今更になって「ひぐらし」がドラマ化されていたのを知り、見ました。

higurashi
ひぐらしのなく頃に 
田舎町の高校生を襲う 心を侵食する見えない何か
人気ゲームをTVシリーズ化したBSスカパー!オリジナルドラマ。一定期間を繰り返し描く構成で、高校生の圭一(稲葉)が、山間の村でたたりになぞらえた事件に巻き込まれていく姿を描く。『仮面ライダードライブ』の稲葉友とNGT48のメンバーが共演。新潟でロケを敢行し、殺人や拷問をする過激なシーンにも挑戦した。全2期全10話。(T-SITEより引用。)


ぶっちゃけ見る前はそんなに期待していなかったのですが、予想以上に面白くて鬼隠し~罪滅し編まで一気見しちゃいました。1話60分×10なので、なかなか見応えがありました。
昨今ではアニメやゲームの実写化って失敗するのが通例みたいになっていますが、このドラマに限っては一概にそうとは言えないと思います。


☆良い点
のないストーリー
・大部分は原作通りに話が進んでいきます。(尺の都合か、罪滅し編では一部のシーンが無理矢理ねじ込まれていたりしましたが…)
・それに比べて、なにかと意味のない調整や設定を入れて、果ては完全に別作品と化してしまった映画版。。嫌な事件だったね。ファンからは文字通り「なかった」ことにされているようです。

「ひぐらし」の囲気を極力再現
・キャラに関しては、再現度が高いです。性格、言葉遣い、衣装、髪形に至るまで、原作に寄せてきています。かつてこれほどまでに原作を尊重した実写化作品はあっただろうか。。私が求めていた実写化ってこういうのだったんですけど。。
・ロケ地は原作通りとはいかず少し残念でしたが、雰囲気的にはそれっぽい場所で撮影されているので、それほど違和感はありませんでした。とても自然豊かな土地で、どこで撮ったのかずっと気になっていたのですが、どうやらロケのほとんどは新潟県内で行われたのだそうで驚きました。むしろこんなに雰囲気に合う場所をよく見つけ出したなぁ…。

キャスィング
・ビジュアルは文句なしです。どの演者さんも、このキャラは三次元に変換したらこんな感じだろう、というイメージにばっちり嵌っていて、「キャスティングした人天才かよ」とまで思いました。大石さん似すぎww
・演技面では、部活メンバーでは圭一がずば抜けていましたね。さすがプロです。
一方、各所でわりと批判されているメインヒロインズの演技なのですが…個人的には全然許容範囲内でした。(もっと酷いと思ってましたし。。)
みんな最初こそぎこちなかったですが、回を重ねるごとに上達していくのが目に見えてわかりました。手放しに称賛することはできませんが、本人たちの役と向き合う一生懸命な姿勢は高評価です。
中でも特に注目したいのは、園崎魅音・詩音役の中井りかさん。綿流し・目明し終盤の発狂演技には鬼気迫るものがあり、まさに体に”鬼”が憑依したかのようでゾクゾクしました。あの場面は圭一との掛け合いも泣けましたね…。声質も雪野さんに寄せていて、ちゃんと研究されているんだなぁ、と。
次いで古手梨花役の本間日陽さんも、二面性の演じ分けがなかなか良かったと思います。


☆悪い点(ネタバレ注意!)
のチープさ
・ネットドラマですし、この点は見過ごすべきなのかもしれませんが。。
目の前で凄惨なことが起きたのに衣装は綺麗なまんま…というシーンが多く見受けられました。
あれだけ包丁突き刺してるのに返り血を一切浴びないのは違和感しかありません(;´Д`)
血糊も絵の具みたいで安っぽいです。
・詩音のウィッグ。こんなの絶対おかしいよ。

描写
・ひぐらしといえば、ヒロイン視点の地の文のシニカルさもすごく見どころなんですが、そういう描写が一切ないため、抱えている闇の深さがいまいち伝わってきませんでした。また、そのせいでとる行動がいちいち軽率に感じました…^^;
悟史の出番少なすぎ問題。ただでさえ影の薄い悟史君がさらに影薄くなってます。詩音と悟史の馴れ初め~部分はとても重要なシークエンスなので、多少他を削ってもいいからもっと引き延ばしてほしかったです。「むぅ」もないですorz
・詩音の悟史君大好ききゅんきゅん☆オーラが足りなかった!(憤慨)
・魅音と圭ちゃんのハグシーンあっさりしすぎじゃないですか?

その
・頭ぽんぽんする悟史君の表情がキザっぽくてとても嫌だった。(完)


感想は以上です。
最後らへんは完全な私見も混ざっているのであんまり参考にしないでください←
全体的には、原作に忠実でよく出来た作品だと思います。
「ひぐらし」を見たことない方にも取っ掛かりとして良いのではないでしょうか。
もちろん、一番オススメなのはゲームかアニメを見ていただくことです。嵌る人はとことん嵌ると思うので、是非!!
以上、今も昔も魅音が好きな管理人でした(・3・)プェー