※このセッションはどどんとふを使用したオンラインでのプレイが前提です。
よってロールプレイ用の余白を多めにとってあります。
オフで使用される場合プレイ時間が半分程度になるものとお考えください。


「夢から覚める日【前篇】」

推奨プレイ人数:3~5人
推奨レベル:3レベル
プレイ時間:9時間~
スタイル:RP重視
雰囲気:シリアス


〇コンセプト 
自機の中に囚われているヒロインをPC1が救い出す


〇どんな話?
PC1が友達であったラスボスに裏切られ、ヒロインを自機の中に封印されてしまう。
PC1はラスボスに因縁のある他PCと共にラスボスを追い、ヒロインを救い出す話。

〇クリア条件
ヒロインの救出


〇失敗条件
PC達の全滅


〇トレーラー
機甲暦0056年 第二次大戦の真っ只中。 
連邦ではとある極秘プロジェクトが進んでいた。 
「人間の感情をエネルギーにしたガーディアン」を作るそのプロジェクトに 
PC1という名の科学者が参加していた。 

しかし、試作機1号、2号機が完成した時、PC1の友人でありライバルでもあった 
【ジーク=イセギ】という男が突如反旗を翻し、同僚の女性科学者【シスカ=リーベリア】を実験材料としてしまう。 
シスカは肉体と精神を分離させられ、その肉体は1号機の、精神は2号機のエネルギー源と化した。 
PC1はジークに反逆の罪をなすりつけられ、やむなく試作1号機を奪い逃走。 
ジークも戦後姿を消し、プロジェクトは闇の中に葬られた。 

そして時は流れ、機甲暦0063年。 
各地を転々とし、ジークという男を追う一人の傭兵の姿があった…。 
その機体の中に、美しい女性を眠らせたまま…今物語は動き出す。 

メタリックガーディアンRPG 
『夢から覚める日』 
鉄の腕で、闇を砕け!


〇背景設定
第二次大戦中の極秘プロジェクトでPC1は人の感情をエネルギーにした
ガーディアンの研究を行っていた。
しかし同僚のジークは一人の人間を生体コアとして組み込むことで
絶大な力を発揮するシステムの開発を裏で進めていた。

そんな非人道的なシステムに反発するPC1だったがジークは強硬手段に出る。
同じ研究者仲間のシスカをコアにし、彼女の精神と肉体を分離させ
それぞれ試作1号機、2号機へと組み込んだ。

ジークは技術独占の為システム開発に携わった科学者を全て殺害。
その罪をPC1になすりつける。
PC1は仕方なくシスカの肉体が封印された試作1号機を奪い
ジークの野望を阻止するため研究所内のデータを破壊し逃走。お尋ね者となる。
大戦後、ジークも2号機と共に軍から姿を消した。

PC1はシスカをシステムから解き放つ為、試作1号機のリンケージとなり
傭兵として名を変え各地を渡り歩きながらジークを追う。

一方ジークは2号機をより強化するべく、資金源として
2号機のデータを流用した量産型ミーレスを開発、売却する武器組織
【グリーバ】を結成。数年間を経て資金とコネクションを拡大させていく。
レムリアで同じような研究をしていたPC4の技術をも盗み出す。
ジークは最終段階として複数の人間からエネルギーを取り出せるPC4の研究を応用し
コロニーの住民全員から感情エネルギーを搾り取るシステムを開発。

もしこのシステムが作動すればコロニー住民は皆廃人同様となり
2号機は手が付けられない強さを得ることになる。

PC達はこのことを知りジークを止めコロニーの住民を救うべく決戦に赴く。



〇登場NPC

・ジーク=イセギ
男性:PC1と同年齢
目的:最強の機体を作り戦争根絶をする(もう後戻りできない自分を止めてほしい)

ラスボス。連邦軍のガーディアン科学者でPC1の同僚。
PC1とは良きライバルであり仲間であったが、
ある日家族がヴォルフと連邦の戦闘に巻き込まれ死亡。
それ以来、タガが外れたように強力な機体を求めるようになる。
リンケージの感情をエネルギーとする研究を行っていたPC1とシスカに対し
生きた人間を生体コアにしてガーディアンに組み込むという非道なシステムを開発する。

紅いガーディアン試作2号機【Type-02 ノヴァ】を操る。


・シスカ=リーベリア
女性:PC1と同年齢
目的:システムから解放されること

ヒロイン。PC1の研究者仲間であり恋人もしくは親友。
PC1とジークの三人でガーディアン研究をしていたが
ジークに無理やり生体コアにされてしまう。
その肉体は試作1号機に、精神は試作2号機に封印され動力源となっている。
ジークを倒して彼女の精神を取り戻しガーディアン内から
彼女を救い出せればシナリオクリアとなる。


・ラインネル=リスト
男性:27歳
目的:自分の強さを証明し愚民どもを支配すること

ジークが結成した武器組織【グリーバ】のリーダー。
典型的な小物であり出世欲と自己顕示欲の塊。
シナリオ中でPC達の前に愛機【メロ・ド・アンダ】で何回も立ち塞がる。


・黒兎
女性:18歳
目的:情報を売って金を得ること

PC3とは古い付き合いの謎の情報屋。
裏社会の事情に詳しく、金さえ積めば情報を仕入れてきてくれる。
一見飄々としているが、職業柄内面はとても慎重で危険を察知すると行方をくらましてしまう。
PC3は試作2号機の情報を仕入れてもらうよう頼んでおり、何か情報を掴むと教えてくれる。


・チトセ=ウィル=ナスカ
・サナート=レムリア
・東江タカオ
公式NPCをそのまま使用。
役割としてはPCに指示を与えたり状況解説をしたりなど。


〇ハンドアウト
・PC1  
コネ:シスカ=リーベリア 関係:好意 カバー:傭兵 
自分の機体の中に封じられた恋人(もしくは親友)シスカを助けるために 
かつての仲間ジークを追う傭兵。 
元科学者だったがリンケージの才能があったのか、はたまた努力の成果か 
傭兵としてもそちらの世界で有名になる。 

・PC2 
コネ:チトセ=ウィル=ナスカ 関係:忠誠 カバー:防衛隊 
フォーチュンの凄腕リンケージ。 
ある日上司であるチトセ指令に収集を受け、最近テロ組織ディスティニーが 
見慣れぬ機体を使っているとの話を聞く。 
調査に赴く君だったが…。 

・PC3  
コネ:ジーク=イセギ 関係:仇敵 カバー:自由 
元連邦軍のリンケージ。 
君の部隊は歴戦の勇士たちの集まりだった。 
しかしとある任務中、部隊が謎の機体に襲われる。 
ジークと名乗るその男は性能テストと称し、戦友たちの命を奪っていった。 
なんとか生き延びた君はそれ以来軍を抜け、独自でジークを追う復讐者となった…。 

