2010年09月
2010年09月30日
thatの後ろに主語と動詞が続く文は、たいていの場合「・・・すること」と
訳されます。
たとえば、以下の文を見てください。
His angry face indicated that I failed to meet his expectation.
彼の怒った顔は、私が彼の期待に応えられなかったことを意味していた。
説明のために、やや翻訳調の日本語にしましたが意味は
理解してもらえると思います。
この訳し方でも大きな問題はないのですが、主語「怒った顔」と
述語「意味していた」が離れすぎているため少し理解しにくくなっています。
これが、もっと長い文になると、主語と述語がはるか遠くに離れてしまって、
読んでいる間に、何について書かれている文なのかが
分からなくなるときがあります。
このような場合は、以下のように訳すと分かりやすくなります。
彼の怒った顔が意味していたのは、私が彼の期待に応えられなかったということだ。
この訳し方なら、文が多少長くなっても混乱することはないはずです。
=> 英語を「知識」から「英語」へと進化させる方法はコチラ
訳されます。
たとえば、以下の文を見てください。
His angry face indicated that I failed to meet his expectation.
彼の怒った顔は、私が彼の期待に応えられなかったことを意味していた。
説明のために、やや翻訳調の日本語にしましたが意味は
理解してもらえると思います。
この訳し方でも大きな問題はないのですが、主語「怒った顔」と
述語「意味していた」が離れすぎているため少し理解しにくくなっています。
これが、もっと長い文になると、主語と述語がはるか遠くに離れてしまって、
読んでいる間に、何について書かれている文なのかが
分からなくなるときがあります。
このような場合は、以下のように訳すと分かりやすくなります。
彼の怒った顔が意味していたのは、私が彼の期待に応えられなかったということだ。
この訳し方なら、文が多少長くなっても混乱することはないはずです。
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2010年09月29日
今回は、「by ... ing」を使う文について書いてみます。
定訳では、「・・・することによって」と、後ろから前に戻りながら訳されます。
たとえば、以下の文を見てください。
You can edit the picture by moving around the cursor on the screen.
画面上でカーソルを動かすことで、写真を編集することができる。
何の問題もない日本語の文ですが、以下のように訳しても原文の意味を
損なうことはありません。
写真を編集するには、画面上でカーソルを動かします。
「・・・することによって」という後ろから前にもどる訳しかたに慣れている人には
不自然な感じがすると思いますが、文脈によっては原文どおりの語順で
訳した方が自然なことがよくあります。
もちろん、「・・・することによって」のほうが適切な場合もありますので、
そのときの状況によって使い分けるといいでしょう。
=> 英語を「知識」から「英語」へと進化させる方法はコチラ
定訳では、「・・・することによって」と、後ろから前に戻りながら訳されます。
たとえば、以下の文を見てください。
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画面上でカーソルを動かすことで、写真を編集することができる。
何の問題もない日本語の文ですが、以下のように訳しても原文の意味を
損なうことはありません。
写真を編集するには、画面上でカーソルを動かします。
「・・・することによって」という後ろから前にもどる訳しかたに慣れている人には
不自然な感じがすると思いますが、文脈によっては原文どおりの語順で
訳した方が自然なことがよくあります。
もちろん、「・・・することによって」のほうが適切な場合もありますので、
そのときの状況によって使い分けるといいでしょう。
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2010年09月28日
学校では、「because」は後ろから前に戻りながら訳すように学びます。
たとえば、以下の文を見てください。
Ken did not want to go to school because it was raining.
雨が降っていたので、ケンジは学校に行きたくなかった。
このくらいの短い文であれば、この訳しかたでも問題ありませんが、
長い文をこの方法で訳すと、文の主題が分からないまま理由の
説明ばかりを読まされることになるため、意味が分かりにくくなります。
以下のように前から後ろに訳した方が分かりやすくなります。
ケンジは学校に行きたくなかった。雨が降っていたからである。
または、
ケンジが学校に行きたくなかったのは、雨が降っていたからである。
この方が、原文の順序に近いので、原文作者の思考の流れに沿っていると
言えるでしょう。
ただし、特許翻訳など原文への忠実さが重要な文書では、
従来のような後ろから前に戻る訳しかたが好まれる場合もあります。
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たとえば、以下の文を見てください。
Ken did not want to go to school because it was raining.
