2019年05月

【予想】日本ダービー~今年は力勝負が見たい

こんばんわ。

今回は日本ダービーの予想を書きたいと思います。

昨年は◎キタノコマンドールを本命(現在は休養中?)
皐月賞からの状態の上り目を期待した本命でしたが体に芯が入りきらない間に仕上げて高速馬場を走った反動で骨折休養を余儀なくされました。

何よりワグネリアン、コズミックホースを拾いきれず完敗だった平成最後のダービーでした。
(オークスのカレンブーケドールもそうですがスイートピーSやプリンシパルSを無条件に嫌う固定概念を崩した予想が必要ですよね)

時代の流れと共に血統、ローテーションもどんどん変わっているってるので競馬ファンも同じように変わらないといけないと思わされる日々です(変わっていない自分は今年のGⅠはほぼ的中なしです(-_-;)


さて今年のダービーですが注目はサートゥルナーリアの無敗の2冠馬。
それをヴェロックス、ダノンキングリーが逆転できるかだと思います。

先に書きますが本命はサートゥルナーリアです。

皐月賞上位三頭は間違いなく強い。

しかし一つ気にするべきことは上位3頭の皐月時の状態です。

特にサートゥルナーリア。
この馬のパドック気配は悪くありませんでした。
しかしずば抜けて良くもありませんでした。

皐月賞のパドックを評価すると

1着サートゥルナーリア80点
2着ヴェロックス100点(ヴェロックスの中で過去最高のデキでした)
3着ダノンキングリー95点(ほぼ満点ですがまだ上があっても良いと思っての95点です)
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サートゥルナーリアは明らかにトライヤル使用に少し上乗せがあったようなデキで間違いありません。
そこで考えられるのは皐月賞を使って状態は皐月賞以上になるということ。

数字以上に馬体(特に腹回り)はすっきり見せるでしょうし筋肉の盛り上がりもはっきりする可能性が高い。


そしてサートゥルナーリアに味方する要素は展開。

ヴィント竹之下騎手、リオンリオン横山武騎手が記念すべきダービー初騎乗。
自分が2人の立場なら「悔いのないレースをしたい」って思いますし、そう考えるなら手綱を引きっぱなしの逃げを打たない。

ワグネリアンやレイデオロの時のようなSペースの日本ダービーにはならない可能性が高い。

そして今の東京は高速馬場。ノームコア、ラヴズオンリーユーはまるでゲームの世界のような時計で勝っています。
ダービーはおそらくオークスよりも速い決着が想定されます。
高速決着に適性があるのはキングマンボ系(キングカメハメハ)です。

このキングカメハメハ系であるレイデオロ、アーモンドアイは昨年の天皇賞(秋)、ジャパンカップで驚くべきタイムで優勝しました。

サートゥルナーリアもアーモンドアイと同じロードカナロア産駒で血統から高速馬場の適正は十分にあると考えられます。

能力、状態、高速適正とサートゥルナーリアを嫌う理由は事前の予想ではありません。

対抗はヴェロックスです
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皐月賞はかつてないほど心身共に充実した仕上がりでした。
キレない持続力タイプのキャラクターもキセキと似ており川田騎手とベストマッチする馬です。

皐月賞の4角先頭のレースぶりからもこの馬の存在がダービーのラップを締まったものにしてくれそうで昨年のような立ち回りだけで何とかなるダービーにはならないと思っています。


ジャスタウェイ産駒は初年度なだけに距離延長と左回りのGⅠは未知数ですが、シャスタウェイ自身も左回りのG1は好成績で本格化してからは全て勝ち負けでした(ジャパンカップではサートゥルナーリアの兄エピファネイアの2着。弟サートゥルナーリアに産駒のヴェロックスが逆転するか歴史は繰り返すか、楽しみの一つにしたいと思います)


◎サートルゥナーリア
〇ヴェロックス
▲ダノンキングリー
×アドマイヤジャスタ
×レッドジェニアル
×クラージュゲリエ
×ニシノデイジー
×ランフォザローゼス
×ロジャーバローズ

以上です。
今年は誰のどんなガッツポーズがみられるかドキドキわくわくしたいと思います。

【予想】葵S~とにかく内枠か先行脚質から買うレース

こんにちは!