・PC4  
コネ:サナート=レムリア 関係:忠誠 カバー:騎士 
レムリアの騎士であり、同時に研究員。 
君は人の感情に着目し、感情を源にエネルギーを得る研究を行っていた。 
そして研究の末、複数人の人間の感情からエネルギーを引き出すことができる能力を持った 
クリスタルを作り出すことに成功する。 
しかし、ある日のこと謎の機体に、そのクリスタルが強奪されてしまう。 
サナート女王の命令で悪用を阻止すべく、君はレムリアを発ったのだった。 

・PC5 
コネ:PC1 関係:恩人 カバー:傭兵 
各地の戦場を戦い抜いてきた傭兵。 
任務中窮地に陥った部隊を助けるために君は囮となり、結果敵の捕虜となってしまう。 
しかしその際、PC1と名乗る傭兵に助けられ九死に一生を得る。 
それから君はPC1と友情を結び、同時に彼(女)に恩返ししようと心に誓う。 
そして今、PC1には君の助けが必要なのだ。 



〇シナリオ内容
※「▼描写」「▼セリフ」部分はコピペしてPCに情報を与えてください。






■オープニングフェイズ
基本的にシーンプレイヤー以外登場不可



●シーン1:全ての始まり
シーンプレイヤー:PC1

◆解説
ジークと機体の方針について語るシーン。
ジークは人間を生体コアにして機体に組み込むという提案をする。
シスカはそれを知ると彼に反発し、このことがジークの反感を買ってしまう。
PC1とがジークと会話を終えたら描写2へ進む。
描写2でPC1とジークが反目しあったら描写3へ進む。

▼描写1
キミは連邦内でかつて極秘に行われていたガーディアン開発プロジェクトに参加していた。
人間の感情をエネルギーとし稼働するガーディアンの研究だ。
ある日キミは親友の【ジーク=イセギ】と【シスカ=リーベリア】と共に
研究所で機体の設計方針について語り合っていた。

▼セリフ:ジーク
「PC1、やっぱりお前の設計じゃ機体に十分なエネルギーを供給できん…」
「リンケージの感情をエネルギーにするだけでは、機体のポテンシャルを活かすには不足なんだよ」
「だから…私にあるアイデアがある…これが設計図だ、見てくれ」(設計図を二人に見せる)
(シスカに糾弾されて)「だが事実だ!こうしてる間にも愚かな豚共が戦争を止めんのだぞ!さっさと戦争を終わらせる武力が必要なんだ!何故それが分からんのだ!?」

▼セリフ:シスカ
「アイデア…?見せて…なになに、【E.E.B】システム?」(設計図を見る)
「な…!これは…ジェネレーターに人間を組み込もうって言うの!?」
「人間は燃料じゃない!いくら戦争とはいえ…こんなこと許されると思ってるの?」

▼描写2
キミとジークは機体の設計方針で対立した。
当初の予定通り、リンケージの感情を動力源にする設計方針でプロジェクトは進み
数か月後、とうとう試作1号機と2号機が完成した。
キミとジークは起動運用試験の為、「PC1の機体名」があるドックにいた。

▼セリフ:ジーク
「とうとう完成したな…PC1。001と002が」(機体を見上げながら)
「ところでPC1、お前が反発したあのシステム…実は裏で研究を進めていてな」
「漸く形に出来たんだ【E.E.B】をな…これだ…!」(PC1の機体のハッチを開ける。その中にはカプセルに入ったシスカの姿がある)
「どうだPC1…素晴らしいだろ?やはりお前の設計じゃ機体に十分なエネルギーを供給できん」
「実験の為、シスカには検体となってもらった…フフフ」
「001にはシスカの肉体を…002にはシスカの精神をコアデバイスとして組み込んである」
「恐らく私の予想では精神を組み込んだ002の方が出力は高まるはずだ…まあそれはテストの結果次第でわかることさ」
「さあPC1、私たち三人で戦争を止めん愚かな豚共を粛清してやろうじゃないか!」
(PC1が反発)「…そうか、お前もシスカと一緒か…愚かだな!」

▼描写3
ジークはキミにそう吐き捨てると、素早い動きで2号機のコックピットへと飛び乗った。
ジークは2号機を稼働させると、セーフティを全て解除しドックの壁に発砲し大穴を開けた!
同時に研究所内のサイレンが鳴り響く!

▼セリフ:ジーク
「ならば私が世界を粛清するまでだ!PC1!」
「この研究所内の試作機に関する全てのデータは私が頂いた…お前のIDを使ってハッキングしてな…クク」
「つまりお前が首謀者というわけだ。PC1…!私と来い!さもなくばお前は反逆者として連邦に追われることになるぞ!」
(PC1が反発)「そうか、これだけ言っても聞く耳持たぬか…!ならばPC1!お前も私の敵だ!次会う時は容赦はせん!」(壁の穴から外へ出ていく)

◆結末
ジークがドックから出ていくとシーン終了。
PC1が機体に乗り込んで連邦から逃げ出す演出をしても良い。
PC1に【ミッション:ジークの野望を阻止する】【ミッション:シスカを救出する】を渡す。






●シーン2:不穏の影
シーンプレイヤー:PC2

◆解説
チトセに呼ばれ調査依頼をされるシーン
彼女からディスティニーやラーフ軍の機体の中に見慣れぬ謎の機体があることを聞ける。

▼描写1
イヅモ、鳳市フォーチュン支部。
ここに所属する凄腕リンケージであるキミは、司令官【チトセ=ウィル=ナスカ】に呼ばれ
指令室へとやってきていた。
そこでカップ酒を片手にチトセはキミに話しかけてくる。

▼セリフ:チトセ指令
「あら、来たわねPC2。ご苦労様…」
「あなたも最近、交戦したディスティニーやラーフの部隊の中に見慣れないミーレスがいたという情報を聞いてるでしょう」
「そこであなたにこの機体の調査をお願いしたいの。何やらきな臭い匂いがするわ…分かったことがあれば何でもいいので報告をお願い」
「これはまだ確定情報ではないけれど、その機体は彼らの技術で開発されたものではなく、どこかの組織から入手している可能性があるわ」
「使われている技術に、ラーフともディスティニーのものとも違う独自のものが使われているらしいの」
(PC2が引き受ける)「ありがとう。じゃ、頼んだわよ」

◆結末
PC2が引き受けるとシーン終了となる。
PC2に【ミッション:謎の機体を調査する】






●シーン3:喪失
シーンプレイヤー:PC3

◆解説
PC3の部隊がジークに襲撃されるシーン
任務の帰路でPC3の部隊は試作2号機に襲われ、PC3を残して全滅してしまう。
部隊のメンバーと会話しジークの奇襲を受けたら描写2へ移行する。

▼描写1
キミは百戦錬磨の特殊部隊【アサルトファルコン】の一員だ。
数多くの死線を潜り抜け、全滅してもおかしくない過酷な戦闘でもキミ達の部隊は生き延びてきた。
しかし…あの日、キミと戦友たちが任務を終えて帰路についていた時のこと…。