雨が降っていたので、ケンジは学校に行きたくなかった。
このくらいの短い文であれば、この訳しかたでも問題ありませんが、
長い文をこの方法で訳すと、文の主題が分からないまま理由の
説明ばかりを読まされることになるため、意味が分かりにくくなります。
以下のように前から後ろに訳した方が分かりやすくなります。
ケンジは学校に行きたくなかった。雨が降っていたからである。
または、
ケンジが学校に行きたくなかったのは、雨が降っていたからである。
この方が、原文の順序に近いので、原文作者の思考の流れに沿っていると
言えるでしょう。
ただし、特許翻訳など原文への忠実さが重要な文書では、
従来のような後ろから前に戻る訳しかたが好まれる場合もあります。
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2010年09月27日
「so that」の訳を辞書でみると、「~するように」、「~するため」、
「それで」、「そのため」、「これにより」などが書かれています。
私の記憶では、学校では「~するために」のように習ったように思います。
以下の文を見てください。
You can change the settings so that the application will send you the warning message.
アプリケーションによって警告メッセージが送信されるように、設定を変更することができます。
上の文は文法どおりの訳で、日本語として問題はありません。
しかし、下のように訳すことで、より原文に近い語順(原文作者の
試行の流れに違い語順)の日本語になります。
設定を変更すると、アプリケーションによって警告メッセージを送信することができます。
訳文の語順が原文に近い方が、翻訳作業も見直し作業も
効率が上がりますし、コスト削減のために過去の訳文を
再利用するときも使いやすくなります。
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「それで」、「そのため」、「これにより」などが書かれています。
私の記憶では、学校では「~するために」のように習ったように思います。
以下の文を見てください。
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アプリケーションによって警告メッセージが送信されるように、設定を変更することができます。
上の文は文法どおりの訳で、日本語として問題はありません。
しかし、下のように訳すことで、より原文に近い語順(原文作者の
試行の流れに違い語順)の日本語になります。
設定を変更すると、アプリケーションによって警告メッセージを送信することができます。
訳文の語順が原文に近い方が、翻訳作業も見直し作業も
効率が上がりますし、コスト削減のために過去の訳文を
再利用するときも使いやすくなります。
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2010年09月26日
英語から日本語の翻訳では、関係代名詞を使った文を訳すときに
工夫が必要になります。
もちろん、学校で勉強した文法どおりに訳しても間違いではありませんが、
意味が分かりにくくなったり、いかにも翻訳という感じの文になったり
することがあります。
以下の文を見てください。
Press the square button located on the control panel that flashes in red and white.
制御盤に配置されている赤色と青色に点滅する四角いボタンを
押してください。
学校文法どおりに訳すと上の日本語のようになります。原文では、
文頭に「四角いボタンを押してください。」と書かれているので、
読者は何をすればいいのか、すぐに理解することができます。
しかし、訳文では、「四角いボタンを押してください。」の前に
四角いボタンの説明がダラダラと続くため、この文で何を
伝えたいのかが分かりづらくなっています。
それでは、次の文はどうでしょうか。
制御盤に配置されている四角いボタンで、赤色と青色に
点滅しているボタンを押してください。
今度は、最初の訳文よりも原文に近い順で訳されています。
今回は、「ボタン」を二度使って関係代名詞の「that」以降のボタンの説明を
分割しているため、文の意味を理解しやすくなっています。
このように、学校文法を少し離れて、原文作者の試行の流れに
沿うように一工夫するだけで、ずっと理解しやすい訳文を作ることができます。
無料レポート
『あなたの英語を「使えない知識」から「使える技術」へと進化させる方法』
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工夫が必要になります。
もちろん、学校で勉強した文法どおりに訳しても間違いではありませんが、
意味が分かりにくくなったり、いかにも翻訳という感じの文になったり
することがあります。
以下の文を見てください。
Press the square button located on the control panel that flashes in red and white.