更新が後手後手になっているダービーweek(^-^;

今回は葵Sの予想を書きたいと思います。

まず今年のブログ予想本命馬の結果です。

中山金杯◎エアアンセム7着
京都金杯◎グァンチャーレ5着
シンザン記念◎パッシングスルー4着
日経新春杯◎ムイトオブリガード6着
AJCC◎フィエールマン2着
シルクロードS◎ラブカンプー18着
京都記念◎ダンビュライト1着
ダイヤモンドS◎ユーキャンスマイル1着
フェブラリーS◎ゴールドドリーム2着
阪急杯◎リライアブルエース10着
中山記念記念◎ステルヴィオ3着

オーシャンS◎モズスーパーフレア一1着
金鯱賞◎アルアイン5着
スプリングS◎ロジャーバローズ7着
日経賞◎ルックトゥワイス6着
高松宮記念◎ダノンスマッシュ4着
ドバイシーマクラシック◎オールドペルシアン1着
大阪杯◎エポカドーロ10着
桜花賞◎ダノンファンタジー4着
皐月賞◎ダノンキングリー3着
フローラS◎フェアリーポルカ5着
天皇賞(春)◎エタリオウ4着
青葉賞◎キタサンバルカン4着
クイーンエリザベス2世カップ◎エグザルダント2着
京都新聞杯◎ヤマカツシシマル14着
NHKマイルカップ◎ワイドファラオ9着
オークス◎クロノジェネシス3着

(太字は一番人気の本命馬です)

4ー3ー3ー17

最近4着病が続いてます(そしてG1が当たらない(^-^;)


物忘れが年と共に酷くなってきたので過去のことは引きずりませんが、今思えば何でこの馬を本命にした?って振り返られるんで、3着内率が下がっても戒めで貼っつけていきます。


今回は葵S。

気にすべきことは

1200㍍の距離(当たり前😅)

わりと逃げ馬がいる

ペースは流れやすい

京都内回りで坂はない

当たり前な条件を並べると見えたくるのは内枠、逃げ先行有利

2歳から3歳春にかけては

なるべくクラシックに出走させる

無理ならマイル路線

それでも無理ならスプリントかダート



POGをやり始めて馬主的感覚で馬を見るようになって思ったこと(もちろん最初からスプリント血統、ダート血統なら話は変わりますけど)

やっぱりG1がある舞台に愛馬を送りたいと思うのが親心。

G1に出るなら溜めて、最後の直線にズドーンっていうのが主流。

しかし、葵Sは数少ない3歳のスプリント重賞で3歳にして1番スプリント力が求まられやすいレース。

溜めてズドーンより

ずっと同じスピードで走る

とが求められます。

なので溜めてズドーンを覚えさせたかったアウィルアウェイより一定のスピードで結果を出した来た馬から。


本命はケイアイサクソニーです。
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注目は父ロードカナロアより母系。
母父タイキシャトルの父デヴィルズバックはサンデーサイレンスと同じヘイロー系。

しかし、サンデーサイレンス以外のヘイロー系であるデヴィルズバックやサザンヘイローは母父でスプリント色が強くなります(過去の勝馬ゴールドクイーン、ナックビーナスが母系にヘイローを持っていました)

更に母母父ウォーニングはカルストンライトオやサニングデールなど高速決着を得意とするマッチェムの流れを持つ(何度も書いているモズスーパーフレアとかもこの流れ)


父ロードカナロアはアーモンドアイからダノンスマッシュまで距離は問わない万能型。
母方の良さを出す種牡馬なのでケイアイサクソニーの母系を上手く引き出しているなら葵Sは向く馬だと思います。

1枠の和田騎手なのでかなり積極的に乗ると思いますし出遅れさえなければ!!って思わせてくれる馬です。

対抗はディープダイバー
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父ブラックタイドはスプリントよりはマイルよりの種牡馬ですが昨年4着ウィズがブラックタイド産駒。
ディープダイバーの母父は京王杯SC勝馬タワーオブロンドンと同じで高速決着が得意な血統。
枠順が6枠なのて出負けして位置が後ろになれば厳しいですが前走位の位置を取れればなだれ込める血統背景。

