Franklin@Filbert

サンフランシスコ・ベイエリアでのあれこれ

カテゴリ: Camping, Hiking, Backpacking

先週末、家族でPinnacles国立公園に日帰りで出かけてきました。

今回の目的はPinnaclesにあるBalcony Caveを歩いてくること。Pinnaclesには真っ暗な洞窟の中を歩けるトレイルが2箇所あります。以前、ぴろ太郎にその話をしたところ、洞窟探検に行きたい、行きたいと口にするようになったので、ならばと行ってみることにしました。

Pinnaclesはウチから車で約2時間。公園に入るには東側と西側に入口がありますが、両者は公園内では繋がっていません。ですので公園のどこに行くか、その目的に応じて東から入るか西から入るか決めなければなりません。



ちなみに、公園自体は極めて小さく、東西を結ぶトレイルは2時間もあれば歩けます。

さて、Pinnaclesには中を歩ける洞窟が2箇所あります。ひとつはBear Gulch Cave、もうひとつがBalcony Cave です。Bear Gulch Caveは以前僕は一人で歩いたことがあるので、今回はまだ行っていないBalcony Cave に行くことにしました。Balcony Caveに行くには公園西側から入ります。

ところで、洞窟というと、なんとなく地中の石灰石が水に溶け出して地下に空洞ができる鍾乳洞みたいなのを思い描くかもしれません(僕だけ?)が、Bear Gulch CaveもBalcony Caveも、どちらも崩れた巨岩が重なり合った下にできた隙間の洞窟(こういう洞窟をTalus Caveと呼ぶようです)です。

何万年もの歳月をかけてチビチビとできた鍾乳洞に比べると、有り難みが薄れるような気がするのは気のせいでしょうか?


Pinnaclesはそれほど知名度がないものの、公園も小さいためかパーキングが限られており、ウェブサイトにも「週末は朝8時前に到着しないと駐車できない」といったことが書いてあります。そこで家を午前6時に出発して、途中、マクドナルドで朝飯を入手し、公園西ゲートに向かいます。途中、丘陵地を進む一本道で、「Pinnacles国立公園は入場2時間待ち」なる可動式掲示板が目に飛び込んできて一瞬「えっ!?」と声をあげてしまいました。ただ、その看板は道路から見やすい位置には置かれていなかったので、今、2時間待ちではないのだろう…と思うことにして先へ進みました。西側ゲートには8時半に到着し、前には数台の車が並んでいました。ここでレンジャーから、西側ゲートから入った最奥のChaparral Parkingは既に満車だから、そのひとつ手前のJawbone Parkingに駐車するように言われました。

Jawbone目指して先へ進むと、Jawbone Parking入口ですべての車はこの駐車場に入るように誘導され、Chaparralへの道はブロックされていました。

Jawbone Parking からは巨岩が眺められます。
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幸いこの時点ではこの駐車場はまだガラガラでした。ここからまずはChaparral まで歩いて向かいます。それほど遠くもなく15分程度でChaparralに到着。Jawbone Parkingにはトイレはないものの、Chaparral Parkingには水洗トイレがあります。ここで本格的に歩き出す前のトイレを済ませます。

Chaparral Parking からBalcony Caveまでのトレイルは1km程度の歩きやすいトレイルです。5歳児のぴろ太郎も全く問題ありませんでした。

トレイルは途中、Balcony Caveへ向かう道と、Caveを迂回する道に分岐しますが、この分岐に案内板がなくちょっと分かりづらかった。Caveへ向かうには干上がった小川を進んでいくとCaveになります。

Balcony Caveはプチ冒険といった気分が味わえるトレイルで子供達は大喜びでした。えっ、こんなところを行くの?というような巨岩の下をくぐって穴の中へと降りていきます。ヘッドライト必須です。

撮影できそうな明るいところだけ撮影していますが、洞窟内部は真っ暗です。

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さて、この洞窟、コウモリの生息地となっています。コウモリを見つけた人が、「あれがコウモリだよ」と教えてくれたのですが、すごく小さいコウモリで頭上の岩壁にへばりついている黒い塊にしか見えません。自分一人では絶対見つけられないと思うし、もう一度行っても見つけられる自信はありません。

  • Pinnaclesは週末は駐車場が混雑するので、朝早くに到着するか、または午後遅めの時間を狙うのもありかと思います。
  • 西側から入ると料金所隣にビジターセンターがありますが、食料はおろか、ジュースもアイスも水も何も売っていません。「現地で何か調達すればいいや!」は少なくとも西側ゲートでは通用しません。
  • Caveはコウモリの繁殖期には閉鎖します。 Caveを目指す際にはウエブサイトで開いているか確認することをお勧めします。

1月17日(月)はMLKデーで会社も学校もお休みだったので、子供達二人を連れて久々にヨセミテに出かけてきました。家でゆっくり過ごしても良かったのですが、そうなると子供達がYouTube漬けになるのは目に見えて明らかでしたので外に連れ出すことにしました。ちなみにかみさんはこの月曜日早朝に出張から戻る予定でしたので入れ違いです。すんません。

流石にヨセミテ日帰りは疲れるので、日曜日の夕方、ぴろ子のバレーボール練習が3:30pmに終了したら出発し、ヨセミテ西ゲート手前のCedar Lodgeに宿泊し、翌月曜日にヨセミテバレー内を散策して帰宅する予定でいました。そのつもりで準備していたら、バレーボールの練習は5:30pmまで延長になってしまい、結局、家を出たのは6:30pmでした。今から一人で4時間も運転するのか…とほほ。

出発が遅くなったものの、夜とあって道路は空いていましたし、ほぼ満月で月明かりの下、快適なドライブを楽しめました。10:00pmにはCedar Lodgeに到着。3連休中日とあって宿代も跳ね上がるかと思いきや、意外にも$95とお手軽でした。Cedar Lodgeはちょっと古くて、忌まわしきヨセミテ殺人事件のあった宿ですが、$95なら文句なしです。

翌日月曜日は一路ヨセミテへ向かいます。Cedar Lodgeからヨセミテ西側ゲートまでは30分弱でしたでしょうか。西側ゲートで入場料を払おうとカードを出すと、今日は無料デーだよ!とレンジャーが言うではありませんか。なんとこの日は偶然にも年に数回ある国立公園無料デーでした。ラッキー!

入園料は$35もしますから、ちょっと嬉しいです。

西側ゲート付近までは雪は皆無でしたが、ヨセミテバレー内は銀世界でした。ただ道路は除雪されていたので走行には問題なしです。気温は摂氏一桁。寒いですが、めちゃくちゃ寒くはありません。防寒用にスキーウエアーのジャケットを持参していましたが、結局袖を通しませんでした。


トンネルビュー
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世界で五番目に落差のあるヨセミテフォールズ(全米では一番落差のある滝)
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ロウアーヨセミテフォール
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冬季間はビジターセンターもシアターも閉館されていたのが残念。ブライダルベールフォールトレイルは工事閉鎖されており、結局、バレー内をぐるりと車で周り、トンネルビューとヨセミテフォールに立ち寄り、あとはマーセド川のあたりを散策した程度でした。それでも1日観光には十分楽しめましたし、子供達も思ったよりも満喫できたようで喜んでいました。

ヨセミテ、夏季は入場が予約制で人混みも半端ないので、こうやって静かなヨセミテを楽しむのも良いものだと思います。入場無料だったし。

San Francisco界隈からヨセミテに行くには120号線利用が一般的ですが、今回、宿のロケーションの関係で往路は140号線を利用しました。復路は少し時間が短くなる120号線を利用するつもりでしたが、ぴろ太郎が「崖崩れが見たい!」と言うので復路も140号線利用することになりました。

ぴろ太郎のいう崖崩れとは、140号線の仮設道路区間のことです。結構前のことですが、140号線で崖崩れが発生し道路が塞がれてしまいました。現在はその崖崩れ箇所を回避するために、仮設道路が儲けれています。往路でその箇所を通った際に、ここで崖崩れが起きたことを説明したのですが、夜間だったので崖崩れが見えませんでした。ぴろ太郎はそのことが気になっていたらしく、ヨセミテ観光している最中も崖崩れが見たいと言ってばかりおりました。

ぴろ太郎の希望に応えるべく、復路も若干遠回りになる140号線を利用したのですが、崖崩れ箇所通過時にはぴろ太郎は爆睡(怒

そのまま通過すればまた文句を言うのは間違いないので、ぴろ太郎を無理矢理起こして崖崩れを見せました。

さて、その帰り道、スタバのドライブスルーに寄って、ラテをオーダーしたところ、「こちらサービスです」と、甘ったるいフローズン系のドリンクを無料で貰ってしまいました。こんなことってあるんですか? 普段スタバのドライブスルーを利用していないのではじめての体験です。スタッフが間違って作ってしまったのかな?

その後、140号線区間を終えて99号線を北上しているとき、この先の120号線で大渋滞が発生し、30分以上余分に時間がかかることが判明。幸い、120号線を迂回する道を選択できたので、大渋滞に巻き込まれることは回避できました。もし、ヨセミテを出る時から120号線を選択していたら大渋滞に巻き込まれていたことは間違いなしでしたので、ラッキーでした。

今回の旅は、入園無料、スタバのフリードリンク、運良く渋滞回避と、プチラッキーなことが続きました。

次は、春先に滝の水量が増えた頃にまた子供達を連れて来たいと思います。

ヨセミテ国立公園東側に隣接する20 Lakes Basin。4000m級の峰々に囲まれたこの盆地は標高3000mを超える高地でエメラルドグリーンに輝く湖水が点在している。抜けるような青い空、荒々しい岩山、残雪、色とりどりの高山植物。鮮やかな色彩に包まれたこの一角は神々の箱庭とでも形容したくなる美しい山岳風景が静寂の中に広がる。


このエリアに鎮座するNorth Peak (3733m)。

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独立記念日の連休にこの山に登ってきた。

North Peakはオフトレイル、すなわち登山道がない山で、登山者は自分で道をみつけないといけない。

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「道をみつける」と書いたが、トレイルヘッドは既に森林限界を超えているため林や藪のような見通しの悪いエリアを進むことはない。自分が目指す山頂がどちらにあるかは常に見えているため、方向を間違うことはない。しかし、道中は大きな岩やハイマツの林が遮り、ところどころに先人たちの踏み跡はあれど、終始、歩きやすいところを見つけるのはなかなか難しい。

14年前に僕はこの山を一度登っている。当時、友人に借りたGPSを使って自分のトレースを記録した。今回はその時の記録を見直すことで、簡単に登れるのではと期待したが甘かった。前回以上に迷いまくった。

North Peakの隣にそびえるMt. Conness。いつかチャレンジしてみたいが、こちらはNorth Peakより高度な登山テクニックが必要とのこと。夏なのに残る大量の残雪一体は、Connness Glacierと呼ばれている。氷河というよりは雪渓な感じがしなくもないが、たぶん、そのネーミングが付けられた当時は今見る以上に氷河っぽかったのだろう。

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途中、10歳くらいの女の子連れの家族連れにも抜かされ、体力の無さを痛感。うーむ…。

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3連休だというのに驚くほどに人がいない。聴こえてくる音は、滝や小川のせせらぎ、風の音、小鳥のさえずり、そして飛行機の轟音。時折、Conness Glacierに大岩が転げ落ちる低くて鈍い音が遠くから響く。

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この滝の水はConness Glacierから流れ出ている水。足を入れると痺れるほどに冷たいが、びっくりするくらい美味いのは疲れているからだろうか。

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山頂から360度周囲を見渡す。

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20 Lakes BasinはSaddlebag Lakeの北側のエリア。ベイエリアからここに行くにはヨセミテを横断する120号線利用が最短最速。ところが現在ヨセミテ入園は予約制で、予約のない人は入れない。が、ひとつ分かったのは、ヨセミテを通過するだけなら予約は不要(ただし入園料金はかかる)。

そこで、ヨセミテを通過を試みたが、これが裏目に出てしまった。というのも、ヨセミテ入園ゲートで実に1時間もの渋滞に巻き込まれてしまった。よくよく考えれば3連休初日の昼下がりは、一番ゲートが混雑する時間帯だったのだろう。さらに園内を通過する際の条件は、停車することは禁止で、指定時間内に東側ゲートを通過しなくてはならない。トイレ休憩も許されない。

当初、ヨセミテゲート手前で休憩をとり一気にヨセミテ横断をと考えていたのに、気がつくとゲート渋滞に巻き込まれて休憩などできなくなってしまった。

長時間運転で疲れていたが休憩は許されない。久々にドライブするヨセミテは所々美しい景色が広がり、車を停めてその景色を楽しみたかったが、それは許されないため、後ろ髪引かれる思いで。一気にヨセミテを横断して、Saddlebag Lakeへと向かった。

日曜日、久々に日帰りトレッキングに出かけようと思い立ち、ウチから一番近い国立公園のPinnaclesへと向かいました。ベイエリアからだと片道2時間程度で到着です。



Pinnaclesに行くのはこれが3度目。正直、国立公園にしてはショボい方ではないでしょうか。YosemiteやZionに行ったことある人なら「なんでここが国立公園なの?」と感じてしまうかもしれません。YosemiteやZionのミニチュア版といった感じで、公園もそれほど広くはありません。

公園へのアクセスは東側と西側の2か所で、両者は繋がっていません。僕がPinnaclesを訪れるのはこれが3度目で、過去2回は東側からアクセスしていましたので、今回は西側からアクセスしてみました。

地図で見ると西側の方が101利用区間が長いので早く着くかな?と思えるのですが、一般道区間が1車線のワインディングロードなのでスピードが出せません。

101をSoledadの街で降りて下道に入ります。Soledadは小さな街で、あっという間に住宅地は終わり、うねうねとした丘陵地帯になり徐々に標高があがります。振り返ると101があった盆地は深い霧に包まれていました。

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Pinnacles西側ゲートで入園料を払いますが、$30もしてビックリ。いつのまにこんなに値上がりしたの?公園の地図を渡されましたがコピーされた紙でした。

料金ゲートの先に、西側のレンジャーステーションがありました。帰りにジュースでも買おうと立ち寄ってみましたが少しの展示物と小さな土産物売店があるだけでドリンク等は売っていませんでした。

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トレイルヘッドのChaparralには午前9:30に到着しましたが、駐車場は半分も埋まっていませんでした。Pinnaclesは最近国立公園に昇格したとあって、その名はまだ知られていないのでしょう。加えて、公園へのアクセスも東側からアクセスするのが一般的なのかと思います。

ギザギザとした岩山を縦走します。ベースから山頂までの標高差はそれほどなく400m弱程度でしょうか。

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こちらが今回歩いたコース。西から入って東側へ抜けて岩山の稜線を歩くHigh Peak Trailをつかってループするルートです。地図のほぼ中央、High Peak Trailの一部がなかなかスリリングなルートになっていて、Pinnaclesに来たらここは是非歩いてもらいたいコースです。

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Pinnaclesには洞窟が2箇所ありますが、現在、コロナ禍でどちらも閉鎖されています。ただ、洞窟と言っても鍾乳洞のように長い年月を経てできた洞窟ではなく、巨岩が重なった下を通れるというものです。

西側ゲートから入ると、なんとなくZionを彷彿とさせるものがありました(Zionに比べたら規模は格段に小さいですが)。

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トレッキングを開始するため、靴を履き替え、水をバックパックに入れます。

ああっ!ストック持ってくるのを忘れた…

まぁ、そこまで大変なトレイルではないので、ストックなくても大丈夫でしょう。さっそく歩き始めます。

本当は、元気があるうちに岩山の上を歩くHigh Peak Trailを行き、山の東に降りてからOld Pinnaclesトレイルで西側へ戻ってこようと考えていました。が、気がつくとOld Pinnaclesトレイルを東に進んでおりました。予定していたのとは逆回りになっていたのです。でも、まぁ、いいでしょう。引き返すのも面倒なのでこのまま進みます。

途中、名物のBalconies Caveがあるのですが、現在閉鎖されているので、洞窟を迂回するBalconies Cliffルートを進みます。前回、Bear Gulch Caveは歩いたので、今回はBalconies Caveを歩いてみたかったが残念。

Old Pinnaclesトレイルは干上がった川に沿ったトレイルで、とても歩きやすく快適でした。ですが、だんだんと暑くなってきました。


Blue Oak Trailに入るといよいよ山登りがはじまります。この区間がキツかった。沢沿いのスイッチバックが続き、トレイル自体は斜度も適度でマウンテンバイクでも行けるんじゃないかと思えるくらいのよく手入れされたスロープなのですが、日差しを遮るものがほとんどなく、照り返しもキツイ。さらに風もないので、ドライサウナの中をトレイルしているような感じでした。

ようやく稜線にあがっても、暑さはますます酷くなっているようです。水は十分に持ってきたのですが、もうぬるま湯です。冷凍しておけば良かった。

右足の小指が靴ずれを起こしている気配も感じ、久々に辛いトレイルとなりました。

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足はそれほど疲れてはいないのですが、暑さで気力が失せてしまいまして、High Peak Trail一区間であるスリリングな箇所は今回は見送ろうかと思ったのですが、稜線上の大岩の陰で長めの休みを取ったところ、気分も持ち直し、当初の予定どおりスリリングな箇所も歩いてきました。

なかなか写真には写しにくいのですが、こんな風に岩を登る箇所などが続きます。

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難しいところには手すりがあるので安心なのですが、この手すりを握ったら、


あちぃ〜


陽光に熱せられて握れないほどに熱くなっておりました(涙



さて、今回のループ、9:30amに歩きはじめて、駐車場に戻ったのは2:30pmでした。もっと朝早くに歩き出すべきだったと反省。水は1.8リットルほど持って行き、1リットル消費しましたが、お湯になってましたので次回、夏にPinnaclesに行く際には水を凍らせておきます。

トレイルでは数えるほどしかハイカーに会いませんでした。

こんな暑い日中にハイキングするのは避けるべきでしたよね。

体は疲れ切り、喉はカラカラ。ああ、キンキンに冷えたビールを流し込みたい。が周囲には売店などはありません。Soledadの街まで行けば何かあるでしょう。でも飲んだら家まで帰れなくなりそう。

レンジャーステーションでジュースくらい買えるかと立ち寄ったものの、ドリンクすら売っていなくて気落ちしました。

仕方ない帰るか…と車を出して少し行ったところで非常に魅力的な看板を見つけました。

この続きはまた次の記事で。

5月末のメモリアルデー3連休はPortola Redwood State Parkへキャンプに行ってきました。



Portola Redwood State Parkは家から1時間ちょいで到着できるのが嬉しいところ。土曜日の午後、ぴろ子の日本語補修校が終わってから出発しても夕方4時前には到着できます。

1時間で到着すると言っても、この界隈はサンタクルズマウンテンの深い森の中。車一台通れる程度のワインディングロードがひたすら続きます。そして、途中から霧が出はじめたと思ったら、あっという間にあたりは真っ白に。ライトをつけて進みますが、稜線付近では風が強く霧がすごい速さで流されていきます。そして、ついには霧雨が。フロントガラスはワイパーを動かさないとならない程でした。

こんな状態でキャンプできるのだろうか…と不安になりましたが、目的地のキャンプ場は曇天でキャンプには支障がありませんでした。

幸い二日目、三日目は好天に恵まれました。

ビジターセンター裏側のトレイルを進むと、小川にアクセスできるポイントがあります。水量少ないものの子供たちは大喜びで延々と水遊びを楽しみます。
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この川、天然のスティールヘッド(鱒の仲間)が悠々と泳いでいるのにはビックリしました。魚影がわかりますか?通りががった人曰く、サンタクルズマウンテンの川もダムやらが作られて絶滅危惧種だそうです。
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この界隈の小川だと水が枯れてしまうのでは?という懸念もありましたが、キャンプ初日がそうだったように海からの霧がサンタクルズの森に水をもたらすので水量は少ないものの枯れることはないのかも知れません。


今まで、キャンプといえば、ヨセミテだとかシャスタだとか遠くの壮大な大自然に目が向いていましたが、サンタクルズマウンテンのレッドウッドの森の懐は深く、荘厳で、こんな近くに大自然が残されていることを改めて実感しました。

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もっと頻繁に足を運びたいエリアです。


8月7日(金)から8月11日(火)まで、マウント・シャスタの山麓にあるLake Siskiyou Camp Resortにて4泊5日のキャンプに出かけてきました。



ぴろ子の新学期スタートが8月12日(水)だったので、コロナで夏休みに遠出できない子供達を連れてキャンプでも…と新学期開始直前までキャンプに行こう!と企画した旅行です(ちなみに、新学期スタートはその後8月17日に変更されました… 知っていれば週末外したのに)。当初は、今年の7月にキャンプに行ったCastle Crags State Parkを再度訪れる予定で、そこのキャンプサイトを予約していたのですが、コロナ陽性者数の増加に伴ってかCastle Crags State Parkはキャンプサイトをクローズするとの連絡があり、他にどこか空いているキャンプ場を探してLake Siskiyou Camp Resortを見つけた次第。

実は、ここのキャンプリゾートに行くのはこれが2度目。前回ははるか昔の12年前の2008年にシャスタ旅行に行った際にこの湖にのみ立ち寄っています(当時はキャンプはせずにカヤックを楽しんだのみ)。

ここはその名の通り、Lake Siskiyou(シスキューと読むらしい)湖畔にあるプライベート経営のキャンプ場でして、キャンプサイト数も多いマンモスキャンプ場です。レビューに目を通すと、パーティしている輩が多くて夜うるさいとか、トイレが汚いとか、それほど良い評価がなく、ちょっと心配していたものの、結果、全く問題はなくて満足できるキャンプ場でした。むしろ、高評価で、また行きたいと思っているくらい。

今回、我々はサイト#160にステイしました。ちょっと嫌らしいのは、ここ、オンライン予約時にサイトを選べるのですが、そのサイトを確定させたい場合には余分にお金がかかるのです(確か$35程度)。追加料金を払わない場合には、場合によっては都合でサイトを変更することがあるのだとか。僕が予約した時点では、もう空きサイトが3つ程度しかなく、であれば、どこでもいいやーと思っていたので、追加料金は払いませんでした(確か、最初に指定した#160にそのまま入れたと思う)。

キャンプ場は明るい杉の林の中にあり、各キャンプサイト間は十分に広く、ファイヤーリングとピクニックテーブルが備わっています。今まで訪れたキャンプ場によってはサイト間に十分な茂みがあってプライベートが保たれているようなところもありますが、ここのキャンプ場は隣をブロックするほどの茂みはありませんでした。我々が利用した#160の場合、隣の#158との間に遮るものはなく、一見すると広めのサイトのこっち側と向こう側にそれぞれサイトが設置されている…といった感じでした。なので、友人家族と行く場合にはこういう連結サイトを押さえるのが良いかも(ただ、連結しているかどうかは予約時には分からない)。反対側の#162との間には茂みがあってそちら側は見えにくくなっていました。ただ、茂みといっても深い緑の茂みではないので、完全にそちらをブロックしている訳ではありませんが。

サイト脇には水道があり、水洗トイレとシャワー設備も所々に設置されていて、今まで訪れたキャンプ場のトイレやシャワーと比べても、遜色ないレベルのものでした(今までのキャンプではトイレ待ちになることが少なからずあったが今回は一度もなかった)。またシャワーはコイン等必要なく無料で使えました。

グループサイトが多数あるようで、金・土は賑やかでしたが、それでも寝れないほどうるさいことはありませんでした(たまたまキャンプサイトが恵まれていただけ?)。日曜からは静かでしたねー。


キャンプ場には売店やレストランも併設。

売店は規模は小さいもののキャンプに必要なものは一通り揃っています。コロナ対策も一応してあって、入店時にはマスク必須で、マスクなしのお客にはちゃんと注意していました。



このキャンプ場の最大の売りはやはりレイクシスキューでしょう。

この湖はサクラメントリバーにダムを作った人造湖で、ここに来るまでに通り過ぎたシャスタレイクと比較すると湖の規模は小さいものの、なんと言ってもロケーションは絶品。というのも、湖の向こう側にはマウント・シャスタが大きく聳えていまして、例えるなら富士山を眺める山中湖といった感じでしょうか。

ぴろ子と一緒にタンデムカヤックに挑戦しましたが、雪をいただくマウント・シャスタを眺めながらのカヤックは最高でした。
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また、このあと生まれて初めてのスタンドアップパドルボードにも挑戦。へっぴり腰ながらもこちらも満喫して、インフレータブル式ので良いから買おうかなーと画策中(ちなみにここでのレンタルはインフレータブルではなくてハードタイプ)。

湖畔には水上アスレチックも設置されていて、こちらにも挑戦してきました。体力の衰えをまざまざと感じる結果になってしまいましたが…

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当然、ビーチもあって、湖水浴も楽しめます。

ビーチですが、コロナによる密を避けるための工夫も凝らしてあって、ビーチはロープで区割りされていて、グループごとにこの一区画を使うように指示されています。

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早く行かないと区画が取れないかも?と思ったりしましたが、土曜日の昼前に行って空き区画は確保でき、その日の夕方まで空き区画は残っていました。

また、ビーチ脇には売店もあり、ハンバーガーやピザ、ビールを購入することも可能です。良心的だなと思ったのは、売店の値段。フレンチフライは$2.50、ナチョスが$4とベイエリア価格を基準にすると安く感じてしまいました。プライベートキャンプリゾートだけに高いのかな?と思っていただけに、逆に安く感じたのかも。

ビーチエリアから少し離れたところには、ボートランチがあって、レンタルボート(エンジン付き)をレンタルすることも可能。



ここのキャンプで一番良かったのは、蚊が皆無だったこと。前回のCastle Crags State Parkキャンプでは、夕刻になると蚊の襲撃を受けたのですが、今回は一匹の蚊にも遭遇せずでした。Castle Crags State Parkまで車で20分程度なのにちょっと不思議。

コテージやRVを使った宿泊施設も用意されているし、アクティビティも充実していて、なかなか好印象なキャンプリゾートでした。是非また行きたい!と思わせるキャンプ場でした。

その他、このキャンプ場について気づいた点を列挙しておきます。

  • ビーチは基本日帰り利用も可能(入場料はかかる)だが、混雑時にはデイユースを受け付けない模様。実際、土曜日に「本日は利用者多数でデイユースは受付できません」との張り紙がゲートにされていました。デイユース客も多いようで続々とUターンしていました。

  • キャンプサイト予約時に気づいたことなのですが、ここ、キャンプサイトによって最大利用人数が異なるものの、利用料金は同じ様子。例えば、#160は4人まで(4人にしては十分広かったが)だが、同じ料金で15人までなるサイトもある。良心的なのかな?