▼セリフ:戦友たち
レニング「ふぅ…しかしまあ今日の任務は中々厳しかったね隊長」
ガレフ隊長「そうだな、まだあれ程の戦力が残ってるなんてな…数の暴力ってのは厄介だぜ」
アーランド「しっかし今日は死ぬかと思いましたよ。PC3さんの助けが無かったら…」
レニング「お前はもう少し慎重に行動しろ。それに俺にも一つ貸しがあることを忘れんなよ」
アーランド「分かってますってば…基地に帰ったらいつものビールでしょ?」
レニング「ああ、もちろんPC3の分もだぞ?なぁPC3…あははは!」
ガレフ隊長「おいおい、寄ってたかって後輩をイジメるなよお前ら…ん?」
ガレフ隊長「レーダーに反応!二時の方向だ!敵の襲撃かもしれん!全員戦闘態勢!…は、早いぞ!?」
レニング「ッ!…PC3、危ないッ!」(PC3の機体を庇う)

▼描写2
それは突然のことだった。
眩しい光がキミの視界を覆ったかと思うと、物凄い轟音が辺りに響いた!
キミは激しい衝撃を受けて一時的に気を失ってしまい…再び目が覚めると…。
何とそこには、キミの前に庇うように佇む戦友達の変わり果てた機体があった…。
火花が飛び散るコックピット内のただ1つ生き残ったモニターに、一機の紅いガーディアンが映像記録として残されていた。
音声記録も残っており、雑音に混じってキミの耳に男の声が届く。

▼セリフ:ジーク
「ふむ…出力30%でこれほ…の破壊力…と…。流石はこのジークが作り出し…E.E.Bシ…テム…試験テストの…性能は…予想より…遥かに上…」
「これ……後は複数人の人間…からエネル…を取り出…れば」(ここで映像と音声が途絶える)

◆結末
映像が途切れるとシーン終了となる。
PCが望むなら戦死した戦友に呼びかけたり弔ったりするシーンを演出しても良い。
PC3に【ミッション:ジークを追い、戦友の仇を取る】を渡す。






●シーン4:強奪事件
シーンプレイヤー:PC4

◆解説
PC4の研究成果がジークの試作2号機に強奪されるシーン
その後、サナートより命令を受け取り戻しに行くことになる。
2号機の襲撃後、描写2へと移行する。
ジークがPC4の研究成果を狙う理由は、彼の研究だけでは一人の人間の感情からしか
エネルギーを取り出せなかったためである。
彼は2号機を更に強化するべく、複数の人間からエネルギーを抽出することを思いつく。
その為にPC4の技術に目をつけ、自分の研究と組み合わせ複数の人間を媒介にしようと目論む。
具体的にはリゾートコロニー【ワイーハ】で参加型花火イベントと偽り
住民全員を媒介に感情エネルギーを吸い尽くす計画を進めている。
これは後半で明らかになる。

▼描写1
キミは今日もレムリアの研究施設で自分の研究に没頭していた。
人間の感情をエネルギーとして取り出せる研究がとうとう完成し
キミはその力を持ったクリスタルを女王サナートに報告していた。

▼セリフ:サナート
「これが…なんという美しいクリスタルでしょう。よくやりましたねPC4」
「報告では複数の人間の感情をエネルギーとして変換できるそうですね…」
「この技術をより発展させていけば、人々の生活はより豊かになることでしょう」
「そうですね…この結晶は【(PC4名)クリスタル】とでも名付けましょうか?ふふ…」
(騎士から襲撃のことを聞いて)「襲撃?どこの軍勢です…!?きゃあぁぁーーっ!」

▼セリフ:レムリア騎士
「サ、サナート様!大変です!な、謎の紅いガーディアンが襲撃を!」


▼描写2
物凄い衝撃がキミ達を襲い、研究所の壁を突き破り一機の紅いガーディアンが侵入してくる。
そのガーディアンは腕を伸ばし、施設に安置してあったクリスタルを掴み取る。
そして唖然とするキミ達に、ガーディアンから男の声が聞こえてきた。

▼セリフ:ジーク
「ふ、見つけたぞ…この反応、間違いない。この石だ」
「しかもこのエネルギー量!レムリアの魔法とやらの技術力は素晴らしいの一言だな!くっくっく!
「突然の訪問失礼した。私の目的と研究の為に、この石は頂いていくぞ!サナート!はっはっは!」(そう言って脱出する)

▼セリフ:サナート
「な、何者か!…くっ!」(ジークを逃がしてしまう)
「……PC4、あのガーディアンを追うのです!あの者の狙いはどうやらあのクリスタルのようです」
「もし悪用されれば、甚大な被害が出るかもしれません!騎士PC4よ!レムリアが女王サナートが命じます!今すぐその剣を以て、かの者を征しなさい!」
(PC4が引き受ける)「頼みましたよ、騎士PC4!」

◆結末
サナートから指令を受ければシーン終了となる。
PC4に【ミッション:クリスタルを取り戻す】を渡す。






●シーン5:戦場の友
シーンプレイヤー:PC5

◆解説
PC5がPC1に救出されるシーン
敵兵士との会話が済んだら描写2へと進む

▼描写1
キミは第二次大戦の戦火の中、傭兵として戦場を渡り歩いていた。
しかしある時、キミの部隊は敵軍の罠にかかり、窮地に陥る。
仲間と助けるために囮となったキミは敵軍の捕虜となり、収容所に入れられてしまう。

▼セリフ:敵兵士
「全く手こずらせやがって…だがこうなっちゃオシマイだな…ええ?」
「そこで己の無力さを嘆いているがいい…」
「た、大変だ!敵襲!敵襲だ!迎撃態勢を取れ!うわあーーー!」
「な、コイツ!?ま、まさかあの…!ぬおおおおっっ!」(PC1に撃破される)

▼描写2
囚われのキミの元に部隊の仲間、それにPC1の乗る機体が駆けつけた。
PC1は基地にいた警備のガーディアンを瞬く間に一掃する。
その混乱に乗じて部隊の仲間がキミを発見、救出に成功する。

▼セリフ:仲間の戦友たち
「ここにいたか!早く脱出するぞ!乗れ!」
「あそこのドックにお前のガーディアンはあったんだけどよ、肝心のお前が見当たらなくて…でも無事でよかった」
(PC1のことを聞かれる)「あぁ、あの人はPC1さ…お前も噂くらい聞いたことあるだろう。あの名うての傭兵だ。」
「ウチの部隊に運よく配属されてな…。こうしてお前の救出を手伝ってくれたってわけだ!」
「PC1さん!もう大丈夫だ!PC5を救出した!敵の援軍が来る前に離脱しましょう!」(PC1に通信を入れる)

◆結末
PC5が自分のガーディアンに乗り、基地から離脱するとシーン終了となる。
PC5に【ミッション:PC1に恩返しする】を渡す。
PCが望むなら基地へ帰還する際、PC1とPC5の会話シーンを入れても良い。






