6年35億円でも払い過ぎだと思っていた近藤がソフトバンク入りを表明。

その契約内容は出来高を含む7年総額50億円の超大型契約だった。そして背番号は「3」。あの松中が長く付けていた背番号だ。

平成唯一の3冠王、松中も7年という長期契約を結んだが変動制だったので後半の年俸はガタ下がりだった。しかし、近藤は出来高含みとは言え、その金額はあまりにも破格だ。

それだけ近藤の事を高く評価しているとも言えるが、果たして7年も成績を残し続けられるのかは多少疑問符が付く。

近藤は腰の手術もしているし、去年も怪我で規定打席に達していない。30歳を過ぎれば、それなりに怪我のリスクも増える。

新しいチームで気持ちが逸れば、どこにアクシデントがあるかわからない。それに怪我でもしてしまえば不良債権として叩かれるのがオチだ。

それにしても近藤は、交流のある西武や元ハムだらけのオリックスに落ち着くのかと思っていた。オリックは、左翼の吉田が抜けるのでポジション的にも問題なかった。

ただ、近藤はリーグ2連覇、日本一のチームよりも、ソフトバンクが優勝に最も近いチームだと思ったのだろう。もちろんフィー的も大満足の評価だし。

ファイターズ魂は、FA移籍寛容派なので、どうぞソフトバンクで活躍してくださいね、というスタンス。裏切り者とも一切思わない。自分を高く評価してくれるチームに移籍するのは当たり前だ。

ただ、プロ野球界には「FAバブル」という、能力以上の評価を得て失敗するパターンも多いということ。

近藤がそれに当てはまらないことを願うだけ。

あと、ファイターズの投手陣に一言。「近藤を完全に抑えろ!」と。

これまで幾度となく元チームメイトに打たれまくっているので、その負の連鎖さだけはゼッタイに阻止したい!







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