  • キャンプ場の売店の料金も比較的良心的かも。氷は$3.50、薪は結構な量があって$10でした。薪は2つ買って3日かけて燃やした(最後の夜はかなり勢いよく燃やした)。

  • Mt. Shastaの街までも車で10分程度で行けるので、ランチとディナーにCasa Ramosというメキシカンレストランを利用した。ここは駐車場をつぶしてテラス席を用意している。料理も美味しかった。マルガリータがデカい。

  • キャンプ場は熊出没エリアだそう。が、食糧は車に入れるようにとの指示。ベアロッカーみたいなのは用意されていない。スタッフ曰く、このあたりの熊は車を襲ったりしないとのこと。個人的には、熊が出そうな雰囲気は感じず(少なくとも週末は人も多いしそこそこ賑やかだったし)。

  • トイレには一度に二人まで…との張り紙がしてあった(コロナ対策)。が、守られている気配なし

  • #160サイト近くの男子用トイレの紙が朝からなくなっていて、午後になっても補充されないでいたので、クレーム入れたら、すぐに補充されていた。

  • トイレは毎日一度はチェックしているらしい(チェックシートがトイレに置かれていた)。なら紙も補充しておいてよー。

  • 今回、BBQグリルを持っていくのを忘れてしまうという失態をおかした。が、幸いにして、ファイヤーリングが浅いタイプだったので、そこでチャコールを燃やしてBBQすることができた(使い捨てのBBQの網は持って行っていた)。ファイヤーリングの周りには石が並べてあったので、その石を使って台をつくり、その上に網を乗せてグリルできた。ファイヤーリングが深いとそういうこともできないので助かった。



今回のキャンプ旅行で訪れた他の場所はまた後日紹介します。

独立記念日3連休はCastle Crags州立公園でキャンプに行ってきました。Castle Crags州立公園なんて存在知りもしなかったのですが、例によって休み直前の予約となり、空きのあるキャンプ場がココかもう一箇所くらいしか見つからず、川も山もあるので良さそうかなーとCastle Cragsを選択。

結果、大人も子供も大満足できた場所で、子供達はめちゃくちゃ楽しかったらしく帰宅してから号泣するほどでした。

Castle Crags州立公園はマウントシャスタから20マイル程度南下した場所にあります。


シャスタには以前行ったことがあるので、この公園も通過していたのですが、当時は存在すら気づきませんでした。名前にもなっているCastle Cragsは、戸隠のような険しい岩山です。

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そして、マウントシャスタもほど近くに眺められます。これはCastle Crags View Pointから眺めたシャスタです。まだ雪をたっぷり残した独立峰は綺麗ですよね。
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この州立公園には、サクラメントリバーが流れていて、川遊びすることができます。
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ただ、サクラメントリバーは木々に囲まれた森の中を流れているためか、水はしびれるほどに冷たく、長時間遊べる川ではありませんでした。

園内の案内紙にレンジャーお奨めとしてあげられていたのがCastle Creekという川。Castle CreekはCast Crags州立公園の入園ゲートの外側にあるので、お金を払わなくてもアクセスできますが、そこにあった立て札によると、州立公園の管轄に置かれているようです。

Castle Creekは燦々と陽光を浴びる明るい川で、ところどころに石を積み上げて小さなダムが作られています。そのダムのおかげで水流が緩やかなプールができていて、そこで水遊びすることができます。

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ぴろ子もぴろ太郎も、ここで終日過ごせるほどに夢中で遊んでいました。

ぴろ太郎に至っては、水中メガネなしで潜ってました(笑
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小魚もいて、ぴろ子は手で捕まえようと必死でした(当然無理でしたが)。
清流の音を聞きながら、1日ここで遊べるような場所でした。

さて、キャンプサイトですが、今回、我々が利用したキャンプサイトはLower Siteの#16で、駐車スペースは車一台分。キャンプサイトにはフードロッカー、ピクニックテーブル、ファイアーリング、石積みの薪グリルが設置してありました。またこのサイトは木々に囲まれ、枯れた小川がすぐ隣にありました。隣のキャンプサイトとは十分な距離が保たれ、その間には木々が茂っているのでプライベートな雰囲気すら感じられました。

これはたまたま我々の利用したサイト#16に限ったことかもしれませんが、サイトの両隣に水道があり、ゴミ箱も設置されていました。トイレは水洗で、シャワーはトークンを入れて利用するタイプ(なのであらかじめ受付でトークンを入手する必要あり)。トイレもシャワーも(キャンプ場のものとしては)綺麗でした。


初日、我々がキャンプサイトに到着したのは、金曜日の夕方6時半でしたので、到着後、早速テント設営に取り掛かったのですが、車から出るや蚊の大軍に襲われ、これはとんでも無いところに来てしまったのだろうか…と不安に感じました。でも、キャンプ用にと以前日本帰国時に買い求めた蚊取り線香があるぞ!と思いきや、家に置いてきてしまった…。
それでも、テントの他にピクニックテーブルをすっぽりと覆えるスクリーンテントも持っていたので、夕飯はスクリーンテントの中で快適に済ませることができました。初日の夕食は時短も兼ねてパスタ(ソースはレトルト)にしていたので、調理は簡単(湯がくだけ)、スクリーンテント内で完了。初日BBQにしなくて良かった…。

日が落ちると蚊の大群もどこかへ消えてくれましたが、Lower Siteは高速5号線や鉄道に程近く、夜になると、車や列車の音が聞こえてきました。そのため、大自然の中にいるぞっていうキャンプっぽさが無くなってしまったのですが、逆に、これだけ騒音が響くなら、クマも寄ってこないのでは?という安心材料にもなっていました(この公園はクマ生息エリアなため、食料はフードロッカーに入れる必要があり)。

今回、初デビューとなったガス灯。今まで乾電池のを利用していましたが、やはりガスのは明るくて良いですね。去年のREIでのクレジットが残っていたので、それが消滅する前に何か買わなくちゃ!と買ったのがコレでした。

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初日夕方に蚊の大群に襲われましたが、幸いなことに、二日目夕方はそれほど蚊にも出くわしませんでした。

二日目の夕飯はBBQです。BBQピットがないことは確認済みだったので小型のチャコールグリルを持参していました。これを使っての牛タンとラムと野菜のBBQです。ラムも美味いけど、牛タンがまた美味い!San Mateoのスルキでブロックの牛タンを売っていまして、これを買うと好みの厚さにスライスしてくれます。

牛タンは強火でささっと炙り、ラムはチャコールの配置を変えて蓋をしてじっくりと焼き上げます(以前はラムから垂れる脂に火がついて焦がしてしまっていましたが、今回はうまく焼けました!)。

子供達がキャンプで楽しみにしていることの一つがスモアですよね。マシュマロを炙って溶かし、チョコレートとクラッカーで挟んで食べます。僕はあまり好きじゃないんですが…。

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このキャンプサイト、最寄りの高速出口にはガソリンスタンドと売店があります。生鮮食料品は手に入りませんが、飲み物や菓子、氷、ちょっとした食料などは入手可能なため重宝します。

ベイエリアからだとちょっと遠い(渋滞なくて片道4時間程度)のが難点ではありますが、川や山の美しさはピカイチな州立公園でしたね。ぜひまた再訪したい場所です。

2週に渡ってBig Basin Redwood State Parkに出かけてきました。



6月22日(土)〜23日(日)の週末は、友人家族ら合計4家族でのキャンプでした。Big Basin Redwood State Parkのキャンプ場は超人気でなかなか取るのが難しいと聞きますが、友人のひとりが押さえてくれました。

今回、キャンプしたのはBig Basinの中にいくつかあるキャンプサイトのうち、Blooms Creekというサイトで、レッドウッドの大木が林立する中にありました。一区画が広く、子供達は木に登ったり、木のむろ(穴)に入ったりと満喫。

実は、今回、僕の家族は既に日本に帰国しているので、我が家からは僕一人での参加となりました。当初、家族がいないため、今回参加は見送ろうと思い、他の友人家族で行きたい人がいればその方をお誘いくださいねーとお伝えしたのですが、数家族に問い合わせたが参加できる人がいなかったそうで、であればと一人で参加となりました。

キャンプ2日目の日曜日は午後から用事があったので、キャンプ場をチェックアウトすると同時に帰宅。Big Basinには来たことがなかったので、トレイル等歩いてみたかったのですが、また次回にすることに。


さて、その翌週。6月29日(土)に、再度Big Basinに行くことになりました。
というのも、先に書いたように僕は家族が日本に帰って一人暮らし。運動もかねて久々山でも歩いてこようと思い立ち、最初はヨセミテでバックパックでもと考えていたのですが、今年は雪が多くてまだTioga道路も時間限定でしか開いていない状態。であれば、近場のトレイルで…と探しているうちにBig BasinのBerry Creek Falls Loop Trailがオススメらしいことをネットで知り、そこに行くことにしました。

Big Basin Redwood State Parkのサイトにも書いてあるし、キャンプに一緒に行った友人も言っていたのですが、ここの駐車場はすぐに満車になるそうで、行くなら早朝にと書いてありました。なので、この土曜日は午前4時に起き、タイマーセットしておいた炊飯器のご飯でおにぎりを作り、まだ薄暗い4:45amに家を出ました。

Big Basinと言う名前からわかるように、ここは周囲を山に囲まれています。途中、山を越えたところで目指すBig Basinが霧に覆われている様子を眺められました。この雨の少ない地域で太古の昔から生きながらえて来たレッドウッドの木々は、海から流れ込んでくる霧によってその生命を維持してきたのでしょう。

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Big Basin Redwood State Parkの駐車場に到着したのは午前6時。すでに駐車場には数台の車が停まっていましたが、まだ駐車場スタッフはやってきていません。なので、セルフレジストリーを行います。駐車場から通りを渡ったオフィス前にセルフレジストリの封筒が置いてあるので、その封筒に駐車料金$10を入れて投函し、半券はボンネットに置いておきます。

準備をして、トイレを済ませ、早速出発です。歩きはじめは6:15am。

もう周囲は明るいものの、自分以外には誰もいません。

今回選んだBerry Creek Falls Loop Trail は一周10マイルのトレイルで、その名にあるようにいくつもの滝を眺められるコースです。このコースは健脚向けの1日コース(所要時間5-6時間)と分類されていました。

このState Parkは人気があるだけに、駐車場周辺は様々なトレイルが完備されており、様々な名前のトレイルが入り組んでいて、ちょっと混乱してしまいそうですが、実際歩いて見ると、分岐には現在位置がマークされた地図や、案内板が出ていて、良くメンテナンスされている印象を受けました。

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高いレッドウッドの木々に囲まれたトレイルは、朝のうちは肌寒く、長袖のウインドブレーカーを着て歩いていました。

土は柔らかく、歩きやすいトレイルが続きます。

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このトレイル、その目玉となる滝があるのはちょうどコースの中間のところです。出発してからひとつ尾根を越え、そのあとはずっと下って滝に到着し、帰路はずっと登りです。アップダウンも多少あるものの、それほどきつくはありません(シエラのトレイルに比べれば…)。

山の斜面の中腹を谷に沿って降りて行きます。右側の谷には小川が流れており、左手は山、右は崖になっています。トレイルの傾斜はそれほど厳しくはありません。

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キツツキの音や、鳥の鳴き声が響き渡る森の中を歩いて行くのは気持ちが良いものです。このコースは人気で多くのハイカーにすれ違うと書かれていましたが、朝早いからか、自分の他にハイカーは全くいません。

はじめはチョロチョロ流れていた小川ですが、進むにつれいくつもの支流と合流し、だんだんと水量が増し、ゴウゴウと音を立てるようになりました。これが滝になるのかな?と思いきや、目の前に現れた向かいの山の中腹に白いものが見えるではありませんか。滝です。思ったよりも大きな滝です。

自分のすぐ右手にある川が滝になるのかと思っていたのですが、違いました。別な支流が滝をなして、この右手の川と合流するのでした。

トレイルは二つに分岐します。ここで今まで来たトレイルを離れて、先ほど見えた滝の方へと向かいます。ここまでは、ほぼ下ってきましたが、今度は登りです。ちなみに、今まで来たトレイルは、そのまま川沿いに歩いて海まで続きます。

少し遠くに見えた滝も、歩いて見るとすぐそこでした。滝の横には展望デッキが用意されていました。

これがBerry Creek Fallです。2-3メートル程度の小さな滝かと思っていたのですが、以外と大きく10メートル程度の高低差はあったでしょうか。残念ながら滝壺には降りられず、離れた展望デッキから眺めるしかありません。

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ここがこのトレイルの核心部で、ここからしばらく滝が連続します。

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このくらいの滝なら滝行できそうな。

暑い夏の日中なら水に入ると気持ち良さそうですが、今回はまだ肌寒かったので水には触れません。

一連の滝が終わると、トレイルは滝をつくっていた小川を離れ、駐車場に向かって登りが続きます。

だんだんと日も高くなり気温もあがります。上着を脱ぎ、上半身は半袖Tシャツ一枚になりました。

途中、ランチ休憩にと場所を見つけておにぎりを食べ始めたら、なんと、いままで全く気にならなかった蚊が大量に集まってくるではありませんか!

これには辟易。この場に留まっていては刺されます(というか、もう刺された)。なので、おにぎりを手に食べながら歩くことに。歩きながらおにぎり2個とプチトマト数個とお菓子少々を食べました。落ち着かないけれど、刺されるようはマシです。

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そして、徐々にハイカーとすれ違うようになりました。駐車場に近くにつれて団体客や軽装のハイカーも。

こうして無事に駐車場に到着。11:45amに戻りました。所用時間は5時間半でした。


Berry Creek Falls Trailですが、全般的に歩きやすく、滝も意外と見応えがあって大満足でした。

トレイルはほとんどが谷合でしかも林の中。ずっと日陰です。なので夏でもそれほど暑くなく楽しめるトレイルかと思います。

僕は2.5リットルの水を持って行きましたが、朝のうちは寒かったというのもあって、トレイル中に消費したのは300ml程度でした。後半、日が高くなってからは汗が滲み出てきましたが、それまでは快適なトレイルでした。人気があるのも分かります。

ウチからも1時間15分程度で到着するので、運動がてらにまた行きたいトレイルです。

毎年8月にお誘いいただいて、参加していたアワビキャンプ。メンドシーノのキャンプ場で、アワビ部が海に潜ってアワビを、釣り部が船釣りで魚を、そして料理自慢の面々が腕によりをかけた一品を振舞う盛大なキャンプなのですが、なんと、今年からアワビが禁漁になってしまいまして、アワビをとることが出来なくなってしまいました。

ちなみに、過去のキャンプはこんな感じでした。
2016年あわびキャンプ

2015年あわびキャンプ

2013年あわびキャンプ



アワビが取れないとなると、遠路はるばるメンドシーノまで行くのもないという訳で、今回は8月11日〜12日に、サンタクルーズでのキャンプとなりました。

今年はアワビ禁漁なので我々はお役が立てないのですが、それでも、今回もこのキャンプにお誘いいただきまして、家族皆で参加してきました。

昨年は私たちは参加しなかったため、2年ぶりの参加となりましたが、以前と変わらず大勢の方々が集って盛大なキャンプとなりました。


かみさんと子供たちが帰ってくる前日、せっかくなので一人でいるうちにしか出来ないことをしなくちゃ!と思い立ち、アメリカで一番新しい国立公園、Pinnaclesにてトレッキングしてきました。靭帯手術したあとに通っているリハビリでも、トレッキングするように言われていたのでちょうどよい機会かなーと。

PinnaclesがあるのはGilroyの南南東方向。
公園内には東西それぞれに入口がありますが、両者は車道ではつながっていません(トレイルを歩けば反対側に行けるが、車で通り抜けはできない)。この日は東のビジターセンターから入って、トレイルヘッドとなるBear Gulch Day Use Areaを目指します。



Pinnaclesには数年前キャンプに友人家族らと行ったのだけれど、キャンプして帰ってきただけ。なので、その時は、高い入園料払ったのに、国立公園に行った〜という実感は全くありませんでした。

この日はせっかくだから、朝5時とか早くに出て公園を満喫するぞ!と思ったのに、結局家を出たのは午前8時でした。

Gillroyを過ぎて、25号線に入ると、あたりはのどかな牧草地帯です。
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途中、Hollisterの街が最後の大きな街です。スタバやマクドナルド、セーフウェーにウォルマートもあります。マクドナルドで朝飯を食べましたが、ビジターセンターには午前10時には到着。ベイエリアから極めて近いです。ビジターセンターで入園料を払い、トレイルヘッドのBear Gulchまで車で移動します。トップシーズンにはBear Gulchのパーキングが満車になるためビジターセンターからシャトルバスに乗り換えてBear Gulchまで移動することになるそうですが、この日のこの時間帯はそこまで混雑していませんでした。ただ、午後にはシャトル待ちの列をところどころで見たので、もうちょっと遅かったらシャトルを使ってねと言われたのかも。


装備を整えて、いざ、Bear Gulchから山歩き開始です。膝をかばうために、トレッキング用のストックも用意していましたが、結局、ストックを使うことはありませんでした(歩きやすいトレイルだった)。

この日のルートは次のとおりです。
Bear GulchからCondor Gulchトレイルを経て、Pinnaclesのハイライトと思われるごつごつした岩山の稜線を行くHigh Peaksトレイルを歩き、人造湖を経て、真っ暗闇のBear Gulchケイブを通り抜けて、出発地点のBear Gulch Dai Use Areへと戻ります。

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トレイルヘッドから稜線を見たところ。稜線はごつごつした奇岩が連なって、戸隠山か妙義山といった感じでしょうか。園内の標高は高くなく、最高峰でも1000m程度です。今回、歩いたHigh Peaksトレイルも最高地点は標高800m程度。トレイルヘッドが384m程度なので、標高差は400m程度とそれほど厳しい登山ではありません。この日は霧があって、歩き始めたときは山頂部分は霧に隠れていました。

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最初に歩き出したCondor Gulchのトレイルは良く手入れされて歩きやすい道でした。
今回は低山とあって、トレイルはほぼ土面。斜度も均一で、歩きやすい緩い登りが続きます。ヨセミテの健脚向きトレイルを歩くと、岩がごろごろしていて足元が若干不安定だったり、トレイルを見失うようなこともありますが、そんなことは皆無でした。トレイルの分岐では案内板も十分に設置されていました。

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歩き始めこそ林の中でしたが、ほどなくして稜線に抜けると視界が開けます。

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High Peaksへの分岐です。High Peaksは急斜面で狭いと書かれていますが、ここまでの歩きやすさを思うと想像できません。
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分岐を過ぎたあとも、これといってトレイルは普通。なんだよー、大したことないじゃんと思いきや、ほどなくして、あ、なるほどね〜ってなことになりました。ここからいよいよ核心部分。稜線の大岩を登ります。ちょっと見難いですが、岩に階段が刻まれていて、手すりを伝って岩を登ります。刻まれたステップはそれほど奥行がないので、足の前半分程度しか入りません。一段一段慎重に登ります。

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オーバーハングしている岩の下を体を小さくして進みます。立つと肩が岩にぶつかってしまうので、中腰で歩きます。大きなバッグパックを背負っていたら歩けないかもです(小さな公園なので、そんな人いないと思われるが)。

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左手は切れ落ちているので慎重に。高所恐怖症の人には厳しいかも。
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稜線上は巨岩がごろごろ並んでいます。向かいの岩山に人がいるの見えます?
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このHigh Peaksの狭くて高度感たっぷりな区間はそれほど長くなくてちょっと残念。物足りなさが残ります。途中、わき道があって大岩の上に立てたりもしました。また、親切にも、この稜線上にトイレがあったりします。すごいな。

この公園は、ロッククライマーも見られるよ〜とのことでしたが、いました、いました。
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そして、山を下りると突然に小さな湖が現れました。人造湖だそうです。
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なんでこんなところに湖つくったんでしょうね。それもこんなに小さいのを。

で、この人造湖から車を停めたBear Gulchへのトレイルが、Pinnaclesでも屈指の人気のケイブを進むトレイルです。

人造湖のダム直下の狭い階段を降りていきます。さすが人気トレイルとあって行列です。子供も大勢いました。
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そして、岩と岩の隙間を降りていきます。
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ケイブの中は真っ暗でヘッドライトか懐中電灯は必須です。
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明かりがないと何も見えないほどの真っ暗闇もあったんですが、カメラには何も映りません。なので、少し日が差し込むところの様子を。ナイトモードで撮影していますので、実際には写真で見るよりも暗いです。
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実は、この公園のケイブと呼ばれているトンネル、いわゆる鍾乳洞のようなものではなく、どうやら崩れ落ちた岩が積み重なって出来たトンネルだそうです。Pinnaclesにはこういったケイブが2箇所あるそうです。

ケイブ内にはコウモリが住み着いていて、繁殖期にはケイブは閉鎖されてしまいます。なので、ケイブに行ってみたい!という方はPinnaclesのサイトにあるケイブの状況を確認してみてください。

サイトを見ると、Bear Gulch CaveにはUpperとLowerの2つがありますが、この両者はビジターセンターでもらえる地図には記載されてません(Bear Gulch Caveとのみ記載されている)。実際歩いてみて分かったのですが、このBear Gulch CaveにUpperとLowerの2区間があり、僕が行ったときはUpperは閉鎖されていたのですが、Upperの区間は極めて短いようです。なので、Lowerだけ歩ければ、Bear Gulch Caveの9割は歩いたことになるようです(と、レンジャーが言っていた)。

Bear Gulch Day Use Areaから、人造湖までの2マイルが、ケイブのあるトレイルで、このトレイルは多くの人が歩いていました。子供連れも多く、小さなお子さんでも探検気分が味わえる楽しいトレイルだと思います。時季外れの週末でもこれだけ人が多かったことを考えると、夏休み期間中はものすごい人がやってくるのでしょうね。ケイブ内は狭い階段なためすれ違うのが大変かも。

一方のHigh Peaksトレイルは、この日、ほとんどハイカーに出会うことなく、静かな山歩きを楽しめました。こちらは小さな子供には厳しいかな。


今回のトレッキング、10時半に歩き出して2時に車に戻れたので、所要時間は3時間半程度。手術した膝に負担をかけないようにゆっくりと歩き、途中、ランチ休憩も入れたのですが、気軽に楽しめるトレイルでした。

また、この公園もFoster Cityから2時間かからずに行けたので、朝8時に家を出て、トレッキングを楽しんで帰宅しても、夕方5時には自宅到着できるという手ごろさも嬉しいかもです。

ただ、同じ国立公園でも、ヨセミテやグランドキャニオンにあるような圧倒的迫力みたいなのは皆無でした。正直、ここを国立公園にする価値って本当にあったのかな?と思ってしまっています(僕が無知な故そう思うのでしょうが)。

Pinnacles National Park

ちょっと前の話ですが、8月半ばと9月のレイバーデイ3連休に一度ずつ友人家族らとキャンプに行ってきました。行ったのは、ベイエリアにあるキャンプ場、Anthony Chabot Regional Park内にあるキャンプ場。

このキャンプ場、何が良いって、近いんです。サンマテオブリッジを渡ってすぐ!



…のはずが、土砂崩れにより南からのアクセスする道路が閉鎖されており、580を北上し、Oaklandまで行ってから山の中を南下という大回りをしなくてはなりません(それでも1時間弱と近いのですが)。

今回、日本に帰国することを決めた同僚の方から格安で譲ってもらったテントをはじめて使いました。8人用テントは広くて快適! そして設営も比較的簡単で良いですね〜(と言ってもさすがにこの8人用を一人で建てるのは無理でした)。
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ぴろ太郎にとっては初キャンプ!
ぴろ太郎が遊べるように、これまた別な友人からお借りしたバシネットが大活躍となりました。

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Anthony Chabotのキャンプ場は、丘陵地帯に位置していて、眼下に湖を見下ろせます。

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湖側のキャンプサイト。見にくいですが、木々の向こうは湖です。
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湖近くということで、泳げるのかと期待したのですが、汚染が進んでいるため水遊びは薦めないとの看板が出ていました。

このキャンプ場、丘陵地帯にあるためテントを張る場所があまりフラットではありません。他のキャンプ場よりも一区画あたりがやや広いように感じました。隣のサイトが離れている場所もあって、全体的に広々としています。

8月半ばに訪れた際は、風があって、やや肌寒く感じましたが、9月のレイバーデイは、ベイエリアは記録的な猛暑日となり、日中の気温は40度を超えました。また気温が上がり過ぎたがためにこの日はキャンプファイヤー禁止となってしまいました。残念。

テントの中はサウナ状態で、夜もめちゃくちゃ暑く、風もほとんどありません。寝ながら汗ダクダクな状態… 過酷なキャンプとなりました。幸い、二泊目は気温も落ち着いたのですが、一泊目は厳しかった!