制御盤に配置されている赤色と青色に点滅する四角いボタンを
押してください。
学校文法どおりに訳すと上の日本語のようになります。原文では、
文頭に「四角いボタンを押してください。」と書かれているので、
読者は何をすればいいのか、すぐに理解することができます。
しかし、訳文では、「四角いボタンを押してください。」の前に
四角いボタンの説明がダラダラと続くため、この文で何を
伝えたいのかが分かりづらくなっています。
それでは、次の文はどうでしょうか。
制御盤に配置されている四角いボタンで、赤色と青色に
点滅しているボタンを押してください。
今度は、最初の訳文よりも原文に近い順で訳されています。
今回は、「ボタン」を二度使って関係代名詞の「that」以降のボタンの説明を
分割しているため、文の意味を理解しやすくなっています。
このように、学校文法を少し離れて、原文作者の試行の流れに
沿うように一工夫するだけで、ずっと理解しやすい訳文を作ることができます。
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2010年09月25日
翻訳するときに、単語の語順を原文と訳文でできるだけ
一致させておくと、たくさんのメリットがあることは、
もう理解していただけたかと思います。
今回も、前回に引き続いて単語の語順についてお話します。
単語の順序(1)を読んでいただければ、今回の内容は簡単に
理解できると思います。
以下の英文を見てください。
I gave him a book.
この文を日本語に訳す場合、
私は本を彼にあげた。
ではなく、
私は彼に本をあげた。
と訳した方が、原文に近い日本語ができます。
以下の文も同様です。
I gave a book to him.
この文は、
私は本を彼にあげた。
と訳した方が、原文に近い日本語ができます。
もちろん、日本語として不自然だったり、文の意味が変わってしまう
ような場合もあるので注意が必要です。
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一致させておくと、たくさんのメリットがあることは、
もう理解していただけたかと思います。
今回も、前回に引き続いて単語の語順についてお話します。
単語の順序(1)を読んでいただければ、今回の内容は簡単に
理解できると思います。
以下の英文を見てください。
I gave him a book.
この文を日本語に訳す場合、
私は本を彼にあげた。
ではなく、
私は彼に本をあげた。
と訳した方が、原文に近い日本語ができます。
以下の文も同様です。
I gave a book to him.
この文は、
私は本を彼にあげた。
と訳した方が、原文に近い日本語ができます。
もちろん、日本語として不自然だったり、文の意味が変わってしまう
ような場合もあるので注意が必要です。
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2010年09月24日
英語と日本語では、文法がまったく違うために単語の位置が前後
逆になってしまいます。
しかし、一工夫するだけで、かなり近い語順の文を書くことができます。
以下の文を見てください。
Ken ate an apple at home.
この文は、「ケンは家でリンゴを食べた。」と訳しても何の問題もありません。
しかし、以下を見れば分かるように、日本語では「apple」と「home」の
位置が逆になっています。
Ken ate an apple at home.
ケンは家でリンゴを食べた。
これくらいの短い文では混乱することはありませんが、長い文を
翻訳するときには、単語の位置を入れ替えると、どの英単語が
どの日本語単語に対応するかが分からなくなり、間違いを見落とす
可能性がでてきます。
そこで、以下のように訳してはどうでしょうか。
Ken ate an apple at home.
ケンはリンゴを家で食べた。
これなら、英語と日本語の語順が近くなります。
もちろん、「リンゴを」食べたことを強調したいのか、「家で」食べたことを
強調したいのかというニュアンスが変わってきます。
しかし、実務翻訳の対象となる技術文書やビジネス文書では、
ニュアンスはそれほど重要でないことが多くあります。
重要なことは、ニュアンスではなく文章で表現されているためです。
「日本語として不自然でない範囲で」という制限はありますが、
できるだけ原文に近い訳文を作ることには、多くのメリットがあります。
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逆になってしまいます。
しかし、一工夫するだけで、かなり近い語順の文を書くことができます。
以下の文を見てください。
Ken ate an apple at home.
この文は、「ケンは家でリンゴを食べた。」と訳しても何の問題もありません。
しかし、以下を見れば分かるように、日本語では「apple」と「home」の
位置が逆になっています。
Ken ate an apple at home.
ケンは家でリンゴを食べた。
これくらいの短い文では混乱することはありませんが、長い文を
翻訳するときには、単語の位置を入れ替えると、どの英単語が
どの日本語単語に対応するかが分からなくなり、間違いを見落とす
可能性がでてきます。
そこで、以下のように訳してはどうでしょうか。
Ken ate an apple at home.