坂のない京都は全て勝ち負けしてますし鞍上次第でしょう。

3番手はモンテロッソ(シーキングザゴールド系)にグラスワンダー(ダンチヒ内方)でスプリント質が問われた時にパフォーマンスを上げそうなホープルフサインを相手本線に。

◎ケイアイサクソニー
○ディープダイバー
▲ホープルフサイン
△ディアンドル
×ジャスティン
×ジャカラダンシティ
×アウィルアウェイ

以上です。
簡単ですがダービーや目黒記念よりはオッズが面白そうなので楽しみにしているレースです。
ダービーweek楽しみましょう✨

【予想】オークス

こんばんわ!

久しぶりの更新になりましたm(__)m

ちょっと暗い話かもしれませんが先週は嫁さんのおじいちゃんが他界されバタバタしておりました。

89歳で永眠されましたが、男性の平均寿命が約80歳と言われる時代でよく生きられたと思います。

おじいちゃんは一眼レフのカメラで風景を撮影するのが趣味で家には日本全国津々浦々の写真が飾られていました。

1つ熱中するもの、次はどこに行く等の先の目標があったから認知症にもならずに人生を謳歌できたのかもしれないとお通夜で話題になりました。

おじいちゃんからは改めて健康の大切や生き甲斐の必要性なんかを最後に教えてもらったかもしれません。

自分ももう人生は折り返しだと思っているので、やりたいことを列挙してどんどんやっていこうと思い立ちました。

チョウナンボーが小学生になって毎日平仮名の宿題を見ているんですが、親が勉強する姿勢を見せるって大切だよなぁと思うようになって再度英語の勉強を始めたり(いつか海外の競馬場に行った時に喋れたらなぁって)

アナログ人間でパソコンは苦手分野なのでパソコンをより使えるようにしたいなぁとか(自分のオリジナルページ作りたいし)

なんやかんややりたいことを考えてたら軸は全て競馬絡みでした😅

今後の自分の成長を楽しみに三日坊主にならないようにしていきたいと思います。

とにもかくにも何かをするには資金が必要なのでトータルで馬券をプラスにできるように予想と購入も精進していきます。


それではオークスの予想を書きたいと思います。

昨年は大本命アーモンドアイがいましたが穴馬に指名したレッドサクヤが4着で回収が小振りだったレース(◎はリリーノーブルでした)

昨年はオークスレコードで勝ち負けした
アーモンドアイはロードカナロア産駒
リリーノーブルはルーラーシップ産駒

ちなみに東京2400㍍のレコードは昨年のジャパンカップで勝ち負けしたのは
アーモンドアイ
キセキはルーラーシップ産駒

4頭全てにキングカメハメハをもつキングマンボ系で高速化した中距離はめちゃくちゃ強いです。

先週のヴィクトリアマイルでは前半のペースが速かったにせよ勝ちタイムはレコード
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今年のオークスはジョディー、コントラチェックとペースを緩めない逃げ馬がいるので昨年一昨年に続いて高速決着は必至になると思います。

だからこそルーラーシップ産駒フェアリーポルカを本命にと思っていましたがまさかの外枠配置。

そこで本命は変更してクロノジェネシスにしました。
↓桜花賞の回顧ですが
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クイーンカップから間隔がみっちりあったにも関わらずクロノジェネシスはG1を走るにはまだ余裕がありました。
本来もっと安定して頭をグッと下げて推進力を出しますし、後ろ脚の踏み込みもこの馬にしては浅かった。
もし、オークスが1番の狙っているG1だったとすれば桜花賞から気配は上がってくると思います。
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バゴは凱旋門賞を勝った馬で父親からは距離不安はありません。
母クロノロジストは先週ヴィクトリアマイルを勝ったノームコアの母でクロフネを持っていることから高速決着がそこまで不安に感じるものではありません。

スタミナのバゴとスピードのクロフネの配合で良いバランスを持ったクロノジェネシスを今回は本命にしたいと思います。

対抗はシャドウディーヴァです。
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クロノジェネシスと本命で悩んだ馬で対抗にしたのは血統背景。
東京コース得意のハーツクライ産駒、母父ダンシリはデイヒンルの流れを持つ馬で父母ともにスタミナに秀でた血統でややスピード感が足りないかと。