■ミドルフェイズ



●シーン6:招集
シーンプレイヤー:PC2 他のPCも望めば登場可能。

◆解説
チトセに呼び出され作戦会議をするシーン
PC2のオープニングフェイズ(シーン2)に続く形でのシーンとなる。
チトセから謎の機体の調査を頼まれたPC2の元に、
呼び出しを受けたPC達が合流する。
その後、各自の自己紹介が終わったタイミングで
ディスティニーの襲撃があり、描写2へと移行する。

▼描写1
ジークが試作2号機を強奪し、数年の時が過ぎた。
時は機甲歴0063年。イズモ、鳳市内、フォーチュン基地。
キミはチトセ司令に呼び出しを受け、会議室へと向かった。
会議室にはキミ以外にもチトセに召集されたリンケージたちが席についていた。

▼セリフ:チトセ
「急に呼び出して悪いわね…PC2」
「先日のミーレスの件で、協力者を要請していてね。一緒に作戦を行ってもらうことになるから紹介をしておこうかと思って」
「彼らは傭兵としてフォーチュンに協力してもらうことになったの。じゃあ、それぞれ自己紹介をお願いしてもいいかしら?」

▼描写2
その時、司令室に緊急アラートが鳴り響いた!
緊迫したオペレーターの声が聞こえてくる。

▼セリフ:オペレーター
「し、司令!襲撃です!市外からこの基地を包囲するようにに向かってきます!恐らく機体からして敵対勢力はディスティニーの模様!」
「数は約20!部隊には…奈落獣に、あの謎のミーレスも確認されています!至急迎撃態勢を!」

▼セリフ:チトセ
「く!懲りない連中だわねホント!急いで防衛隊を五番隊まで出撃させて!」
「早速で悪いけど、貴方たちも出撃をお願い!敵の狙いは恐らくこの基地と思われる!至急迎撃を!」

◆結末
PC達が出撃をするとシーン終了となる。






●シーン7:ディスティニー交戦
シーンプレイヤー:PC3 全員登場。

◆解説
フォーチュンとディスティニーが戦っているところへ援軍に行くシーン
鳳市にディスティニーが襲撃してくる。目的はフォーチュン鳳支部の壊滅。
フォーチュンの部隊が迎撃するが敵わず、PC達が応援に向かう。
敵軍の中には謎の青いミーレスが1機混ざっており、エース【ラインネル=リスト】が乗っている。
ラインネルはFPが2/3以下になると【E.E.B】システムを起動させ、能力値が強化される。
詳細はエネミーデータ参照のこと。

ラインネルが倒されると彼は撤退し、残っているエネミーも全員撤退する。

▼描写1
キミ達は愛機を出撃させ戦場へと赴いた。
逃げ惑いシェルターへと避難していく市民の姿がコックピットから見える。
鳳市のそこかしこで防衛隊のフォーチュンと、ディスティニーのミーレス、奈落獣が戦闘を繰り広げていた。
キミ達の出撃位置のすぐ近くにいた青いミーレスがこちらを向き、戦闘態勢を取った。
同じく近くにいた数機のミーレスや奈落獣もこちらに襲い掛かってくる!

▼セリフ:ラインネル
「ようやく防衛隊のお出ましか…のろまな奴らだ。ん?」(PC2の機体を見て)
「あれは…【PC2の機体名】…ということはありゃあPC2か…」
「こんなところでまた会うとは…いい機会だ。この【メロ・ド・アンダ】でお前らまとめてスクラップにしてやるぜ!」
(PC2と戦う)「よう、久しぶりだな…!お前とやりあうのはよ!」
(FPが2/3以下になる)「中々やるな!ならこのシステムを試しに使ってみるとするかな!」
(撃破される)「ちぃ!ジークの野郎…これじゃ欠陥品じゃねえかよ!仕方ねぇ撤退する!」

▼セリフ:チトセ
「…周囲の敵勢力は撤退したみたいね。でも…」
「…あの青いミーレス…PC2に調査してほしかった機体と同型機だったわね…」
「解析班は今の戦闘データを直ちに分析して。皆はひとまず基地に戻って補給を受けて頂戴」
「皆、お疲れ様。おかげで被害も少なくて済んだわ。ありがとう」

▼エネミーデータ
・メロ・ド・アンダ(ラインネルカスタム) 1機
・雷剛 3機
・ヴィクラマ突撃強襲型 2機
・奈落獣ガニメデバースト 1機

戦闘マップは以下の通り。
※「むぐむぐ~メタリックガーディアン地形画像作成ツール~」様を使用させていただきました。
この場を借りてお礼申し上げます。

基地スクウェアにいるPCはクリナップ時にFPなどを回復するとしても良い。
mg_map (3)


初期位置とエネミーの配置は以下を参照。
mg_map (3)_E


◆結末
戦闘に勝利するとシーン終了となる。
※以下の条件を満たせばシナリオクリア時の経験値にボーナスを得る。
・ラインネルをPC2で撃墜+2
・《E.E.B》を発動している状態のラインネルを撃破+2
・ラインネル以外の敵を全て撃墜+1






●シーン8:夢見の眠り姫
シーンプレイヤー:PC1 全員登場可能

◆解説
PC1の機体にシスカが生体コアとして組み込まれていることが判明するシーン
このシーンの発生はPC1の任意とする
戦闘が終わり、フォーチュン鳳支部のメカニック【東江タカオ】が
PC1の機体をメンテしようとして中にいるシスカを発見してしまう。
彼はメンテに付き合っていたPC1にシスカについて問う。

▼描写1
キミ達のおかげで、フォーチュン基地を襲ってきたディスティニーは撤退した。
防衛隊も市街地の方も大きな被害は無かったようだ。
フォーチュン基地へと戻ったキミ達は整備班に愛機の修理をしてもらうことになった。
キミ達がドックの職員休憩室で休んでいると、メカニックチーフである男性【東江タカオ】
が大声を上げて飛び込んできた。

▼セリフ:タカオ
「お、おい!PC1!お、お前のガーディアン…!な、中に…中に…!」
「に、ににに人間が入っとるじゃぁないかッ!ど、どういうことじゃありゃあ…!?」
(事情を聴いて)「…そうか。そんなことがあったのか…それは悪いことを聞いちまったな」
「とにかく…あのシステムはワシの手に負える物じゃない…外してやれるならそうしたいところだが…」
「その他の部分に関してはなんとかなりそうじゃ…。あの女の子の為にもばっちりワシが整備しておいてやるぞ!任せておけ」

◆結末
PC1が事情を説明し、他PCと会話がひとしきり終わればシーン終了。






●シーン9:謎のミーレス
シーンプレイヤー:PC2 全員登場可能。難易度8

◆解説
謎の青いミーレスについてチトセに報告するシーン
ミーレスに引き続き、武器組織グリーバについて調査を依頼される。

▼描写1
ディスティニーの襲撃を退けたキミは、先程の戦闘で戦った青いミーレスについて
チトセと話し合っていた。
カップ酒を煽りつつもチトセは真剣な表情でキミと語る。

