ぴろ子のサマーキャンプが先週で終わり、学校がはじまるのが8/16(火)からだったので、その狭間となった15日(月)は僕が休みを取って、ぴろ子を連れて、San FranciscoはGolden Gate Park内にあるCalifornia Academy of Sciencesに行ってきました。

僕がCalifornia Academy of Sciencesに行くのはこれが2度目。前回は2008年にリニューアルオープンして比較的直ぐに行ったところ、入場1時間待ちというなんとも酷い目にあったので足が遠のいてましたが、入場者数も落ち着いただろうし、平日だし、6歳になったぴろ子もこの施設を楽しめる頃かなと思うので行ってみました。

この施設、一言で形容するなら、なんでも詰め込んだ科学博物館と言ったところでしょうか。
巨大なプラネタリウム、蝶が飛び交う熱帯雨林、水族館、動物園(生き物はそれほど多くない)などなどを一箇所に集めた施設で、Wikiによると、世界最大の自然史博物館なのだそうです。うーん、ホントに世界最大なのかは甚だ疑問。



※写真は携帯電話での写真なので画質悪いです。ごめんなさい。

入場すると、T-REXがお出迎えしてくれます。子供の頃の恐竜ブーム時に、上野の博物館に恐竜展を見に行ったのが思い出されます。
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屋上には植物が植えられていて、環境にやさしいってのを売りにしているようです。
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水族館エリアはなかなか見ごたえあって、Montereyの水族館まで足を運ぶ必要ないかも(でも、マグロのような大型の魚はいない)。磯の生物を触れるコーナーもありました。
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水槽を下から眺められる箇所も。この水槽は真上からも眺められるので、上から眺めると、魚たちの下に歩いている人の姿が見えます。
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この科学博物館の目玉のひとつが熱帯雨林の植物を集めたドーム。中には蝶が放し飼いにされており、飛び交う蝶を身近に眺められます。
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もうひとつの目玉がプラネタリウム。巨大スクリーンに映し出される映像は迫力満点です。


ぴろ子も充分に楽しんだ様子なんだけど、やはり6歳児とあって、いろいろとありました…

6歳児は、目に入る楽しそうなものに直行!
まずは通路に置かれた小さな水槽の魚に釘付けに。「そんなショボい展示はいつでも見れるから、まずはプラネタリウムの整理券貰いに行こう!」って言っても聞く耳持たず(プラネタリウムを見るには整理券が必要)。

ところどころにあるギフトショップに必ず入ってはおもちゃ類を物色して、「これ買って!」がはじまる… 「これ欲しい!」「やっぱりこれ」「あー、こっちも欲しい〜」と、三歩歩くごとに欲しいものが変わる。はじめに手にとったペンギンのヌイグルミは$40もするし(高すぎる)、次に手にとったのは粘土(なぜわざわざ粘土を博物館で買うのだ?) 、そして様々な岩石のサンプルセット(ぴろ太郎が口にする可能性大、もし買っても来週には飽きていると断言できる)。とにかく、まだ科学館入ったばかりなので買うのは最後!と説得。

っていうか、科学館側にも子供トラップ(土産物屋)配置するなよぉと言いたい。

喉が乾いたというのでカフェに入る。ぴろ子はチョコレートが入ったミルクを飲む。ちょうどランチタイムでもあったのでランチも済ませようと提案するが、ぴろ子は何も食べたくないという。が、キャッシャー前にあったチョコレートを見つけると、それを食べる!と板チョコを買う。チョコレートミルクと板チョコを食べる6歳児…(買い与えてしまった俺の責任か?)

キッズプレイエリアがあると延々と遊び続ける(展示物見ようよ〜)。

暗闇の水族館では、あっちこっちに勝手に行く(迷子になるぞ!)

ペンギンの餌付けでは、人垣が出来て見えない〜と肩車させられる(お父さん、左ひざ手術したばかりなのだけど…容赦なし)


さて、一番僕が見たかったのはプラネタリウムなのだけど、実はぴろ子は映画が苦手。過去2回、僕がぴろ子を連れて映画(と言っても本物の映画館ではなく、一度はアフタースクールでの映画上映会、もう一度はSan Jose Tech Museumのショートムービー)に行ったときはどちらも途中退出する羽目に陥っていたので、今回も怪しいかなぁと思いつつプラネタリウムへ(ちなみに、かみさんとぴろ子が映画館に行ったときは最後まで見たそうな…何故?)。ぴろ子は、最初はプラネタリウムに行きたくない!と言うが、交渉し、行っても良いけど…何か買って!と交換条件を出されしぶしぶ折れる。

ぴろ子がまた途中で「もう出る〜」と言うんじゃないかとドキドキだったけど、結果、ぴろ子も楽しんでくれたみたいです。内容は難しかったのだけど、大画面に映し出される迫力ある映像に自分たちが浮遊しているようで、遊園地の乗り物感覚で楽しんだ様子でした。


と、いう訳で、California Academy of Sciencesはいろいろと盛りだくさんで子供から大人まで楽しめること間違いなし!なのだけど、ひとつネックなのはここ、すべてが高額なんですよね。

入場料は、大人$36、子供$26で、二人合わせると $72。
カフェ買ったジュース2本と板チョコと丼物(玄米の上にキムチとチキンと野菜が載ったもの)で$30。
地下駐車場料金が $25(5時間駐車)。

そうそう、ぴろ子に最後に買い与えたものですが、ギフトショップでいろいろと折衝の末、手のひらサイズの紫水晶(だと思う)の石になりました。こんなの。

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これならぴろ太郎も口に入れないし、粘土のようにカーペットを汚される心配もないし、数日で飽きられてもまぁ金銭的にそれほど痛くない(とは言えこんなのでも$14もした)。そういえば、僕も小学校の頃に、どこか水晶が取れる観光地で同じようなのを買ったのを思い出しました。子供の頃にはじめて手にした宝石ですから、記憶には残ってくれるかなぁ。


California Academy of Sciences
55 MUSIC CONCOURSE DRIVE
SAN FRANCISCO, CA, 94118

※何度も足を運ぶならいっそ年間メンバーシップ購入するのがお得なのかも…。メンバーのみ対象のイベントも多数行われている様子。