以下、このキャンプ場の覚書
  • キャンプ場に売店はない(薪のみ販売している)、近くに店も人家もない
  • 夜10時になるとキャンプ場に入れなくなる(外には出られるが、いったん出ると翌朝まで入れない)
  • シャワーは無料!綺麗だった

この週末(8/5 - 8/6)に、一泊二日でAnthony Chabot Regional Parkにて友人家族らとキャンプしてきました。

ここ、イーストベイのCastro Valleyのちょい北にあるので、Foster CityからだとSan Mateo Bridgeを渡ってすぐに到着!と思いきや、Castro Valley側からキャンプ場にアクセスする道路が土砂崩れか何かで封鎖されているため、580をOaklandまで北上し、そこから東に折れてRedwood Roadを南下するという、無駄に大回りしなくてはなりませんでした。それでも1時間なので楽々でしたが。



このキャンプ場、丘陵地帯にあるためかキャンプサイトどおしか離れているように感じました。今回、4家族で行ったので2サイト予約しましたが、この2サイトは隣り合っていたものの、その隣はちょっと坂を上ったところにあったので、かなりプライベート感がありました(たまたま予約したサイトがそうなっていただけかも)。

キャンプサイトにはファイヤーリングとピクニックテーブルがあり、また水道もキャンプサイトに用意されていたので便利でした。ただ、トイレまではちょっと歩く必要がありました。

今シーズン初キャンプで、ぴろ太郎にとっては人生初キャンプ。ぴろ太郎もこれといって問題なくキャンプを楽しんでくれました(というか、本人には何が起きているのか分からないかもですが)。

4家族ともに2人の子供がいて、うち女の子5人は年齢が近い子ばかりなので、女の子どおしで延々と遊んでくれていました。また、今回、このキャンプに誘ってくれた方が子供たち用のテントを立ててくれ、女の子5人はそのテントで一晩過ごし、とても楽しんだ様子でした。

今年も8/20 -8/21にかけてサウスベイのテニスサークル主催によるあわびキャンプに呼んでいただいたので、微力ながらあわびダイバーとして参加して参りました。

ぴろ太郎が生まれたばかりとあって、ウチから参加したのは僕とぴろ子の二人。途中、サンフランシスコに住むダイビング仲間のM女史を拾って、3人でのあわびキャンプ参加となりました。

例年、あわびキャンプはMendocinoのVan Damme State Parkのグループキャンプサイトで行われていましたが、今年はグループキャンプサイトが取れずで、代わりに、MacKerricher State Parkのグループキャンプサイトにて行われました。

MacKerricherのキャンプサイトは、(すべてではないが)サイトによっては木製のプラットフォームが用意してあってその上にテントを張ることが出来たり、シャワー施設も今まで使ったキャンプサイトの中では一番綺麗で、快適なキャンプ場でした。

MacKerricher State Parkは、カラフルなガラス玉が敷き詰められたビーチがあったり、タイドプールがあったり、アザラシを見られるポイントがあったりといろいろとアクティビティがありそうなのですが、結局はキャンプサイトに泊まっただけで、それら見所には全く足を運びませんでした。

それでも、ぴろ子は、(僕がダイブに出ている間に)レンジャープログラムに参加したり、子供だけが参加できるジュニアレンジャープログラムに参加したりと満喫していました。もちろん、キャンプそのものも楽しんでいました。

さて、肝心のあわび戦績ですが、今回は8月半ば過ぎだったためか、全然奮わずでした。
僕は土曜日に潜りました。この日、透明度は高かったものの、波が思ったより高くて、なかなか狙った場所に移動するのに苦労しました。ただあわびは全く見つけられず…。結局、いつもより長い1時間半ほどダイブして、ギリギリサイズをなんとか2個ゲットするのがやっとでした。

さらに、お恥ずかしいことに、ダイブ中に、腰につけていたおもりを落としてしまいました。
後半、なんか潜りにくいなぁと思っていたところ、一緒に潜っていた友人に、「おもりどうした?」と聞かれ、あれれと思って腰に手を当てて紛失していることに気付くという始末でした。

さらにさらに、この日、浮き輪がウニのトゲによってパンクするというおまけ付き。ダイビング自体は苦戦しながらも、ダイビングは楽しめたものの、おもりは失くす、パンクはするで踏んだり蹴ったりなダイブとなりました。

それでも、キャンプはとても楽しいものでした。我々あわび部とは別働のつり部が大漁で、刺身、寿司を堪能!料理得意な参加者が腕を奮った品々はどれも美味でした。


お誘いいただいてありがとうございました〜。


5月末のメモリアルデー3連休はみなさんいかがお過ごしでしたでしょうか。僕たち一家は、サンマテオ・メモリアル・パークにキャンプに出かけてきました。家族での今シーズン初キャンプです(単身では3月末にユタでキャンプしたので今年2度目のキャンプです)。

サンマテオ・メモリアル・パークは、サンマテオ郡が管理運営するカウンティ・パークでして、サンマテオのダウンタウンから車で1時間で行けるアクセスの楽なキャンプ場です。



この公園はサンタクルズ・マウンテンの山中にあり、人里からは遠く離れ、レッドウッドの木々に囲まれた深い森の中にあります。

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キャンプ場には綺麗な小川が流れていて、川遊びも楽しめます。

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豊かな自然の残るこの公園には多くのバナナスラッグが生息しています。子供たちはバナナスラッグを見つけてテーブルの上に放して観察していました(1サイトに2つのピクニックテーブルがあったので、使わない方のテーブルを子供たちに開放)。

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友人家族が光を放つ風船を持ってきてくれました。こんなのあるんですね。
子供たちは、日中は野山や川で遊び、日が落ちてからはスモアをほおばり、風船で遊びます。

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僕たちのサイトには、2つのピクニック・テーブルがあるものの、ファイヤー・リングは設置されていませんでした。その代わりに立派なカマドが設置されています。

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ファイヤーリングがないため、このカマドで焚き木を燃やしてキャンプファイヤーしていたのですが、カマドの真正面にいないと火の温もりを感じられないがちょっと寂しいところ。

あたりのキャンプサイトを見たところ、ごく少数ながら、ファイヤーリングが設置されたサイトもありました。でも、ほとんどのサイトには、この写真にあるようなカマドが設置されていました。メモリアル・パークのキャンプ予約サイトを見ても、どのキャンプサイトにファイヤーリングがあるかまでは記載されていません。次回行くことがあれば、ファイヤーリングのあるサイトを使いたいところですなのですが…。

この公園から太平洋までは9mile程の距離。キャンプ最終日は、Swanton Strawbery FarmのCoastways Ranchでいちご狩りを楽しんでから、太平洋のビーチでまったりと過ごし帰宅しました。

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サンマテオ・メモリアル・パーク、自然豊かで川遊びもできるし、トレイルもあって、キャンプはもちろん、日帰りでの野外遊びにもお勧めのカウンティパークです。ここにはレッドウッドの木に囲まれた野外ステージもあり、結婚式も挙げられるようです。

キャンプ場にはシャワー施設もあるし、売店も併設されています。

自然も多く残り、街からも近い、売店もある、とお勧めなキャンプ場なのですが、あえて難点を挙げてみると…

  • トイレやシャワー施設がかなり古めかしい。ピクニックテーブルもかなり古いものが多く見受けられた(バナナスラッグの乗ったテーブルが苔むしていますよね、一部、新品のテーブルも見たので置き換えつつあるようです)
  • ほとんどのサイトにファイヤーリングがないのでキャンプファイヤーできない
  • トイレの便器に便座がない(そういう便器なのですが、最初は躊躇してしまった…ちなみにアメリカのトイレでよく見る使い捨て便座シートは置いてありません)


トイレなんですが、キャンプ場内のアチコチにトイレがあってその多さにびっくりしました。なので、どのキャンプサイトからも近くにトイレがあって便利。ただ、各トイレには(男性用トイレの場合)、立ってする便器が1つと座ってする便器が1つしかありませんでした。比較的便器は新しいものでしたが、便座がなく、使い捨て便座シートもないので、お尻がかなりひんやりとしてちょっと違和感ありでした(便座が盗まれた!という訳ではなく、はじめから便座がないタイプの便器を設置しているようです)。

トイレの建物自体はかなり古くて痛んでいました。用を足すのに全く問題はないものの、ドアの鍵が壊れていたり、建物が古めかしいので、夜にトイレを使うのはちょいと怖いかも。

シャワーも使ってみました。お湯は問題なく出るものの、施設そのものはかなり老朽化していました。深夜に一人でシャワーを浴びに行ってみたのですが、周囲はレッドウッドの木に覆われているため月明かりは全く届かず真っ暗。ヘッドライトの電池が弱くなっていたのか、それともやや霧が出ていたのか、ライトを照らしても自分の足元がぼんやり見える程度で、周囲の様子は全く見えず。明るいうちにシャワーの場所を確かめておかなかったことを後悔しつつ、ドラクエ1のダンジョンを探索している気分(たいまつを使って自分の周り1ブロック分しか見えなかったですよね〜)で、地図を頼りに真っ暗闇の中を歩いて、なんとかシャワー施設を見つけたものの、そのままホラー映画の撮影にでも使えそうなくらい古びた建物でシャワー浴びるのを躊躇しました。シャワー浴びているうちに、後ろに誰かたっているんじゃないか…なんてことを想像してしまったり。結局、浴びたんですが。

ちなみに、施設が古いのは、この公園の歴史が古いことを物語っています。

この公園一帯はもともとは木材を切り出す山だったようですが、1924年にサンマテオカウンティがこの周辺一帯を買い取って公園として整備しました。「メモリアル」の名前が示すように、第一次世界大戦で命を落としたサンマテオカウンティ出身者を追悼する意をこめてその名前が付けられたそうです。

そして、時は大恐慌時代。フランクリン・ルーズベルト大統領の元で行われたニュー・ディール政策(社会の授業で習いましたね!)の一環として、職を失った人たちにこの公園を整備させる仕事を与えたそうで、現在の道路やトイレ、テーブルといった施設の多くはそのときに作られたものだそうです。

そう思うと、古めかしいと思っていた施設がなんだかちょっと尊厳あるものに見えてくるから不思議です。

Memorial Park
9500 Pescadero Creek Rd.
Loma Mar, CA 94021

コヨーテ・ビュート(The waveも含む)に関する情報を後学のためにまとめておく。
もし、ここに行こう考えている人がこの情報を見れば大概のことが分かるように…。

集約サイト
コヨーテ・ビュート(The waveも含む)に関する情報ソースは、The Wave Infoに集約されている(英語)。このサイトは非常に有益な情報が集まっていて、コヨーテ・ビュートに行くことを考えている人は必見。多種多様な情報が掲載されているが、主に次のような情報がある(2016年4月現在)。
  • コヨーテ・ビュート及びその周辺に関する雑多な情報
  • 許可証抽選サイトへのリンク
  • コヨーテ・ビュート周辺の道路状況
  • 日の出、日の入りの時刻
  • WirePassトレイルヘッドからThe Waveまでの歩き方(動画による解説)
  • コヨーテ・ビュートのビューポイントの緯度・経度
  • 各種写真
  • The Wave周辺に残る恐竜の足跡化石などの場所


許可証
The waveやコヨーテビュートサウスを歩くには許可証が必要。許可証は発行数は、一日あたり、コヨーテ・ビュート・ノースに20人分、コヨーテ・ビュート・サウスに20人分と厳しく制限されている。希望者が多数の場合(ほぼ毎日抽選になっているのだが)抽選で選ばれる。抽選はインターネットによる事前抽選、または、Walk-inによる抽選の2通りがある。インターネット事前抽選で10名分、Walk-inで10名分を発行する。抽選が狭き門なのは間違いない。

また、せっかく許可証を得ても、悪天候により、当日に現地に行けないこともある。この場合、残念ながら救済措置はない(日を変更したりできない)。

インターネット抽選
The Wave、及び、コヨーテビュートサウスのインターネット抽選は、こちらのサイトから申し込める(英語)。

インターネット抽選は、抽選の当否に関係なく、申し込み料金が$5かかる。
グループで申し込む場合、1グループの上限は6人まで。ペットを連れて行くこともでるが、一匹は一人とカウント。

申し込みは、今日現在の月から、4ヶ月先の月のなかからいずれか3日を指定でき、抽選が行われるのは翌月1日。例えば、今日が4月19日とすると、今日、インターネットで受付られているのは、8月1日〜31日分の許可証(その中から3つの候補日を選択)で、抽選が行われるのは5月1日。

現在の抽選倍率もこのサイトから確認できるが、今日現在、一番人気なのは、8月20日(土)で、 702 人が応募(当選するのは10人のみ)。

Walk-Inでの抽選
毎日、Kanabのビジターセンターで朝9時からThe Waveの翌日分の許可証の抽選が行われる。
Kanabはユタ州なので、時間に注意すること(ラスベガスやペイジといった近隣の街とタイムゾーンが異なる)



抽選参加希望者は、ビジターセンターに午前8時半から9時の間に行き、申し込み用紙に必要事項を記入して抽選会に参加する。抽選参加自体は無料。

インターネット抽選同様に、許可証の発行数は翌日の10名分のみ。グループ参加の場合、グループは6人以下である必要がある。

仮に、6人のグループで参加して、第1回目の抽選でそのグループが当たれば、6人全員に許可証が発行される。もし、既に8人が当選していて、その次の抽選で6人組のグループが当選した場合、そのグループは、6人のうちから2名を選出するか、または、全員が行かないという選択をしなくてはならない。

トレイルヘッド
The WaveのトレイルヘッドはWire Pass、コヨーテ・ビュート・サウスのトレイルヘッドは、Paw HoleとCottonwood Coveの2箇所
coyoteButtesMap


Paw HoleとCottonwood Coveへ行くには四駆が必須。
二駆の場合、Paw Holeの2.5マイル手前のLone Treeに車を停めて、そこからPaw Holeまで歩く必要あり。

上記のどのトレイルヘッドに行くにも、未舗装路のHouse Rock Valley Roadからアクセスし、降雨直後などは、House Rock Valley Roadが通行不可になる可能性がある。

House Rock Valley Road
The WaveのトレイルヘッドであるWire Passや、コヨーテ・ビュート・サウスのトレイルヘッドであるPaw Holeまで行くには、未舗装路のHouse Rock Valley Roadをドライブする必要がある。

この道は、雨が降ると通行できなくなる。道路状況は、Kanabのビジターセンターで知ることができるので、行く前に立ち寄るのことをお勧めする。

Kanabのビジターセンターは、その日にWire Passに行くのに必要な車を掲示している。
選択肢は、「車高の高い2WD」、「車高の高い4WD」、「どの車でも行けない」の3種類。

※Kanabのビジターセンターには何度も電話したが、一度も繋がらなかった。毎回ボイスメールになるだけで、メッセージ残したがCall Backはなし…。情報を得るには、足を運ぶしかないのかも知れません。


この道は、細かい土が固まったような道路で、雨がふるとぬかるみ、深いわだちが出来やすい。また、途中、何度か、乾いた川を渡る箇所があり、そういう箇所は道路がくぼんでいて砂が溜まっている。

僕はカローラクラスの車で行ったが、極めて慎重に運転した。正直、コレ本当に行けるのか?と思った箇所も何度かある。

ちなみに、道路自体が危険という訳ではない(例えば、片側が崖で運転誤ったら死に直結するとかいうことはない)が、脱輪して動けなくなる可能性は十分にある。

Kanabのビジターセンターとレンジャー
Kanabのビジターセンターには、この周辺の見所に関する情報が集まっているので是非立ち寄ると良い。レベルに応じたトレイル情報やそこへの行き方、周辺地図なども手に入る。ガイドブックや土産物も売られているし、この周辺の成り立ちを説明した展示物もある。

ここに勤務するレンジャーも親切丁寧なのは言うまでもない。が、ひとつ気になったことがあるので一応記しておく。

杞憂だとは思うのだが、コヨーテ・ビュート・サウスの情報は、レンジャーは積極的に出してこないでいるように思えた。

例えば、"The Wave"の9時の抽選が終わったら、抽選が外れた人に対して、「このあと10時からコヨーテ・ビュート・サウスの抽選がありますよ」くらい言っても良さそうに思えたが、そういうことは一切言わない。

The Waveの抽選については、何時からドコで抽選があると掲示されていたが、コヨーテ・ビュート・サウスについては無かったように記憶している。レンジャーに聞いたら、10時から抽選があると教えてくれたが、レンジャーから積極的に情報発信はしていないように感じた。

多分、コヨーテビュートサウスがThe Waveのように超有名スポットになるのを避けるためにあえて触れずにいる…なんていうことがあるのかもと思ったり。もちろん、こちらがそれを聞けば教えてくれるけど、こちらから聞かないと何も分からない。


コヨーテビュートサウスの抽選に当たり、許可証を発行してもらう場で、年配女性二人組が、「私たちはGPSがないのだけれど、大丈夫だろうか?」とレンジャーに聞いていた。レンジャーは、西に見える崖が目印になると言っていた。確かに、その通りではあるものの、ルートファインディングに長けたオフトレイルに慣れた人ならまだしも、一般のハイカーが簡単にトレイルヘッドに戻れるようなものでもない。レンジャーにしてみれば、いちいち質問者のスキルレベルを考慮して回答できる訳もないし、また、質問者に、「あなたは経験不足だから、ここには行けない」みたいなことも言えないのだろう。

後日談ながら、その年配女性二人組は、4WDでPaw Holeまで行ったが、トレッキングはせずにそこで引き返したのだそう。なぜそのことを知ったかというと、たまたま、その場に、僕を迎えにきてくれたロバートがPaw Holeにて彼女らに出くわして話したから。ロバートは抽選で当たってここまで来たのだから、少しその辺を歩けばと薦めたそうだが、彼女らは、帰りに車がスタックするのを恐れて明るいうちに帰ると言ったそうだ。彼女らにしてみれば、4WDでなんとかトレイルヘッドまで来たが、道すがら、本当にたどり着けるのか心配で、もうトレイルなんて気分では無くなってしまったのだろう。

そのような人に、許可証を無駄に発行することは防げないのかと一瞬思ったが、レンジャーにしてみれば、それで良かったのかもと思う気にもなった。なぜなら、自然保護の観点からすれば、人が入らない方が良いから。


コヨーテ・ビュート・サウスの見所
コヨーテ・ビュート・サウスの見所は、Paw Hole周辺のビュート群と、Cottonwood Cove付近にある、"Control Tower"と呼ばれるビュートと"Half and Half"と呼ばれる二色の岩と思われる。

Control TowerやHalf and HalfのGPS位置情報は、The Wave Infoで見つけられる。大体の位置は次の地図にあるとおり(地図にあるアイコンがそれ)。



残念ながら、僕はこの両者のすぐ近くまで行っていながら、引き返してしまった(これらの位置情報は帰宅後に知った)。

ところで、コヨーテビュートサウスを歩くと、ところどころに有刺鉄線が張られているのを目にする。当初、それが公園の境界かと思ったが、現地であった3回この地を訪れたことのあるロバート曰く、これは放牧している牛を囲うためのもので、コヨーテビュートサウスのエリアとは関係がないから、うまく通り抜けてしまって構わないとのこと(真相不明だが、多分そうだと思われる)。

コヨーテビュートサウス一帯は、低木がところどころに茂る高原で、見通しは悪くないし、視界をさえぎるようなものもない。方角も遠くの山を見ることで分かる。だから、トレイルヘッドに戻るにも大よその方向は検討がつく。が、GPSがあるとより正確な情報が得られる。

GPS
必須ではないものの、このエリアをトレッキングするならGPSがあると便利。
と言っても、トレッキング用のGPS端末などは不要かと。僕は、日頃使っているアンドロイド携帯に"Geo Tracker"なるフリーアプリを入れたのを持って行った。

はじめは、使い慣れたGoogle Mapを用いて、時折、自分が歩いた地点を記録(Google Mapに星印をつけておく機能)しておけば良いと思っていた(ちなみに、事前に自分が歩くエリアのマップをキャッシュしておいた)。ところが、現地に行って分かったことは、この星印を付ける機能はネットワークに繋がっていないと使えないことが判明。

幸い、Geo Trackerがあったのでそれを利用。Geo Trackerは地図情報はネットに繋がっていないと取得できないようで、地図は出なかったが、スタート地点と現在地点、その経路が分かるので充分。

念のため、予備バッテリーも持っていったが、エアプレーンモードにして使用したからか、バッテリーはほとんど減らず、終日このアプリを使えた(エアプレーンモードにすると、Wifiやデータ通信は使えないが、GPSを利用した現在位置は知ることができる)。


ガイド
Kanabには、有料で、The Waveやコヨーテ・ビュート・サウスを案内するガイドがいる。

ガイドを雇えば、効率よく見所を回れるし、慣れない悪路を自分で運転する必要もない。なので、効率よく見て回りたい人にはガイドを雇うのもお勧めかと思われる。

ちなみに、ガイドは許可証なしで現地に入れる。なので、ガイドを雇いたい人は、許可証を入手してからガイドにコンタクトを取ればよい(最少遂行人数に満たない場合があるので、Walk-inで翌日分許可証を得た場合などは電話連絡するのが望ましい様子)。Kanabのビジターセンターでもガイドを紹介しているとのこと。

正直、自分はガイドを雇わなかったので、本当に有益かどうかは判断できないものの、コヨーテ・ビュート・サウスを歩いた際に、どこをどう歩いたら良いか分からずに時間を無駄にしたのは否定できない。なので、効率よく見て歩きたい人はガイドのツアーに参加するのがベターと思われる。

ただ、ガイドは高額で、最少遂行人数も規定されている。もし、ガイドを雇いたいがお金が無くて無理…という人は、僕が歩いた行程を上の地図からダウンロードして、GPSに入れおくと有益かと。少なくともPaw HoleからCottonwood Cove付近まではスムースに行けるはず。ちなみに、上の地図で青線が二本あるのは往復したからで、平行してあるところは右側(東側)のルートが最適。

追記:
先日、KanabにあるDreadland Safari Toursという会社に、彼らのSouth Coyote Buttesツアーのコースを聞いてみたところ次のような回答をいただいた。まず、車でCottonwood Coveに行き、その一帯を散策。そして、車に乗って、Paw Holeへ移動してその一帯を散策。

White Pocket
コヨーテ・ビュート・サウスの東側に、ホワイト・ポケットという名が付けられたエリアがある。ここは、粘着性の高いペンキが混ざり合ったような色彩を帯びた岩が広がるエリア。

(wikipediaの写真より)


ここは許可証なく行けるものの4WDが必要。場所はここ。


Kanab
Kanabの街は極めて小さく、街自体にこれといって見所らしきものはない。
レストランも、メキシカンやハンバーガーなど大した店はないが、中華が一軒あった(行っていないが)。大型スーパーマーケットは2店あり、そのうちひとつGlazier's Food Townではビールや酒が買える(もう一方のHoneyとかいう店には酒類は置いていない)。

自分が利用したレストランは、Nedra's Too(メキシカン)、Subway、Rocking V Cafe。
Rocking V CafeはKanabではお洒落っぽさを感じる店だが、値段もそれ相応に高い。

スポーツ用品店はWillow Canyon Outdoorという店が市内にある。小さなアウトドアショップで、品数は多くないが、最低限必要なものは揃いそうな雰囲気。キャンプ用のガスタンクはここで購入した。

4月3日(日)
Kanabのモーテルにて起床して、朝食を済ませ、ビールを買ってからKanabのビジターセンターへ。
昨日、Paw Holeから‘Lone Treeまで乗せてくれたお礼にロバートにビールを渡すのが目的。ロバートの連れの3人はもうアルバカーキに帰ったが、ロバートはまだ数日ひとりでこの地に残ってThe Waveへの抽選に参加する言っていたので、その抽選会場に来たのだが、案の定、彼の車を発見。

既に抽選がはじまっていたので、ロビーで抽選終了を待つ。もし、ロバートが出てこなければ、それはThe Waveへの抽選が当たったことになるので、そうなることを期待。が、あっけなくロバート退出してきた…。

彼の話では、この日は参加人数は37グループだったそうで、ロバートも今日こそは当たる!と思ったが、あえなく敗退とのこと。

昨日、乗せてくれた謝意を表し、そのお礼にとビールを渡し、昨日はあのあとBuckskin Gulchまで行けたことを伝える。

そこでいろいろとロバートと立ち話をし、是非、北カリフォルニアに来ることがあれば連絡くれと伝え、メールアドレスを交換してお別れをした。

ちなみにロバートとケンはかつてIntelで働いていたそうで、特にケンはサンタクララに住んでいたことがあるそう(キャンプしたときにケンから聞いた)。彼がベイエリアにいたのは1970年代で、彼曰く「サンタクララは人が多くなってきたのでニューメキシコに引っ越した」とのこと(ちょっと笑える)。


僕は、翌日の早朝便でサンフランシスコに飛ぶので、この日のうちにラスベガスに戻っておこうと思っていた。なので、車に乗り込んで一路ベガスへ。

まっすぐ帰ってもすることないので、地図でみつけた、Coral Pink Sand Dune州立公園に立ち寄った。

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ここはご覧のとおり、ピンク色(ってほどピンクでもないが)をした砂丘の州立公園。

こうしてみると、「おおっ!」と思えるかもだけど、ぶっちゃけ山と山との間にふきだまりになった砂丘といった感じで、砂丘の向こうには直ぐに山が迫っている。

自分としては、「砂丘」というのであれば、地平線の彼方まで砂山がうねうねと続いていて欲しかった。

ここには、小高くなった砂山は2つほどあって簡単に登れる。これなら、デスバレーの砂丘の方が規模はよっぽど大きいかも。

もうひとつ、この州立公園があまり好きになれなかった理由は、この砂丘がバギーに解放されていること。

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バギーの愛好者らが、この砂山を所狭しと爆音を立てながら走り回っています。うるさすぎます。


このあと、ラスベガスまで移動して、ホテルにチェックイン。
夜はラスベガスに人気があると聞く居酒屋「市座」にて軽くつまんで、その後、ラーメン屋「空」にてラーメンをいただく。

市座も空もとてもおいしくいただいた。ベイエリアを凌駕するほどの味ではないが、美味しい部類に入るのは間違いない。嬉しく思ったのはその値段。値段に関してはベイエリアよりも一回りも二回りも安かった。

これにて旅行記は終了。

翌、月曜日の早朝便でサンフランシスコへ飛ぶ。
窓からはシエラの山々が綺麗に見えた。

モノレイク
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(たぶん…)Banner PeakとMt.Ritter
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追記:Google Earth 3D(下のスナップショット)で確認して、写真にあるピークがMt. Ritterであることを確認。Google Earthで、緑のラベルがついているピークがMt. Ritter。Banner PeakはMt.Ritterのすぐ奥にあるピークで、上の空撮写真や下のGoogle Earthでは、両者はほぼ重なって見えるので見分けがつきにくい。そのピークの延長線上奥にある白い湖がジョン・ミューアー・トレイルのハイライトと言われているThousand Island Lake。Google Earthでは、Thousand Island Lakeと、その右となりのGarnet Lakeの間に時期のずれがあるようで、Thousand Island Lakeは冬景色、Garnet Lakeは夏景色になっているのが分かる(空撮写真では共に白くなっている)
MtRitter3D




ヨセミテのエルキャピタンとハーフドーム
BlogPaint



飛行機は無事サンフランシスコに到着。

その1時間半後、日本から戻ってきたかみさんとぴろ子に空港で再会しました。

4月2日(土) 夕方

コヨーテ・ビュート・サウスを歩いたあとに、Wire Passに立ち寄ってBackskin Gulchまで歩いてみることにした。時間は既に夕方6時半。幸いこの地はマウンテン・タイムゾーンの西の端とあって、日没が遅い。とは言え、暗くなる前には車まで戻ってこなくてはならないので急ぎ足でのトレッキング。

鉄砲水が砂岩の大地を削り取ってつくりだした狭くて深い谷をスロットキャニオン(Slot Canyon)というのだそう。スロットキャニオンとして一番有名なのはアンテロープキャニオンだろう。このBackskin Gulchもそのスロットキャニオンのひとつ。

一説によると、Backskin Gulchが世界で一番長いスロットキャニオンと言われているらしい(出典 wikipedia)。一般にBackskin Gulchのトレイルは、House Road Valley Road沿いにあるけれど、今回は、Buckskin Gulchを歩くのではなく、Wire PassからBackskin Gulchに流れ込んでいる支流に沿って1.7マイルを歩くことに。なので、Buckskin Gulchまで行って折り返すという行程。

Backskin Gulchのトレイルはパーミッションが必要だが、発行数に上限はない。というより、パーミッションはセルフレジストリで、Wire Passのパーキングに置かれた封筒に指定の金額を入れてポストに入れるだけ。

Wire Passからはじまるトレイルは干上がった川。砂地でアップダウンもなく、誰でも気軽に楽しめるトレイル。次第に両側の山が険しくなってくる。

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途中でThe Waveへの分岐があった。ああ、ここを曲がってThe Waveに行ってみたかったな。

いつしか、狭い廊下みたいに。
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こういうところ楽しい〜
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途中、岩が行く手をブロックしている箇所がある(帰路に撮影したもの)。行きは、この写真の向こうからこっちへ約2メートル弱ほど降りなくてはならない。帰りはここをよじ登って向こうへ行く。僕一人でもなんとかなったけれど、子供には厳しいかも。
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僕の写真は暗いけど、これは急ぎ足でのトレイルで適当に撮影したから(それも夕方だったし)で、実際にはもっと明るくて綺麗なところでした。

Buckskin Gulchに合流した地点は川幅が広くて気持ちのよいところだった。そこまで到達したら、折り返してパーキングへと戻る。片道30分ちょい程度のお気楽ハイキングでした。

この日は、Kanabの街まで戻ってモーテル泊。


Google MapからみたBackskin Gulch。大地がひび割れているように見えるのがそれ。



スロットキャニオンを歩く際には、天気に注意を。上流で降雨があると鉄砲水が発生してハイカーが流される事故が起きている。

※長いです!