▼セリフ:チトセ
「さっきの戦闘で戦ったあのミーレス、戦闘データを分析した結果…どうやらある武器組織が絡んでいるみたいなの」
「拡大映像をチェックしたんだけど…武装や各部パーツの造形に特徴がみられるわ…」
「その武器組織はここ数年、ラーフやディスティニーにアビスミーレスを密売し急速に力をつけてきたの…【グリーバ】と我々は呼んでいるわ。
「貴方には引き続き、この武器組織の調査をお願いしたいわ…もちろん例のミーレスも、ね」
「ディスティニーやラーフが力を付ければますます戦闘は激しくなり、被害も拡大してしまう。私たちフォーチュンはそれを止めないといけない…わかるわね?」
「じゃあ、宜しくね。他のメンバーにも事情を説明しておくから、協力を仰いで頂戴」

◆結末
チトセとの会話がひと段落すればシーン終了となる。
全員に【ミッション:武器組織グリーバを調査する】を与える。






●シーン10:ウサギの耳
シーンプレイヤー:PC3

◆解説
ジークの機体の目撃情報を得るシーン
PC3の昔馴染みの情報屋【黒兎】から試作2号機のことで連絡が入る。
PC3が既にシーン8で、PC1の事情をあらかた聞いているなら
黒兎からのPC1についての情報は適度に省略してもよい。

▼描写1
キミの携帯端末にコールがあった。
キミが昔から世話になっている情報屋【黒兎】からの呼び出しだった。
ジークの件があってから、キミは彼女にジークとその機体の情報を探ってもらうべく
黒兎に依頼をしていたのだった。
黒兎は鳳市のアンダーグラウンド街にあるいつものバーで落ち合おうとキミに伝える。
キミは彼女に呼び出しを受けたバーへと向かい、黒兎と合流した。
店内には他に客はまばらで、キミ達の会話を聞いている者はいない。

▼セリフ:黒兎
「やあ、待たせたね。例の男とガーディアンの情報、少し仕入れることに成功したよん」
「しかしまあ骨が折れてねェ…あっ、何か急にカシスオレンジも飲みたくなってきちゃったなぁ。誰か奢ってくれないかな~?」
「…とまあ冗談はこれくらいにして、そのジークって男のことについて…だ」
「彼は元連邦軍所属の科学者…なんでもとあるプロジェクトの中枢人物だったらしいよ」
「そのプロジェクトで彼は仲間と共に、二機のガーディアンを作った。そして第二次大戦末期、そのうちの一機を奪って逃亡…目的は不明」
「彼が作ったって言うガーディアンについて詳しいことは分からなかった…分かったことはただ一つ。PC1という人物が裏で手を引き、試作1号機と2号機を奪った黒幕らしい。データもすべてこの時PC1に盗まれているみたいだね」
「PC1のその後の動向は不明…同じくジークも機体強奪後に行方不明となり、数年間音沙汰無しだったみたいだね」
「で、そのジークが奪った試作2号機なんだけどさ。君が襲われたときに残ってた映像データに映っていた機体とほぼ一緒なんだなぁ…。そしてこの写真…」(懐から写真を見せる)
「そこに写ってる機体も、ジークが盗んだ試作機とほぼ一致する。撮影場所は…ここ鳳市から数十キロ離れた山岳の上空だ」
「分かったことと言えばこれくらい…かな?ああ、そうそう…それと…おまけ情報」
「【ワイーハ】って知ってる?L2にある超人気リゾートコロニーだよ」
「あそこで近々大きいイベントがあるんだよ。住民に観光客…全員参加型のビーチをフルに使って行う超大規模な海上花火大会!」
「それにミス・ワイーハを決める水着コンテストもあるんだよね~。アタシも実はそれにエントリーしてさァ…もしよかったらPC3も投票してよ♪ ネットでもOKだからサ♪」
「PC3もたまには息抜きでリゾート地でゆっくりするといいよん。復讐に燃えるのも嫌いじゃないけどサ、肩の力抜くのも大事よ?」
「さってと、じゃ、今日はこんなところかな~。また何か分かったら教えるよ。勿論、追加料金は頂くけどネ。んじゃまた!」

◆結末
黒兎から情報を聞き出せたらシーン終了となる。






●シーン11:調査
シーンプレイヤー:全員

◆解説
情報収集を行うシーン
以下の四つのうち、PCは一人につきどれか一つの情報収集を行う。
判定を行ったPCはHPを2消費する。

1、ディスティニー基地の位置 【体力】目標値13(PC3はボーナス+1)
鳳市より北西に数十キロ離れた山岳にある。
この判定に成功すれば、このシーンの終了後「シーン12:偵察」へ移行できる。
失敗してもディスティニー基地の居場所自体は判明する。

2、【E.E.B】システムについて 【理知】目標値12(PC1はボーナス+1)
メロ・ド・アンダに搭載されていたシステムは
【E.E.B】システムを簡略化し量産出来るように調整をしたもの。
出力はオリジナルに及ばず、リンケージの感情をエネルギーとして
ガーディアンの性能を上昇させるシステムになっており、
オリジナルと違いリンケージ以外の人間は必要ではない。


3、武器組織グリーバについて 【意志】目標13(PC2はボーナス+1)
最近勢力を拡大してきた武器組織。
量産型【E.E.B】システムを搭載したミーレスを量産し、
ラーフやディスティニーに売りさばいている。
そうして得た利益の大半がとある人物の研究費となっている模様。

※この判定に成功したPCは追加で4のジーク=イセギについて判定可能。


4(隠し)ジーク=イセギについて 【知覚】目標12(3で成功したPCのみ追加で調査できる)
グリーバの創設者がジーク=イセギという人物だということが判明する。
彼は組織の資金を自分のガーディアンの研究費として利用している模様。
何処からか入手してきたレムリアの技術も使い、試作2号機の改良を計画しているらしい。

GMは判定に成功したら、PL全員にその情報を開示すること。


◆結末
PC達が情報判定を一回ずつ行えばシーン終了となる。
「1、ディスティニー基地の位置」の判定に成功していればシーン12へ
そうでなければシーン13へ移行する。






■クライマックスフェイズ



●シーン12:偵察
シーンプレイヤー:PC2 全員登場可能。難易度10

◆解説
ディスティニー基地の偵察に赴くシーン。
情報収集でディスティニーの前線基地の場所の判定で15以上出して達成すれば
詳しい位置が判明し、このシーンに移行できることとする。
判定に失敗した場合はこのシーンに移行できない。

チトセ指令は敵戦力調査の為にPC2を基地へと向かわせる。
この時登場判定に成功したPCはPC2に同行できる。
ただし成否に関わらず、登場判定をしたPCはHPが3減少する。
予めGMはこのことをPLに伝えること。

調査に赴いた人数分、偵察の判定を【知覚】で行う。目標値は13とする。
成功すればクライマックス戦闘で戦うエネミーの数が減少する。
失敗で何も起こらない。


▼描写1
ディスティニーの基地の所在地を掴んだキミ達はチトセの依頼もあり、
基地の偵察をすることにした。
攻める際の突破口となる入り口がどこにあるか調べてきてくれと
チトセに言われたキミ達はガーディアンを駆り
ディスティニー基地があると思われる区域に極秘裏に潜入した。

