あと35日ほどでアメリカ大統領選が行われます。そして、9月29日には第1回目の大統領選討論会が行われました。

僕は今まで大統領選討論会をまともに見たことはなかったのですが、今回は是非見てみようと思い立ち、ぴろ太郎がPS4で遊ぼうとしていたTVを、「今日は大統領選討論会を見るんじゃー」と横取りしたのでした。

内容はみなさんもうニュース等でご存知かと思いますし、予期されてことでしたでしょうが、カオスでしたね。現職のトランプはバイデンが話しているのにバンバン横やりを入れてくるし、トランプ、バイデン、司会者の3人が同時に話していることもしばしば。司会者が振った質問の回答が深まることはなく、お互いの罵り合いに発展することも。

ここまで下品な大統領選討論は史上初だとかいうような評価も見受けられました。

ただ、内容はともかく、トランプは大声でズケズケ物を言い、バイデンは顔色も悪く言葉も歯切れ悪いのでなんだか頼りがいがないのが気になります。内容はめちゃくちゃでも、大風呂敷を広げて勢いがあるトランプを応援する人たちがいる気持ちも分かります。

うぬぬ、トランプが優勢なんじゃないか…と思うシーンもありましたが、下を向いて原稿ばかり目で追っていたバイデンが、時にじっとカメラを見つめて、カメラの先にいる国民に切々と訴えかけるシーンなんかは、グッと心にこみ上げるものがありました。


討論会はあと2回ありますが、もう少しまともな議論をしてほしい…と思うものの、トランプは場外乱闘に持ち込もうとするでしょうね。司会者は候補者のマイクのスイッチを手にするとかできないのでしょうか? ぴろ子の小学校の先生のオンライン授業のほうがよっぽどうまく好き勝手に話そうとする生徒たちをコントロールできてます。