R0000347

 旅先の楽しみの一つが、その土地の方言を耳にすることです。
 でも、自分たち旅の人間が、地元の人にネイティブ方言で話されることは、ほとんどないと言っていいでしょう。
「この人たちでもわかる程度の・・・」
 話し方にされてしまうので、気を使っている中での、ほんの言葉の片隅や抑揚に、ちょっとだけ味わうことが出来るだけです。
 
 そこで、自分たちがするのは、食堂やお店などで、耳に飛び込んでくるネイティブ同士の会話に耳を澄ますことです。
 地元民同士だと、気兼ねなく本当の方言で話しているので、それがとても心地良いんですよね。

 なんだか盗み聞きしているみたいですが、どうせ意味なんてわからないので、許してくださいね(笑)
 先日書いた、音楽としての言語の記事にも通じるのかもしれませんが、旅先で聴く方言は、言葉ではなくて音楽みたいなものでしょうか。

 時々、なんとなく好きな方言に出会うと、自分たちもその言葉を話せたら・・・会話できたら・・・と思いますが、それが出来ないところが悔しいと感じます。