4月2日(土)
テントから這い出て、簡単な朝飯を済ませ、キャンプ道具を片付ける。準備が出来たところで、昨晩、僕に話しかけてくれたケンとロバートたちに挨拶して、早速コヨーテ・ビュート・サウスへと向かう。

コヨーテ・ビュート・サウスはアルファベットの "P" のような形をしている(PDF版)。
coyoteButtesMap



トレイルヘッドは、南西側のPaw Holeと、北東側のCottonwood Coveの2箇所ある。この両者は直線距離で約3mile程度なのでそれほど大きなエリアではない。

Cottonwood Coveに行くには4WDが必須なので、僕が目指すのはPaw Hole。しかし、このPaw Holeも4WDが必須なため、その2.5mile手前の Lone Tree が僕が今日車で行ける最終地点になる。

キャンプ場からLone Treeまでは5mileの未舗装路。この区間の前半は、89号線からキャンプ場までの区間よりも悪路で、かなり運転に気をつかう。ただ、後半は丘の上を走るためか、轍も減り走りやすかった。後で聞いた話だが、KanabからLone Treeへ向かうのであれば、89号線からHouse Rock Valley Roadを南下するよりも、89A号線からHouse Rock Valley Roadを北上する方が未舗装路を走る距離は短いし、道も走りやすいらしい(が、行かれる前に、ビジターセンター等で道路状況を確認されたし)。

Lone Treeには案内板が出ていて、2WDはここに停めよとしっかり書かれている。
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Lone Treeから歩きだす。地面は砂浜よりもきめが細かいと思われる赤い砂で、足がとられて歩きにくい。あたりは砂漠だが、サボテンやトカゲをちらほらと目にする。ところどころに乾燥に強そうな木もあって、木陰もつくられている。3月末の午前とあって、また風は冷たい。約1時間ほど歩いて、Paw Holeに到着。途中、一台の4WDが僕を追い抜いていったが、ケンやロバートたちではなかった。

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一日20名しか入れないということもあって、あたりには誰もいない。

目の前にはいくつもビュートが立っている。

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縄文文様にも似た装飾が施されたような尖塔が立ち並ぶ姿は、どこか人工的建造物を思わせる。あたりを歩くと、砂に埋もれつつある岩のオブジェがいくつも見つかる。あたかも、かつて繁栄した古代遺跡を歩いているかのような錯覚に陥る。

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さて、ここからは完全にオフトレイル。

案内板もなければ、踏み固められた道もなし。足の向くまま気の向くままに、どこをどう歩いても良い。足元は、砂か、砂岩なため、先人の足跡も見つけにくい。足跡らしきものを見つけても、それが消えかかった人の足跡か、それとも、小動物の足跡か区別も難しい。

昨日のKanabのビジターセンターでパーミッションを貰う際に、二人連れの年配女性がレンジャーに「私たちはGPSを持っていないのだが、コヨーテ・ビュート・サウスを歩く際に、トレイルヘッドの方向を見失ったりするだろうか?」と質問をしていた。

レンジャーは、「コヨーテ・ビュート・サウスの西側には南北に連なる岩山が見えるから、それを頼りにすればトレイルヘッドの方向が分かるだろう」と回答していた。

南北コヨーテ・ビュートの保護区域は、比較的小型な南北に伸びだ山塊にある。その稜線部分がコヨーテ・ビュートの西端の境界線。稜線の西側は切れ落ちた崖になっていて、東側は緩やかな高原状台地が広がっている。

Paw Holeトレイルヘッドはその稜線の南端に位置していて、ここから北に向かって稜線が延びている。が、その稜線部分は高いビュートが聳えていて、とてもそこには登れそうにない。

そのビュートを東側から巻いていけるのか、それとも西側から巻いていけるのか…

足元に先人の踏み跡らしきものが見つけられたので、それに沿って、稜線の西側を北上するように歩き出す。

右手(東側)には、屏風のように連なる高い崖があり、その崖の上にビュートがいくつか見える。レンジャーは「西側に連なる岩山が目印になる」と言っていたことから、あの崖の東側が散策すべき場所なのだろうけれど、どこから稜線の東側に行けるのか分からない。稜線に取り付ける場所を探して北へと進んで行く。

右手に見える岩山が風化、崩れて散り散りになった砂がこの足元のきめ細かい砂なのだろう。足元は、東から西へと下る片斜面。

しばらく歩いたあとで、右手の岩山に取り付けそうな場所を見つけることができた。進んで行くと、えぐられたビュートが出迎えてくれ、稜線に到着。

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稜線の向こう側には、きっとビュートがいくつも林立しているのだろうと思いきや、東側は高原状の大地。稜線付近を北上していったところで、はじめて他のハイカーに出会った。ケンとロバートたちのグループだった。

話を聞いてみると、彼らはPaw Holeから東側に回り込むルートで来たとのこと。ロバートは既にここには3回足を運んでいるそうで、西側、東側の両方から、ここに来れるとのことだった。

ロバートはまだ数日この地に留まって明日もThe Waveの抽選に参加するそうだが、他の3名は今日このあとアルバカーキに帰るとのことで、ここで彼らはキャンプに帰るとのこと。4人はロバートの車で来ているので、ロバートが彼らをキャンプまで送り届けるのだそう。

別れ際に、ロバートは「コヨーテビュートサウスは気に入ったかい?」と聞いていた。正直、もっとビュートが林立しているエリアを期待していただけに、他に見所があるか聞いてみると、もっと北のCotton Cove付近まで行くとまた違った風景が見られると教えてくれた。

そこで、皆に別れの挨拶をしたあと、また一人で北へと向かった進む。視界の開けた高原を北へ向かう。緩やかな登りだが、足元はフラットなので歩きやすい。時折、ブッシュが行く手を遮るが、背の低い植物ばかりなので、見通しは良い。はるか彼方にも崖が見える。

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ほどなくして、視界がぐっと開けたかと思うと、突然に崖があらわれた。目の前には円形に陥没したかのような地形が広がる。その落ち込んだ向こう側にいくつものビュートが見える。

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似たような色なので分かりにくいが下を覗き込むとこんな感じ。決して急な崖じゃないので降りていけそうだが、ところどころで行き止まりになってしまう。
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右手前方に白いビュートがいくつも立ち並ぶのが見える。あそこに行ってみたいがどうやったら到達できるのか。

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降りられそうなところを慎重に降りていく。決して、垂直に切れ落ちた崖ではなく、ゆるやかな斜面なので意外と歩いて降りられる。が、時折、2-3メートル垂直に落下している箇所に出くわすので、いけそうな場所を見つけながら、白いビュートに向かって歩いていく。

そして、なんとか目的としていたビュート群に到着。波打つ大地。
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カラフルなビュート
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2色の岩盤と岩。手前に2色の岩があるが、その岩が乗った岩盤も2色になっている(写真だとその境界が一直線に見えるが、たまたまそう見える位置で写しただけ)。侵食されて、この岩だけが残ったのだろうか。
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この一角をしばし堪能。

写真で見ると、一見、頑丈な岩に見えるけれど、これらは砂が固められた岩で、かなりもろい。歩くと、瓦センベイのようにぱりぱりと割れてしまう。人数制限しているのも納得。

十分に堪能したあとは、帰路につく。ここまで来るのにあっちへ行き、こっちへ行きと試行錯誤を繰り返したが、GPSのトレッキング機能のお陰で帰りは最短コースで帰れた。途中、ロバートたちとあった場所からは、今度は稜線の東側に降りてPaw Holeまで歩いてみる。

Paw Holeに到着。ここからは、Lone Treeまであと1時間ほど歩かなくてはならない。

が、驚いたことに、ここになんとロバートがいた!

「えっ、どうしたの?」と聞いてみると、



日本人ハイカーをLone Treeまで乗せてあげようと思って、もう一度ここに来たんだ



おぉぉぉ〜、ロヴァートぉぉ、君はなんて良いヤツなんだ〜。もうね、こんな感動したのはじめてかも。

頼りなさそうな日本人単身ハイカーの身を案じてくれたのだろうか…

なにはともあれ、ここは彼の温情に甘えて、Lone Treeまで乗せてもらいました。うれぴ〜。


ロバートのお陰で、1時間節約してLone Treeに到着したのが、午後6時頃。ここでロバートとはお別れ。ロバートの連れの3人は既にアルバカーキに向かってしまったのでロバートは今日は一人でキャンプ。であれば、僕も昨晩のキャンプ場にもう一泊しても良かったんだけど、食料を一泊分しか用意しておかなかったので、キャンプするなら買出しに行く必要がある。が、Kanabの街まで買出しに行き、再び、あの見舗装悪路を運転してキャンプ場に行くのはご免こうむりたいところ。

そこで、ロバートにはお礼を言ってここでお別れすることに。

まだ日は高い。そういえば、昨晩、ロバートたちが、「Wire PassからBuckskin Gulchまでの1マイル程度のトレイルもすごく良いよ」とお勧めしていたので、そのトレイルを歩いてからKanabまで行くと伝えたところ、ロバートが詳細な情報を教えてくれた。

地図を見ると、Wire Passからのトレイルは片道1マイルじゃなくて1.7マイルあった。でも、まだ日は高いので明るいうちに往復できるかな〜思いつつ、とりあえずWire Passへと向かう。そのトレイルはまた次の記事で。

ちなみに、こちらが僕が歩いたGPSのトレース。グリーンがスタート地点のPaw Hole、右上の赤が白いビュートのあるところ、そして、GPSが止まってしまったのが中央のマーカー。

黄色い領域がコヨーテ・ビュート・サウスのおおよそのエリア。写真2点はその見所。これらの情報は、http://http://www.thewave.info/ から取得。惜しまれるのは、この2箇所の見所のすぐそばまで行っていながら引き返してしまったこと。むむぅ〜、あらかじめこの情報を知っていれば足を伸ばしたのに…。これら情報はこのブログを書いているときに見つけたのでした。また次回チャンスがあれば見に行くことにする。




もし、どなたかPaw Holeからコヨーテ・ビュート・サウスを歩こうと思う人がいれば、この地図から僕の歩いたKMLファイル(緯度経度のファイル)をダウンロードできるので、GPSに入れておけばCottonwood Cove方面まではスムースに行けると思う。

もっとも車でCottonwood Coveまで行けるのであれば、それに越したことはないが。

4月1日(金)
Kanab滞在2日目
この日も昨日同様に朝からThe Waveの抽選会場に行きました。
抽選にエントリした応募エントリ数は55。パーミッション取得希望者総数は130人。
この日の僕の番号は、48でした。

抽選1回目

ガラガラ…  コトン

最初の当選番号は、42番!

42番は2人組でした。



抽選2回目

ガラガラ…  コトン

当選番号は、33番!

こちらも2人組。



抽選3回目

ガラガラ…  コトン

当選番号は、44番!

こちらも2人組。


今日は昨日と違って、少人数グループがあたっています。なので、抽選回数も増えています。


さぁ、だんだんと緊張してきましたよ。



抽選4回目

ガラガラ…  コトン

当選番号は、31番!

31番は単身でした。



今までに7人が当選。残りシートは3つです。



抽選5回目

ガラガラ…  コトン   

当選番号は、29番! 

2人組が当選です。



これで、9人の当選者が決まりました。残りシートはあと1つ。

ここでレンジャーがまた昨日と同じことを言いました。曰く、もし、次に2人組が当選した場合には特別にパーミッションを2枚発行する…。


さぁ、泣いても笑っても最後の抽選です!(当選者が辞退するってこともありますが)

ガラガラガラガラ… コトン!


当選番号は 55 番 !!


最後の当選者は2人組でした。それも、今朝、9時間もドライブしてココまで来たのだそうです。


これで、今日の抽選も終了〜。僕はまたもハズレ。3月末の抽選会がこんなに厳しいとは予想すらしませんでした。とほほ。


また明日参加しても良いけど、こんなに参加者がいるのならとてもじゃないけど当たる気がしません。どこか違うトレイルを歩くのも悪くないんじゃないか… そんなことを考えながら、ビジターセンターの展示物を漠然と眺めていました。


そのとき、コヨーテ・ビュート・サウスなる言葉が目に飛び込んできて、ふと思い出したことがありました。

The Waveのあるコヨーテ・ビュート・ノースについていろいろと調べていたとき、そこに隣接して、コヨーテ・ビュート・サウスというエリアもあることを知りました。サウスもノース同様に素晴らしいのですが、ノースほどには人気がないため、抽選も比較的当たりやすいのだとか。

そこで、レンジャーに聞いてみると、サウスの抽選会はこのあと10時から行うというではありませんか。よし、それじゃ、サウスの抽選会に参加してみるか〜。と思い立ち、10時まで待ってみました。

あれだけ大勢でごった返していたビジターセンターも、9時半を回った頃には閑散としていました。

しかし、The Waveの抽選に関する案内は張り紙等してあるのに、コヨーテ・ビュート・サウスに関する記述は見つけられません。

10時ちょい前に、The Waveと同じ抽選会場に入り、再び申込書を記入して、10時になるのを待ちます。

今度は、さっきとは打って変わって抽選会場はがらがら。
10時になって、会場が締め切られましたが抽選申し込み数は7。私の番号は4です。申し込み数は7とは言え、パーミッション取得希望者数は20名弱はいましたから、抽選が行われます。ここでのパーミッション発行数はThe Waveと同じ10です。


先ほどと同じレンジャーが玉の入ったカゴをまわします。

ガラガラガラ… コトン


最初の当選番号は、5番!
5番は、4人組のグループでした。

抽選2回目…  当選番号は、1番!
1番は僕の隣に座っていた、年配の女性2人組でした。


さぁ、残り席は4席です。



抽選3回目…  当選番号は、6番!
が、この6番、6人組でした。

レンジャーは、6人の中から4人を選ぶか、それとも辞退するか決めるように聞きます。
代表者は辞退することを選択。




抽選4回目…  当選番号は、4番!






やった〜、ついに当選ですぅ〜(涙)




このあと、もう幾度が抽選が行われ、10人が絞り込まれました。


敗者は去り、勝者は残ります。



レンジャーから、当選者にパーミッションが発行されます。

一人 $5 を払い、それと引き換えにパーミッションが手渡されます。パーミッションは真ん中にミシン目があり、二つに分けて、片方を車に、もう片方をバックパックにつけるようになっています(ボールペンの下には僕の名前が書かれています)。

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パーミッションと一緒に現地の地図も渡されました(クリックしてスキャンしたものが見れます)。

その他、いくつかの注意事項をレンジャーから受けて、意外とあっけなく解散となりました。
(それら注意事項その他については、後学のために次の記事で詳しくまとめることにします)


さて、この時点で、時間はまだ10時半。

まず、モーテルに戻って、出来る限りコヨーテ・ビュート・サウスに関する情報を集めます(日本語の記事も意外と多く見つかりました)。

そして、荷物をまとめて、モーテルをチェックアウト(チェックアウトは11時)。

この日は、キャンプするつもりでいたので、まずは必要物資を調達します。スーパーに行って食材を、アウトドア用品店のWillow Canyon Outdoorでストーブの燃料(小型のガスタンク)を買いました。

キャンプ場は、コヨーテ・ビュート・サウスに向かう途中にStateline Campgroundというところがあるので、そこに行ってみることに。このキャンプ場は、予約はできない先着順なので、もし空きがなかったら困りものではあるのですが、その場合には、どこかその周辺でキャンプすればいいかなと。と、言うのも、この界隈の土地は、連邦土地管理局(BLM ... The Bureau of Land Management)によって管理されており、BLMの管理地域は基本的にキャンプを自由にして良いのだそうです。

キャンプ場は、11マイルの未舗装路を進んだ先にあります(The Waveへのトレイルヘッドを通り過ぎたさらに先)。なので、キャンプ場に行く前に、まずはどこかで簡単に観光して、それからキャンプ場へ行くことにしました。

行った先は、The Toadstoolsと呼ばれる、タワー状の岩が林立するエリア。パーキングから、ほぼフラットな道(というより干上がった川を)片道1.5マイルで到着できるお手軽ハイキングです。

toadstool


89号線はスピードが出しやすいので、注意していないとここのパーキングを通りすぎてしまいます。案内板はあるのですが、いかんせん小さいので見落としやすいです。道路際にパーキングがありますが、それほど大きくはありません。僕は、2回も通り過ぎてしまいました。



その後、キャンプ場へ向かいます。Stateline Campgroundはその名の通り、ユタ州とアリゾナ州のほぼ州境にあります(キャンプ場自体は、アリゾナ州に属する)。未舗装路のHouse Rock Valley Roadを11マイル走った先にある辺鄙なキャンプ場です。

このHouse Rock Valley Roadのことをちょっと記しておきます。

House Rock Valley Roadは、BLM 1065とも称される未舗装路でして、The WaveのトレイルヘッドとなるWire Passもこの道沿いにあります。

The Waveの抽選会場となるビジターセンターには、その日にどんな車ならWire Passに行けるかが掲示してあるのですが、レンジャーは4WDで車高が高い車を薦めます。

実は、今回、僕が利用した車はレンタカー会社のEnterpriseで借りた一番安かったカローラクラスでした(実際にはカローラじゃなかったが同じような車種)。当然、2WDで車高も高くはありません。でも、コヨーテ・ビュート・サウスに行った人の記事を見ていると、プリウスはじめ、普通の2WDセダンでも行った人も結構いるようです。なので、カローラでも条件さえ良ければ行ける!と思ってこの車をレンタルしました。

さて、4WDが必要な理由ですが、このあたり一帯が、粒度の細かい柔らかい土の地盤なため、轍(わだち)が出来やすいようで結構な箇所に深い轍が出来ていました。また、途中、何箇所か、雨が降ったら川になるであろう部分を横切るんですが、そういう箇所には砂が溜まっていました。

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4WDじゃないから命の危険があることはなさそうですが、2WDであれば、脱輪したり、砂でスタックしたりということは充分にありえます。また、雨が降ったら、道がぬかるんで走れなくなるということもあるように思えます。


こんな未舗装路を11マイル走った先にあるキャンプ場(Stateline Campground)ですが、その設備の良さにはちょっと驚きました。

各キャンプサイトには、ファイヤーリング、ピクニックテーブル2つ、そしてそのテーブルの上には、なんと屋根がついているんです(写真に薄緑の屋根が見えるのがそれ)。今までカリフォルニアでいくつもキャンプ場に行ったけど、屋根つきはなかったので新鮮な感動でした。

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さらに、ピクニックテーブルの下はコンクリートでしっかりと固めてあります。

camping1


この日は横着して、この屋根の下にテントを張りました。

これなら、寝るのは平らなだし、夜露にテントを濡らされる心配もありません。

さらに、驚いたことに、このキャンプ場、なんと利用料ナシ、無料なのです。

普通、カリフォルニアのキャンプ場だと、先着順のキャンプ場でもお金を入れるポストがあるのですが、ここにはそれが見つかりません。なので、お隣さんに聞いてみたら、ここは無料だよとの返事がありました。これもびっくりです。トイレはぼっとんですが、ちゃんのメンテナンスされているようで比較的綺麗で紙も備わっていました。


テントを張ったあとは、一人で食事を済ませて、ビールを飲みながら文庫本を読んでいました。

すると、二つ向こうのキャンプサイトから4人組のアメリカ人が僕のところにやってきました。60歳くらいの男性2名(ケン、ロバート)と同年代の女性2名のグループです。

ケンが、「今朝、コヨーテ・ビュート・サウスの抽選にいたでしょう!」と声をかけてきました。

そうです、彼らは、今朝の抽選で、一番最初に当選した4人組でした。偶然にも同じキャンプ地にいたのでした。アルバカーキから来た彼らは、The Waveを狙っていたそうですが、抽選に漏れて、コヨーテ・ビュート・サウスに行くことになったそうです。

彼らは親切にも、明日、コヨーテ・ビュート・サウスまで一緒に乗っていかないかと誘ってくれました。と、言うのも、コヨーテ・ビュート・サウスのトレイルヘッド手前2.5マイルは4WDでないと走れないほど砂が深いため、2WDはその手前に停めて歩く必要があったからです。

ただ、彼らのうちロバートを除く3人は、明日、アルバカーキに戻るそうで、早めに引き上げるとのこと。
とても魅力的なオファーでしたが、明日朝何時に出られるかも分からないので、丁寧にお断りして、「もし、最後2.5マイルを歩いている僕を見つけたら、拾ってちょうだい!」とお願いしておくに留めました。


その夜は新月に近かったため、驚くほどに綺麗な星空を見ることができました。

さあ、明日はいよいよトレッキングです。

家族が不在の間に、何か一人でいるときにしか出来ないことをしよう…といろいろ思案した挙句、"The Wave"にチャレンジしてみることに。

The Waveは、バーミリオンクリフ国定公園(Vermilion Cliffs National Monument)の一角にあるエリアで、大地が波うっている地形を見ることができる人気スポット。

Wikipediaの画像より


このThe Wave、誰でも行ける訳じゃないんです。ココに行くにはパーミッションが必要で、その入手が至難の業。The Waveがあるエリアは、コヨーテ・ビュート・ノース(Coyote Buttes North)と呼ばれるエリアで、コヨーテ・ビュート・ノースに入るためのパーミッションを得られれば、The Waveに行けるのだけど、このパーミッションは一日20人にしか与えられません。

20のウチの半分、10のパーミッションは訪問希望日の4ヶ月前にネットで申し込んでの事前抽選。このネット抽選の当選確率は、ある人(後述しますが、抽選会場で知り合った、The Waveへの抽選を既に8回受けたがまた当たっていないアメリカ人)曰く、1/60とのこと(もちろん日によって変わりますが)。

残り10のパーミッションは、毎日9時に、ユタ州はKanabという街にあるビジターセンターで翌日分の抽選が行われます。こちらに参加するには、The Waveに行きたい日の前日朝9時までにそのビジターセンターに行って、抽選に参加しなくてはなりません。こちらの確率は1/10くらいとのこと。

また、仮に抽選が当たってパーミッションを得たとしても、トレイルヘッド(Wire Passと呼ばれる地点)までの9.4マイルは未舗装路を行かなくてはなりません。このあたり一帯の地盤は細かい砂礫なため、雨が降ればぬかるんで通行できなくなります。また、この未舗装路は雨が降れば川になるところをいくつか横切ります(橋なんてありません)。当然、水が流れていたら川は越えられません。せっかくパーミッションを得ても、天候に恵まれないと行くことはできないのです。

トレイルヘッドのWire PassからThe Waveまでは山歩きです。車で行ってちょいちょいと見られるようなポイントじゃないのです。

やはり、夏休みの時期が人気があるとかで、その頃の抽選にはものすごい数の人がやってくるらしいです。でも、3月末の今の時期なら、それほど人気はないんじゃないか?さらに平日の抽選なら、ぐっと当選確率もあがるんじゃないか…そんなふうに思って、The Waveに行ってみようと思いました。