ただデイヒンルの血統は近年オークスで好走馬をだしているのも事実(モズカッチャン、アドマイヤミヤビ、4着ですがレッドサクヤ、ディアドラも)

昨年のジャパンカップでスワーヴリチャード、シュヴァルグランのハーツクライ代表産駒達がスピード負けしたのが気になったので評価は落としました。

しかし、ロスを嫌う岩田騎手のイン差しが決まれば馬券圏内も可能だと思います。

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シャドウディーヴァはレースを使うごとに馬体に身が入ってきて踏み込みが強くなってきているのでフローラSを使って歩様が硬くなっていないことに期待します。

3番手はフェアリーポルカにします。
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父ルーラーシップは昨年のリリーノーブルと同じ。
祖母フェアリードールはオークス2着トゥザビクトリーを出した血統。

フェアリーポルカは前から期待していた馬で前走のフローラSでも本命でした。

強調すべきはルーラーシップ(キングカメハメハ系)の高速決着適正。

NHKマイルカップのケイデンスコール(ロードカナロア)
上でも書きましたアーモンドアイ、キセキと全てキングカメハメハ系。

フェアリーポルカも2走前の君子蘭賞は
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好時計で快勝。
1分46秒8は3歳戦でも共同通信杯に次ぐ時計(のはず😅)で同タイムは昨年の東京スポーツ杯2歳S、エールヴォアの未勝利戦くらいで同世代の中でも秀逸な時計で走っています。

人気もないですしキングカメハメハ系の高速適正をくみ取って上位評価に推します。

ただ、フローラSの回顧で書きましたが
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馬体はまだ完成しておらず芯が入りきっておらず良くなるのは秋以降だと思います。
まだ腹回りも寂しく見えるのでフローラSからの参戦はマイナス材料だと思います。

当日のパドックで馬体の傷みがないか要注目の馬です。

4番手はシェーングランツです。
↓桜花賞回顧でオークスで期待大と書いた馬です。
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桜花賞はチューリップ賞から気配が上向き良い状態でしたが大外から追い込む脚質には不向きな展開となりました。

今の東京馬場も桜花賞時のような高速馬場になっているので力を発揮できない可能性もあって本命にはできませんでしたがもし、シンプルにスタミナが問われる内容になればクロノジェネシス、シャドウディーヴァとセットで来てもおかしくはないので上位にあげます。
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一昨年のオークス馬ソウルスターリングの半妹で母父モンズンは2011年オークス2着プュアブリーゼの父でもあります。
オークス向きなヨーロッパ血統なのでモンズンの血が活きるほうに賭けてみます。

◎クロノジェネシス
○シャドウディーヴァ
▲フェアリーポルカ
△シェーングランツ
×コントラチェック
×ラヴズオンリーユー
×ダノンファンタジー
×エールヴォア
×シゲルピンクダイヤ
×ビーチサンバ

以上です。
最後まで見ていただきありがとうございましたm(__)m

『回顧』NHKマイルカップ

お疲れ様です。
世間の皆さんはGWが終わり脚に重りがついたかのように重たくなった火曜日を迎えた人もいると思います(自分は4連休すると職場最寄りの地下鉄の階段を上るのがおっくうになります😅)

GWはいつも通り仕事だっただけに毎年5月病にならない5月を送っているのは今の仕事の数少ない良いところ(^^;本当は連休欲しかったりもしますが。。。

NHKマイルカップの日も仕事、ライブで見れなかったことは残念でしたがSペースが多い時代で積極的な逃げ馬、人気馬に先行が多かったことでラストは見ごたえ抜群のレースでしたね。
馬券が当たってれば言うこと無しでした。

予想は
1着▲アドマイヤマーズ
2着無ケイデンスコール
3着無カテドラル

9着◎ワイドファラオ

と惨敗でした。
ペースがスプリントレースくらい前半が速くなって例年のダート血統というよりトニーービンや欧州系の血統が上位を占めた形となりました。

1着アドマイヤマーズ
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母父メディシンは欧州マイルG1勝ち馬。シングスピールもイギリス、アメリカ、日本と様々な芝で活躍した名馬でした。

