ドイツ 1−2 スペイン
クロースもようやく限界点来たのかなの得点<89分ヴィルツ>
カルヴァハル退場アツいやん?の得点<51分ダニ・オルモ 119分メリノ>

序盤からスペインを捕まえるのに大量のファールを犯すドイツ。

スペインも付き合いだし、前半からカード枚数が増える。

トニ・クロースにもっと早くカードを出しておけば、この状況は防げたはず。

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あからさまに“調整失敗”感があった立ち上がりのドイツ守備陣に対し、スペインもこれを活かせない。

フリーで足を振ってるはずのシュートはGKの守備範囲だったり枠外も多数。

太鼓持ちがどんなに「若い力が〜」と持ち上げようが、これが現実。


そしてドイツ側も決定力不足に悩まされているのが笑いどころ。

この、カイ・ハヴァーツというFWもどきの先発は誰得なのか。

サイドと中央での努力がこいつに集約され、GKウナイ・シモンがその果実を回収して行く。


ではドイツの両WGはどうだったか?

ザネはニコ・ウィリアムスのストラップとして振り回され続け、頼みのムシアラもこの日は完全に空気。


後半開始。

ナーゲルスマンはミスが目立ったザネとエムレたそを、ヴィルツとアンドリッヒにチェンジ。

ラ・フエンテ監督もカードトラブルを嫌ってかCBを交代させ、ナチョが最終ラインに入った。


それまでは「ポゼッションから攻め上がっての決定機」という場面、一歩引いた前線の選手が、釣り出した相手の裏を狙うパスでチャンスを広げていた両者だが、先に「バイタル守備の脆さ」に気付いたのはスペイン。

モラタのポストから右へ開いたヤマルへ渡ると、空きスペースとなっていた中央へ簡単にボールを流す。

そこへ走り込んで来たダニ・オルモが寝かせたシュートでノイアーをあっさりと破る。

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ドイツの守備。

ダニ・オルモのすぐ横にアンドリッヒはいたのだが、彼はその奥に出現していたファビアン・ルイス(多分)に注意力を吸われていた。

そしてクロースは戻り切れず。


そこからはドイツの攻勢。

というか、ナーゲルスマンのチームなので、ユニット単位で即時奪還&チーム全体が上下動する展開は望むところだったろう。

ただ、(両者に言えることだが)その中身は薄かった。


83分、ウナイ・シモンのプレゼントパス(定期便)を_拾ったハヴァーツが見事に枠外。

これのどこがハイレベルなんですか?


ドイツは89分、ようやく同点ゴール。

自陣からノイアーのスローイン(笑)で始まった攻撃。

左SBミッテルシュミットのクロスに逆サイド、その前からPエリアに張り付いてたキミッヒが気合で折り返すと、ヴィルツがシンプルに蹴り込んだ。

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延長は面倒臭くなったんで飛ばし見。

あれだけ攻めて逆転できなかったドイツは引き続き決定力不足を露呈。

フュルクルクが投入されていたので近いところまでは行っていたものの、高難度のヘディングシュートをウナイ・シモンの今日イチのセーヴィングで防がれる等、不運も重なった。


そして、延長もあと一分という時間帯、これまたあっさりとフリーヘッダーで失点し終戦。

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リュディガーも最後の最後でマークを外してしまったが、たとえノイアーが奇跡的に触れたとしても、その裏にいたオヤルサバルもフリーだったのでどの道_といった感じ。


ドイツの攻撃面は最後まで決定打に欠けた。

延長後半ロスタイム、フュルクルクもフリーヘッダーを決められず試合終了。

世界最高の間男であるトマス・ミュラーも、このチームでは機能しなかった(そもそもミュラーを飛ばしてのフィニッシュばかり)


最後に、106分のイシューについて。

そもそも「フュルクルクがオフサイドだった」とか、どうでもいい。


「手に当れば何でもハンド」というVARの不文律(バカの一つ覚え)を、巻き戻し検証もせずになぜ握りつぶすんだい?

という部分に皆さんは引っ掛かりを感じているのでしょう。

でもね、

主審:アンソニー・テイラー

解☆散。


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この件で賢かったのは当事者のククレジャ。

試合後、手に当ったことは認めつつ、前半のクロースによるファールに言及して防壁構築。




そう。

全ての責任をApe(🦍)に押し付けとけばいい。

実際そうだし。



余談になるが、ククレジャはクラブレベルでApe判定の被害に遭っているので、今回の件にも見事な対応ができたのかもしれない。




「テイラー、お前は俺に“貸し”があるよな?」


ドイツ×スイス戦もひと悶着あったし、少しでも審判レベルを改善したいのなら、プレミアの審判団を追放するところがスタート地点だろうが。



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