ざっくりとしたプランはこんな感じです。

3月30日(水)仕事を終えて、夕方ラスベガスに飛び、レンタカーでKanabへ移動。
3月31日(木)午前9時のThe Waveの抽選に臨む。抽選終了後はモーテルに戻って仕事する(この日は休暇取らず)
4月1日(金)有給取得。前日の抽選に当たればThe Waveへ。前日の抽選に外れたら、再度、この日の抽選に参加。その後は適当なところをトレッキング。
4月2日(土)前日の抽選に当たればThe Waveへ。前日の抽選に外れたら、再度、この日の抽選に参加。その後は適当なところをトレッキング。
4月3日(日)前日の抽選に当たればThe Waveへ。この日のうちにラスベガスに戻ってホテルにステイ。
4月4日(月)早朝便でラスベガスからサンフランシスコへ戻り出社する

The Waveの抽選に最大で3回参加できるようにプランニングした5泊6日のプランですが、出費は出来るだけ抑えるべく、有給消化は金曜日の1日のみ、宿代が高騰するであろう週末はキャンプすることにしました(と、言うわけで、この旅行ではテントと寝袋持参)。



3月30日(水)
仕事を終えたあとサンフランシスコ国際空港へ直行。夕方のSouthwest便でラスベガスに飛び、レンタカーを借りて3時間ほど運転して、Kanabに到着。到着時刻、深夜1時半と思いきや、ユタ州はマウンテンタイムゾーンなので、深夜2時半。

前もってExpediaで予約したKanabで一番安いモーテル(Travelodge)にチェックイン。そして、モーテルの部屋から中国とテレカン…。疲れました。


3月31日(木)
朝8時過ぎに起床。ロビーで朝飯をと、部屋から外に出て驚いた。なんと車は結氷していました。ううっ、寒っ!
The Waveの抽選に参加するために、Kanabにあるビジターセンターへ。Travelodgeからは車でほんの数分で簡単に到着。

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正直、僕はこの日の抽選はかなり楽観視していました。

だって、3月の、それも木曜日の朝ですよ。だれが、そんな時期にKanabまでやって来れますか。
きっと、10人も集まっておらず、抽選にもならずに、全員にパーミッションが貰えるんじゃないでしょうかねぇ。

ひょっとしたら、今日のパーミッションにまだ空きがあって(すなわち、前日の抽選に10名も集まらなかった場合)、ビジターセンターで今日の分のパーミッションを貰えちゃったりもするんじゃないかな〜。そうしたら、今日は有給取得して、明日の金曜日に仕事することにしよう。

そんなことを思いながら、8時45分頃にビジターセンターに到着したのですが、到着してびっくり。


ビジターセンターの駐車場は、かなり広いのにほぼ満杯じゃないですか〜。


これって、みんな抽選に来ているのかな…と不安に思いつつ、建物の中に入り、抽選会場の部屋に足を踏み入れます。

なんと、その部屋はかなり広めのミーティングルームで椅子がぎっしりとならべなれていたのに、満席。立っている人も大勢います。

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うわぁ〜、こんなに参加するんだ…

その集客に驚きつつ、自分も抽選に参加するために申し込み用紙に必要事項を記入して、抽選担当レンジャーにその紙を渡します。

申し込み用紙に記載する事項は、いたって簡単。記載項目は次のようなものでした。
  • 氏名
  • 住所
  • 電話番号
  • 非常時連絡先
  • グループでの参加なら、グループ全員の名前
  • 自動車の車種とナンバープレート

申し込み用紙をレンジャーに渡すと、レンジャーは僕の番号を教えてくれます。
この番号が僕の番号で、このあと、ビンゴの要領で、多くの番号が振られた玉をケージの中から取り出して当選者が決まります。

ホワイトボードには、天気情報や、現地に行き着くために必要な車のタイプが示されています。
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The Waveに向かう未舗装路はHouse Rock Roadという名前。この道を通るには、2WDでもokだけど、車高の高い車(high clearance)が必要と示されています(ホワイトボードの一番左)。選択肢にあるのは、車高の高い2WD、車高の高い4WD、または、行けないのいずれか。

今日の最低気温は摂氏1度だそうで。通りで氷が張っている訳だ。

ほとんどの人は、9時前に申し込み用紙を記載して、抽選開始を待ちます。なので、9時になる数分前は、レンジャーも手持ち無沙汰な様子。多分、毎日披露しているであろう冗談を飛ばします。


「あと数分で9時になるけれど、もし、9時を過ぎたところで抽選希望者が入ってきたらどうする?その人の抽選参加を認める?」


みんな苦笑い。

ちょっといやらしいのは、Kanabから車で1時間東のアリゾナ州ではデイライトセイビングタイムを施行していないため、春から秋にかけて、1時間の時差があるのです。アリゾナ州に宿泊している人が、「今、朝の8時だから、The Waveの抽選に参加するため、今からKanabに行くぞ!」と思っても、もうあとの祭り。ちょうど今抽選が始まってしまっている…という訳です。


レンジャーは続けます。

「この抽選は、当選者がお金を払う、世にも珍しい抽選だ」

抽選に通ると、お金を払ってパーミッションを得るので、そうなります。

「だれか、携帯電話持っている人がいたら、9時になったら教えてくれよ」

レンジャーは高みの見物といった感じでしょうか。


さあ、9時になりました。

まず、レンジャーが、確認のため、抽選応募者の氏名(グループの場合はその代表者)とその人に割り当てた番号をすべて読み上げます。

僕の番号は41。

この日は合計で60弱ものグループが抽選に参加していました。この場に集まったパーミッション取得希望者の総勢は120名程度にもなります。僕の他に、日本人らしき名前が2名ほど読み上げられていました。

ちなみに、複数人で参加の場合は、そのグループの代表者が抽選申し込み用紙にメンバーの名前を記入して、そのグループで1枚だけ応募できます。1グループの人数は6名まで。犬を連れて行くこともできますが、犬もその1人としてカウントされます。1人で複数の応募用紙を提出することはルール違反です。

この抽選の当選者は厳密に10人です(仮に、グループに犬がいた場合でも犬を一人とカウント)。なので、もし、最初に6人のグループが当選し、次に再び6人グループが当選した場合、この2つ目のグループは、
  • 6人のウチからパーミッションを得る4人を選出する
  • 6人全員が行けないので辞退

のどちらかを選択しなくてはなりません。厳しい選択です。

さて、全員の名前が読み上げられたあと、いよいよ抽選の開始です!

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ガラガラガラ…  コトン


レンジャーが読み上げます。「最初の当選者は、○番 !!」
会場はため息が漏れます。そんな中、やったーと喜びを上げる当選者の声。

この日の最初の当選者は、4人のグループでした。なので、残りシートは6席。


次の抽選です。


ガラガラ…  コトン


この日二組目の当選者は、5人のグループ。既に9人が確定し、早くも残りシートはあと1つ。


ここで、レンジャーが次のような特例を出してくれました。

「残りシートは1つ。ルールでは、あと一人しかThe Waveに行けないのですが、もし、次に2人グループが当選した場合には、1人だけでトレッキングして欲しくはないので、特別にその2人にパーミッションを与えることにします。」

単身での応募者が当たればそれで終わり。
2人グループが当たれば、2人とも行けるのでそれで終わり。
3人以上のグループが当たれば、パーミッションを得られる1人を選ぶか、または、辞退する。辞退した場合には、また抽選が行われるという訳です。

レンジャーが、玉の入ったカゴを回します。


ガラガラガラガラガラ…  コトン


「最後の当選者は○番!」


この日の最後の当選者は単身での参加者でした(僕ではありません)。これで、10人が出揃いました。


「当選者はここに残って、はずれた人は速やかに部屋を出てください」とレンジャー。みんなぞろぞろと部屋を出ます。

と、いうわけで、私の初日のThe Wave抽選はハズレでした。

僕も部屋を出て、モーテルに戻って仕事です…



しかし、木曜平日にこんなに人が集まるなんて意外でした。

こんなんじゃ、明日はもっと人が来るんだろうな。

もともとクジ運が悪い方です。当たる気がしません。

どうしよう…。もうThe Waveチャレンジはやめて別なところに行こうかな。ちょっと遠いけど、アーチーズ国立公園とかまだ行ったことないし。

いろいろな考えが頭の中をぐるぐる回ります。

気分はブルーです。

(続く)

先週末、San Mateo CountyのMemorial Parkにキャンプに行ってきました。

この日は曇天で時折霧雨に見舞われましたが、キャンプ自体にはそれほど影響もなく楽しく過ごせました。

このMemorial Park、San Mateo界隈から1時間程度で到着でき、キャンプ場には売店もあるので便利です。便利なのに、キャンプ場は市街地から離れた深遠で厳かなレッドウッドの森の中にあって、静寂そのもの。

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ここには、いくつものトレイルが整備されています。レッドウッドの森を行くトレイルを行くと、黄葉も楽しむことができました。
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小川を渡ります
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この日は、ここで結婚式が挙げられていました。レッドウッドの森の中の結婚式も素敵ですよね。
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夏には水浴びもできます。
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Memorial Parkのキャンプサイトは、レッドウッドの森の中にありますが、それほど鬱蒼とはしておらず、陽光差し込む明るいキャンプサイトです。そこそこ大きいキャンプ場のようですが、夏の繁忙期を過ぎると、一部キャンプサイトのみオープンし通年営業しているようです。

シャワーもありますが、僕たちが行ったときはカリフォルニアの渇水のため、使用中止になっていました。

ひとつ残念だったのは、僕たちのサイトには、ブロックでつくられた竃(かまど)はあったのですが、ファイヤーリングはありませんでした。隣のサイトにはその両方があったので、サイトによっては両方あるところや片方のみのところがあるようです。

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今回、Memorial Parkへ足を運んで改めて思ったんですが、カリフォルニアって大自然がすぐそこに残っているんですね。アメリカへ来て15年経ちますが、その間、カリフォルニアの外には数えるほどしか行っていません。というのも、カリフォルニアにはまだまだ行きたいところや、再訪したいと思える場所が多いからです。特に、今まではシエラネバダに何度も足を運んでいましたが、サンマテオ周辺にもこんなに魅力的な場所があるんだなぁとしみじみと思ったのでした。

8月22日から24日まで、2泊3日でSanta RosaのSpring Lakeでキャンプしてきました。

今年はこれが5度目のキャンプ。今年は、例年に比べてキャンプ日数が格段に多いです。

このSpring Lake、かみさんの友人お勧めのキャンプ場。その友人がお勧めしたBig Surのキャンプ場は以前訪れて我々のお気に入りキャンプ場となっただけに、今回も楽しみ〜。

キャンプサイトは2サイトを予約して、友人家族ら4家族でのキャンプとなりました。そのうち2家族は一泊二日で、ウチともう1家族は2泊3日でキャンプを楽しみました。

その友人がSpring Lakeのキャンプ場を薦める理由は、子供が楽しめるアクティビティが多いということだそうです。その名のとおり、ここにはSpring Lakeなる湖があり、釣りやレンタルボートを楽しめます。また湖沿いのトレイルもあります。

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Spring Lakeは泳げるような雰囲気ではないのですが、この水をフィルターした遊泳用の湖がすぐ隣にあります。ここには監視員もいて、安心して水遊びを楽しめます。砂浜の周りは芝生になっていて、ピクニックテーブルやBBQピットも用意されていました。また、カフェや浮輪レンタルの施設、そして、シャワーも完備されていました。

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ちなみに、シャワー施設はなかなか立派でシャワーも無料ですが、水しか出ません。


Spring Lakeキャンプ場のサイト数は30ほど。キャンプサイトは明るい林の中にあります。
サイトには、ピクニックテーブルとファイアーリングが備わっていて、その辺は他のキャンプ場と同じです。

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また、水洗トイレとシャワーも完備されています(シャワーは$1.50で5分)
シャワー施設は、まぁ、キャンプ場のシャワーならこんなものでしょうというレベルの施設でした。
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我々は、Spring Lakeのトレイルを歩いたり、湖水浴を楽しんだりしました。もっとも、子供たちは、キャンプ場にいるだけでも十分に楽しんでいました。
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このキャンプ場、何が一番良いって、便利なところでしょうか。

キャンプ場はSanta Rosaの市街地からほど近く、キャンプ場から最寄のWhole Foodsまで車で5分で行けます。そんなロケーションなので、当然、携帯電話も入ります。キャンプ場のあるカウンティパークの入口ゲート付近まで住宅が並んでいるので、本当にこんなところにキャンプ場があるのかとびっくりしました。でも、ゲートをくぐると、どこかシエラの山麓にでも来たかのような全く違う世界が広がります。

それほど深い森でもないからでしょうか。虫に悩まされるようなこともありませんでした(食事をはじめるとハチは寄ってきましたが、スクリーンテントの中で食事したので問題なし)。

ただ、最終日、そのスクリーンテントを畳んで手に持って歩いていたとき、僕の手のひらに激痛が走りました。手を見ると、ハチが一匹いて、ぶ〜んと飛んでいきました。その手のひらには、綺麗にハチが刺していったハリが残っています。ハリには毒嚢と呼ばれる毒の入った袋も綺麗に付随しており、それがドクンドクンと脈打って毒素を僕の手のひらに流し込もうとしているのが良く分かります。

幸い、トゲヌキきがあったので、ハリを綺麗に取り除くことが出来ましたが、その日は手のひらがジンジンと傷みました。腫れることもなく、翌日には患部はかゆみが残るだけになりました。しかし、ハチに刺されたのって、これが生まれてはじめてかも。

次からはスクリーンテントを畳む際には、テント内部にハチが残っていないか確認するようにします。


ところで、Santa Rosaから西に10分ほどのところにSebastopolという街があり、そこにあるラーメン屋、「ラーメン外人」にかねがね行きたいと思っていました。今回キャンプに行く道すがら、Sebastopolに立ち寄って、そこでラーメンを食べて行こう!と思っていたのですが、道路が混んでいてランチタイムに間に合いそうもないので断念。

どなたか、「ラーメン外人」を試したことあるかたいましたら、感想を聞かせてください。

僕の周りは、誰もが、ラーメン外人なんて、そんなのハズレに決まっているというのですが、自虐的に「ラーメン外人」って店名をつけるくらいだから、ある程度は腕に自信があるんじゃないかという気もするんですよね。帰りに立ち寄ろうかともしたのですが、営業時間が水曜日から土曜日までとのことで、立ち寄れませんでした。

Granuja Fall in Uvas Canyon
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先週末に引き続き、この週末もキャンプにいきました。これが今シーズン4度目のキャンプです。

今回の行き先は、Uvas Canyon。今回、このキャンプに誘われるまで、Uvas Canyonなる地名もキャンプ場も全く知りませんでした。このキャンプ場、サンタクララカウンティにあり、場所はMorgan Hill(San JoseのGilroyの間の街)から西側の山の中へ入ったところ。ゴルファーの方には、シナバーヒルズゴルフ場の奥と言えば分かるでしょうか(昔何度かプレイしたことがあります)。ベイエリアに程近いキャンプ場(というか、ベイエリア内?)なので、Foster Cityの自宅からも1時間ちょっとで到着できます。キャンプ出発時にはバタバタしがちですが、出発当日もゆっくりできるのは嬉しいところ。我々は、行きがけにSunnyvaleの韓国スーパーに寄り、その夜にBBQする肉を入手してから現地入りしました。

このUvas Canyon、ちょろちょろと水の流れる渓谷で、キャンプサイトも苔むす木々に覆われた森の中にあります。ベイエリアから程近いのにこんな森が残されているのかと驚きました。カウンティパークなので、トレイルもしっかり整備されており、今回一緒にキャンプした4歳から6歳の子供たちも1マイル程度のトレイルを歩いて、Upper Fallと呼ばれる滝までハイキングを楽しみました。

Upper Fallの水を触ってみようとするぴろ子
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木々は鮮やかな緑を見せてくれます
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子供たちも元気にのぼっていきました。
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キャンプ場もなかなかに快適。
キャンプサイト一区画の面積は広く、木々が生い茂り、ピクニックテーブルとファイヤーリングが備わっています。また、最近できたものと思われるシャワーと水洗トイレも完備。ただ、シャワーには、たまたまかもですがちょっと問題が・・。後ほど触れますね。
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キャンプの醍醐味、火遊びキャンプファイヤー。キャンプ場によっては夏の間、キャンプファイヤー禁止にするところもありますが、ここはokでした(話では、山火事の可能性がきわめて高い予想が出されると禁止になるみたい)。
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さて、Uavs Canyonのキャンプ場、Yelpの評価もきわめて高いのですが行ってみて納得。その設備や立地にはとても満足です。ただ、ひとつ疑問が残ったのはシャワー。ここのシャワーは無料で使えるのですが、僕たちが到着した土曜日午後5時頃にはボーイスカウトの少年たちがシャワー待ちの列を成していました。その後、午後8時頃に行ってみると、4つあるシャワーのドアがすべてロックされて使えなくなっていました。誰かが中で使っている様子もありません。そんなに早くに終わるのかと疑問に思っていたのですが、その後、夜10時頃でしょうか、再度シャワーに行ってみるとドアは開いていました。ところが、シャワーから出てくるのは水でお湯は出ません。

翌日、ひょっとしたら日中はお湯が出るのかな?と試してみたのですが、やはり水しか出ません。いくつかのストールで試したけれど結果は同じ。ここのシャワーはボタンが1つあるだけで、温度調整や水量調整の機能はないので、僕がそういった調整を見落としたということはありません。

ちなみにYelpには、「シャワーはお湯がずっと出ていて快適でした」なるコメントがあったので、たまたまこの日、お湯がでなかったのかとは思うのですが、どうしてかは不明なままです。

さて、総評。
このキャンプ場の気に入った点は次の通りです。
  • なんと言っても家から近く、行き帰りが楽チンなのはgood
  • キャンプサイトは広く、木々も十分にあって快適
  • 水洗シャワーとトイレは新しく綺麗で快適
  • サイト数は30程度でこじんまりしていてgood
  • 渓谷沿いのトレイルは小さいながらもいくつかの滝が楽しめる


それほど問題があるわけじゃないけど、強いてあげると次のような点が改善されるとベターかな。
  • たまたまかも知れないが、シャワーが水しか出なかったのは困り者。まぁ、キャンプに来てお湯でシャワーする必要もないのだけれど、使えるに越したことはない
  • このキャンプ場には売店がない。ファイヤーウッドも売っていないし氷も水も売っていない。近くには売店もないので、準備は入念に・・
  • 話では、このキャンプ場は夜間に入口ゲートが閉鎖され、それ以降じゃ外に出ることはできても、中に入ることはできないのだそう。なので夜間に何か買いに行くとか、夜キャンプ場に到着するということはできない



今まで、キャンプ場予約にReserve America というサイトをよく利用していたのだけど、このサイトに出てくるのは、連邦政府管轄のキャンプ場とKOAのような大手企業運営のキャンプ場ばかりで、郡管轄のキャンプ場はReserve Americaには出てこない様子(実際、Uvas Canyonは表示されない)。ひょっとすると、郡管轄の方が、設備などが整っているのかなーと思ったり。

一昨年に引き続き、サウスベイのテニスサークルの恒例行事である「あわびキャンプ」に参加させていただきました(一昨年の様子はこちら)。

僕もかみさんも、そのテニスサークルとは全く縁がないのですが、一昨年に、そのサークルに参加している知り合いからの誘われてはじめて参加。その知り合いはその後、日本帰国してしまいましたが、昨年、今年とオーガナイザーの方からお声がけいただきました。残念ながら、昨年はぴろ子の入園式と重なったので参加できずでしたが、今年は参加できました。

あわびキャンプと銘打ってますが、あわびのみならず、魚、ウニ、ミル貝、赤貝(いしがき貝?)、牡蠣、昆布(?)といったとりたての海の幸を楽しみながら、みんなで楽しくやりましょうというのが趣旨のようです。

まずは、このキャンプの名称にもなっているアワビ。一昨年、僕は1つしか取れなかった記憶がありますが、今年はリミットまで取ることができました。うぅぅ〜、我ながら、成長したなぁ・・と実感(というか、取りやすいポイントに当たっただけ?)3人でアワビダイブしたので9個のアワビを得ました。

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そして、ウニ(その1)
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ウニはもう一箱あります(黄色いネットの中もウニ)
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ミル貝に赤貝(いしがき貝?)。こちらはキャンプ先発隊の方々が、メンドシーノに向かう途中で潮干狩り(潮干狩りよりは、はるかに重労働なのですが)をして入手したもの。ミル貝は干潟の深いところにいるので掘り出すのが大変なのです。こちらは大漁で、フィッシングライセンスで定められている上限まで取れたとのこと。
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牡蠣は養殖場で購入したもの。
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魚。我々がアワビダイブしている間に、釣りチームはコッド類の魚を釣り上げてきていました。こちらも大漁です。
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キャンプ場はVan Damme State Parkのグループキャンプ。総勢40名での大所帯キャンプとなりました。
キャンプサイトはこんな感じです(まだ人が集まる前の状態)
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僕たちは、土曜日の早朝にアワビダイブできるように、金曜の夜7pmにベイエリアを出て、現地には11:30pm頃に到着。真夜中ではありましたが、この日は満月とあって、比較的簡単にテントを張ることができました。

この週末、アワビダイブのコンディションは最高で、海は非常に穏やかで透明度も高く、心地良いダイビングを楽しめました。多少、クラゲが出ていてちょっとビビりましたが(アワビダイブしに来てクラゲを見たのははじめて)、潜ってしまえばそれほど気になりませんでした(突然、目の前に現れてあせったりしたけれど、遠目に眺める分にはクラゲも綺麗ですよね)。

改めて海の中を眺めてみると、驚くほどにカラフルで、じゅうたんのように敷き詰められた紫ウニをベースに、赤や黒の大型のウニがアクセントを与えて、その間に、真っ赤なヒトデや、緑のイソギンチャク、ピンクの岩肌、ブルーの魚、白く透明なクラゲとそれはそれは鮮やかでした。この日は、幸い、比較的簡単にアワビを取れたので、ダイビングを楽しむ余裕がありました。

今までアワビを食べたことのなかったぴろ子も、とりたてのアワビはバクバク食べていました・・。どうか、今後、寿司屋に行った際にぴろ子がアワビを注文しませんように。ちなみに、ぴろ子は、ウニもチャレンジしていましたが、こちらは吐き出していました(ほっ・・)。

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海からあがったばかりの食材らは、刺身、焼き物、汁物、寿司とさまざまな形で調理されて参加者の胃袋に収まりました。そのほかにも、焼きソバ、タンドリーチキン、黒肉、シチュー、サラダ、パスタ・・・と数多くの品々が並べられ、ビールにワインに日本酒もしこたま並んでいました。

リングコッドのお刺身
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子供たちも大勢いました。ほとんど初対面ながらも、ぴろ子も彼らに混じって長いこと遊んでくれました。おかげでこちらはダイビングや大人トークを楽しませていただきました。
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Santa Cruzにその店ありと詠われた、かつての有名店オーナーシェフのM氏直々の寿司。
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残念ながら、僕は寿司をいただく前にpassed outしてしまいまして、テントに潜って就寝となりました。この日はぴろ子よりも早く寝てしまいました。うーん、残念。朝からダイブして疲れていた上に、ビールやらワインを飲みまくりましたので、仕方ないということで。

多くの方が初対面ながらも、皆様気さくで楽しい方ばかりで、非常にリラックスして楽しむことができました。かみさんは、今回は病み上がりとあってダイビングはしませんでしたが、キャンプはリラックスして楽しめたそうです。ぴろ子も新しい友達が大勢できて大満足!