2着ケイデンスコール
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母父ハーツクライは凱旋門賞馬トニービン内包。アレミロードはタフな条件に強いリボー内容で母系は欧州血統満載だったのでダート血統を上位にとった今回の予想では消しました(^^;

3着カテドラル
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父ハーツクライはトニービン内包。母父ロックオブジブラルタルは欧州のマイラー


4着ダノンチェイサー
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ロックオブジブラルタル、レインボウクエストも欧州のマイラー

見事なまでに欧州系の血統を持つ馬が上位を占めましたね。
今後もハイペースが想定されるレースではこういう血統の馬をチョイスしていきたいと思います。

それではいつも通りパドックを中心とした個人的な状態の回顧をしたいと思います。


下の出馬表はNHKマイルカップのパドック評価を印にしたもので印の意味は
◎:抜群のデキ
○:勝負気配
▲:好調
△:まずまず良い
×:抑えた方が良い
消:そのまんま消しです
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桜花賞でダノンファンジー(4着)にパドック評価◎を打って以来、アドマイヤマーズのパドック評価に◎をつけましたが1着になってくれてよかったです(^^;
それにしてもG1らしく状態の良い馬が多くてパドックを見て更に悩ましいレースでした。

1着◎アドマイヤマーズ

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共同通信杯→皐月賞と関東遠征はうるさくなる素振りを見せていた馬でしたが今回はしっかりと踏み込んだ周回ができていました。
口元や首から気合は抜群に感じられましたが気性がコントロール出来ていたことは馬の成長だと思います。
また馬体の張りはいつも通りあり、筋肉がこれでもかってくらい見て取れます。
腹回りもかなりすっきりと見せ現段階で過去最高のアドマイヤマーズになっていました。
展開も向いたと思いましたが状態の良さが際立ったNHKマイルカップだと思います。

2着△ケイデンスコール
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新潟2歳Sの時に自信の本命にした馬でしたが、それ以降ケイデンスコール独特の歩様の硬さを見せました。
ロードカナロア産駒ですがステルヴィオ、ダノンスマッシュ、アーモンドアイ等の1つ上の世代の馬と比べれば胸前、お尻の筋肉が立派。
その立派な筋肉を上手く動かすことが若いケイデンスコールにはできなかったことが独特な硬さに繋がっていたと思います。

そしてNHKマイルカップでは久しぶりに歩様がスムーズなケイデンスコールを見ました。
ここに来て馬の成長が見られたのは大きかったのはプラス。
しかし、パドック評価を△に留めたのはまだ馬体が絞れて研ぎ澄ますことが出来ると感じたこと、もっと気合をつける調教ができるのではないかと感じました。

まだ、ケイデンスコールは成長の余地が残されているので今後も条件次第で期待を持てる一頭になると思います。
血統は上に貼り付けましたが欧州型の血統でキレよりは持続力タイプ、馬体はしっかりした筋肉質で後ろ脚の可動範囲が広いので広いコースや外目の枠が条件だと思います。
常に好走できるタイプではないだけにタイミングは要注意で上手く付き合いたい馬ですね。

3着▲カテドラル
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新馬戦のパドックから(カテドラル新馬戦)2000以下なら重賞級評価していた馬でしたが、レースを使われるごと(東京スポーツ杯2歳Sから)に気性がコントロール困難になりそれに伴いレースセンスの良さを捨て、気性をコントロールする追込み客質に転換してきた馬でした。

アーリントンカップもNHKマイルカップでもそうですが馬が気性をコントロールしにくい精神状態であることは変わりはありません。
しかしトモの筋肉はハーツクライ産駒にしてはしっかりとしており母父ロックオブジブラルタルが良く出た馬体だと思います。
首筋もかなり盛り上がっていて気合は満点。
アーリントンカップでは後ろ脚の捌きが硬く感じる部分はありましたが今回硬さが解消されていたのもプラスでした。

