1080x648[1]フィオレンティーナ 0−2 ユヴェントス
ミスが多すぎるの得点<55分ベルナルデスキ 86分イグアイン>

「CL前の調整試合」などという余裕は今季のユヴェントスにあるのだろうか。
この試合は確かに勝った_のだが見終わった後の不安感は多くの人が感じたはず。

怪我のマチュイディに代わってマルキジオ、右SBにはリヒト、右WGにはベルナルデスキが入る4-3-3で「消耗を避けて勝ちたい」が本音だろう。
どうやらディバラが戻って来るまではこの布陣で乗り切るつもりらしい。


ピオリ監督のフィレンツェも同形の4-3-3だろう。
フィレンツェは開始直後から前掛かりの激しいプレス。
運動量と若さにモノを言わせ、オッサンの多いユーヴェに追い込みをかける。

布陣が同じ(ミラーゲーム)なら各ポジションでかち合う個人のレベルはユーヴェが上、ならば集団でぶつかるべきというのは正しい判断である。


フィオ優勢の中で17分、右サイドからベナッシが上げたクロスを「キエッリーニが手で止めた」としてPKの笛。

これに物言いが付き、VARでの検証が入った。
キエッリーニの腕にボールが当ったかどうかは不透明だが、ベナッシにボールが出た時点でのオフサイドは明らかだった。
PKは取り消され、フィレンツェのオフサイドが取られた。

しかし更にその後の細密なリプレイではベナッシに出たボールというのはプレッシャーを受けたサンドロの足が最終的な出所だったとも判明し、審判団はこれら全てを瞬間で見抜くのは難しかったろう。


ピオリ監督の4-3-3は確かに機能していた。

プレスをかける際は右SBのミレンコヴィッチを意図的に残して3バックにしている。
右サイドはWGジウ・ディアスとCMFベナッシが幅を取れば攻撃性に問題はなかったし、こうする事で左サイドはSBビラーギの上がりを受け、WGのキエーザがより中へ入ってシュートを打ちやすくなる。

39分にはフィレンツェのカウンター。
右サイドを走破したジウ・デイアスがリヒトをかわしてシュートにもちこみ対角線のポストをヒット。


後半に入って55分、劣勢だったユヴェントスに先制点が入る。
ベルナルデスキがPエリア前で倒されてFKを獲得すると、倒された本人が左足で壁の横を抜く。
GKスポルティエッロがピャニッチを警戒し過ぎて右足用に少し寄っていたのも幸いし、ベルナルデスキのFKはファーサイドネットに吸い込まれた。

フィレンツェのユース育ちであるベルナルデスキだが、ボールを持つ度に強烈なブーイングを受けていた。
というか生まれもトスカーナなんですねこの人。
彼にバッジョを重ね合わせて非難するのはあまりにも理不尽であり、彼の実力はバッジョの十分の一あれば良いほうだろう。


先制後もユーヴェの状態に変化は無し。
中盤での劣勢は前半から続いており、マルキジオを入れてのピャニッチとケディラの組み合わせは正直キツそうに見えた。
中でもマルキジオは今のチームメイトの位置取りやスピード感について行けるのか? という疑問符すら付く出来だった。

71分、数回の人任せ守備の末に自分の足元までフィレンツェにボールを運ばれたブッフォンがクリアの後に少しキレる。


試合は終盤の86分、キエッリーニのスルーパスが高目で半壊していたフィレンツェの最終ラインを通過。
イグアインが独走し二試合連続となる今季14得点目を決めた。

そのまま逃げ切ったユーヴェが完封勝利。
怪我人を抱えつつの4-3-3だが、マチュイディの穴をマルキジオでは埋められそうにない事だけはハッキリした。
個人的にはアサモアを中盤で使っても面白いとは思うが、今季限りでの退団を表明した選手だけにどういう扱いになっているのかは不明である。



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