また来年もよろしくお願いします。

※げろっぱ。さん、今回はお会いできずで残念です。また何かの機会にお会いできるのを楽しみにしています。

今年の独立記念日3連休は友人家族らとピナクルズ国立公園へキャンプに行ってきました。

ピナクルズは、サンノゼから80マイルほど南にあるベイエリアに最も近い国立公園。そして、最も新しい国立公園でもあります(数年前にナショナルモニュメントから国立公園に格上げされたばかり)。

ピナクルズ、今回が初めて行くので、いろいろと楽しみではありました。が、結局のところ、キャンプ場でキャンプして、キャンプ場付随のプールで泳いだくらいで、これぞピナクルズ!というようなものは体験できませんでした。洞窟のあるトレイル歩いてみたかったけど、小さい子供たちも沢山いたので今回は見送りに。

今回使ったキャンプサイトはグループキャンプサイト。
1サイトに車5台まで駐車できるキャンプサイトです。

こちらは隣のキャンプサイト。お隣は全く木がないキャンプサイトでした。日中の気温は100度を超えていたから暑かっただろうに。
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うちのキャンプサイトはこちら。大木があったので、ずっと日陰でなかなか快適でした。
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キャンプサイトには、ピクニックテーブルとファイヤーピットがありましたが、山火事防止のためにファイヤーピットは使用禁止でした。キャンプに行ってキャンプファイヤーできないってのはなんとも寂しいですが仕方ない。

夜は星が綺麗に見えました。
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そして朝、七面鳥が現れました。
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キャンプ場付随のプール。可も無く不可も無く、ごく一般的なプールでした。日中暑いのでプールは快適。
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国立公園にキャンプに来て、プールで泳いで帰るだけ・・

キャンプサイト周辺はごく普通の山なので、何か国立公園らしいものをせめて見て帰ろうと、トレイルヘッドまで行ってみたら、遠くに尖塔のような岩山が見えました。うーむ、国立公園にしてはインパクトが弱いような・・。
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ピナクルズのキャンプ場、サイトは広くて快適でしたし、プールもあって悪くなかったです。が、ひとついただけなかったのは、トイレとシャワー。キャンプ場は結構な大きさでしたが、トイレの数がちょいと少ないような気がします。シャワーに至っては、男女それぞれに2つしかありません。

キャンプ場にシャワーがあるだけでも贅沢なのかも知れませんが、気温は100度を越える暑さ。日中、汗をかくのでシャワーがあるとすっきりします。が、シャワーの数が少ない。また、このシャワーはプール併設なので、プール利用の客もシャワーを利用します。

なので、シャワーは長い列が常に出来ていました。24時間使えるそうなので、夜中に使えばいいのでしょうが、やはり寝る前にシャワーを使いたいですよね。

6月13日(土)〜14日(日)と、お誘いをいただき一泊二日でMendocinoのCasper Beachにキャンプに行って参りました。

ふだんなら家族3人で参加するところですが、その前日の金曜日からかみさんが1週間ほど出張に出かけてしまいまして、我が家は私とぴろ子の二人でのキャンプ参加となりました。今回の目的地はMendocinoのCasperというところ。片道4時間ほどかかる長旅で、果たして無事に到着できるのか、また、到着したとして、ぴろ子がかみさんなしでやっていけるのかと不安を抱きつつの出発となりました。

土曜日の午前9時に自宅を出て、一路Mendocinoを目指します。幸い、途中で渋滞することもなく、Cloverdaleにて休憩をし、その後、128号線をMendocinoに向けて車を走らせます。午後1時ちょい過ぎにキャンプ場に到着。

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キャンプ場はビーチの目の前で絶好のロケーション。キャンプサイトはこれといって可もなく不可もなくな一般的なキャンプ場のそれですが、どのサイトも木々に覆われていてなかなか良い感じでした。

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今回、キャンプに誘ってくださった方々はアワビダイブをする人たちですので、ダイブ道具も一式持って来ましたが、残念ながらこの日は波が高くて入水は断念しました。

となれば、することはビーチで遊ぶことくらいでしょうか。
海の水は冷たいものの、砂は熱せられて温かく、ビーチで遊ぶ子供たちを眺めながらゆっくりすごすのも悪くありません。

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ぴろ子は水着になって波と戯れていました。水はあんなに冷たいのに、子供は元気です。
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今回のキャンプは総勢4家族参加でしたが、私を含む3家族は父子のみの参加でした。もう1家族はご家族が日本に一時帰国しているため単身での参加でした。参加した子供はぴろ子のほかに6歳と8歳の男の子二人。3歳のぴろ子が打ち解けられるかちょっと心配でしたが、杞憂に終わりました。

子供たちは、キャンプサイト脇の川で遊んだり、
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夜はみんなでスモアを楽しんだり
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他の二人のお兄さんたちのお陰で、ぴろ子も楽しんでいました。

夜、テントで寝付く際に、ぴろ子は「マミーに会いたい!」と泣き出しましたが、疲れが勝っていたのか、すぐに寝てしまいました。

翌朝、大きなバナナスラッグが出迎えてくれました。
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日曜日も残念ながら波が高く、ダイビングは断念することになりました。この日も昼前までビーチで遊び、その後、解散となりました。ビーチを離れる際に、ぴろ子は「帰りたくない、もっとおにいちゃんたちと遊ぶ!」と言い張って、駄々をこね、砂の上にごろんと横になってしまいました。

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それだけ楽しかったのでしょうね。

Casper Beachのキャンプ場は、yelpの評価が低いため期待せずに行ったのですが、どうしてどうして、私には至って快適なキャンプ場でした。何が良いって、波の音を聞きながら眠りに落ちれるって最高じゃないですか?

子供の頃に泊まった祖母の家が海のすぐそばで、当時のことが思い出されました。
残念ながら、祖母の家の海は私が小学校にあがったくらいに埋め立てられてしまいましたが、母や祖母に手を引かれて、砂利道を海まで歩いて行った記憶が蘇りました。


先週末、Pfeiffer Big Sur State Parkに週末キャンプに出かけて参りました。
もともと、友人家族とどこかにキャンプに行こうという話が急遽持ち上がり、場所を選定していたものの、直前とあって良さげなキャンプ場はどこも満杯。そんな矢先、ラッキーなことに、かみさんの同僚がもともと行く予定で抑えていたPfeiffer Big Sur State Parkのキャンプに事情により行けなくなり、それを譲ってもらうことができました。

Pfeiffer Big Sur State ParkはCarmelから26マイル南のBig Surにある州立公園です。Big Surには行ったことはあれど、この州立公園には行ったことはなかったので楽しみ〜。キャンプサイトを譲ってくれたかみさんの友人は毎年ここでキャンプするほどこの州立公園が気に入っているのだそうです。

ウチからPfeiffer Big Sur State Parkまではほぼ3時間弱。途中、若干の渋滞がありましたが、夕方4時前にPfeiffer Big Sur State Parkに到着です。

この州立公園は、木々生い茂るレッドウッドの森の中にあり、キャンプサイト横には自然な川も残されていてなかなか雰囲気の良い公園です。トレイルもいくつか完備されているようです。

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到着後、早速テントを張ります。

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キャンプサイトは十分に広く、地面はやわらかい砂地で平らに整地されており、とても快適です。

各サイトには、ピクニックテーブルとファイアーリングがありましたが、今回、残念なことにチャコールやキャンプファイヤーは禁止でした(今年の8月26日以降に施行されたそうです)。どうやら、カリフォルニアの水不足に関連しているようですが、うーん、キャンプファイヤーのないキャンプなんて、つまらないよ〜。火遊びさせてくれ〜。

と思うものの、まぁ、仕方ないです。調理は持参したカセットコンロですべて済ませました。っていうか、ここだけの話、ウチらのキャンプはかなーりの手抜きキャンプでして、今回の晩飯は、あらかじめ自宅で作って持って行ったカレーをカセットコンロで温めただけです。ご飯もキャンプ当日に炊いたご飯を持っていってそのままカレーをかけて食べただけ。次回はもっとキャンプらしい食事ができるように精進します。

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さて、その夜のこと。
ガサゴソする音がするので、なんだろうと思ってテントの外へ出てみると、あらいぐまです。

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それも、一匹や二匹じゃなく、右から5匹、左から3匹、正面から4匹というようにアライグマの団体にわたしたちのテントは完全包囲されてしまっているじゃないですかー。特にコレと言って動物らしき動物も見なかったので、ゴミ袋や食料をピクニックテーブルに出したままにしていたんですが、それを狙いに来たのでしょうか、あわててすべてを車に戻しました。

キャンプサイトには、中が空洞になった大きな木の切り株がありました。
ぴろ子は大喜びでこの切り株を秘密基地にして遊んでいました。

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ちょっとトレイルも歩いてみたり。

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この川ではザリガニ釣りができる!と聞いていたので、まずはザリガニを探すことに。しかし、こんな清らかな済んだ水にザリガニなんているのかな。自分が子供の頃に取ったザリガニは、もっと薄汚れた用水路にいたと思うのだけど。

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でも、いました。一緒にいった友人が、川に倒れたレッドウッドの木の下がザリガニの巣になっているのを見つけ、何匹も釣り上げていました。

これには子供たちも大喜び。子供たちのいる浅い川のところにザリガニを放して、子供たちにもザリガニ釣りをさせることができました。

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ちなみに、釣ったザリガニはすべてリリースしてきました。また遊んでね〜


さて、今回キャンプしたPfeiffer Big Sur State Parkですが、とても気に入りました。

キャンプ場はレッドウッドの森の中にあり、各キャンプサイトは十分に広いです。また、トイレやシャワーも十分な数があったように思えました(他のキャンプ場ではトイレ待ちやシャワー待ちになることが多々あるが、ここでは全くそれがなかった・・。ちなみにこの日はキャンプサイトは満杯でした)。川遊びもできるし、トレイルもあるし、売店やレストランも併設されていました。

ひとつ、日中、ぶんぶん飛び回るハエが多いのが不快でしたが(最初は蚊かと思ったがハエだった)、日が落ちるとぴたっと虫はいなくなりました。

キャンプサイトはそれぞれ趣が異なっていました。今回、我々が使ったサイトには大きな切り株がありましたが、キャンプサイト151には地面に這うような大きな木があり、次回はそこにステイしたいと思います。

という訳で、先日、金・土の一泊二日でお一人様山歩きを楽しんできました。

初日は20 Lakes BasinにキャンプしてConness Lakesまで歩き、二日目は、以前から行きたいと思っていたヨセミテ国立公園内で2番目に高い山、Mt. Danaに初登頂してきました。この山、標高は、3981メートルあるものの難易度は低い山といわれています。

実は、Mt. Danaは、オフトレイルの山でして、ヨセミテ国立公園がしっかりと管理しているトレイルはありません。が、実際には、かなりよく整備されたトレイルがありまして、他のヨセミテのトレイルと遜色はありませんでした。

Mt. Danaへのトレイルヘッドは、ヨセミテ東ゲートです。

ヨセミテ東ゲートから見るMt. Dana。
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車は東ゲート界隈にパーキングしておく必要があります。東ゲートを公園から出たところの路肩が広いのでそこに車を停めました。

歩き出すのは、まさに東ゲートから。東ゲート脇に、次の写真にあるような石壁があります。

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この石壁の延長線上に向かって2〜3分も歩くと、すぐにトレイルが見つかります。あとは、そのトレイルに沿って山頂まで歩いて行くだけです。

トレイル自体は、僕が行ったときは、オフトレイルとは思えないくらいに良く手入れされていて驚きました。標識はないものの、トレイルに分岐はないし、ガレ場では、ケルンがいくつもつくられていて道に迷うようなことはありませんでした。ただ、今年問題なかったからと言って、来年も同じかというとそれは分かりません(オフトレイルなだけに、もし、トレイルが破壊されるようなことがあっても公園は責任を持たないと思われる)。

トレイル自体は難易度が低いと書きましたが、トレイルヘッドから山頂まで、健脚であれば問題なくたどり着けます。ただ、トレイルはなかなか斜度がキツて、へこたれました。

トレイルヘッドを出て、最初15分弱はDana Meadowの中を歩くとても快適な道です。その後は山頂までひたすらスイッチバックが続きます。先のMt. Danaの写真でも分かるとおり、この山、岩山で木々は全くありません。スイッチバックもはじめは森林の中ですが、ほどなくして、森林限界を抜け、その後は日光を遮るものがないガレ場のスイッチバックが延々と続きます。ただ高度はどんどん稼ぐので、時折、後ろを振り返ると、次第に遠くまで見通せるようになります。

Mt. Danaのトレイルは山の西側から東に向かって山を登ります。なので、山頂に着くまでは山の東側(イースタンシエラ側)は全く見えません。山頂にはじめて立って、真っ青に輝くモノレイクの姿を見ることができます。

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ヨセミテ国立公園の最高峰、Mt. Lyell (3997メートル)。高さは、Mt. Danaよりたった16メートル高いだけなのに、トレイルヘッドからのリーチが長く、更に夏でも雪上を歩く必要があるため山頂に至る難易度は(Mt. Danaよりは)高い。いつか登ってみたい・・(雪の手前まででも)

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さて、Mt. Dana登頂ですが、僕のコースタイムは登りが3時間15分(休憩時間含む)、下りが2時間15分(休憩時間含む)でした。

スイッチバックでは曲がるたびに立ち止まっていたので、日ごろから鍛えている人はもっと早くに登れると思います。ちなみに、EveryTrailでは、Mt. Dana登頂は半日コースと書かれています。


2014年9月5日(金)

早朝、喧騒のベイエリアを離れて一路東へと車を走らせる。通勤ラッシュで込み合う対向車線を尻目にサンフランシスコ湾を渡り、はるか遠方まで続くセントラルバレーの果樹園過ぎると、胸が高鳴る。遠方にシエラの高峰が姿をあらわす。

ゆっくりと牧草を食む牛の群れを見ながら、アクセルを強く踏みこんで、うねうねとはるか彼方まで波打つ丘陵地帯を登っていく。水位が異常に低くなったサンペドロ湖を渡り、急な峠道を登り、小さな宿場街を通り過ぎ山道を行けば、ヨセミテの西ゲートのサインが現れる。

ゲートを通過し、多くの車が向かうバレー方向へは向かわずに、120号線を東進し続ける。テナヤレイクの宝石のようにきらめく水面の誘惑にも、ツオルムンメドウを吹き抜ける心地よい風のささやきにも、迷うことなく車を走らせる。カリフォルニアのハイウェイでの標高最高地点のTioga Passを過ぎたところで、今度は進路を北へ変え、未舗装路を少し登った先で、車を停める。

Saddlebag Lakeのパーキングは金曜日の日中とあって、ガラガラだ。はやる気持ちを抑えてバックパックの荷物を確認。登山靴に履き替え、靴紐を締めなおし、荷の詰まったバッグパックを背負う。高々一泊とは言え、日ごろの運動不足で訛った体にはこのバッグの重さはずしりと堪える。普段の山歩きには持って歩かない一眼レフカメラ、交換レンズ、そして三脚が更に荷を重くしているのは明らかだ。両肺の空気をすべて吐き出し、新鮮な山の空気をいっぱいに吸い込む。再びここに来れた感慨にしばし浸る。

水不足のカリフォルニアとは言え、Saddlebag Lakeの水位は十分に高く以前来た時とそれほど変わらない。湖上に浮かぶ桟橋を歩けば、気持ちよさそうに水の中を泳ぐトラウトの泳ぐ姿はもちろん、湖底に転がる石の色まではっきり分かるほどだ。桟橋に接岸された水上タクシーに乗り込む。客人は僕一人。ボートは桟橋を離れ、陽光を照り返す湖面を切るように対岸へと進んでいく。

ボートが進むにつれ、今まで隠れていたNorth Peakが姿を現す。名の知られた山ではないものの、20 Lakes Basinから眺めると、ひときわ高く聳えている上に、垂直に切れ落ちている大壁があるため、実際の標高以上に高く感じされる。かつて、友人らとNorth Peak登頂したことが懐かしく思い出される。

Saddlebag対岸に降り立ち、すぐ隣にあるGreenstone Lakeまで歩き、テントを張るのに最適な場所を探す。

テント設営後、既に日は傾いていたが、久々にConness lakesまで歩いてみたくなり、必要最小限の荷物を持ってテントを後にする。

Greenstone Lakeに注ぎ込む小川に沿って上流に向かって歩いていく。Conness Lakesまではオフトレイル。自分で道を探して歩かなくてはならないが、そこそこの踏み後は出来ているので難しいことはない。Conness Lakeまでは階段状の地形が形成されており、ひとつめの登りを終えると、土地は平らになり、緑が広がる小さな草原を小川が緩やかに流れる。その草原を過ぎると、滝が現れる。その滝に沿って急峻な岩肌を登る。

岩肌を登りきると、突然に視界が開け、眼前に花崗岩のカール地形が現れる。氷河が削り取ったボウル地形の底が今自分のいる位置だ。そして、前方にはエメラルドグリーンの湖がある。Lower Conness Lakeとの数年ぶりの再会。

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誰もいない湖畔で仰向けになり、湖を渡る風を頬に感じながら、雲ひとつない青空を見上げる。しばし、贅沢な時を過ごして、テントへと戻る。



日が落ちると共に吹き続けていた風はぴたりと止まり、静寂の包まれる。心臓の鼓動が耳に聞こえるほどの静けさ。月もいつしか山の向こうへ落ち、満天の星空が広がる。

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9月あたまのレイバーデイ3連休は近所の友人家族ら4家族とNapa CountyにあるLake Berryessaへ2泊3日でキャンプに出かけてきました。

Lake Berryessa自体は、僕は過去に何度か行ったことがあり、このブログにもそのときの様子を書いていますが、いずれも日帰りのボート遊びで、キャンプで行くのは僕もはじめてです。

キャンプ場はPleasure Cove Marinaに隣接するプライベートのキャンプ場で、サイト数の多い大きなキャンプ場でした。キャンプサイトには、BBQピット、ファイヤーリング、水道、ピクニックテーブルが備わっているので、一般的なキャンプ場と比べてまったく遜色はないものの、自分たちがあてがわれたキャンプサイトは前後両側が未舗装道路ではさまれているため、車が通るたびに埃が舞い上がるのが難点と言えば難点でした。自分の経験からすると、ステイトやフェデラルのキャンプサイトってサイトそれぞれが木に囲まれて多少プライバシーが守られる感じがあるのですが、ここは空き地を区画整理して、キャンプサイトを割り振ったような感じでした。例えるなら、団地みたいなキャンプ場とでもいいましょうか。それでもキャンプサイト自体は十分に広くて全く問題なしでしたが。

今回は、4家族、子供5名、大人8名の合計13名でのキャンプとなりました。
ウチ、2家族はアメリカでの初キャンプだったそうです。楽しんでくれたかな?


前回のキャンプにて、子供たちがあまりにも虫におびえるので、かみさんが急遽購入したスクリーン。ピクニックテーブルをすっぽりと覆える大きさで、組み立ても簡単。なかなか快適でした。
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キャンプサイトは隣合う2サイトを確保して、そこに4つのテントを張りました。隣はヒッピー系なキャンパーでして、日が落ちても重低音ガンガンな音楽を流していたので、こりゃ寝れないかな・・と思いきや、夜9時になるとパタッと音楽が止まりました。意外といいヤツだったようです。
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ここのキャンプ場、Lake Berryessaのマリーナに近いため、キャンパーの多くが湖で遊ぶのを目的にきているようでした。なので、マイボートを牽引してキャンプしている人も少なからずいました。

さて、私たちの2泊3日のキャンプ、2日目はキャンプ場でゆっくりと過ごし、3日目は朝からボート遊びをするというスケジュールとなりました。

キャンプ場でゆっくりと過ごす2日目ですが、このキャンプ場が暑いのなんの・・。気温は35度近くまで上がっていたと思います。それでも、子供たちは元気一杯に走り回っていました。

キャンプでの、子供たちの楽しみの1つはスモアでしょうね。長い串の先にマシュマロを刺して火に炙り、中を溶かしたものをクラッカーとチョコレートにはさんでいただきます。
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初日の晩は問題なくスモアを楽しんだものの、二日目の夜は問題発生!

気温が高かったため、用意していたマシュマロが高温により溶けてしまって1つの塊になってしまっていたのでした。マシュマロはクーラーボックスに入れておくべきでしたがあとの祭り。しかし、うちにはこういうときに力を発揮するかみさんがいます。ウチのかみさん。子供のいる近所のキャンパーに交渉してマシュマロを少し分けてもらってきていました。さすが〜。

キャンプ最終日は、Lake Berryessaにて、パティオボートを借りてみんなで湖遊びを楽しみました。
パティオボートは、BBQコンロや、トイレ、シャワー、スライダーのついた快適な15人乗りのボートです。こんな感じ。

http://goberryessa.com/rentals/PatioBoat

個人的には、もっとスピードの出るデッキボートの方が大人は楽しめるかと思うのですが、今回は子供が多いので、日陰の多いパティオボートが最適だったかと(もっとも13人はデッキボートに乗れないのでパティオボートしか選択の余地なしでしたが)。

今年のカリフォルニアの水不足から、Lake Berryessaも水量が減っている恐れがありましたが、ボート遊びするには十分すぎるほどの水量でした。ちなみに、うちの近所の人曰く、今年は水不足なカリフォルニアですが、ベイエリア界隈で一番水量がある湖がLake Berryessaなのだそうです。

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Lake Berryessaは南北25km、東西5kmもあるかなり大きな湖です。マリーナがあるのは、湖が入り江になっている一番奥なので、そこから30分ほど移動するとだだっ広い湖の本体に到着します。この湖は結構深くて、最深部で80mくらいあるそうです。子供たちは怖がるかと思いきや、そんなことはなく、子供たちもライフジャケットをつけて水遊びを楽しみました。

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そうそう、このキャンプ一週間前にNapaで地震がありました。その後も余震が続いているとのことで、キャンプ場は大丈夫なのだろうかと心配になりましたが、Lake Berryessaのキャンプ場は全く地震の影響はなかったし、ほとんど揺れなかったのだそうです。


今回、初キャンプとなった2家族の子供たちもキャンプが大好きになってくれたようです。
またみんなで行きましょう!

7月第3週の週末は一泊二日でベイエリア近郊のキャンプ場 Del Valle Regional Park へキャンプに行ってきました。このキャンプ場は、livermoorから10マイルほど南下したところにあって、Foster Cityから1時間半かからずに到着できるので、アクセスの楽なキャンプ場です。

今回は、近所に住むみるぴたすさん一家(みるぴたす夫妻と二人の男の子)と、サンフランシスコに住む友人M嬢、そして我々3名の総勢8名でのキャンプとなりました。みるぴたすさん一家の子供たちは初キャンプとあって、ベイエリア近郊のキャンプ場としてココが選ばれました。もし、何かあってもすぐに帰宅できますしね。

今回は小さな子供たちもいるので、トイレに比較的近いキャンプサイトを予約。サイト番号は135でした。
僕もはじめて訪れたキャンプ場ですが、キャンプ場そのものが想像以上に広くてびっくりでした(キャンプ場のゲートをくぐってから自分たちのサイトにつくまでに10分程度は運転したような)。

キャンプサイトも十分に広くテントを2つ張ってもまだ十分なスペースがありました。となりのサイトとの間隔も十分です。私たちが利用した135のキャンプサイトには大型のピクニックテーブルと、ファイヤーリング(BBQグリル併設)、そして共用の水道が設置されていました(ピクニックテーブルとファイヤーリングはすべてのサイトにあるが、水道はところどころのサイトにあった)。

キャンプ場には簡易売店も併設されていて、キャンプファイヤー用の薪はそこで入手することができたし、野外シアターもあって、何らかのイベントも週末には行われているようです。また、薪を売るためのトラックも巡回していて、なかなかサービスの良いキャンプ場でした。

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このキャンプ場はリージョナルパークの一角で、このパーク内には湖水浴のできるビーチがあります。湖の東側と西側にそれぞれライフセーバーのいるビーチがあり、私たちも西側のビーチに行きました。ビーチは思ったより長く、ライフセーバーが等間隔で何人もいました。

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我々もせっかくなので初日にテントを張ったあとで、湖水浴に出かけました。

湖面にロープが2本張られていますが、一本目までは十分に足がつきますが、二本目は足が付きません。

一本目までは水が濁っていてあまり綺麗とはいえませんが、二本目まで行けば透明度が高くなりました。きっと湖のもっと奥は、もっと綺麗なんだろうな。ちなみに、この湖、南北に長細く、ビーチ(イーストビーチ、ウエストビーチともに)があるのはその南端。イーストビーチ近くには、ボートレンタルの施設がありモーターボートも借りて湖の北端まで行くことができるようですが、この湖ではボートのスピード制限が10mphだそうで、スピードボートを楽しむような場所ではないようです。ちなみに、ビーチのみならず、湖の沖で泳いでも良いようです(もちろん、自己責任で)。

このビーチでは、ライフジャケットを無料で借りられます。ですが、浮き輪のたぐいは使用禁止だそうで、注意されました。ちなみに、ビーチと言っても地面は砂ではなく細かな砂利です(どこかから持ってきた砂利を撒いたものと思われる)。

このビーチで、どういう訳か、ぴろ子は、ライフジャケットを脱いで泳ぐと言い出しました。普段から、ぴろ子はライフジャケットをつけて、プールで一人で泳げるのですが、この日は、ライフジャケットを脱ぐと言い張って、ダダをこねました。もちろん、ジャケットを脱いだら溺れると言ったのでうが、全く聞く耳を持ちません。じゃ、ご自由にどうぞ〜とライフジャケットを脱がしてみました。本人、そのまま泳げると思っていたのでしょうか、いつもように泳ぎだしたのですが、当然、ずぶずぶと全身が水に沈んで行きました。もちろん、助け出して、ほら、言わんこっちゃないと諭しましたが、ちゃんと理解できたかな?

キャンプの食事はいつもキャンプどおりのメニューで、初日の晩飯はBBQ、二日目朝はパンケーキとなりました。手抜きでスイマセン・・。

子供たちは、みるぴたすさん監督の下、子供たちどおしで長いこと遊んでいてくれ、キャンプ嫌いにはならなかった様子(ぴろ子もそうなんですが、みるぴたす家の子供も虫が大の苦手だそうで、それが原因でキャンプ嫌いになるかもと不安視していたんですが、杞憂だったよう)。ロケットの玩具で遊んだり、シャボン玉を飛ばしたり、地面にいる虫を探したり・・。

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二日目は私たちはゆっくりと起きて朝飯を済ませ、キャンプ場を出てから、せっかくなのでとBrentwoodまで桃狩りに出かけました。「私たちは」とあるのには訳がありまして、みるぴたすさんの子供たちは朝6時には起きたそうで、みるぴたすさんは彼らに付き合って早起きしたそうです。お疲れ様でした。ぴろ子はもっと長いこと寝ていたので、私たちは朝ゆっくりできました。

途中いくつものワイナリーもあったので、次回はワイナリーによりたいものです。

以下、後学のため書いておきます。

  • キャンプサイトの番号が111以上のサイトは、キャンプ場内の最奥の小高い丘の上にある。その丘の上にループ状の道路があり、その道路に沿ってキャンプサイトが並んでいる。私たちのサイト135は、その丘の上でも崖(というほど急峻ではないが)に面していて、片側の眺めは良いものの、風が強く、テント張りや火をおこすのにやや苦労した。次回同じキャンプ場に行くなら、135があるのとは反対側のサイトを利用してみようと思う。

  • 蚊はいなかったが、食事時に、イエロージャケットが寄ってきた(個人的にはそこまで多くなかったと思うが、それは、近くに置いたイエロージャケット・トラップのお陰かも)。yelpにもイエロージャケットが多いとの書き込みがあったそう。

  • シャワーは無料で24時間利用可能(コイン持参する必要なし)。

この週末は忙しい週末となりました。というのも、金曜日はLake Berryessaへ日帰りで行き、土曜日と日曜日はMendocinoへキャンプに行ったからです。

このキャンプ、毎年お誘い頂いていたのにずっと参加できなかったあわびキャンプでして、海辺近くのキャンプ場でキャンプしながら、釣りやダイビングで捕らえた海の幸を味わいましょう!というそれはそれは贅沢なもの。年々参加人数も多くなっているそうで、今年はグループキャンプ場を予約し、家族連れも含めて総勢50名近くの人が参加したようです。ぴろ子も2歳になったし、そろそろキャンプできるかな?と今年は家族で参加させていただきました。

私は土曜日・日曜日とダイビングして、食材調達に貢献させていただきました。

土曜日に潜って捕獲したアワビ(7.5inch)。1つしか取れなくてすいません。来年は3つ提供できるようにがんばります。
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日曜日に潜って捕獲したウニ(もっと捕獲しました)
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もともとこの集まりはサウスベイのテニスサークルのイベントとして始まったようで、多くの方々はお互い顔見知りでした。そういう中、私は初参加でほとんどの人と「はじめまして〜」と挨拶させていただくことになったのですが、皆さん気さくな楽しい方々ばかりで、すごーく楽しませていただきました。お酒もビール・日本酒・ワインと飲みきれないほどにありまして、幸せこの上ないキャンプとなりました。幸い、お子さんも大勢参加されていて、ぴろ子も子供たちと楽しそうに遊んでいました(そして、多くの方々にぴろ子の面倒も見ていただき、感謝です!)

