2004年10月29日

[サンデー感想]

週刊少年サンデー48号

結界師

時音ちゃんナイスつっこみ!彼女から見れば強大な力を持つ謎の夜行の使者も、所詮「生意気なガキ」にすぎないのか。中学生と高校生の壁って高いですもんね。頑張れよっしー、大人になれば2つぐらいの年の差なんて事無いから!
良守本人も、兄と比較され自分の実力を馬鹿にされ、イラついてはいるけれども卑屈になったり、変に後ろ向きになったりはしない。彼はいつもやたら前向きなので見ていて気持ちが良いです。
墨村家での態度から見て、志々尾君は正守さんに相当心酔しているようですね。ただ力の強さに憧れているだけではなく、何かいきさつがあったのかな?怪しさ爆発な正守さん、意外と良守の敵に回ることは最後まで無いんじゃないかと私は予想しているのですが、果たしてどうなります事やら。

犬夜叉

この漫画はかつてコミックスを揃えていたのですが、7人隊の辺りで置き場所の問題で中断しました。
それから約2年、サンデーを購入するようになって一番ショックだったのは、留美子先生の線の衰えです。明らかに加齢、というか漫画の描き過ぎによるものだと思います。宮崎駿監督が以前ドキュメンタリーで、人間が一生に引ける線には限りがあるんだと湿布を全面に貼った右手を見せながら仰っていた事を思い出します。元々犬夜叉は無理矢理引き伸ばすのに向いた内容ではありませんし、サンデー編集部には一日も早く連載を終わらせて留美子先生を休ませてくれと言いたいです。
今週は久々に先生のわりと元気な線が見れて嬉しかったです。内容がまた脇道に逸れてるのはショックだったけど、それがすごく嬉しかったから今回はもういいや。

いでじゅう

私が初めてこの漫画を読んだのは、丁度初巻頭カラーを飾った時でした。その時は、正直「えぇえ、今のサンデーはこんなのが巻頭飾れちゃうの!?」と思いました。絵がちょっと独特と言うか、わりとラフな感じなのがあまり印象良くなかったんです。
でも、毎週サンデーを買って読んでみると、なかなか面白いですね、これ。
今週もすごく可愛らしいお話で良かったです。特にラストの4ページ、あまりに可愛いので何度も見返してしまいました。

モンキーターン

ハワイ行きのエピソードの時に、澄ちゃんは波多野くんにとってすでに家族なんだなぁ、と感じましたし、三角関係のエピソードに入ってからも澄ちゃんは「競艇選手の妻」の目でレースを見ている、という事を強調してある(と私は感じた)エピソードがありましたので、元鞘になる事は予想していました。
帯ギュの時から、河合さんはそういう恋愛しか描けない方なんだと思います。多分、澄ちゃんが洞口君の方に行っちゃうの?と読者をミスリーディングするように描いたつもりも無いんじゃないでしょうか。
ただそういう恋愛描写が少年誌の読者層に受け入れられるか、という事と、この漫画にこのエピソードが必要だったのか、という事には疑問が残ります。

クロザクロ

サイン会行きたいよ〜。東京は遠い……_| ̄|○
いや、でも、サンデー編集部がこんなに夏目さんの後押しをしてくれるなんて、ここ2年の状況を考えると夢のようで、自分は行けなくてもサイン会やってくれるだけでものすごく嬉しいです。
本編の方も盛り上がってまいりました。先週、先々週とやや絵が荒れているように見えましたが今回は良かった!扉絵も良かったし296ページの一枚絵、299ページ303ページのラストのコマとハッとする絵が続出!!
299ページラストのコマは、床の線がさりげなく幹人と梢枝の断絶を示しているのでしょう。切ないなあ。
最後になんと全身にひびが入ってしまった幹人。脱皮してしまうのでしょうか。出来れば見かけは人間のままで知恵と勇気で事態を打開していく彼が見ていたかったのですが、そんなに都合良くはいかないのかな。

D-LIVE!!

波戸さん復活早!!(笑)……って、ひょっとして終わりに向けて巻きが入っているの!?終わっちゃいやぁぁぁ(泣)

Posted by HS at 00:28│Comments(0)TrackBack(0)

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