LEICA DG 15mm F1.7台湾でいろいろ

2017年11月04日

Drunker in 立石

東京は葛飾の立石という街が呑兵衛に熱いということで行ってきました。

PA060199(Olympus E-M1 + Summilux 1.7/15mm)


なんて書いていますが、私が生まれたのが立石で婆ちゃん家も立石、育ったのは隣町という比較的地元の人間です。

昔から立石は飲み屋が多かったのは知ってますし、昼から飲んでいるろくでなしが多かったのも覚えてます。仲見世は夕飯のおかずを買うのに良いところですが、路地を曲がったとこに行っちゃダメよといって育てられたのもまた事実です。
親戚のおばちゃんたちと話をしたときも「あそこら辺がはやってるらしいよ」「へー」みたいな不思議に思っている感じ。

PA060203(同上)


実際に、今話題になっているようなところではほとんど集まって飲食した記憶がありません。90年代に多感な時期を過ごした人間にとっては「立石のぐだぐだとしたところではなく、もっと綺麗な小洒落た出会いがあるような居酒屋に行きたいよね」というのが共通した意識でした。

むしろ立石がもてはやされているというのは、西東京には、ああいった場所が無いのかもしれないと考えてしまって、それは怖ろしいというのが正直なところです。飲み屋だけで出会うよくわからない人とコミュニケーションをして、気の利いた会話だけを楽しむ空間というのを排除した街に未来はありません。

会話は同僚とだけ、家族とだけ、友人とだけ、またはカフェやバーのマスターだけというのは閉塞感しかありません。それはきれいすぎる都市です。こんなことをサードプレイスという概念で説明したりしているのですが、興味がある人はオルデンバーグを読んでみてください。

ただ、このような考え方が流行るというのは、もしかしてこれってどこにもない場所なのかなとも思うのです。立石もメディアがつくりあげた幻の場所かもしれません。立石に行ったからってそれだけで楽しいなんてことはないです。

むしろ自分から話しかけることさえするなら、たとえどこであったとしても、そこはサードプレイスになるはずです。

filmanddigidays at 01:19│Comments(0) デジタル 

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