2005年11月04日
[サンデー感想]
週刊少年サンデー49号
クロスゲーム
最近安定して面白いです。前号もそうだったけど、若葉の死が皆に与えている影の描き方がものすごく上手い。流石あだち充、としか言い様がありません。
4人姉妹の年が離れた末っ子、という、ベタベタに甘やかされていてもおかしくないポジションで、母と姉の死の影響をモロにかぶって気配りの人に育ってしまった紅葉が切ないです。彼女にコウというお隣りさんがいてくれて本当に良かった。もうちょっと年が近かったら、青葉とくっつくと見せかけて紅葉に、という展開もあるだろうけど、この年齢差からすると無いんでしょうねえ。
青葉とコウの距離感も、今週はすごく自然に描かれていたと思います。
WILD LIFE
以前にも書いたように、私はこの漫画が大の苦手なので最近では全く読んでいません。
今回はテーマが「犬のしつけ」という事だったので、おそるおそる読んでみたら、案の定頭を抱えたくなるような内容で、もうほんと勘弁して欲しいです。
取材した事を丸写ししているだけなので、あからさまなうそは書いてないんですよ。でも細かい配慮が無さ過ぎ。特に
- 犬にも個性があり、問題行動の原因、対策も当然その犬ごとに違ってくるという事を全く書いていない
- 最近の犬の問題行動の原因は全て権勢症候群であるかのような書き方をしている
- 素人がいきなりホールドスティールなんてやろうとしたら大怪我する危険性がある
この漫画はそれなりに人気があるらしいので、子供が真似するんじゃないかと心配です。
漫画の暴力シーンに対していちいち「子供が真似したら…」とか言うのはナンセンスだと思いますが、これが「正しい事」「為になる事」であると強調しているうんちく漫画で、しかもきちんと取材していると主張するのであれば、それなりの配慮があって当たり前だと思います。
結界師
静かに、静かに、限くんを悼む回でした。
「一緒に泣こうと思ったのにな…」という時音ちゃんのモノローグが、一言で彼女のキャラクターを表していて秀逸。
良守が「もう泣かない」と宣言した事で、逆に、これから彼には泣いてしまうような過酷な出来事ばかりが襲ってくるのだろうなあ、と思ってしまいました。
あいこら
萌えvsフェチ、という切り口が凄すぎ。なんでこんなネタ思いつくんでしょう。
絶対可憐チルドレン
283ページ上段の3人娘がすごく可愛い♪連載が進むにつれて絵がこなれてきて、可愛らしさが増してきたと思います。新キャラの狼娘さんも可愛いです。
最強!都立あおい坂高校野球部
前回、今回の試合とも、相手チームの監督さんのキャラがすごく立ってる。……のは喜ばしいんですが、そのせいで鈴ねえのキャラがどんどん薄くなってるのはなんとかならないでしょうかねえ。うーむ。
ブリザードアクセル
ほどけた靴紐が嫌なトラブルの元にならなくてほんと良かったです!和くん&ジュリジュリの演技がバカップルだったのは、単に2人がバカップルだからではなく、ドン・キホーテの解釈の違いである、として吹雪&六花と対比してあったのも意外で良かったなあ。
……と言いつつ、今回は和くん&ジュリジュリの顔芸が全てだと思います。表紙からあれは卑怯だよ〜(笑。
道士郎でござる
すっかり恋する乙女なエリタンが可愛いったら!
それだけに忍び寄る悪の影が怖すぎ。これまでも、ついに泥沼バイオレンス展開になるのか!?と思わせてはギャグに持っていってくれたので、今回も大丈夫だとは思うのですが〜。頑張れ、頑張れ殿!!
クロザクロ
九蓋さんもミッキーも頑張ってるだけに、「人の力」というテーマの未消化っぷりが惜しまれてなりません。
D-LIVE!!
皆さんの予想通り、謎の人影は「あの人」でした〜!
よく事態が呑み込めずに呆然としている斑鳩くんよりも、今回はCF社社員の皆さんが可哀想過ぎ。彼等の救済エピソードを描いて欲しいなあ。