IC-CONNECTさんが、EN700BASSのレビュワー募集との事で、EN700BASSをお借りしました。
 というのも、1万円オーバーと中華イヤホンとしては良いお値段の物を体験してみたかったということと、
 EN700BASS
ということなので、正直に、率直に感想を述べたいと思います。

※このページでは、音質について全く触れません。
 近日中に音質についての評価も更新しますのでお待ち下さい


長い文章となるので、先に結論を述べておきます。

非常に拘りが多く、満足の行く1本です。
付属品もしっかりとしており、1万円台はエントリー、という最近の風潮を吹き飛ばすような感想です。
言い換えると、1万円台だけどこのメーカーのハイエンドであるという風格が漂っています。
また、大きく見えそうな外観ですが、まぁまぁしっかりフィットします。




それでは本題です。

【開封】 
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外箱です。特に奇をてらう所はなさそうに見えます。

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パッケージに居る鳥の朱雀です。
 中国らしい装飾で私は好きです。

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 ある程度の価格帯のイヤホンらしいパッケージのされ方に見えます。
むしろ、13500円前後(4/3現在、正規販売価格)ながらしっかりしているとも言えると思います。

【内容物】 
・イヤーピース
 
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他のレビュワーさんも言及していましたが、日本語表記はありません。
また、写真を撮り終えて気づきましたが、裏面に英語での説明がありました。スマホで撮って翻訳した手間が…

英語では左がEartip I、右がEartip IIとなっていました。
英語の説明によると、

Eartip I
柔らかい素材によって良い密閉性と性能と快適さをもたらす。
低周波を強化し、、音を柔らかく厚くするため擦過音を抑える。

Eartip II
低域が強化され、聞き心地に優れる。
周囲の擦過音の顕著な減少、 中立でベースの駆動する音

なんか釈然としない翻訳ですみません。
纏めると、Eartip Iは中域寄り、Eartip IIは低域寄りでどちらも擦過音を抑える、という所でしょう。

また、Eartip Iですが、 サイズが一目でわかるような仕組みを採用しています。
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見覚えの有るような気がします。どうやら、このようなタイプのイヤーピースをコロンビアと呼ぶと言う話を聞きました。


 
・ケース
BASSのないノーマルのEN700の時から話題の純正のケースです
 
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科学と芸術に敬意を、という意味らしいです。
本革と思われます。革の香りがします。
また、デモ貸出によって少しケースのエージングがされており、革製品らしく使う度に愛着が湧くようなケースです。
内側には布が貼られており、蓋はマグネットで閉じるためボタンのような煩わしさがなく、また高級感が漂います。 

 ・本体
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ハウジング、外側です。
写真でどこまで伝わっているかはわかりませんが、私が前に画像で見たより高級感が有ると感じました。

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ハウジング、耳の内側の方です。金属っぽく、良い重みがあります。
フィルター部はスポンジで劣化して抜けてしまいそう、という事はなく、 安心して使えそうです。

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このように、ケーブルにマジックテープ式のケーブルタイが付属しており、ちゃんとメーカー名が入っています。
冬場の服装だとマジックテープが服に張り付いたりしそうで、賛否の分かれそうな所ではあります。
ですが、ケースがイヤホンポーチらしくない革の箱である事を思うと、絡まないようにするためには必要な装備かと思います。
また、ケーブルは絡みやすく、そして解けにくいのでタイでとめた方が便利そうです。
不便だと思う人は、外す事が出来ます。
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写真でお見せ出来る綺麗な手ではないのでピンセットで失礼します。 

この左の部分のように、マジックテープでケーブルに固定されているだけで着脱が可能なので、外す事が出来ます。また、簡単にケーブルから外れるようにも見えません。

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プラグはこのように、ストレートです。また、ちゃんとプラグにカバーが付けてある事に好感を覚えます。

・・・そして、私のこのイヤホンに惚れたポイントはここです

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そう、プラグの根本の補強にちゃんとメーカー名が入っているのです!
ちゃんと補強されているだけでなく、専用の物を用意しているのです!!
細かな所までしっかり作り込まれた1本である事がよくわかります。

・取付可能イヤーピースについて

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このようにカナル部は2段になっていて、耳にイヤーピースが残る事故は少なそうです。

また、この太い部分の直径は5.2~3mm、長さ2mm、その後の細い部分の直径が4.5mm程度でした。
手持ちで比較した所、IE8やCK100Pro、Tubomiより細く、MDR-EX750と同じような太さでした。
(参考までに、TE-05、IE8,CK100Pro,10Pro等は最太部で6mm程度でした)
なので、コンプライで言うと200相当の軸かと思われます。

手持ちのイヤーピースを試した所、SpinfitやFinalのEタイプは普通に使えます。
Spiral Dotは、首の細い部分のせいで少しグラグラします。
ただ、傘の広がりのお陰ですぐに外れそうな感じはないです。


 ・サイズ感比較

このイヤホンについて、サイズ感が気になった方も多いのではないでしょうか。私はとても大きくてフィットしないんじゃないか、と少し不安でした。
ということで、手持ちイヤホンの中で多くの人に馴染みが深そうな、そして価格帯が被りそうなSE215SPEと大きさを比較しました。 
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パッケージに入れた所、確かにSE215SPEより大きいですが、巨大ではないです。

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カナル部の角度が違います。SHUREのように奥に押し込む使い方ではなさそうです。

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SHUREは耳からの出っ張りがほぼなく、それを思うと厚みはあります。

参考までに、JHAudioのSirenシリーズがイマイチフィットせず、Angie IIでギリギリという程度で、インプレッション採取時の補聴器屋の方の言葉を借りるならば、普通~少し小さめな耳の私ですが、このイヤホンはかなりしっかりフィットしました。

また、ケーブルはしなやかで、取り回しも非常に良さそうです。
編み込みも、所謂”中華イヤホン”にありがちなベタつく皮膜であったり、編み込みがゆるくて解けそう、といった感じはなく、イヤホン本体のみを見るならヨーロッパのメーカーで、と言われても納得しそうな位しっかりした作りに見えます。

値段に偽りはなく、むしろ割安に感じてしまう程満足の行く1本でした。

では、次回以降、音質についての評価、そして実際にポータブルしてみての評価を致します。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
 
4/7 補足
 翻訳が誤ってたので修正しました。