《使命》

現在の活動を「なぜ行っているのか」という理由。組織の存在理由や目的、突き詰めていえば「何をなしたことをもって人々の記憶に残ることを願っているのか」ということでもある。

 
 《ビジョン》

組織にとって望ましい未来図。

 
 《顧客》

組織が成果をあげることによって、満足を与えることができる相手。第一の顧客とは、組織の活動によってその生活が改善される人々であり、支援してくれる顧客とはボランティア、メンバー、パートナー、資金提供者、委託先、職員など、活動を行うことによって満足を得る人々のことである。

 
 《顧客にとっての価値》

    満たされるべき顧客のニーズ(肉体的・精神的幸福)、欲求(サービスがどこで、いつ、どのように提供されるかということ)、希望(望ましい長期的成果)のこと。

 
 《成果》

    組織にとっての事業成果。具体的には人々の行動、状況、健康、希望、資産、能力などとして表現できる生活が改善されること。「成果とは、常に組織の外部で達成される」という性質がある。

 
 《ゴール》

    組織の基本的、長期的な方向性を表す三つないし五つの目的。

 
 《目標》

    具体的かつ計測可能な水準の成果。

 
 《行動計画》

    組織の目標に沿った方向性を持つ詳細な計画と活動。

 
 《予算》

    計画を実行するのに必要な資源の割り当て。いわば、特定の行動計画を財務的に表現したものと言える。

 
 《査定》

    目標に沿って成果を出していく過程をチェックするプロセス。目標に沿うためにはどの時点で修正を加えるべきかを経験と状況の変化に基づいて指摘すること。

 
 《深層面接》

    組織内で選抜された個人で構成されるグループの深層心理を浮き彫りにするために用いられる一対一の面接。この面接で得られた知見は、グループ・ディスカッションや意思決定の物差しとして使われる。

 
 《環境調査》

    組織の将来的な活動に影響を与える可能性がある活動環境に関する事実と動向を見つけ出し、文書化するプロセス。

 
 《内部データ》

    組織の歴史、現状、目標達成能力に関する情報をまとめたもの。現在の使命に関する情報も含む。内部データは自己評価の参加者に方向性を示す判断材料として利用される。

 
 《リーダー・チーム》

    NPO などの非営利組織の理事会の会長や理事長で構成されるチーム。組織のガバナンス(統治)を担当するトップと組織のマネジメントを担当するトップが協力し合うことによってこそ、自己評価を実施することが可能となるのである。

 
 《非営利組織》

    本書では、 NPO NGO 、広義の意味の公益法人、すなわち財団。社団、社会福祉法人、学校法人を主にさして非営利組織と呼ぶ。しかし、営利による成果の判定基準を持たない行政組織も本書の考え方を適用できるだろう。

    なお NPO は、 Nonprofit Organization の略で、一般的には市民活動やボランティア活動をする民間の人々が集まって結成した非営利法人、または民間非営利団体と理解されている。つまり、その団体や組織がそれぞれ活動することによって得た利益は、一般企業とは異なり組織内で分配せず利益獲得を目的としない団体の総称である。

 
 《非営利セクター》

    民間の非営利組織の集合体を非営利セクターと呼ぶ。非営利組織が個々の組織をさすこともあれば、組織原理を共有する組織の集合をさすことも可能である。本書ではこの両者を区別する意味において「非営利セクター」という用語を用いる。ただし、この言葉は、単に個々の組織の集合という状態をさすにとどまらず、社会的に独自の意義と機能を有する存在であることも含んだ意味合いを持つ。

               『非営利組織の経営』より


 《ミッション》

 あなた方の活動の目的、組織の存在の理由。つまるところ、それをもってして憶えられたいこと。

 《顧客》

 

 満足させるべき人たち(自然環境のように人間以外のものであってもよい)。活動対象としての顧客(プライマリー・カスタマー、主たる顧客)と、パートナーとしての顧客(サポーティング・カスタマー、支援者たる顧客)の二種類がいる。前者は、組織の活動によって、生活と人生が変えられる人たちである。後者は、ボランティア、寄付者、会員、有給のスタッフ、各種メディアなど、組織の活動から満足を得る人たちである。


 《価値》

 顧客のニーズ、欲求、希望を満たすもの


 《成果》

 組織としての帳尻。人々の人生、生活、能力、健康、姿勢、行動、環境等に与える影響。したがって組織の外にあるもの。


 《目標》

 組織のミッションの達成度を示す、具体的かつ測定可能な指標。


 《アクション・プラン》

 目標達成のための詳細な計画。緻密でありながら常時修正。


 《予算》

 アクション・プラン実行のための資源の投入計画。アクション・プランの資金的側面。


 《ゴール》

 組織に基本的な方向づけを与える複数の目標。


 《ビジョン》

 実現を望む未来の姿。


 《計画》

 ゴール、目標、アクション・プランを実現する方途。期限、要員、予算を含む。ビジョンを加えてもよい。


 《評価》

 目標達成に向けての進捗状況。および状況変化によるアクション・プラン修正の必要性の把握。


          『経営者に贈る五つの質問』より             

 
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