23日の土曜日は、出光興産主催のコンサート・シリーズ「Music in Museum=ミュージック・イン・ミュージアム」の苫小牧公演でした。プロデューサーを仰せつかっているこのシリーズも11年目。今年は「昼下がりのハーモニー」というお題にして、音楽そのもののハーモニー、和と洋のハーモニー、アーティストと聴衆のハーモニーを楽しんでもらいました。
出演してもらったのは、北海道をベースに活動している女子たち編成した弦楽アンサンブルと、和楽器オーケストラ「あいおい」の尺八チーム、そこにゲストとして、ドイツ在住の若手ヴァイオリニストの毛利文香嬢を迎えました。毛利嬢は期待通り、ビバルディの「夏」でキリッとした素晴らしい演奏を聴かせてくれました。9月上旬にお隣の越前市で開催される「武生国際音楽祭」にも出演するとのこと、再会が楽しみな逸材です。
プログラム的には、しっとりとしたストリングスの潤いをじっくり楽しんでもらえる「洋」の音楽、新しい感覚を取り込んだ「和」の音楽、尺八を混ぜ込んだ編曲ものと、多彩なプログラムに仕立てました。最初は冒険と思ったのですが、尺八の響きが意外にマッチして、編曲物でもいつもとはまた違った新鮮な響きが生まれ、今年も大盛況に終わってホッとしています。
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