところである。



femap_structure at 13:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年10月05日

ブログ第2号 とても簡単なモデル

■立方体の押しつぶし

立方体を定盤の上に乗せて上から圧縮し、押しつぶす状況のモ
デルを考える。

MOdel コピー


そのときの応力(分布)はどうなるか、あるいは、どの辺が最初に
破壊しそうか、を解析結果を見てみることにする。

同時に、解析終了まで、慣れている筆者が操作してどの程度の
時間がかかるかもに注目する。

では、簡単に条件を決めておく。

 ★ 立方体: 10cm角
 ★ 材 料: 一般的な、スティール(鋼)
 ★ 圧縮力: 上から、100kg
 ★ 定 盤: 立方体は定盤に「しっかり」固定されている

構造解析をやる上でまずストレスになるのは「メッシュ」だと思う
が、それはコンピュータに任せることにする。

MEsh コピー


出力の色などもそろえるようにして

 解析時間は、約8分

だった。


■解析結果の非常に簡単な評価

(1)力を掛ける上部の応力は全体的に大きく、また、コーナーの
   応力(VonMises相当応力)は少し小さくなる。

→ 上部が最も広がろうとするため、全体でも応力が高くなってい
   る。上部が最初に裂けると思う。

→ コーナー部分は、力が逃げるから応力が小さくなると思う。

POst1 コピー


(2)定盤と接地する底部では、コーナーの応力が高い

→ コーナーは動かないため、広がろうとする他の部分からの応
  力が溜まる。
  (接地部は固定した条件としているため)

POst2 コピー



これだけでも、おっ!?、と思うこともあると思う。

<a href="http://science.blogmura.com/engineering/"><img src="http://science.blogmura.com/engineering/img/engineering88_31.gif" width="88" height="31" border="0" alt="にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ" /></a><br /><a href="http://science.blogmura.com/engineering/">にほんブログ村</a>



femap_structure at 11:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)