▼セリフ:チトセ
(偵察に成功)「これだけ入り口を発見できれば攻撃には十分ね。お疲れ様…慎重に帰投して頂戴」
(偵察に失敗)「うぅん…ちょっとこれだけじゃ不足だけど、あまり時間をかけると発見される恐れがあるわ。とりあえずここまでにして基地に戻ってきて」

◆結末
PC達が偵察を終えるとシーン終了となる。






●シーン13:ディスティニー攻撃作戦開始!
シーンプレイヤー:PC2 全員登場。

◆解説
ディスティニー基地へと攻めるシーン
チトセ指令の指示の元、PC達はフォーチュン部隊と共に
ディスティニー基地へと攻撃を仕掛ける。

▼描写1
明朝…鳳市、フォーチュン基地、作戦司令室。
チトセ司令はフォーチュン隊員と君達を司令室へ集め、攻撃作戦のブリーフィングを行った。
キミ達は後続の攻撃部隊の突破口を開くべく、最前線で戦うという任務を受ける。
本格的な攻撃作戦を前にして、他の隊員達やチトセも緊張を隠せないようだ。

▼セリフ:チトセ
「…以上が作戦の大まかな概要です。後は現地で各隊長の指示の下、的確に作戦を遂行して下さい」
「PC2…貴方には小隊長として隊を率いてもらいます。部隊名は【α-07小隊】よ」
「戦闘で例のミーレスが出てくる可能性も十分考えられるわ。もし戦闘になった場合、破壊を最優先してかまいません」
「では、作戦開始!各自それぞれの任務を遂行せよ!」

◆結末
チトセが作戦開始の号令を行うとシーン終了となる。
PCが望むなら出撃シーンを演じても良い。
基地から直接出て行っても、輸送船などで向かっても良い。






●シーン14:対決!ディスティニー!
シーンプレイヤー:PC1 全員登場

◆解説1
ディスティニー基地でラインネル率いるディスティニーと戦うシーン。
戦闘2R目のセットアップでジークが試作2号機に乗って増援として出現する(描写2)
シーン12で偵察の判定に成功している場合、
エネミーの雷剛の数を-2、メロ・ド・アンダの数を-1すること。
また戦闘開始時にシスカの言葉がPC1に僅かに聞こえる。
ジークが増援でやってくるということをPLにそれとなく知らせること。

▼描写1
前方の森で大爆発が起こり、一斉に周囲で炎が巻き上がる。
先行した部隊が戦闘を始めたようだ。あちこちで爆発が起き、
ビームライフルやマシンガン、戦車砲の音が鳴り響く。
静かなイヅモの山間部はあっという間に血と銃弾が飛び交う戦場へと変わっていった…。
キミ達は進入予定の基地入口近くへと到着すると、基地内部へと潜入した。
警報が鳴り響く基地内を進んでいくと広い空洞でディスティニーのミーレス部隊と遭遇した。
その中にはあの青いミーレスの姿も見える。

▼セリフ:チトセ
「α-07!貴方たちはそこの入り口から攻めて!」
「中には相当数の戦力がいることが予想されます!まとめて相手をせず、各個撃破を徹底して!」

▼セリフ:ラインネル
「ふふ、フォーチュン共が攻めてきたってんでどんな雑魚が来るかと思えば…お前らか」
「俺ぁツイてるぜ…!こないだのお返しが出来るんだからな!」
「いくぜ!今度は前にようにはいかんぞ!」
(撃破される)「馬鹿な!この俺が…!?ぐああああっっっ!」

▼セリフ:シスカ
「…PC1!」
「私…が近く……に…ジー…ク…彼が来る…気を…付け…」(ここで声が聞こえなくなる)

▼エネミーデータ
・メロ・ド・アンダMkⅡ(ラインネルカスタム) 1機
・雷剛 4機(シーン12で偵察に成功している場合2機)
・メロ・ド・アンダ 3機(シーン12で偵察に成功している場合2機)
・ジーク機 1機(2R目のセットアップ時出現)

戦闘マップは以下の通り。
mg_map (4)


初期位置とエネミーの配置は以下を参照。
mg_map (4)_E

戦闘の2ラウンド目のセットアップ、または敵全滅時にジークが出現する。
ジークを登場させたら描写2へ移行すること。
ジークがPC1に攻撃を仕掛ける場合、一度だけペナルティとして命中を-2すること。
これはシステム内のシスカの意志によるささやかな抵抗の演出である。

▼描写2
その時、キミ達のレーダーが一機の熱源反応を捕えた!
それは基地の奥から物凄いスピードでこちらへと迫ってくる!
キミ達の前に姿を現したそれは…なんとジークの駆る試作2号機だった!
ジークからの通信がコックピットに響く。

▼セリフ:ジーク
「基地が騒がしいと思えば…フォーチュンの襲撃か……む?」(PC1に気づく)
「001だと…バカな!何故ここに…!?」
「PC1か…随分と久しぶりだな。まさかとは思うがあれからずっと私を探していたのか?」
「フン…お前は本当に昔から頑固な奴だったよなぁ…!どうせ私に協力する気になったわけでもないんだろう」
「ならばここで…始末してくれる!言ったはずだな!次に会う時は容赦せんと!」
(ラインネルに手助けは無用と言われて)「手助け?私は侵入者が来たというので機体テストを兼ねて見に来ただけだ。もっとも001が来ているとは思わなかったがな…君に助力をするつもりはない」
(PC1と戦う)「シスカのことは諦めろ!PC1!」
(PC1に攻撃を仕掛ける)「ん?な、なんだ…!?システムの出力が安定しないッ?く…シスカめ!」
(PC2と戦う)「フォーチュンの犬が!私の計画の邪魔はさせん!」
(PC3と戦う)「ほう…そうか。君はあの時の…生き残りがいたか。今度はきちんとトドメを刺すとしよう…!」
(PC4と戦う)「これはこれは…博士ではありませんか。わざわざこんなところまで…」
「貴方の研究成果は私が有効活用してみせますよ…そう、有効に、ね…クク」
(PC5と戦う)「貴様のような戦争の中でしか生きられない豚がいるからこの世界は…ッ!私が消してやる!」
(システムを発動させる)「やるな…ならばこれならどうだ!E.E.Bシステム最大出力!」
(撃墜される)「ちぃ…!やはりシスカだけの…人間一人の精神から生み出せる力だけではこんなものか…!」(基地の奥へと撤退する)

▼セリフ:ラインネル
(ジークが登場)「なんだ、ジークの旦那か…手助けは無用だぜ?」
(ジークに機体テストだと言われて)「そういうことかい。ならこっちもこっちで勝手にやらせてもらうぜ」

