こちらの記事はFetishi-SMのSHOP BLOGに載せて頂いた記事の転載になります♪
女王様コラムは、Fetishi-SMの女王たちが各々のSM観（SM感）やプレイに対する拘り、思いなどを綴っています。
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唐突だけど、私の初恋はたぶん幼稚園の頃。
お相手は近所に住む年上のお姉さん。
当時そのお姉さんは中学生くらいだったのだと思う。
それでも、私にはすごく大人っぽく見えたし、綺麗だったし、小さな子に対して面倒見も良くて優しかった。
それは、恋心ではなくて憧れだったのかもしれないけれど、初めて家族以外に特別な感情を抱いたのはきっとこの時だ。
だからと言って、じゃあ私はレズビアンなのかっていうと、それはちょっと違う。
その時、憧れた以上の情熱で男性にも女性にも（もしかしたらどっちでもない人もいたかも）ごくごく自然に恋をしながら私は大人になっていったから。
今ならそれがいわゆるパンセクシャルってやつだって分かるけれど、当時の私は疑問や違和感を感じる事もなかったので（それは周りの環境に恵まれていたのかもしれないけれど）、その言葉すら知らなかった。
子供の頃から可愛いもの、美しいもの、きれいなもの、心地よいものが大好きだった。
それは人に対してもそうで、もちろん外から見えることだけの話ではない。
そして、今も好きなもの、好ましいことの根本にあるのはそれ。
自分自身も美しい魂でありたいし、美しい生き方をしたい。
そして、可愛げのある人間でいたい。
年を重ねるほど、そんな思いは強くなっている。
世の中にはいろんな性別やジェンダー、性的指向の人がいる。
逆にそれらが “ない” 人だっている。
まるでグラデーションのようで境目なんて曖昧だ。
そこに名前をつけようとするから、どんどん言葉と名前だけが増えていってるような気さえする。
はっきりと白黒つけられるような何かでいられる人は、本当はそんなに多くないのかもしれない。
私にとってのSMは、だいたいの場合が性と密接に関わってくるものだ。
（実は求められれば性と切り離す事もできるんだけれど、それは特別な例だと思う）
もちろんそこには性別やジェンダー、性的指向も少なからず関係してくるだろう。
だけど、私自身は先ほども書いたようにそれほど重要視していない。
私が好き・私が良いとか、私だからと思ってくれる相手と心地よい時間を過ごせることが一番大切。
誤解を恐れずに言うならば、実は私は性癖さえもそこまで重要だとは思っていない。
私に出来ることと出来ないことはある。
その上で私の好きなことと、相手の好きなことや求めるものが重なる部分があれば良い。
あとは私と相手の気持ち次第。
それで十分。
きっと楽しい時間が過ごせると信じている。
純
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