血統は違えどケイデンスコール同様、筋肉を武装したタイプなので持久力が問われるレースで重宝の馬で良いと思います。

また気性的にうるさいタイプなので休み明け初戦から狙って良しだと思います。


4着○ダノンチェイサー
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パドックを見た瞬間に無印にしたことを後悔したくらい状態の良さを感じた馬で評価は〇(勝負気配)
首はグッと下がり首筋も見えてきさらぎ賞から間隔を開いていましたが馬はレースに向けてスイッチがしっかりと入っていました。
気になるのはトモの筋肉がまだ付ききっていないことです。
まだ馬体が良くなる余地が残っていますので今後は後ろがしっかりすればG1級の逸材だと思います。
ディープインパクト×ロックオブジブラルタルの配合なのでタフな展開、タフな馬場になればより強みが活きると思います。

5着▲グランアレグリア
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休み明けの桜花賞はうるさいグランアレグリアにしては大人しく、踏み込みも弱く感じました。
桜花賞を叩いてどれだけ変わるか?と楽しみにしていましたが良くも悪くも平行線でした。
トモの張りは立派なものでしたが足りないのは気合面。
桜花賞はこの状態でも勝ったので今回も特に嫌う必要はないかと思いましたが変化がなかったことに今後の疑問に繋がりそうな馬、というか判断に困る馬になりそうです。


ここからは今後気になる馬について書きたいと思います。

9着▲ワイドファラオ
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NZTを叩いてマイナス12キロ通腹回りはすっきりと見せ状態は上昇していまいした。
トモの筋肉が物足りないので今後トモがしかっかりしてくれば楽しみな馬です。
もう少し首元から気合面がピリっとしてくればとパドックで思いましたが今回も見事なロケットスタートを決めましたね。
スタートがこれだけ速い馬は重宝すべき馬で出来るなら内田騎手からもっと積極的に逃げれる騎手に替わってほしいなぁと思わされます。

ストームキャット系のヘニーヒューズ産駒で馬体もどっしりしたタイプなのでダートでもパワー負けはしないはず。
前が有利な馬場ならいつでも好走可能な馬と期待したいです。

10着〇グルーヴィット
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仕上がりは抜群でした。
首元の気合腹回りはすっきりと見せ馬体の張りもありました。
まだ成長途上で芯が入り切っていない馬体ながらも現段階では最高の状態だったと思います。
10着は着順だけ見れば完敗ですが前が詰まって追えなかった分の負けですし、レーン騎手は位置取り仕掛けるタイミングとばっちりでした。
ルメール騎手のあとサートゥルナーリアでダービー騎乗となりますがノーザンファームから指名を受けるべきレベルの騎手だと思います。
若い時のMデムーロ騎手がネオユニヴァースダービーを制したように外国人騎手と言えど若い騎手にビックチャンスを与えることは素晴らしいことだと思いますしそれを経験したレーン騎手がデムーロ騎手のように今後の日本や世界の競馬に還元してくれることを考える楽しみしか感じません。

話はそれましたがグルーヴィットはまだ発展途上。脚元の不安のある家系なのでNHKマイルカップを全力で走れなかったのは今後のことを考えてもプラスだと思います。

11着▲マイネルフラップ
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シンザン記念で激走した馬でもともとはロージズインメイ産駒らしくパワータイプ。
今回はこれまで見られたチャカつきや歩様の硬さはなくスムーズな周回ができていたことに驚きました。
気合もしっかり乗っていて好仕上がり。
G1になるとトモが物足りませんが、自己条件やメンバーレベルが下がればいつ走ってもおかしくない馬です。

ファンタジスト
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昨年のロックディスタウンに比べればイレ込みはマシですがわらい今回は精神面が問題でした。
間隔を開けて再度狙いです。

ヴィッテルスバッハ
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NZTを叩いて良さが出なかったは疑問ですが大敗はG1に臨む状態になかったと思います。
トモが物足りないのでしっかりしてくれば重賞で好走、成長力がなければ条件戦までの馬だと思います。

イベリス
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逆にアーリントンカップを叩いて歩様がスムーズになり気合面もしっかりしていました。
今回はハイペースの立役者になったのでノーカウント。アーリントンカップのように前が楽になるメンバー構成と馬場ならいつでも走れる能力の持ち主です。