ケンはリンゴを家で食べた。
これなら、英語と日本語の語順が近くなります。
もちろん、「リンゴを」食べたことを強調したいのか、「家で」食べたことを
強調したいのかというニュアンスが変わってきます。
しかし、実務翻訳の対象となる技術文書やビジネス文書では、
ニュアンスはそれほど重要でないことが多くあります。
重要なことは、ニュアンスではなく文章で表現されているためです。
「日本語として不自然でない範囲で」という制限はありますが、
できるだけ原文に近い訳文を作ることには、多くのメリットがあります。
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2010年09月23日
to不定詞の訳し方(1)の続きです。
前回、不定詞を前から後ろに訳すことは、原文作者の思考の流れに沿った
訳し方だということを書きました。
翻訳という作業は文法書に書かれているとおりに単語を置き換える
作業ではなく、作者の考えを言葉を通じて伝える作業だと私は考えています。
このため、原文の語順で訳した方が作者の意図が伝わりやすく、
読者も理解しやすい場合が多いのです。
今回は別の例を紹介します。
Click the OK button to close the window.
パソコンを使っていると、よく見るようなメッセージです。
この文を文法どおりに訳すと、以下のようになります。
ウィンドウを閉じるには「OK」ボタンをクリックします。
この訳文は、まったく問題ないように見えますが、以下のような状況で
使われていた場合はどうでしょう。
------ここから------
・・・するには、以下の手順を実行してください。
1)アプリケーションAを起動します。
2)BメニューでCを選択します。
3)Dにパスワードを入力します。
4)Click the OK button to close the window.
------ここまで------
この文脈では、「OK」ボタンを押す以外に選択肢がないため、
「ウィンドウを閉じるには「OK」ボタンをクリックします。」は不自然です。
このような状況では、やはり前から後ろへと原文の語順で訳す必要が
あります。
「OK」ボタンをクリックしてウィンドウを閉じます。
原文の語順で訳した方がしっくりとくるのがお分かりでしょうか。
無料レポート
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=> 英語を「知識」から「英語」へと進化させる方法はコチラ
前回、不定詞を前から後ろに訳すことは、原文作者の思考の流れに沿った
訳し方だということを書きました。
翻訳という作業は文法書に書かれているとおりに単語を置き換える
作業ではなく、作者の考えを言葉を通じて伝える作業だと私は考えています。
このため、原文の語順で訳した方が作者の意図が伝わりやすく、
読者も理解しやすい場合が多いのです。
今回は別の例を紹介します。
Click the OK button to close the window.
パソコンを使っていると、よく見るようなメッセージです。
この文を文法どおりに訳すと、以下のようになります。
ウィンドウを閉じるには「OK」ボタンをクリックします。
この訳文は、まったく問題ないように見えますが、以下のような状況で
使われていた場合はどうでしょう。
------ここから------
・・・するには、以下の手順を実行してください。
1)アプリケーションAを起動します。
2)BメニューでCを選択します。
3)Dにパスワードを入力します。
4)Click the OK button to close the window.
------ここまで------
この文脈では、「OK」ボタンを押す以外に選択肢がないため、
「ウィンドウを閉じるには「OK」ボタンをクリックします。」は不自然です。
このような状況では、やはり前から後ろへと原文の語順で訳す必要が
あります。
「OK」ボタンをクリックしてウィンドウを閉じます。
原文の語順で訳した方がしっくりとくるのがお分かりでしょうか。
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『あなたの英語を「使えない知識」から「使える技術」へと進化させる方法』
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=> 英語を「知識」から「英語」へと進化させる方法はコチラ
学校で勉強した文法では、「to不定詞」は後ろから訳します。
たとえば、
I went to school to study English.
の場合、
「私は、英語を勉強するために学校に行った」
と訳します。
しかし、このように後ろから前に訳す方法は文法解釈のために
学者さんが考えた方法であり、英語の思考の流れに沿うものではありません。
ネイティブが上の文を英語で話す場合、
1)学校に行った
2)英語を勉強した
という順番に思考が流れているはずです。
日本語で訳すときも、この順序で訳すとうまくいくときが多くあります。
上の文では、
「私は、学校に行って英語を勉強した」
と訳せます。文の意味は変わっていませんし、原文の思考の流れに
沿って訳せています。
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たとえば、
I went to school to study English.
