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『ドリームガールズ』を観た。

傑作ミュージカルの映画化。

盛り上がったんだけど…

 

『シカゴ』が“女優”ありきだとしたら、今回は“歌”ありき。

ビヨンセやジェニファー・ハドソンの歌唱力ほもちろん、ジェイミー・フォックスを筆頭とするドリームボーイズも素晴らしい歌声。

ミュージカル“映画”としては、カラオケシーンが最高にハッピーな『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』、もう一度観る精神状態になれない『ダンサー・イン・ザ・ダーク』、最近だと『嫌われ松子の一生』の方が…

 

スクリーンで、しかも格安で本場の舞台を鑑賞した満足感は得られる。

純粋なミュージカルとしては『シカゴ』より『ドリームガールズ』。

ドリームボーイズのひとり、エディ・マーフィーを見直した。

 

やっぱ生粋のエンターテイナー。

モデルはジェームス・ブラウンとマーヴィン・ゲイのコラボって感じ。

悲劇の原因は音楽界にモデルだらけの…過剰摂取。

 

ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョップリン、ジム・モリスン、シド・ヴィシャス、カート・コバーン…

『Rey』や『ウォーク・ザ・ライン』でも、もがき苦しみ断つ姿が描かれる。

敬愛なるRED HOT CHILI PEPPERSもリヴァー・フェニックスも…

 

ショウビズ界の劇流に要領よく乗れずに、成功で得た莫大な資金で、悪魔と取引をする。

根絶出来ないのは、国レベルの市場が存在するから…『トラフィック』。

断絶出来ないのは、奇跡の瞬間が生まれることがあるから。

 

「運が悪かった」と思うしかない。

「量を測り間違えた」と思うしかない。

人間は“弱さ”を乗り越えないと、強くなれない。