ed311cfc.jpgフィオレンティーナ 0−5 ユヴェントス
おい不思議、デルピエロ見せろよの得点<15分ヴチニッチ 27分ヴィダル 55分マルキジオ 67分ピルロ 72分パドイン>

結果を知っているが一応見る。
エリア前中央で3人が絡むパス交換から、ヴチニッチが右足で余裕を持って右足を振る。
これが綺麗に決まり15分でユーヴェ先制。
得点力が疑問視されるヴチニッチ個人にとっては嬉しい先制点となった。
エリア前でユーヴェの3人が形成した小さな三角形を目前にしながらも、フィレンツェのDFは近付く事が出来なかった。

21分、フィレンツェのWGアレッシオ・チェルチが、ボール以外の局面でデチェリエにローキックを見舞い一発赤。
直前にデチェリエも手を出していたので、両成敗という事で黄色くらいで良かったのに(今日はベルゴンツィ主審)。

28分、CKからヴィダルがフィレンツェゴールを襲撃し、一度はボルツに防がれたが跳ね返りを自ら右足で押し込み2−0とリードを広げる。
ボクシングだかストリートファイトだか解らないが、ヴィダルとボヌッチのパフォーマンスは新しかった
日本人の三十代ならアーバンチャンピオンを思い出す人も少なくないだろう<いや、少ねぇよ。

ヨヴェティッチがいない上に2番目の得点源だったチェルチが退場し、攻め手はかなり限られて来たフィレンツェ。
左サイドからヴァルガスのハイクロス、1トップのユーヴェの払い下げ品(アマウリ)が2人のCBを相手にどうにかせよという、敗戦間際の軍隊がよくやる当らない高射砲戦法。
これではボヌッチとカセレスという心配しか出来ないCB陣でも何とか失点せずに済みそうだ。

フィレンツェ、人数が揃っているはずの守備面は試合を通じて末期的な症状で、DFラインの前、ボランチとの間のスペースは常にグリーン・ゾーンで開けっ放し。
左右のSB(カッサーニとパスクワル)も1対1では負け、上がれば裏を取られていた。

後半の開始は2回程ユーヴェゴールに迫ったフィレンツェ、やはりヴァルガスの左足絡みだった。
しかしながら大した脅威を感じずにそれらを切り抜けたユーヴェが3点目を獲得。
54分にはスルーパスに抜け出したヴチニッチの左クロスを、上がって来たマルキージオがフリーヘッダーで押し込み3−0。
ヴチニッチが抜け出した際、マトリがオフサイド・ポジションでボールを追いかけて止めたシーンは見逃されたが、もうフィレンツェDFラインは抗議する気力も無くなっていた。

62分にフィレンツェ今日一番のチャンスがあった。
モントリーヴォが流したボールをラッツァーリが得意の左足でミドルを狙った。
ゴール左上隅、これは決まったと思われたシュートをブッフォンが飛びついて右手で触り、ポストに当ってゴールならず。
試合を通じて世界最高のGKの仕事はこれだけだったかもしれない。

もはやプレッシャーが掛からない状況となったユヴェントスは、充分に余裕を持って4点目を狙う。
67分、ヴチニッチのスルーパスに走り込んだピルロが、ブレイクして出て来たGKボルツをループで破り4−0。
アルテミオ・フランキのヴィオラファンは20分を残して帰り支度を始めた72分、ピルロのラストパスがカットされた先でパドイン(途中出場)が美味しくこぼれ球を頂き5−0。
客席で試合を見ていたクラシッチは飲み物にゴミでも入ったのか、コップを握りつつ渋い顔をしていた。

その後は何事も無く試合終了。
ユーヴェは何試合ぶりかの大量得点で圧勝…というか勝利自体が久々の気がする。
一方、かつてのライバルだったチームに0−5という大失態を演じたフィレンツェ。
デリオ・ロッシ監督のチームでここまで酷い出来を見るのは初めてだ。

試合後には長らくチームのスポーツ・ディレクターを務めたパンタレオ・コルヴィーノの今季限りでの退任が発表された。
ここ数年の市場での戦力値はin3:out7といった感じだったしな…。
最近の成功モデルであるカターニアみたく計算して放出してる感じでも無かった。


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