◆結末
ジークを倒し戦闘が終わればシーン終了。
※条件に応じて以下の経験値ボーナスを得る。
・PC1でジークを撃墜+2
・PC2でラインネルを撃墜+2
・PC全員が一回以上ジークと戦闘を行った+2
・《E.E.Bシステムオリジナル》を発動中のラウンドでジークを撃墜+5






■エンディングフェイズ

●シーン15:武器組織グリーバを追え
シーンプレイヤー:PC2 全員登場。

◆解説
ディスティニー基地に残されていた武器組織グリーバの情報について調べるシーン。
ディスティニーの取引先であるグリーバの位置情報がコンピュータ内に残されているのを発見できる。

▼描写1
戦闘はキミ達の勝利で終わった。
奇襲は成功し、ディスティニーの基地内戦力はほぼ壊滅した。
ディスティニーたちは基地を放棄し敗走。残された者も捕縛されたのである。
フォーチュンが基地内を徹底的に調べ上げること三日…。
とうとうディスティニーに例のミーレスを密売していた武器組織グリーバの取引記録を発見する事に成功する。
チトセは早速このことをキミに知らせるのであった。
彼女から召集を受けたキミは、鳳市フォーチュン基地司令室へとやってきていた。

▼セリフ:チトセ
「毎度毎度、急な呼び出しすまないわね皆」
「先日の作戦お疲れ様でした…。でね…情報分析班が頑張ってくれたおかげで、ディスティニー基地に残されていたグリーバとの取引記録を発見できたの」
「その記録を分析した結果…グリーバの生産工場の位置情報を掴むことに成功したわ」
「記録によれば…その場所は月の裏側、ポイントLN358955地区の地下にあるらしいの」
「あそこには他にも鉱物採掘場が沢山あって、採掘した鉱物を鳳市の宇宙港を使って各社が取引しているから…上手くそこに紛れて今まで武器を密売していたようね」
「彼らを放っておくわけにはいきません。逃げられる前にすぐ宇宙に上がり、月の工場へと向かってほしいの。お願いできるかしら?」
(PCが引き受ける)「ありがとうPC2。それに皆…協力に感謝するわ。鳳市の宇宙港にガーディアン用の輸送船を手配しておくから、それで直接月へと向かい、一気に制圧する作戦よ」
「生産工場だからそんなに大規模な戦力はないと思うけど、念のため用心してね…頼んだわよ」

◆結末
PC達がチトセの依頼を引き受ければシーン終了となる。
全員に【ミッション:月へと向かいグリーバ工場を制圧する】を渡す。






●シーン16:女王の懸念
シーンプレイヤー:PC4

◆解説
サナートに近況報告をするシーン。
サナートはPC4に【PC4クリスタル】のことについて懸念事項を話す。
ジークがクリスタルを奪った理由は複数の人間の感情をエネルギーとして取り出す為なので
そのことに対するヒントになる。

▼描写1
ジークの行方を追う傍らディスティニー基地を攻め落としたキミは
サナートから通信を受け、彼女に事のあらましを報告していた。
携帯式魔法通信機の向こうからサナートの声が聞こえてくる。

▼セリフ:サナート
「そうですか…。ジークを取り逃がしてしまいましたか…いえ、貴方がフォーチュンに協力してくれたおかげで余計な犠牲者が出なくて済んだのです。気に病むことはありませんよ」
「それより気になるのはジークの目論見…貴方の話を聞く限りではジークは私達からクリスタルを奪う前にすでに感情エネルギーの研究を進めていたそうですね」
「何故既に感情エネルギーを引き出せていたのに貴方の研究を……もしや?」(しばらく通信機が沈黙する)
「あのクリスタルは【複数の人間】から感情エネルギーを取り出すことが出来ると言っていましたね、PC4?」
「……もし、ジークが目を付けたところがそれだったとしたら?彼独自の理論では複数人からエネルギーを取り出せるまでとはいかず、その為に貴方のクリスタルを狙ったのだとしたら?」
「騎士PC4、嫌な予感がします。クリスタル奪還を急いでください。頼みましたよ」

◆結末
サナートと一通り話すとシーン終了となる。






●シーン17:追うもの、追われるもの
シーンプレイヤー:PC3 PC4 PC5

◆解説
ディスティニー基地の手掛かりから、月のグリーバの製造プラントへと
向かうシーン。

▼描写1
ジークの行方を追い、キミ達は月の裏側にあるグリーバの生産工場へと向かうことにした。
フォーチュンの宇宙輸送船にガーディアンを積み込んだキミ達は
輸送船内のシートで離陸を待っていた。
機内の頭上のスピーカーからアナウンスが聞こえてくる。

▼セリフ:オペレータ
「それでは、只今より地球圏を離脱し、月へと向かいます。衝撃に備えてください」
「カウントダウン開始!10..9..8..7..6..5..4..3..2..1..発進!」

▼セリフ:チトセ
「皆、気を付けてね…!」

◆結末
輸送船が飛び立ち、地球から宇宙へと上がったあたりでシーン終了となる。
地球から離れていくシーンの演出をしてもいいだろう。



このシーン終了後、前半は終了し後半へと続く形になる。





〇報酬
経験点
・シナリオクリア+10点
・特殊勝利に応じてボーナス経験点
・各自のミッション達成時の経験点(+1~+2くらいでOK)


〇エネミーデータ

●ミドル戦闘
-------------------------------------
メロ・ド・アンダ(ラインネルカスタム)
種別:アビスミーレス(カバリエ) レベル:6 サイズ:M
体:15/+5 反:14/+4 知:9/+3
理:9/+3 意:12/+4 幸:11/+3

命:10 回:8 砲:8 壁:7
移:3 行:13 FP:150 EN:80

武装1:ビームライフル
攻:<光>+21/射撃(10) C値:12 対象:単体 射程:1~2 消費EN:5
武装2:プラズマ・スパイク
攻:<雷>+30/白兵(10) C値:11* 対象:単体 射程:0 消費EN:5
武装3:プラズマ・キャノン
攻:<雷>+37/砲撃(8) C値:12 対象:範囲2(選択) 射程:4~5 消費EN:10

防:斬10/刺7/殴10/炎7/氷0/雷5/光0/闇5

特技:《攻撃力上昇3》《BS攻撃:狼狽》《瞬発行動1》《剛打3》《斉射2》《鬼才11:白兵》《シールドガード10》《☆ライバル属性》
《簡易E.E.Bシステム》
FPが2/3以下になると発動可能。この特技の使用は加護以外の方法で妨害されない。
発動したラウンド中命中と防御判定に+1、武装の攻撃力に+10される。
この特技は1シーンに1回発動できる。

加護:《トール》《ニョルド》《ヘイムダル》

解説文
ここ数年でディスティニーやラーフ軍の中に見られるようになった謎の青いミーレス。
傭兵ラインネル=リストの技量もありミーレスとは思えない驚異的な戦闘力を持つ。
-------------------------------------


-------------------------------------
G6M5/M型雷剛-改
種別:ミーレス(ライトニング) レベル:2(モブ) サイズ:S 
体:7/+2 反:12/+4 知:9/+3
理:9/+3 意:9/+3 幸:8/+2

