そのついでに、飼育しているラインが多くなり、今の状態ではメタルラックに収納しきれなくなったためスペースを作り直すことにしました。
とりあえず、今の状態です。ここにメタルラックをあと2台ほど追加する予定です。そうすれば、今飼育しているラインがすべて収まるはず…です。自信はありません(笑)
コバエ対策に機械式コバエとりを設置していますが、いまいち効果がないような…。これはやはりアースノーマットを設置するしか…!!近日中に追加したいと思います。
初心者カブト・クワガタブリーダーのふぃるが徒然と送る日々の日記です
本日、我が家で使用するベースマットとして決定した「グルメマット」が着弾しました。
事前に調べたとおり、箱を開けたとたんに再発酵していると思われるえもいわれぬにほひがしていました。
このマットはガス抜き1週間コースは確実ですね。
グルメマットは、DH・トリニダーデンシスのギネス実績のあるマットです。DH・トリニダーデンシスのギネスホルダーの方は、グルメマットとRASHマットの混合で154mmを出したそうですが、両方とも購入すると、我が家のマット凍結処理専用冷凍庫の処理限界を超えてしまうため、値段の安いグルメマットのほうを選定しました。
さて、このグルメマットは、廃菌床+広葉樹オガを自然発酵・熟成させたマットです。ヤフオクで50L(25L×2箱)通常750円(即決800円)、セール価格通常650円(即決700円)と非常に安いマットです。
即決でも、送料と振り込み手数料を加えて2500円以下で購入できるのは非常に助かります。
ここに、基本的にはクルビマットやアンテマット、栄養フレークEXなどの熟度の浅い微粒子高栄養2次発酵マットを混合して使用していくのですが、グルメマット単体でも、DH・ヘラクレス150mmUPなどの実績があるので、併せてグルメマット単体との比較も行っていく予定です。
ただ、グルメマットは高い成果を望めるマットではあるのですが、ひとつだけ大きな欠点があります。
それは、コバエなどの雑虫が大量に混入している可能性が高いということです。
その原因は、グルメマットを製作する際の製法にあります。
発酵マットを自作する場合は、材料となる廃菌床やオガをコンテナなどの中で自然発酵・熟成させるわけですが(キトサンやトレハロースなどの添加剤を加えたい場合は、この時点で投入・攪拌混合します)、室内で厳重管理して発酵させるか、野外で発酵させるかによって雑虫が混入するかどうかが決まってきます。
グルメマットやRASHマット、RFマットなどの安価で実績のあるマットは野外で発酵させる物が多いため、そのようなマットには雑虫が混入してしまうことがあるのです。
コバエなどの雑虫は、我が家のように家の中で飼育している者にとっては大敵ですので、なんとしてもその発生を防がなくてはいけません。
そのため、使用する前にはレンジでチンや冷凍庫で冷凍するなどの処理が必要になってきます。
レンジで処理するには手間なので、我が家では凍結処理を選択しました。-18℃で冷凍されれば、混入している雑虫の卵や幼虫、成虫は死滅するので(日本在住の昆虫類には、基本的に-18℃という低温に耐えうる種類はほとんどいません。あの害虫の王ですら北海道の極寒の地には生息していません)、一度に大量にマットを処理するにはこの方法が一番簡単です。
梅雨があけたら、昨年購入した大量のクヌギ微粒子オガを使った国産オオクワガタ用高栄養発酵マットの製作にも挑戦してみるつもりです。台所にマット凍結処理専用冷凍庫が置いてあるため、そこもカブクワ一色に染まってしまいそうです。
filyama