以上です。
長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

【予想】NHKマイルカップ~平成の名馬クロフネを始め米国ダート血統がやたら走るレース

お疲れ様です。
今回はNHKマイルカップの予想を書きたいと思います。
NHKマイルカップと言えば
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このレースを勝ったクロフネの産駒がよく活躍します。
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アエロリット
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クラリティスカイ
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ブラックシェル(2着)

だから昨年は◎パクスアメリカーナにしたんですが6着😅
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まだまだ馬が若くかなりカリカリしていました(パクスの後ろを悠々と外外を回っていたのがケイアイノーテックです)
直線で不利を受けましたがそれを除いても巻き返す余力はパドックからは感じられませんでした。

NHKマイルカップはクロフネ産駒というよりその父のフレンチデピュティ、祖父ヴァイスリージェントなど米国のダート血統を重宝すべきレースです。

昨年1着ケイアイノーテック
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母父ゴーンウェスト系はフェブラリーS勝馬インティや東京ダートマイルのレコードホルダーであるタガノトネールなど高速決着を得意とする血統。
それにディープインパクトが加わればこの舞台は鬼に金棒(っていのうのをレースが終わってから気づきました😅)

2着ギベオン
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母父ヴァイスリージェント系はクロフネと同じ系列を持つ米国ノーザンダンサー系。

4着ミスターメロディ
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父は米国ダート血統のストームキャット系。
母父デピュティミニスターはクロフネの父。
ミスターメロディはサンデーサイレンスを持たない血統だったことあってラストは伸びきれず4着となりましたがあっと言わせる走りをしました。


この季節の馬場は高速化が進み毎年1分32秒台の決着になります。
しかしマイルカップで高速時計で勝った馬でもそれ以降G1で活躍できる馬の方が少ない。

ということは勝ち時計の速さは絶対能力より舞台適正で走れた馬が多いことになります。

NHKマイルカップは高速決着向きの血統(米国のスピード血統)から選ぶのがベターだと思います。 


そこで本命はワイドファラオにしました。
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父ヘニーヒューズはミスターメロディと同じくストームキャットの流れを持つ米国ダート血統。
さらに母父アグネスタキオンを持ちサンデーサイレンスが入っていているのでミスターメロディ以上の好走が期待を持てる血統になっています。
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↑前走のNZTは休み明けの+12キロ。
休み明けにしては首もとの気合は十分で毛づやもよく、歩様もスムーズとかなり仕上がっていました。
しかし、1番ゼッケンの右側の部分の体ががやや余っていて、胴は長く見えます。
もう少し肉付きがよくなっても良いように見えますし、ここがしっかりすればヘニーヒューズの血統通りダートもこなすハイレベルな二刀流馬になれると見ています。

腹回りのラインも多少緩みもありましたし80点くらいの仕上がりだったと思います。

NZTを使って馬体が締まって状態が上がるか疲労で歩様が硬くなるかは当日にならないとわかりませんが自分はより仕上がることに期待したいと思います。


対抗はグランアレグリアです。
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父ディープインパクト、母父エーピーインディ系は米国ダート血統と今回最もNHKマイルカップ向きの血統と言えます。
昨年の時点で桜花賞よりもNHKマイルカップ向きと狙っていた馬ですが桜花賞を勝ったことで今回大本命的立場になりました。

桜花賞の回顧ですが↓
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人それぞれ桜花賞時のグランアレグリアの評価はあると思いますが、自分的にはグランアレグリアは仕上がり途上でした。

うるさい気性+関西遠征を考慮して藤沢厩舎も工夫されたのだと思いますが、気合面がやや緩く、踏み込みが弱く感じたのは今も変わりません。
今度は関東でのレースですしびっしりと調整して上積みを出せる状態
能力はここでは1番なのでヘタに嫌わず対抗で買います。
馬券的には飛んでくれて良いんですけどね😅

◎ワイドファラオ
○グランアレグリア
▲アドマイヤマーズ
△グルーヴィット
×ダノンチェイサー
×ハッピーアワー
×トオヤリトセイト

以上です!
最後まで見ていただきありがとうございましたm(__)m
ギャラリー
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