1位指名選手
矢澤 宏太(やざわ こうた)
球団寸評
「投手としては150キロ超の速球を投げ、打っては今年の首都大学春季リーグで打率.350をマークするなど投打の二刀流に挑戦する逸材。身体能力が高く、センスも感じさせる。逆方向に飛ばす長打力に加え、バットコントロールも優れる。50メートル5秒台の俊足は大きな武器で、肩も強い。負けん気の強さもプロ向きと言える。走攻守すべてに高い能力を誇る世代屈指の5ツールプレーヤー」
ファイターズ魂寸評
大谷に続く二刀流候補。外野手兼ワンポイントが現実路線かもしれない。ただ、まずは野手で試合経験を積ませたいところ。
2位指名選手
金村 尚真(かねむら しょうま)
球団寸評
「ゲームメーク能力の高い、総合力上位の本格派右腕。富士大学進学後から登板機会を与えられて全国の舞台にも出場するなど、経験値の高さは疑う余地がない。直球は最速150キロでカットボール、スライダーなど変化球の精度も抜群。与四球率は低く、投球術とマウンドさばきにも長け、1年目から先発ローテーション入りする可能性もある」
ファイターズ魂寸評
球団寸評には先発ローテ入りの可能性と書いてあったが、てっきり中継ぎ起用での指名だと思っていた。西村、井口をあっさり抜いて、そのポジションを確立してほしい。
3位指名選手
加藤 豪将(かとう ごうすけ)
球団寸評
「米国カリフォルニア生まれで、2013年のMLBドラフトでヤンキースから2巡目指名された内野手。セカンドを主戦場とするが、複数ポジションを守れるユーティリティープレーヤー。プロ10年目の今季はメジャーデビューを果たし初ヒットも放った。昨季はマイナーで打率3割、本塁打、打点でもキャリアハイをマークした。巧みなバットコントロールと鋭いスイングが光る。経験十分なアベレージヒッターとして即戦力と言える存在」
ファイターズ魂寸評
格安助っ人外国人選手のイメージになるのはなぜだろう。決してスケールズみたいにはなってほしくない選手だ(笑)。
4位指名選手
安西 叶翔(あんざい かなと)
球団寸評
「オンリーワンの特長を持つ、最速150キロの速球を操る大型右腕。サイドスロー気味の腕の振りから放たれる剛球は独特の軌道を描き、スライダーとチェンジアップなど変化球も自在で制球も抜群だ。186センチ、86キロと恵まれた体格で、高校3年間で急成長。今後もレベルアップの余地があり、大化けする可能性を秘めている」
ファイターズ魂寸評
今年の新人では唯一の高校生(育成を除く)。育成のファイターズとしては珍しい年と言える。それだけ焦っている感もある。その中で、サイド気味の右腕とは、これまたハム好みの選手だ。
5位指名選手
奈良間 大己(ならま たいき)
球団寸評
「走攻守3拍子そろった内野手。常葉大菊川高3年夏は静岡大会で打率8割超えの活躍でチームを甲子園出場に導いた。U-18日本代表時は吉田輝星投手とともに戦った経験も。大学でも1年時からショートのレギュラーをつかむなど活躍。50メートル5秒台のスピードとシュアな打撃が光る。フィールディングとグラブさばきに長けた守備も高評価」
ファイターズ魂寸評
ショートの上川畑と二遊間を組ませてみたい内野手。吉田輝星らと同世代。甲子園コレクションと呼ばれないように頑張ってほしい。
6位指名選手
宮内 春輝(みやうち はるき)
球団寸評
「右サイドスローの変則で、中継ぎ適性を持つ即戦力。140キロ台後半の直球に独特の軌道を描くシンカー、スライダー、カットボールを織り交ぜる。明星大学から入社後、すぐに頭角を現して補強選手として都市対抗野球出場、社会人日本代表候補に選ばれるなど年々、ステップアップしてきた。ブルペン陣に厚みを増す存在として期待は大きい」
ファイターズ魂寸評
26歳の中継ぎ候補の即戦力。日ハムは社会人出の選手に厳しいので1年目から1軍戦力にならないと、あっという間に戦力外になりかねない。
育成3位指名選手
山口 アタル(やまぐち あたる)
球団寸評
「カナダ・バンクーバー生まれの23歳。大学時アメリカでは投手としてプレーし、今年から外野手に転向した。走攻守に高い能力を持つフィジカルモンスター。とりわけ力強い打撃が魅力で、迫力あるスイングから繰り出される打球は目を見張るものがある。粗削りな素材として、今後の更なる成長が期待される」
ファイターズ魂寸評
今年のドラフトでいちばんインパクトを残した指名選手。フィジカルモンスター=圧倒的身体能力=未完の大器とならないように期待したい。

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