agente01
『エンド・オブ・ステイツ』
まず私の懺悔を聞いてください。

知っている人は知ってると思いますが、このエンド・オブ〜はシリーズ物です。

私、Fillipoは今回の“ステイツ”でエンド・オブ・“ホワイトハウス”、エンド・オブ・“キングダム”に続き、現行の『エンド・オブ〜』シリーズ全てを制覇してしまったのです。

懺悔とは「後悔を告白することだ」という認識ならば、ええ。間違いなく後悔しています。


今回のエンド・オブ・ステイツも過去二作品と同様、とんでもない駄作でしょうし、酷評してやろうと腕組みしながら鑑賞させてもらったのですが・・・

生意気にも、過去二作との差別化_というか新機軸を打ち出して来たのです。

予告編(youtube)


もう説明が面倒なので、その“相違点”だけ挙げますと

 1. 大統領警備メインではない

 2. いつもとは毛色が違う逃亡劇 

 3. マイクの親父が初登場



以上です。

ちなみに、違いを生み出す要素があろうがなかろうが、根底に流れる作品のイズムは変わっていません。
相も変わらず、ジェラルド・バトラーの迫真顔で全て押し切るスタイルです。


1.で大統領警備から外される(マイクがハメられる)シーンでも、マイクを逮捕したFBIは自分達がよくやる「でっち上げて犯人に仕立て上げる手法」を一切疑いませんw

こいつらが死んだ時は、悪役の人達にときめきを感じました。


2.に関してもジャック・バウアーの24を雑に雑にまとめたような逃亡劇で、コンボイトラックを奪った時点で横転する未来しか見えない、たいへん浅はかな展開でございました。

まぁただ、この「横転シーン」が、一連のシリーズからの「脱線・脱却」を示しているのならば・・・ねえよ。


それでも今回、少しでも「面白い」と感じられたのは3.の要素があったからだろう。
追われたマイクが父親を頼るのですが、なんとその父親役がニック・ノルティなんですよ。

山奥で隠遁生活を送っており、見た目が完全にサンタクロースなんですが、元軍人で専門は爆弾。
intro-1586867822


そしてこのジジィ、なんと自分の山に爆弾を仕掛けまくっており、マイク(息子)を追って来た敵を容赦なく爆殺して行きます。

その爆破の手際とスケールだけは必見です。
隅田川の花火大会を想起させますね。


映画全体の話に戻ります。

シリーズ恒例と言っていいのか判りませんが、人命には1ミリの敬意も払っておらず、モブはとにかく死にまくります。

そこまでやる悪役の実行部隊とは当然「最後は決戦!」という運びになるのですが、この実行部隊が仕掛ける襲撃のガバガバさは、シリーズの中でも語り草になるのではないでしょうか。

たとえ襲撃成功したとしても黒幕から即座に免責されたり、米国の軍隊等から完全に逃げ切れると思っているのかと。


その他にもツッコミ所は満載ですが、親父とマイクの会話を聞いている際、私は「(こんなアホシリーズでマイクの)人物像を掘り下げてんじゃねェーッ!」と頭を抱えながら叫びたくなりました。


本記事において、半分以上文句を言っていると思いますが、要するに「言いたかっただけ」です。

え? ネタバレやめろ?

じゃあアンタ見るンだな? 

こっちは犠牲者を増やさないように善意で・・・あ、なんでもないです。


過去二作に比べ、そこそこ楽しめてしまった自分への戒めとしてこのエントリーを書いています。
みんなも見ると良いよ^^



人気ブログランキングへ←エンド・オブ〜シリーズ、それは魂の拷問。