命:7 回:14* 砲:5 壁:13*
移:3 行:11 FP:29 EN:20

武装1:GL-60 ヘヴィマシンガン
攻:<殴>+9/射撃(7) C値:12 対:単体 射程:1~2
武装2:ミサイルランチャー
攻:<炎>+13/砲撃(5) C値:12 対:範囲1(選択) 射程:3~4

防:斬6/刺4/殴8/炎3/氷0/雷0/光0/闇0

特技:《攻撃補助1》《イベイション》

加護:なし

雷剛をカスタマイズし、性能の底上げをした機体。
汎用性、メンテナンス性に優れ、隠密行動に向く。
-------------------------------------


-------------------------------------
ヴィクラマ突撃強襲型
種別:カバリエ レベル:3 サイズ:S
体:13/+4 反:15/+5 知:9/+3
理:9/+3 意:14/+4 幸:6/+2

命:9 回:10(17)砲:8 壁:12(19)
移:4 行:15 FP:18 EN:25

武装1:ハンドガン
攻:<殴>+10/射撃(9) C値:12 対象:単体 射程:1~2
武装2:ヒートホーク
攻:<炎>+18/白兵(9) C値:12 対象:単体 射程:0
武装3:ミサイルランチャー
攻:<炎>+15/砲撃(8) C値:12 対象:範囲1(選択) 射程:3~4

防:斬4/刺2/殴5/炎3/氷0/雷0/光0/闇0

特技:《剛打2》《斉射1》《イベイション》

加護:なし

解説文
ヴィクラマを改修し、機動力と火力を強化した機体。
反面、装甲が犠牲になっている。
-------------------------------------


-------------------------------------
奈落獣ガニメデバースト
種別:奈落獣 レベル:4 サイズ:M
体:12/+4 反:11/+3 知:7/+2
理:9/+3 意:6/+2 幸:6/+2

命:7 回:2(10)砲:11 壁:6(13)
移:2 行:6 FP:75 EN:60

武装1:爪
攻:<斬>+12/白兵(7) C値:12 対象:単体 射程:0
武装2:アビスビームキャノン
攻:<闇>+17/砲撃(11) C値:12 対象:単体 射程:2~5

防:斬10/刺7/殴10/炎5/氷0/雷0/光0/闇5

特技:《イベイション》《狙撃1》

加護:なし

解説文
砲撃戦に特化した能力を持つ奈落獣ガニメデ。
目から放つビームキャノンの直撃を受けると危険。
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●クライマックス戦闘
-------------------------------------
TYPE-02 ノヴァ
種別:カバリエ レベル:12 サイズ:M
体:15/+5 反:14/+4 知:18/+6
理:18/+6 意:15/+5 幸:12/+4

命:15 回:10 砲:13 壁:9
移:4 行:16 FP:270 EN:120

武装1:ボルテック・シューター
攻:<雷>+23/射撃(15) C値:10* 対象:単体 射程:1~3 消費EN:5
武装2:プラズマ・ブレード
攻:<雷>+29/白兵(15) C値:12 対象:単体 射程:0 消費EN:10
武装3:ライジング・ブラスター
攻:<雷>+40/砲撃(13) C値:12 対象:直線6(選択) 射程:0 消費EN:50

防:斬12/刺9/殴10/炎8/氷10/雷10/光6/闇6

特技:《攻撃力上昇2》《瞬発行動1》《斉射2》《狙撃2》《攻撃補助2》《鬼才10:射撃》《シールドガード15》《☆ライバル属性》
《E.E.Bシステムオリジナル》
FPが2/3以下になると発動可能。この特技の使用は加護以外の方法で妨害されない。
発動したラウンド中、自身の移動力、命中と防御判定に+2、武装の攻撃力に+15される。
この特技は1シーンに1回発動できる。

加護:《トール》《ヘルモード》《ヘル》《タケミカヅチ》《ヘイムダル》《ブラギ》

解説文
かつて連邦軍の極秘プロジェクトで製造された機体のうちの一機。
ジークの手により強奪され、内部にシスカの精神が封印されている。
-------------------------------------


-------------------------------------
メロ・ド・アンダMkⅡ(ラインネルカスタム)
種別:アビスミーレス(カバリエ) レベル:6 サイズ:M
体:15/+5 反:14/+4 知:9/+3
理:9/+3 意:12/+4 幸:11/+3

命:11 回:8 砲:8 壁:7
移:3 行:13 FP:170 EN:80

武装1:ビームライフル
攻:<光>+21/射撃(11) C値:12 対象:単体 射程:1~2 消費EN:5
武装2:プラズマ・スパイク
攻:<雷>+30/白兵(11) C値:11* 対象:単体 射程:0 消費EN:5
武装3:プラズマ・キャノン
攻:<雷>+37/砲撃(8) C値:12 対象:範囲2(選択) 射程:4~5 消費EN:10

防:斬10/刺7/殴10/炎7/氷0/雷5/光0/闇5

特技:《攻撃力上昇3》《BS攻撃:狼狽》《瞬発行動1》《剛打3》《斉射2》《鬼才11:白兵》《シールドガード10》《☆中BOSS属性》
《簡易E.E.Bシステム》
FPが2/3以下になると発動可能。この特技の使用は加護以外の方法で妨害されない。
発動したラウンド中命中と防御判定に+1、武装の攻撃力に+10される。
この特技は1シーンに1回発動できる。

加護:《トール》《ニョルド》《ヘイムダル》

解説文
メロ・ド・アンダの二番機。
武装は変わらないが機体のスペックがわずかに向上している。
-------------------------------------


-------------------------------------
メロ・ド・アンダ
種別:アビスミーレス(カバリエ) レベル:5 サイズ:M
体:12/+4 反:9/+3 知:9/+3
理:9/+3 意:13/+4 幸:6/+2

命:9 回:15* 砲:6 壁:13*
移:3 行:12 FP:50 EN:35

武装1:ビームライフル
攻:<光>+15/射撃(9) C値:12 対象:単体 射程:1~2 消費EN:5
武装2:プラズマ・スパイク
攻:<雷>+20/白兵(9) C値:12 対象:単体 射程:0 消費EN:5

防:斬10/刺7/殴10/炎7/氷0/雷5/光0/闇5

特技:《イベイション》《斉射2》《シールドガード5》
《簡易E.E.Bシステム》
FPが2/3以下になると発動可能。この特技の使用は加護以外の方法で妨害されない。
発動したラウンド中命中と防御判定に+1、武装の攻撃力に+10される。
この特技は1シーンに1回発動できる。

加護:なし

解説文
ここ数年でディスティニーやラーフ軍の中に見られるようになった謎の青いミーレス。
リンケージの感情をエネルギーにし、機体の性能を上昇させる。
-------------------------------------


〇プレイ時の注意点 
ジークが顔見せで途中出現しますが、この時彼が死なない様にしましょうw
ライバル属性があるということをPL達にしっかりと伝えておくといいです。