このキャンプでびっくりしたのが、次から次へと出てくる料理の数々。いくつものテーブルが並べられて、それぞれのテーブルで、みなさんの腕自慢な料理をつくってくれています。

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キャンプ滞在中、ずーっと何かしら新しい料理が出来ていました。覚えている限りで列記すると、ダイビング部のゲットしたウニとアワビは、刺身、寿司、中華風、佃煮、湯引きに。釣り部の成果のリングコッドとロックフィッシュ(だったと記憶しているが間違っているかも)は刺身に。その他、生牡蠣、はまぐり、カレー、ブイヤベース、仙台芋煮、牛タン炭火焼、地鶏もも肉炭火焼、スペアリブ、黒肉、焼きソバ、お好み焼き、カレー、ぜんざい、ケーキ...etc etc

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どれもこれもメチャクチャ美味くてびっくりです。みなさん凄すぎです。

少し持ち帰ったウニは刺身としていただきました。
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さて、一番心配していたのはぴろ子がキャンプに馴染めるかだったんですが、杞憂だったようです。子供たちに混ざって、服をなんども汚しては着替えさせられるほどに夢中で遊んでいました。

夜は思ったよりも寒くて、私は震えてしまいました。今回のキャンプ地は高山じゃないので薄手の寝袋を持って行ったのが敗因でした。かみさんとぴろ子は、空気で膨らませるクイーンベッドを使ったので快適だった様子。

しかし、ぴろ子がキャンプデビューできたのが何よりの収穫だったかも。ロングドライブの車中も比較的おとなしくしてくれていました。これならヨセミテももう行けるかな!?

さて、旅行記も最終回です。

Mammoth Lakesで温泉を堪能した後は、395号線を南下。途中、第二次世界大戦時の日系アメリカ人捕虜収容所跡地、Manzanarに立ち寄ります。

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前回来た時よりも、綺麗に整備されてました。と言っても、ここは「跡地」で、当時、ここにバラックがいくつもつくられて、1つの街ほどの収容所があった名残は全くありません。

背後にそびえるシエラの高峰だけは、その当時と何も変わらぬ姿なのでしょうね。

さらにここからもう少し南下すると、

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アラスカとハワイを除くアメリカ本土最高峰のMt. Whitneyが眺められます(ちなみに、アメリカ50州の中で最高峰はアラスカのマッキンリー、ハワイの最高峰はMt. Whitneyより低いです。なので「アラスカを除いた49州での最高峰」と言えばいいのになんて思ったり)。

ここで一路進路を東へと変えます。荒地の中を延々と進み、いくつかの山を越えると、デスバレー国立公園に入ります。

今回の目的地は、デスバレーにあるレーストラック。
今までに何度かデスバレーには行ったことがあるんですが、レーストラックに行くには4WDが必要と聞いていたので、断念していました。が、今回は4WD!

デスバレー国立公園は長野県に匹敵する広さなのに、園内の宿泊施設はほんの数箇所。今回、宿泊したのは、レーストラックにもっとも近いと聞いたStovepipe Wells

この宿のちょっと先には、Sand Duneがあります。
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この日は満月だったので、月明かりの下をSand Duneを歩いてこようかと思ったんですが、夜のSand Duneは、ガラガラヘビやサソリに注意!って書いてあったのを読んで、歩く気が一気に失せました…。

デスバレーと言えば、気温が非常に高いことで有名ですよね。翌日、午前10時には既にこの気温!
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さて、ガソリンを満タンにし、十分な水や食料を持って、レーストラックに向け出発です。

まず、Ubehebeクレーター(という噴火口がデスバレーにあります)まで舗装路を1時間弱走ります。
そこから先は砂利道です。宿においてあったマップには、「この砂利道は鋭い石が多いので、オフロード用の車を利用せよ」と書かれていて、行くのをとってもためらってしまいました(今回の車は小型SUV)。でも、食料や水もあるし、いざとなったら歩いて戻ってこようと、砂利道を走ります。

この砂利道、大きめの石もごろごろしていて運転に気を遣います。目的地まで27mileほど砂利道です。道路わきの速度制限表示は 時速35マイル。これなら1時間で行ける!?

かと思いきや、時速10マイルで走ると、車が壊れるんじゃないかと思うほどの激しい揺れ。これ以上スピードを出せません。このままだと、片道2時間半かかる〜と気分はブルー。やっぱり、行くの止めようかな〜と葛藤。それでも、行ってみることに。

砂利道は延々荒野を進みます。自分の他は1台の車も見ません。結構、メジャーなスポットだと思うんだけど、誰も行かないのかな? 2時間半ほど運転すると、正面に干上がった湖の痕が見えてきます。
きっとあれがレーストラック!?

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到着!
干上がった湖です。

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その真ん中にはオブジェのように巨岩が並んでいます。

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ここはレーストラックという名前が付いています。せっかくなのでレースしようじゃないですか!!
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さてさて、ちょっと時間があいてしまいましたが、旅行記の続きです。

Glen Aulinと20 lakes basinを歩いたあとは、一路、シエラネバダを東へ抜け、395号線を南下し、Mammoth Lakesという街へ足を伸ばしました。

シエラネバダ山脈の東側一帯はイースタンシエラと呼ばれています。このイースタンシエラ、個人的にすごぉく好きなエリアで今までにも何度も何度も足を運びました。いろいろ見所も多いのですが、やはりなんと言っても、山がめちゃくちゃ綺麗なんですよね。シエラネバダは東側がスパッと切れ落ちているので、屏風のように連なる4000m級の山々を一望できます。例えるなら、長野県の安曇野から北アルプスを望むような感じでしょうか。

シエラネバダの東側に沿って走る395号線のドライブほど楽しいものはないです!

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今回は、以前からかねがね行ってみたいと思っていたMammoth LakesのHot Tubに足を運ぶことに。

紛らわしいのですが、Mammoth Lakesってのは街の名前でして、そういう名前の湖はありません。Mammoth LakesにはHot Creekと呼ばれる、川底から温泉が湧き出ている場所がありました。以前は、Mammoth Lakesに行ってはHot Creekを楽しんでいたのです。

がっ!

このHot Creek、数年前に閉鎖されてしまいました。

うーん、これで楽しみが1つ減ったと嘆いていたのですが、実は、この界隈には他にも温泉がいくつかあるのです。それも荒野の真ん中にバスタブがぽつんとあるだけの、大自然を満喫できる温泉が。ところが、そこに行くには未舗装路を走る必要があり、集めた情報によるとどうやら4WDが必要とのこと。なので、それらに行くのはあきらめていたのですが、ぴろ子誕生前に買い換えた車がSUVで一応4WD ! これなら行ける〜と思いたったのでした。

さぁ、温泉だー、でも詳しい場所は分かりません。それでも、だいたいこのあたりのはず・・って見当はついていたので、勘を頼りに車を走らせてみました。

そしたら、意外にカンタンに発見!

荒野の真ん中にバスタブがぽつんとある温泉です。向こうにはシエラネバダの山が望めます。これって最高のロケーションじゃないですか?

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早速入ります〜 

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うーん、気持ちイー。

さて、このブログを見てくださっている皆様だけに耳寄りな情報です!

これら温泉の場所は、Eastern Sierra Hot Springsとかいう本に、行きかたの説明があるのですが、その本には間違いがたくさんあるのだそうです(と、後から温泉に入ってきたアリゾナの高校教師夫婦が言っていた)。

今回、わたくしめが詳細な地図を用意しました〜。もし、興味がある方がいましたら、これを参考に是非行ってみてください(クリックして拡大)。



ちなみに、黒のラインは舗装路で、茶色のラインは砂利道です。4WDが必要かもみたいなことを書きましたが、4WDじゃなくても全然問題なしでした(事実、アリゾナ高校教師は2WDだし、砂利道もそれほど荒れてはいないので2WDでも大丈夫)。彼ら曰く、4WDでしかいけない温泉はもっと別にあるのだそう。

395号線からBenton Crossing Rd.に入ると、アニマルシェルターがあります(その看板を395号線から見れたように記憶)。アニマルシェルターを通り過ぎ、最初に左に曲がれる道(砂利道)を曲がります。

この砂利道は道幅が非常に広く、そこから右へと枝分かれしている砂利道は車1台が通れるほどの狭さです。地図には、枝分かれしている道が4本示されていますが、その4つ目を曲がったところに僕が入った温泉はありました。ちなみに、最初に右に曲がれるところを曲がった先にも温泉があります。

僕は、今回、2つの温泉を見つけ(そのうちの1つに入った)、もう1箇所、まず間違いなく温泉がある場所も見つけたので、3箇所の温泉の場所がこの地図に示されています。

僕が最初に立ち寄った温泉では皆が水着を着けていましたが、ネット上の情報などによると、スッポンポンで入っている人も少なからずいるとのこと。僕が入った温泉はややくぼ地になっていて、周囲から全く見えないし、はじめのうちは自分しか居なかったので、すっぽんぽんで入ってました(でも、もし誰か来たらアレなので、一応水着を手元においていた)。で、遠くから車がこっちに来るのが見えたら、水着を着用しました。


この温泉、ボランティアで誰かが作ったもので、お湯は源泉かけ流しという贅沢! ただし、もちろん、洗い場なんてないし、バスタブも掃除なんてされてません。なので、バスタブの内側にはコケが生えてましてちょっとヌメヌメしてました。そういうのが苦手な人にはお勧めできませんが、この大自然の風景の中で温泉を楽しめることの素晴らしさを感じる人には超お勧めです。お湯の温度は、丁度良い感じでした(僕が入った方にはお湯の量を調整できる弁があったので、それで温度調整ができます)。

Glen Aulinバックパックの翌日は、ツオルムン・メドウのレンジャー・ステーションで、サドルバッグ・レイク北側の20 lakes basinでバックパックするための許可証を入手しようと当初は目論んでいたんですが(20 lakes basinはバックパック許可証の発行数に上限がないため、くれ!と言えば貰えます)、Glen Aulinトレッキングを終えて車に戻ったのが午後7時。この時間では、もうレンジャー・ステーションは閉まっています。

更に、この日は土曜日とあって、今から空いているキャンプ・サイトを探すのはまず無理。仕方ないので山を降りて、モーテルでも探すかと考えていたんですが、120号線とサドルバッグ・レイクに向かう道の交差点に程近いところにあるJunctioinというキャンプ場にダメモトで寄ってみたら、ラスト1つの空きサイトを発見!そこで2泊することにしました〜。ラッキー。

早速テントを張り、晩飯を流し込んでこの日は就寝。

翌日は、20 lakes basinをぐるりと回ろうか、それとも、マウント・ダナに登ろうか?なんて考えていたんですが、靴擦れの状況が芳しくないので、登山は諦めました。ただ、幸いに持ってきてサンダルを履くと、靴擦れができた右足小指部分を圧迫するものがないことが判明!

これなら少しは歩けるな、という訳で、20 lakes basinに行くことにしました。

20 lakes basinは、「神々の箱庭」とでも呼びたくなるような、素晴らしいアルペン風景に出会える場所。なのに、アクセスが非常にカンタンで、更に世界的有名なヨセミテの隣にあるためか、ここを訪れる人も少ないのです。

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他の場所でこれだけの風景に出会うためには1日から2日、山の中を歩かなくてはならないでしょうが、ここなら車を降りて、水上タクシーに乗って、そのあと1時間程度(若干のアップダウンはあるが、トレイルも整備されていて歩きやすい)歩いたら、この景色です。アルペン風景の価格破壊?ってのはおかしな表現ですが、これだけの風景ならもっと苦労してようやく見えた〜ってくらいモッタイぶってもいいように思います(笑。

今回は、バックパックではないので荷物は少ないし、水上タクシー利用で楽チンなので、一眼レフに加えて、三脚も持って行きました。と、いう訳で、超適当なビデオ編集も終わりましたので、よろしければ、清涼な神々の箱庭な風景をお楽しみください〜。手ブレもないので、Glen Aulinのビデオよりは見やすいかと思います。




で、旅はまだ続きます。

以下、予告編。

・マンモス・レイクの郊外の大平原のド真ん中にある温泉に入ってきたぞ!
・デスバレーにある石がひとりでに動くレーストラックに行って、レースしてきたぞ!

道中、ハワイとアラスカを覗いたアメリカ本土の最高峰、マウント・ホイットニーを見てきました(これは以前にも見た)。その登山口となるホイットニー・ポータルまで行ってみました(今回初)。

そして、山崎豊子「二つの祖国」にも出てくるという、日系人捕虜収容所跡地、マンザナールを再び訪れました。以前よりも、格段にグレードアップ(?)してました。

マンモスの温泉は、イースタンシエラの温泉とかいう本があってそれにどうやっていくのか書いてるのですが、間違いが多いのだそうです!今回、どうやって行くのかきっちり調べたので、後日その地図を公開しますね〜。

かみさんとぴろ子が日本へ旅立った翌日(6月29日)、私はテント、寝袋、食料、水、燃料をザックに詰め、シエラネバダへと車を走らせた。街の喧騒から離れ、独り静かな山歩きを楽しむのだ。川のせせらぎを聞きながら森の中を歩き、白樺の梢が風に揺れる音に慰められ、気に入った場所にテントを設営し、あたりに誰もいない非日常さに畏怖し、満天の星空に涙し、小鳥の囀りで目を覚ます。

グレン・オーリン(Glen Aulin)は、サンフランシスコ市の水源、ヘッチ・ヘッチー(Hetch Hetchy)貯水池に水を供給するツオルムン川(Tuolumne River)が作り出した陽光が燦燦と差し込む明るい谷で、ツオルムン川が運んだ柔らかな砂地はテントを張るのに適している。ここに行くにはヨセミテを横断する120号線のツオルムン・メドウに車を停め、そこから6マイル程歩かねばならない。


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このグレン・オーリンがハイカーを惹きつける一番の魅力は、その周辺にいくつもの個性的な滝があるからだろう。ヨセミテ・バレーの垂直方向に落差の大きな滝とは違い、グレン・オーリン周辺の滝はまるでウォーター・スライダーのように磨かれた花崗岩の斜面を滑り落ちていく滝で、トレイルも滝に沿っているため非常に親近感を感じさせる。

当初の予定では早朝にベイエリアを出発する予定が、諸々の事情により出発は正午になってしまった。それでも、一路東へと車を走らせる。沿岸部の丘陵地帯を抜け、広大な果樹園が広がる肥沃なカリフォルニア・バレーを過ぎると、いよいよシエラネバダの懐へと入っていく。午後3時半にヨセミテのレンジャー・ステーションに立ち寄り、グレン・オーリン周辺にバック・パックするためのウィルダネス許可証を入手。ヨセミテをはじめとする公園では、ウィルダネスと呼ばれる自然保護区域でバックパックするためには許可証を入手する必要があるのだ。

結局、ツオルムン・メドウのトレイル・ヘッドに到着したのは4時半で、なんだかんだで準備をして歩き出したのは午後5時になってしまった。

果たして、明るいうちにグレン・オーリンまで到達できるのだろうか?不安を胸にトレッキングは始まった。

ツオルムン・メドウはヨセミテ最大の湿原で、初夏の頃は新緑がまぶしいほどに鮮やかでとても気持ちが良い場所だ。
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トレイルは、ツオルムン川に沿って進むのかと思いきや、大きく蛇行するツオルムン川をショートカットするように丘陵地帯を進んでいく。多少のアップダウンがあり、日頃の運動不足もあって息が切れてしまう。それにしても、荷物が重い。原因は分かっている。今回のバックパックに、NIKONの一眼レフを持ってきたのが荷物が重くなってしまった原因だ。

丘陵地帯を抜けると、再びトレイルはツオルムン川にぶつかる。遠くに、シエラネバダの個性的な山々が望める。
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静寂なツオルムン川も、次第に流れが急になる。
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2時間半ほど歩いた午後7時半、グレン・オーリンのバック・パッカー用キャンプグラウンドに到着。久々のトレッキングで右足小指に靴擦れを起こしてしまい、皮がむけてしまったのが気になるが、まだ明るいうちに到着することができて、ほっと一息。早速、テントを設営し、持ってきたサンドイッチで晩飯を済ませる。食料やにおいのするものはすべてベア・ロッカーと呼ばれる、熊が開けることの出来ない備え付けのロッカーに入れる。

日が落ちると急激に気温も下がる。

キャンプグラウンドには、自分のほかに2グループほどがキャンプしていたが、テント間の距離が十分にあるため、自分のほかには誰もいないように錯覚してしまう。この世界に自分ひとりが取り残されたかのような孤独を体験する時間帯がはじまる。

テントの中、何かが近づいてくるような物音で目が覚める。他のキャンパーが歩いているのか、それとも熊だろうか。ひょっとすると、単に風が木々を揺らしている音かもしれない。外の様子を見たいような、でも確認するのも怖い。

真夜中にトイレに行きたくなるのが一番厄介だ(グレン・オーリンのバックパッカー用キャンプグラウンドには簡易トイレがある)。これが、もし、郊外のキャンプ場なら煌々と明かりの灯るトイレにさくっと行けるのに、バックパックでは、ヘッドライトの明かりを頼りにひとりで闇の森を歩かなくてはならなくなる。

こういうときに、バックパッカー用キャンプグラウンドにテントを設営したことを恨めしく思う。若干のルールはあるが、基本的にバックパックはどこにテントを設営しても良いのだ。もし、そうしていれば、トイレもその辺で済ませられる。変にキャンプ場に宿営してしまったがために、トイレまで長い距離を歩かなければならなくなる。

こうして夜は更けていく。
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RIMG0022毎年恒例って訳じゃないけど、今年もまた20 lakes basinへ足を運んできた。シャムロック・レイクから眺めるノースピーク。例年同様に真っ青な空と水、雪の白のコントラストが出迎えてくれた。

今回のトレイルはちょっと変わったメンバーで、僕の同僚のSB(インド人)と同じく同僚のSY(台湾人)の3名で行ってきた。SBは東海岸からベイエリアに越してきて5年近く経つのに、ヨセミテに行ったことがない。僕が毎年のようにヨセミテに行っているをの聞いて、是非今度連れて行って欲しい、できればトレッキングをしたい!と言い出した。

それじゃ、いきますか、とこちらは毎年家族でキャンプやバックパックをしている同僚SYと3人でヨセミテへキャンプ&トレッキングに出かけることに。

突然にプランニングしたので、ヨセミテ界隈のキャンプサイトはどこも一杯で予約が取れない。そこで、バックパックの準備をして、そこに向かう道中にある先着順キャンプ場に空きがあればそこでキャンプし、空きがなければ20 lakes basinでバックパックをするということになった。

キャンプすると分かっているなら、BBQの用意に、キャンプ用の椅子、冷やしたワインを入れたクーラーボックスと楽しみの数々を持っていくのだが、バックパックになる可能性があるためそうもいかない。荷物は極めて軽くし、食料はベアボックス(熊が開けられない容器でこれを持ち歩く必要がある)に入る程度しか持ち運べない。当然、ワインなんて持っては行けない。

バックパックをする準備をして、土曜日の早朝にベイエリアを出発。
午前10時頃にヨセミテは120号線にあるホワイト・ウルフというキャンプ場に到着。ここは70サイト程度ある大きめのキャンプ場で、すべてのキャンプサイトが先着順。

で、行ってみたら、あらら、カンタンに空きキャンプサイトが見つかる。早速ここにテントを設営。

そして、その後は20 lakes basinへとトレッキングに向かいました。

RIMG003920 lakes basinはヨセミテの東隣にある自然保護区で、正式にはHoover Wildernessと呼ばれるが、湖が沢山あることから20 lakes basinの愛称で親しまれている。


RIMG0034SYもここに足を踏み入れるのは初めてで、これだけアクセスが楽にアルペン風景を楽しめるこのエリアをいたく気に入った様子。今年は雪が多く、トレイルが残雪の上を歩く箇所もありました。



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ウチから車で10分ほど西へ向かったところにあるクリスタル・スプリングス貯水池。

名前から分かるように人造湖で、ここから約300km離れたシエラネバダの山から引いた水を一旦ここに貯水し、この周辺の飲料水として使われています。

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水資源を守るためか、この貯水池一体が自然保護区として守られており、綺麗な湖なんだけど、水遊びできません。残念。

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ちょうど向かいに見える山に雲がかかっていますよね。
あの山を越えた向こうは太平洋。夏になると太平洋から霧が押し寄せてきて、この山が霧をせき止めてくれています。なので、太平洋側はどんよりとした天気でも、丘の東側は抜けるような青空が広がっています。


たった10分ほど車で移動しただけで、こんな湖と森に出くわすなんて、ほんと、この界隈は大いなる田舎なんだなーとシミジミ思うわけです。

ベイエリアには身近なところにもハイキングやトレイルを楽しめるコースがある。僕の住んでいるSan Carlosにも短いながらもトレイルがあるのを知って、日曜日の昼下がりから歩いてみることにした。

目的地はEaton ParkとBig Canyon Park。どちらも人の手が入った公園ではなく、丘陵地の自然をそのまま保護した公園。


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Eaton Parkは、Redwood Cityとの境に程近いところにあって、Alameda De Las Pulgas からEaton Avenueを西へ向かい、その道が行き止まりになったところがトレイルヘッドとなる。トレイルは丘を越え、山の斜面を巻くように行き、Brittan Ave.にぶつかったところで終点。そのBrittan Ave.を渡った先には、Big Canyon Parkという公園があり、ここにはループ状のトレイルが完備されている。

RIMG0119-1Eaton Ave.のどん詰まりにあるのがEaton Park。Parkと言っても、看板とゴミ箱があるだけで他に施設は何も無い。車は路上駐車して、早速トレイルを歩いてみる。


RIMG0125-1トレイルは、はじまってすぐにジグザグに丘を登っていく。地面は硬い土で、運動靴なら問題なく歩ける。ぐんぐんと高度を稼いでいき、振り返れば、サンフランシスコ湾が一望。この日は快晴で、オークランドやサンフランシスコのビル群までくっきりと眺められた。


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5月9日〜10日の週末、今シーズン初のヨセミテに足を運んだ。
今回の目的はランチェリア滝(Rancheria Falls)へのトレッキング。このトレッキングはヘッチ・ヘッチー(Hetch Heatchy)と呼ばれるヨセミテ・バレーから車で1時間半程度ほど離れたエリアにある。

ランチェリア滝のトレッキングは往復20km程度。コース時間で往復8時間とほぼ1日コースになる。どこかそのトレイル近くでキャンプできるところはないかなーと探したら、ヨセミテバレー内のキャンプサイトに1つだけ空きがあるのを発見! 一瞬、システムエラーなんじゃないかと目を疑った。まさか、5月の週末に、それも出発2日前にバレー内にステイできるとは思わなかったのでラッキー!(バレー内のキャンプサイトや宿泊施設は非常に人気があって数ヶ月前から予約で埋まる)。本当ならもっと早くから計画して予約すべきなのだろうが、いつものごとく思い立って即行動となったので、ヨセミテから離れた宿もやむなしと思っていただけに幸運だった。

5月9日(土)は午前中にベイエリアを出発し、99号線を南下してマーセドを経由し、140号線でヨセミテバレーに入る行程を選択。キャンプの食材はキャンプサイトに向かうまでにどこかスーパーに立ち寄って購入していくことにした。


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マーセドで140号線に入ったところにカラフルなスーパーマーケットが出来ているのに昨年気付いた。今回、キャンプの食材調達のためにこのスーパーマーケットに立ち寄った。
mexican marketどうやらこのスーパーはメキシカンのスーパーらしい。メキシカン・スーパー初体験。一体どんなものが売られているのだろう…とワクワク。


海産物が豊富このスーパー、見たこともないような食材がたくさん並んでいて見ていて楽しい〜。精肉コーナーには、超長くて太いソーセージみたいなのがぶら下がっていたり、見たことのないような部位や真っ赤な煮こごり(血?)みたいなのもパックに入って並んでいる。

海鮮コーナーにはタコやエビが並んでいます。これ、アメリカではじめて見たタコかも。メキシカンって食材豊富なんだな〜って感心。っていうか、アメリカが少なすぎるのか?
こういうメキシカン・スーパー、絶対ベイエリアにもあるんだろうけれど、どこにあるのかな? 見ていて楽しい〜!



ケーキがカラフルすぎる・・・ケーキ、ちょっとカラフル過ぎません? これはちょいといただけません。見ているだけで食欲失せる…


こうやって描くのねーその場でおば様がケーキに絵を描いていました。


タコスもここで作るこのスーパーのフードコーナーにはタコスをはじめとするメキシカン・フードが並んでいますが、そのすぐ横ではタコスやスピン(みたいな揚げ菓子)を作っていました。見ていて楽しい〜。サルサやグアカモレも、いろいろな種類があって、重さで買うことができます。

野菜売り場には普通にサボテン(もちろん食用)が並んでいました(ベイエリアのSafewayにもサボテンあるけど、それらはほんの気持ち程度においてあるだけ。でも、ここでは堂々と並んでいました)。

夜のBBQ用に、牛肉とチキン、野菜各種、それにグアカモレ、サルサ、チップスを購入しました。またこれが安くてびっくり。グアカモレも超美味しかったよ〜 



メキシカンスーパーを出たあとは、一路ヨセミテへ向かいます。

ヨセミテフォールズ久々に見るヨセミテフォールズ。3段になってますが、トータルの落差700mもあります。5月の水量は豊かで、その迫力に驚かされます。


キャンプ場に着いたあとは、早速テントを張ってBBQをはじめます。BBQが終わる頃に、薪に火をつけてキャンプファイヤー。

火遊びはいくつになっても面白いねー火遊びってなんで面白いんでしょうね。ワインを飲みながら、火で暖をとります。


このキャンプ場(upper pine)はキャンプファイヤーの時間が午後5時から10時までと決まっています。10時以降はクワイエット・タイム、翌日に備えて早く就寝することに。

zzzz ...


