ソフトバンクのホワイトプランは先に導入されたゴールドプランに対してずっとシンプルな内容になり、おおむね好意的に受け入れられているようだ。
ただ、新スーパーボーナスとの組み合わせでは注意が必要だという意見を良く耳にする。

新スーパーボーナスの月々の割引というのは、毎月の利用料金から一定額を割り引くという物だ。この割引額は端末(の価格)に応じて設定される。そして、契約者がソフトバンクに月々払うお金というのは、「電話の利用料金」+「端末購入の割賦金」となる。即ち、新スパボでの割り引き対象はあくまで前者のみであり、割賦金はそのまま負担することになる。
割引額は割賦金と同額またはそれ以下に設定されている事、割引の対象はあくまで利用料金である事の2点を踏まえると、月々の支払額は(割賦金)と、(利用料金−割引額)の額の合計となる。割賦金が割り引かれるわけではなく、あくまで利用料金が割り引かれると言う部分に注意が必要となる。

ホワイトプランで毎月基本料の980円しか利用しない場合は、新スパボを適用しても割引額も980円にしかならない。これでは月々980円で利用できるって事にはならないじゃん!罠だったのか!って理屈だ。

確かに、新スパボに関しては少々分かり辛いシステムだが、これをもってホワイトプランを批判するというのは筋が違うんじゃないか?ホワイトプランってのはあくまで料金プランで、新スパボは端末購入代金の割引システムだ。な〜んかナニが何でもタダで端末を手に入れてやろうって考えが蔓延してるのが気に入らない。
本来、携帯電話端末にはれっきとした値段が付いていて、それは端末を買う人が払わなきゃならない額っていう事だ。毎月4000円とか5000円とか利用料金がかさむ人にとっては、端末が実質タダになりますよって話で、端末をタダで手に入れた上に毎月980円で利用しようってのはさすがに無理があるでしょ。

携帯電話業界のインセンティブシステムに慣らされた消費者にとっては直ちに受け入れがたい仕組みかもしれないけど、何万円もする商品をなんとかしてタダで手に入れようって根性は良く考えたらヘンだよね。今までの端末無料って状況が実はカラクリだらけだったって事にそろそろ気付くべきなんだよね。

MNP以降のソフトバンクの動きってのは正直ほめられた物じゃない。でも、今までの
インセンティブモデルってのはいびつな販売形態だったと思う。様々な縛りでユーザーを囲い込んで収益に結び付けてきた各社にはソフトバンクのやり方を一方的に非難する資格があるのだろうか?
消費者としては、携帯電話の利用方法として新たな選択肢が増えたことをまずは歓迎すべきだし、その上で自分にあったキャリアを見極める事が重要だと思う。