先週末、Pfeiffer Big Sur State Parkに週末キャンプに出かけて参りました。
もともと、友人家族とどこかにキャンプに行こうという話が急遽持ち上がり、場所を選定していたものの、直前とあって良さげなキャンプ場はどこも満杯。そんな矢先、ラッキーなことに、かみさんの同僚がもともと行く予定で抑えていたPfeiffer Big Sur State Parkのキャンプに事情により行けなくなり、それを譲ってもらうことができました。

Pfeiffer Big Sur State ParkはCarmelから26マイル南のBig Surにある州立公園です。Big Surには行ったことはあれど、この州立公園には行ったことはなかったので楽しみ〜。キャンプサイトを譲ってくれたかみさんの友人は毎年ここでキャンプするほどこの州立公園が気に入っているのだそうです。

ウチからPfeiffer Big Sur State Parkまではほぼ3時間弱。途中、若干の渋滞がありましたが、夕方4時前にPfeiffer Big Sur State Parkに到着です。

この州立公園は、木々生い茂るレッドウッドの森の中にあり、キャンプサイト横には自然な川も残されていてなかなか雰囲気の良い公園です。トレイルもいくつか完備されているようです。

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到着後、早速テントを張ります。

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キャンプサイトは十分に広く、地面はやわらかい砂地で平らに整地されており、とても快適です。

各サイトには、ピクニックテーブルとファイアーリングがありましたが、今回、残念なことにチャコールやキャンプファイヤーは禁止でした(今年の8月26日以降に施行されたそうです)。どうやら、カリフォルニアの水不足に関連しているようですが、うーん、キャンプファイヤーのないキャンプなんて、つまらないよ〜。火遊びさせてくれ〜。

と思うものの、まぁ、仕方ないです。調理は持参したカセットコンロですべて済ませました。っていうか、ここだけの話、ウチらのキャンプはかなーりの手抜きキャンプでして、今回の晩飯は、あらかじめ自宅で作って持って行ったカレーをカセットコンロで温めただけです。ご飯もキャンプ当日に炊いたご飯を持っていってそのままカレーをかけて食べただけ。次回はもっとキャンプらしい食事ができるように精進します。

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さて、その夜のこと。
ガサゴソする音がするので、なんだろうと思ってテントの外へ出てみると、あらいぐまです。

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それも、一匹や二匹じゃなく、右から5匹、左から3匹、正面から4匹というようにアライグマの団体にわたしたちのテントは完全包囲されてしまっているじゃないですかー。特にコレと言って動物らしき動物も見なかったので、ゴミ袋や食料をピクニックテーブルに出したままにしていたんですが、それを狙いに来たのでしょうか、あわててすべてを車に戻しました。

キャンプサイトには、中が空洞になった大きな木の切り株がありました。
ぴろ子は大喜びでこの切り株を秘密基地にして遊んでいました。

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ちょっとトレイルも歩いてみたり。

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この川ではザリガニ釣りができる!と聞いていたので、まずはザリガニを探すことに。しかし、こんな清らかな済んだ水にザリガニなんているのかな。自分が子供の頃に取ったザリガニは、もっと薄汚れた用水路にいたと思うのだけど。

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でも、いました。一緒にいった友人が、川に倒れたレッドウッドの木の下がザリガニの巣になっているのを見つけ、何匹も釣り上げていました。

これには子供たちも大喜び。子供たちのいる浅い川のところにザリガニを放して、子供たちにもザリガニ釣りをさせることができました。

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ちなみに、釣ったザリガニはすべてリリースしてきました。また遊んでね〜


さて、今回キャンプしたPfeiffer Big Sur State Parkですが、とても気に入りました。

キャンプ場はレッドウッドの森の中にあり、各キャンプサイトは十分に広いです。また、トイレやシャワーも十分な数があったように思えました(他のキャンプ場ではトイレ待ちやシャワー待ちになることが多々あるが、ここでは全くそれがなかった・・。ちなみにこの日はキャンプサイトは満杯でした)。川遊びもできるし、トレイルもあるし、売店やレストランも併設されていました。

ひとつ、日中、ぶんぶん飛び回るハエが多いのが不快でしたが(最初は蚊かと思ったがハエだった)、日が落ちるとぴたっと虫はいなくなりました。

キャンプサイトはそれぞれ趣が異なっていました。今回、我々が使ったサイトには大きな切り株がありましたが、キャンプサイト151には地面に這うような大きな木があり、次回はそこにステイしたいと思います。