翌日は、爽やかな鳥の鳴き声で目が覚めました。


と、言いたいところですが、実際には隣の家族連れテントの子供、ジェイコブの甲高い声で起こされました。

うるさ〜い!!が、仕方ないか…


5月10日(日)はトレッキングです。
早速テントをたたんで、車に積み込んで、ヘッチ・ヘッチーへ向けて出発です。

ヘッチ・ヘッチーはヨセミテ国立公園の園内だけれど、ヨセミテバレーからは離れています。ヨセミテバレーからの120号線を西へ向かい、いったん120号線のヨセミテ国立公園ゲートを出ます。そしてすぐに120号線を北上し、しばらく行くとヘッチ・ヘッチーの入口にまた国立公園ゲートがあります。


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ヘッチヘッチーヘッチ・ヘッチーは、ヨセミテバレーと同様の氷河が削った深い谷です。しかし、ここはベイエリアの水を確保するためにダムが作られ、美しい谷は水没しました。このダムが建設される際には自然保護が水資源確保かで世論が割れたようです。

現在でも、このヘッチ・ヘッチーをかつての姿に戻そうとの運動が行われています。ハリソン・フォードが出演してヘッチ・ヘッチーの保護を訴えるビデオなんてのもありますねー。ちなみに、自然保護派では、ベイエリアの水はこのダムが無くても別途調達できるとの持論を展開しています。

http://www.hetchhetchy.org/





ダムこの水が、ウチの水道に到達するにはどのくらいの時間がかかるのだろう?


ダムの向こうには、巨大なワパマ滝(Wapama Fall)が見えます。ヘッチ・ヘッチーにも、ヨセミテバレー同様にいくつもの滝が谷底に向かって流れ落ちています。

ワパマ滝ワパマ滝(Wapama Fall)は非常に水量が多くて迫力がある滝です。

ランチェリア滝へのトレイルは、ダムを渡るところからスタートです。ダムを渡り終えると、岩山をくりぬいたトンネルを進み、1時間ほど歩いくとワパマ滝に到着します。トレイルはこのワパマ滝のすぐ下を進みます。となれば、もちろん…


滝の近くは暴風雨状態滝の近くは暴風雨状態。ワパマ滝は途中で幾つかに枝分かれしてしまいますが、それでも枝分かれした滝ひとつひとつが十分に迫力満点です。トレイルはワパマ滝の前でいくつかの橋を渡るのですが、この橋を渡るときは全身ずぶ濡れです。


ランチェリア滝ワパマ滝を過ぎて3時間弱程度でランチェリア滝に到着です。この滝、垂直に落下する滝ではなく、日光の竜頭の滝のように、斜面を流れていく滝です。

この滝を眺めながらランチを食べて一休み。
この日は天気も良くて、かなり暑い日だったので、水の中に飛び込みたい欲求に駆られたけれど、もちろん、そんなことをしたら命を落とします。それに、雪解けの水はとても冷たく、10秒も足をつけていたら痺れるくらいに冷たいのです。

軽く休憩をとってから、来た道を引き返します。



虹のゲートワパマ滝まで戻ってくると、虹のゲートが僕たちを出迎えてくれました。こんな完璧な虹のアーチをみたのははじめてです。


ワパマ滝から20分程度、トレイルヘッドに向かったところに開けた花崗岩の斜面がありました。綺麗に磨かれた一枚板のような花崗岩の斜面には綺麗に澄んだ水が流れており、ところどころに小さなプールができていました。水が流れているところはツルツルに滑るので、天然のウォータースライダーです。日は傾きだしていたけれど、トレイルヘッドまですぐだったので、ここでちょっと遊んでみました。


ランチェリア滝のトレッキングは距離こそ往復20kmあれど標高差は240m程度と比較的歩きやすいコースですが、残念ながら滝や川に沿ったトレイルではありません(時折、滝や小川がコースを横切るけれど、トレイルに平行している訳ではないです。なので、滝や急流に沿って歩くなら、ここよりはグレン・オーリン(Glen Aulin)のトレイルがお勧めです。


この日、帰りはオークデールの町のチャイニーズとなりました。。
オークデールのチャイニーズ

かみさんがハーフドームに登ってみたいというので、10月12日(日)にハーフドームに登頂アタックしてきました。ハーフドームに登りに行くのはこれが4度目。今までの3回のうち、2度は無事山頂まで到達したけれど1度はトレッキング途中で断念し引き返しています。果たして今回は無事山頂まで登りきれるでしょうか…

ハーフドーム登頂には朝早くにトレッキング開始しなければならないので、できるだけトレイルヘッド近くで前泊するのが楽チンです。今回は、ヨセミテ西ゲートに一番近いヨセミテ・ビュー・ロッジに前泊しました。ヨセミテバレー内のハウス・キーピング・キャンプに宿泊すれば、もっとトレイルヘッドに近いし、金銭的にも安く済んだのですが、さすがにこの時期は寒いだろうし、快適に眠る場所を確保するためにビュー・ロッジに宿泊となりました。

ちなみに、このビュー・ロッジ、はじめて泊まったんですが、簡易キッチン、電子レンジ、食器や鍋などが部屋についているのでなかなか快適でした。ま、その分、宿代が高いのですが。

先は長い・・・この日は朝8時にトレイル開始となりました。朝5時には起きたのに結局なんだかんだで8時にトレイル開始です。しかし早朝のヨセミテは寒い…。想像以上の寒さで、着ることもないだろうと思いながらも持ってきたジャケットはトレッキング中、ずっと着ていました。



バーナル滝も水はしょぼしょぼこのハーフドーム・トレイルは健脚向きとされているだけあって、片道11km、標高差1500m程度あります。でも、実際行ってみると、次から次へと風景が変わり、バラエティに富んでいるので、それほど大変に感じません。歩き出してから20分もすれば、バーナル滝です。さすがに10月とあって水量は少なく、ミスト・トレイルと呼ばれるのに水しぶきを浴びることもありません。


雪(氷?)になってますこのバーナル滝、もう秋口で水量が少ない上に気温が低いため、流れ落ちた水滴が途中で氷結し、滝の下ではカキ氷のように積もっていました。それにしても寒い… 歩いていると汗をかくのに、立ち止まるとたちまち寒くて風邪をひいてしまいそう。

このバーナル滝を登る区間が非常に急な階段になっていて、思うに、ここがこのハーフドーム・トレイルで一番きつい場所です。バーナル滝の上まで登れる方なら、きっとハーフドームは登頂できると思いますよ。


Nevada滝バーナル滝を登りきると、次にネバダ滝が現れます。そして、ネバダ滝の上にはリトル・ヨセミテ・バレーと呼ばれる、その名の通り、小型のヨセミテ・バレーに似た地形が現れます。このリトル・ヨセミテ・バレーにはバックパッカー用のキャンプ・サイトも用意されているので、いつかはここに泊まって、ここからハーフドームに登ってみたいものです。でも、ここまでテントを担いでくるのはかなり辛そう…。

リトル・ヨセミテ・バレーは平坦な砂地なので、今までの辛い登りから一時的に解放され軽やかに歩くことができます。ここには最後のトイレもあるのでちょいと早い昼飯を食べて休憩します。

リトル・ヨセミテ・バレーを抜けると、道は樹林帯の登り坂となります。この樹林帯が長くて見通しも悪く気分が滅入ってしまいます。だんだん高度があがって樹林帯を抜けると、こんなの登れるのか?と見るだけでうんざりするような急斜面の岩山が現れます。この岩山を登り切るといよいよ最後の難関、ケーブルです。


ケーブルこのケーブルをしっかり握って登山客で渋滞する中を登っていかなくてはなりません。誤って手を離そうものなら命を失うことになります。


ケーブル夏場なら長蛇の列となるケーブルもさすがに10月半ばともなればそれほど混雑はしていませんでした。


突端
数年ぶりとなるハーフドームの山頂は、前回来た数年前と全く変わっていませんでした。山頂から眺める遠くの山々は既に真っ白に雪化粧しており、冬の到来がすぐそこまで来ていることを感じさせます。そういえば、トレイルの途中でも頻繁に雪を見ることができました。今回、5時間ほどで山頂まで到達(30分の休憩含む)できたのはなかなか良いペースだったと思います。また、「あれ、こんなに簡単に山頂まで行けるんだったかな?」とちょっと拍子抜けした感がありました。

これなら帰りも楽々… と思いきや、これが甘かった。
ケーブルと岩山は簡単に降りたけれど、樹林帯は行けども行けどもなかなか出口が見えず、リトル・ヨセミテ・バレーまでの距離が遠かったこと。そこから先も「こんなに長い距離を来たんだっけ?」と思うほどに長く、結局、下山も登りとほとんど変わらない時間がかかりました。やっとのことで自動車に到着したときにはもうヘトヘト。ここにベッドがあったら、10秒で寝れます。

できることなら、このままどこかに宿泊してしまいたい。そんな後ろ髪引かれる思いを断ち切りベイエリアまで車を走らせます。

この日、ヨセミテバレーのゲートを出たのが午後7時。どんなに早くてもベイエリアまでは3時間半ほどかかります。でも、もし、3時間でベイエリアまで戻れれば、サンマテオにあるシルバーレイクという中華で晩飯が食べられます!(10時までに店に入ればOK) なんとかがんばって、10時までにサンマテオに帰るぞ!そして、中華食べながらビールを飲むんじゃい〜 と、沸々と妙なやる気が出てきました。シルバーレイク、言っちゃ悪いけど、そんなに大した中華じゃないっす。でも、遅くまでサンマテオ周辺では遅くまで開いている店なので、遠出した時に良く利用しています。

となると、不思議なもので眠気も吹き飛びました。ベイエリアへ向けて一路運転し続けます。時間を気にしながら、途中でガソリンを給油した以外、休憩もなして、僕がずっと運転し続けます。さすがにかみさんも気遣ってくれて何度も運転を変わると言ってくれたのですが、不思議に全く眠くないのです。疲れてもいないのです。このまま運転を続ければ、ひょっとして10時までに間に合うんじゃないだろうか… なんて淡い期待を胸に運転を続けます。

が、そんな矢先の120号線ではまりました。工事渋滞が2箇所。もうだめだ〜 10時には間に合いません。

嗚呼、ここに少年の夢潰えました。

かみさんと二人でハーフドーム登頂という偉業を成し遂げたのに、中華に間に合わないがために落ち込んでしまった僕。ちょっと気まずい空気が車内に流れます。

あああ〜 工事渋滞のバカヤロー

結局、ベイエリアに到着したのは10時45分。正直、工事渋滞がなくても10時には間に合わなかったようです。

日曜日の晩にこの時間まで開いているアジア系のレストランがあればなぁ〜とダメモトでサンマテオに行ってみたら、おぉ、居酒屋の舞が開いているじゃないかっ!!

捨てる神あれば拾う神あり。居酒屋の舞で喉の渇きも胃袋も満たされました。

めでたしめでたし。


ところで…
僕たちがハーフドームに登っていたとき、ヨセミテバレー越しに見えるエルキャピタンでは平山ユージがエルキャピタンの最速登頂記録に挑戦していたそうです。SFクロニクルによると、2時間43分で新記録達成! おめでとうございます。

North Peakヨセミテ国立公園に隣接するフーバーウィルダネス。もう何度も足を運んでいますが、何度来てもその美しさに感動。また、この場所が世界的に有名なヨセミテに隣接しているがためか、ここを訪れる人は少なく、トレッキングしていても他のハイカーに会うことも多くありません。

今回は日本から出張でやってきた友人を含めてのバックパック。土曜日にその友人を空港でピックアップして、そのままフーバーウィルダネスへ向かうという強行軍。ベイエリア在住の僕たちには、シエラへ出かけるにしては朝ゆっくりなスケジュールなので何ら問題はないものの、その友人にとっては10時間のフライトのあとに、6時間のドライブとかなり厳しい行程になってしまいました。更にそのフライトが3時間遅れるというハプニングまで。

それでも、予定通りにフーバーウィルダネスに向かい、トレイルヘッドに到着したのは日没間近。そこから急いで身支度を整えて出発。サドルバックレイクの西岸を湖に沿って45分程度歩き、キャンプ予定地のグリーンストーンレイクに到着したときには、もはや夕日は山の向こう。急いでテントを設営し、完了したときにはもうあたりは暗くなってしまっていました。

頭上には星が輝きだし、慌ててヘッドライトを装着。その明かりを頼りに簡単に晩飯をすませ、あとは星でも見ながら寝ましょうとなったときに、日が落ちたのと反対の山から非常に明るい光が差し込んできました。

それは月でした。この日はほぼ満月に近く、まんまるの月が山の上にその姿を完全に露にすると、ヘッドライトはもはや不要でした。地面の様子も、ちょっと距離を置いたところに張られた友人のテントの形も色も、驚くほどにはっきりと分かります。

グリーンストーンレイクはぽっかりと穴が開いたかのように真っ黒な影となり、その向こうにある花崗岩の山は月光を浴びて白く輝いています。山全体がほんわりとやさしい光を発しているかのようです。テントに入っても、真上に電灯でもあるかのような明るさです。街の生活では、ほとんど気に留めることもない月明かりがこんなにも明るいものだと改めて認識させられました。この日の月は、明け方になってようやく日が沈んだのと同じ山に沈んでいきました。

たまにはこうして月を見ながら寝るのも良いものです。

ヨセミテ国立公園の北部に位置するGlen Aulin(グレン・オーリン)を知ったのは、僕がヨセミテにはじめて足を運んですぐのことだったように記憶している。そこは、花崗岩の岩肌を樋状に川が流れ、とても美しい場所だと何かで知った。

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それ以来、いつかそこに訪れてみたいと常々思っていたが、最寄のトレイル・ヘッドから6mileほど離れているため日帰りではキツくゆっくり過ごせないし(実際には日帰りできなくもないことを後に知ったが)、もし泊まるにしてもWilderness Permitを取得したバックパックになる上、人気のエリアとあって週末にそこでステイするためのWilderness Permitは入手も難しくなかなか手が出せないでいた。しかし、この7月13日から14日の一泊二日にGlen AulinでのWilderness Permitを運良く取得できたので、かみさんと二人でバックパックに出かけてきた。かみさんにとっては人生初のバックパック。これが、かみさんにとって人生最初で最後のバックパックとなるのだろうか、それともバックパックの醍醐味にとりつかれまた行きたい!と言い出すか!?

バックパッキング初日の7月13日は、トレイルヘッドを早朝に出発したかったので、前日はLee Viningのモーテルに宿泊する。弁当におにぎりを持っていこうと、炊飯器を持参したが、おにぎり作りもなんだかんだで時間がかかるもので、結局、トレイル・ヘッドのSoda Springsのパーキングに到着したのは午前8時。次回は市販のサンドイッチを用意することにしよう。

TuolmneMeadowsトレッキング開始直後はTuolmne川の北側を、川の下流に向かって歩く。


TuolumnMeadows2まだ7月とあって草原は緑が色濃く、川の水も豊かに流れている。遠くには雪を頂く険しい峰々が聳え、コントラストが美しい。途中、川沿いで休憩すればそのすぐ先には警戒ぎみに鹿の群れがこちらの様子を伺っている。


1時間半ほど歩いたあたりから、今までのほぼ平坦な道は下りになる。今までせせらぎを心地よく響かせていた流れは、いつの間にか轟音に変わる。その先は様々に形を変える滝が次から次へとその姿を見せて我々を楽しませてくれる。このコースはとても多くの滝があり、見事な景観を成しているのに地図上では名前が与えられていない滝が多く存在する。こちらで紹介するのは名前が与えられた滝。

Tuolumne Falls


TuolmneFallsGlen Aulin少し手前にあるのが、このTuolumne Falls。このトレイルで出会う滝の多くは比較的緩い斜面を流れ落ちるものが多い中で、このTuolumne Fallsの上部はほぼ垂直に落下している。水の勢いは強く、飛んでくる水しぶきが心地よい。


California Falls


CaliforniaFallsGlen Aulinから流れ落ちる最初の滝がこのCalifornia Falls。綺麗に磨かれた花崗岩のスロープの上を流れ落ちていく滝。まさにプールのスライダーのよう。この滝の中ほどにはその進路を阻害するように直方体の岩が横たわる。その岩の先端まで行き、上を見上げると、真っ白の水しぶきを上げた水が視界一面に自分めがけて流れてくる。この様は圧巻。気を抜くと、一瞬、自分が動いているかのような錯覚に落ち入り、滝に吸い込まれそうになる。岩にぶつかった水は勢いよく跳ね上がり、足元がすくわれそうになる。


Waterwheel Falls


WaterWheelFallsGlen Aulin周辺の滝はどれも素晴らしく美しいが、その中でも代表格を挙げろとすれば、きっとこのWaterwheel Fallsがふさわしいだろう。この滝も人が歩けるほどのそれほどきつくはないスロープを流れ落ちるが、その落差は前二つの滝よりも大きくて見事。

滝の全景(YouTube)




WaterWheel流れの途中には、この滝の名前の由来ともなった水車のように水が跳ね上がる箇所がいくつもあり、見ていて飽きることがない。


WaterWheelFalls2滝のはじっこに足を踏み入れてみると、水が流れている部分は思ったよりも滑りやすく、油断をすれば足をすくわれそうになる。可能ならこの滝のスロープを滑り落ちてみたいものだけれど、命を失うことになるのは間違いなさそう。




Glen Aulinとは、Tuolumne川が作り出した明るい谷あいの平坦地で、ヨセミテバレーの小型版。このGlen Aulinに入る直前に、バックパッカー用のキャンプサイトが用意されている。このキャンプサイトでテントを設営しても良いし、Wilderness Permitを持っているのだから、このキャンプサイトを通過した先の好きな場所にテントを張ることもできる(Wilderness Permitを持っていれば、最小限のルールはあるものの基本的にどこにテントを設営しても良い)。

僕たちは当初、このキャンプサイトでのテント設営も考えていたのだけれど、このキャンプサイトに到着するや、先客が興奮気味に僕たちに話しかけてきた。なんと、僕たちの到着10分ほど前に、クマがやってきて広げられていた食料を荒らしていったのだそうだ。

その話を聞いて、ひきつるかみさん…。クマが出ることは聞いていたけれど、これでその現実味が跳ね上がったようだ。

さぁて、どうしたものか。クマもキャンプサイトなら食料にありつける可能性が高いことを知っているのだろう。ここにテントを設営すれば、他のバックパッカーらがいるから頼もしいかも知れないが、逆にクマに出会う可能性も高いのかもしれない。

結局、僕たちはここを離れてもう少し先の川辺にテントを設営することにした。が、ここからの道中、かみさんは手にしたベアベル(クマ除けの鈴)を鳴らしまくる。ここで、更にお経でも唱えたら恐山のイタコなのだが…(笑

上で紹介した3つの滝のうち、後ろ2つ(California FallsとWaterwheel Falls)は、Glen Aulinの平坦地の先にある。僕たちはまずテントをGlen Aulinの平坦地に設営して、不要な荷物をそこに置き、身軽になってそれら2つの滝を見に行った。

これらの滝を見てから、テントに戻る途中で雷雨に不運にも雷雨に遭遇。アラレが降り出したかと思うと、バケツをひっくり返したかのような大雨に見舞われた。仕方なく木の下で雨宿り。テントまではそんなに遠くはないと思うが、ずぶ濡れになるのは避けたいし、何よりも鳴り出した雷に恐怖を覚える。雷は次第に近づき、ついにはほぼ頭上で稲妻が光りだす。ふと目の前の木を見ると、その木だけ燃えたようで真っ黒に煤けている。雷が落ちたのだろうか。周りを見ると、そんな木があたりにいくつもあった…。ひょっとして、今僕たちが雨宿りしている木に落ちるかも…? そんな怖さを覚える。

かみさん、目の前の川を眺めながら、

「私たちのテントも流されてくるんじゃないかしら?」

笑えない冗談だけど、笑ってしまった。

30分ほど雨宿りしたところで、雨脚が若干弱まった。この機を逃さないように走ってテントに戻る。先ほどまでは干上がっていたトレイルを横切る小川が、今では大量の水を流している。テントまでは10分ほどで到着。寒くて震えていたので、急いでタオルで濡れた体を拭いて乾いた服に着替え、晩飯はキャンセルして寝袋に潜り込む。夕立だけにすぐに止むかと思っていた雨は結局2時間ほど降り続いた。

翌朝は見事に晴れ渡る。夜のうちにクマがやってきた形跡もなく、テントから離れたところに置いておいたベアーコンテナ(クマが開けられない容器で、食料はこれに入れるのがバックパックのルール)も健在。

テント設営した場所は名も無き滝の前昨晩はテントを設営してすぐに後二つの滝を見に行ってしまったので、テントの周りを詳細には観察していなかったが、僕たちのテントから林を抜けたすぐのところには見事な滝があった。水は透き通り、木々は色濃く、空は真っ青。天使でも現れそうなこの滝壷のプールに今すぐ飛び込んで泳ぎたくなるほど。これだけ見事な滝なのに名前も与えらていないなんて(自分が持っていった地図上では名無し)。それ以上に、この滝を眺めているのは僕たち二人だけという贅沢。

滝を眺めながらコーヒーをすすり、朝飯にとパワーバーをかじる。今日このままこの滝を眺めながら一日過ごすのも悪くないなと思う。そんな思いに後ろ髪を引かれながら濡れたテントを乾かし、荷物をまとめて帰り支度をする。


名も無き滝こちらも帰り際に出会った名も無き滝。Glen Aulin周辺にはこのような美しい滝が次から次へと現れる。ヨセミテバレーの超大型の滝に比べると小さいかも知れないけれど、簡単に滝と戯れることが出来るので、親しみを感じやすい。Glen Aulin周辺は歩いていてとても楽しいエリアなのは間違いなく、またゆっくりと時間をとって訪れたい。



バックパックを終えてから、まずは腹ごしらえにとTuolumne Meadowsの売店に立ち寄る。ここで買ったハンバーガーをほおばりながらテーブルをシェアしたバックパッカーらしき若者にどこに行くのか?と声をかけてみた。

オーストラリアのブリスベンからやってきたその若者は、パシフィック・クレスト・トレイル(カナダ国境からメキシコ国境まで続く壮大なトレイル)の一部区間を歩いているのだという。彼は、ホイットニー・ポータルから入り、このTuolumne Meadowsまでやってきて、これから北へと進むのだそう。

ホイットニー・ポータルからここまでのトレイルは距離にすれば200mile弱はある。何日かけてここまで来たのか分からないが、2週間程度バックパックを続けてきたのだろう。自分には到底できないなと思うと同時に、そんなことができるその若者が羨ましくもある。程なくして雷鳴が鳴り響き、空が曇ってきた。若者は荷を担ぐと、挨拶して、僕たちが昨晩キャンプしたGlen Aulin方向へと向かっていった。雨に降られなければ良いのだけれど。


さて、今回のトレッキングでは、かみさんがベアベルを鳴らし続けてくれた甲斐あってか、クマには遭遇せずに済みました。が、旅の一番最後にクマに…

higuma
バックパックのあとのビールは最高!

shamrock lake
荒々しく男性的な峰々、エメラルドに輝く個性的な湖水群、真っ白く輝く残雪と吸い込まれそうに青い空。これらが見事なまでに調和して一つの見事な景観をつくりだす。まさに、神々の箱庭とでも形容したくなるほどに美しい20 Lakes Basin。この地を君臨するがごとく荘厳に鎮座する秀峰、North Peak(12242feet = 3731m)。ここを訪れる度にNorth Peakを仰ぎ見てはため息をついていた。いつかあの頂に立ってみたい…。

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North Peak8月11日(土)の週末にイースタン・シエラにトレッキング&キャンプに行ってきた。去年、一緒に20 Lakes Basinにバックパックに行ったYさん(今改めてその記事を読むと全く書いてないんですが、そのバックパックはYさんと僕の2人で行った)と彼のフィアンセMさん、そして彼らと同じアパートに住むMさんの総勢4名で土曜日の早朝にベイエリアを出発。土曜日は登山をして、夜はキャンプ、そして翌日、日曜日朝にはベイエリアから駆けつけたSさんが合流してシエラ山奥の湖へトレッキングという予定。
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shamrock lake

9月はじめの週末は、月曜日がレイバー・デイ祝日のため3連休になる。一説によると一年を通してアメリカ人が最もどこかに出かける日がこのレイバー・デイ3連休なのだとか。きっと去り行く夏を惜しむ人たちの気持ちを駆らせるのでしょう。

そういう自分も例外ではなく、昨年同様にバックパックへと出かけてきた。行き先も昨年と同じHoover Wildernessの一角、Twenty Lakes Basinと呼ばれるエリア。ここは簡単にアクセスできるのに、素晴らしい山岳風景に出会うことが出来る。でありながらここを訪れる人は多くはない。すぐ隣に世界的観光地のヨセミテバレーがあるため人はそっちへ流れているのだろう。
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dcd55d79.JPG週末にヨセミテ国立公園へと足を伸ばした。
当初は3度目のハーフドーム登頂を予定していたが、腰の状態が悪く断念(うぅぅ…我ながら情けない)。予定を変更して、ハーフドーム登らない組に混じってバレー周辺の散策。

だからといって全くトレッキングしないのももったいない。そこで、Taft Pointに行ってきた。このトレッキングは片道30分ちょい、アップダウンもほとんどなく歩きやすい。非常にお手軽なのに、ヨセミテならではの風景に出会えるので個人的に気に入っている場所だ。

Taft Pointはヨセミテバレーの南側の崖の上で、オーバーハングしている地点。バレーフロアまでの標高差は約900m。バレーの向こうにはエルキャピタンを眺められる。

冒頭の写真のオーバーハングしている崖の先端に米粒みたいな人がいるの分かります?(クリックして大きな写真で見て)それが私でーす。


Taft PointTaft Pointはこんな風に広々した平らな場所なんだけど、いきなりすぱっと切れ落ちる崖になってます。

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