の場合、
「私は、英語を勉強するために学校に行った」
と訳します。
しかし、このように後ろから前に訳す方法は文法解釈のために
学者さんが考えた方法であり、英語の思考の流れに沿うものではありません。
ネイティブが上の文を英語で話す場合、
1)学校に行った
2)英語を勉強した
という順番に思考が流れているはずです。
日本語で訳すときも、この順序で訳すとうまくいくときが多くあります。
上の文では、
「私は、学校に行って英語を勉強した」
と訳せます。文の意味は変わっていませんし、原文の思考の流れに
沿って訳せています。
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=> 英語を「知識」から「英語」へと進化させる方法はコチラ
翻訳の技術というのは、通信教育や翻訳学校などで教えられてはいますが、
基本的には個人の言語センスに依存するところが大きいものです。
言語のセンスというのは個人によって大きく違うため、同じ文章を翻訳しても、
翻訳者が違えばまったく違った文章になることは普通にあります。
どのような文章がすぐれていて、どのような文章がダメなのかは判断が
難しいところですが、少なくとも実務翻訳(ビジネス文書、仕様書、マニュアル
など、企業で発生する書類)の翻訳では、以下の点が重要であると言えます。
1.正確である。
2.原文に忠実である。
3.読みやすい自然な文章である。
これらの要件を満たすために、翻訳者たちはそれぞれ独自の技術を
身に付けていますが、その技術は個人によって異なるため、
結局は同じ文章を訳しても翻訳者によって違った文章ができあがって
しまいます。
私が提唱する「フィデリティー翻訳」では、原文に忠実でありながら
自然で読みやすい文章を作成するための技術を提案しています。
「フィデリティー翻訳」を使って翻訳することで、以下のメリットが得られます。
<翻訳を発注する側の利点>
・原文に忠実な訳文ができるため、誤訳・訳抜けを見つけやすい。
・原文と訳文をペアにして保存しておけば、将来、類似する文章を
翻訳するときに参考にしやすいため、翻訳の経費・期間を削減できる。
・パンフレットなど、さらに流ちょうな表現の文章が求められる場合に、
土台として使いやすい。
・訳抜けがないことが簡単に分かるので安心。
<翻訳者・チェッカーの利点>
・カーソルの移動が減るために生産性が向上する。
・単語を左右に移動させる必要がないため、誤訳・訳抜けの危険が減る。
・原文と訳文の語順が近いので、見直しに必要な時間を短縮できる。
・htmlファイルなど、タグ付きの文書では、タグを左右に動かす手間を省き、
タグを壊してしまう危険を減らすことができる。
いかがでしょうか。実際には、これ以外にもメリットはたくさんあるはずです。
「フィデリティー翻訳」を活用することで、今まで翻訳者にまかせきりだった
作文技術を統一し、安定した文章を作成することが可能になります。
=> 英語を「知識」から「英語」へと進化させる方法はコチラ
基本的には個人の言語センスに依存するところが大きいものです。
言語のセンスというのは個人によって大きく違うため、同じ文章を翻訳しても、
翻訳者が違えばまったく違った文章になることは普通にあります。
どのような文章がすぐれていて、どのような文章がダメなのかは判断が
難しいところですが、少なくとも実務翻訳(ビジネス文書、仕様書、マニュアル
など、企業で発生する書類)の翻訳では、以下の点が重要であると言えます。
1.正確である。
2.原文に忠実である。
3.読みやすい自然な文章である。
これらの要件を満たすために、翻訳者たちはそれぞれ独自の技術を
身に付けていますが、その技術は個人によって異なるため、
結局は同じ文章を訳しても翻訳者によって違った文章ができあがって
しまいます。
私が提唱する「フィデリティー翻訳」では、原文に忠実でありながら
自然で読みやすい文章を作成するための技術を提案しています。
「フィデリティー翻訳」を使って翻訳することで、以下のメリットが得られます。
<翻訳を発注する側の利点>
・原文に忠実な訳文ができるため、誤訳・訳抜けを見つけやすい。
・原文と訳文をペアにして保存しておけば、将来、類似する文章を
翻訳するときに参考にしやすいため、翻訳の経費・期間を削減できる。
・パンフレットなど、さらに流ちょうな表現の文章が求められる場合に、
土台として使いやすい。
・訳抜けがないことが簡単に分かるので安心。
<翻訳者・チェッカーの利点>
・カーソルの移動が減るために生産性が向上する。
・単語を左右に移動させる必要がないため、誤訳・訳抜けの危険が減る。
・原文と訳文の語順が近いので、見直しに必要な時間を短縮できる。
・htmlファイルなど、タグ付きの文書では、タグを左右に動かす手間を省き、
タグを壊してしまう危険を減らすことができる。
いかがでしょうか。実際には、これ以外にもメリットはたくさんあるはずです。
「フィデリティー翻訳」を活用することで、今まで翻訳者にまかせきりだった
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