2004年11月22日
[ジャンプ感想]
週刊少年ジャンプ52号
今週は感想を長めに書いたので、数は少ないです。
NARUTO
外伝開始です。
回想シーンが多い割りに、過去から引き摺っている伏線の説明がこれまで殆ど無かったこのお話。わざわざ外伝までやるのなら、カカシ先生だけの過去で終わらせて欲しくないなあ、と思っていました。
先生として先代火影が出てきたり、本筋ではやりにくいであろう「戦場」というハードな状況設定だったり、なんだか期待出来そうな出だしです。
銀魂
良し悪しじゃなくて、今回は生理的に読めなかった読者がかなりいたのでは?あの手の虫が本当に駄目な人の怯えっぷりって物凄いものがありますから。どちらかと言えば苦手、程度の私にも結構キツかった……。
それを置いておくと、神楽ちゃんも定春もすごく可愛かったし、新八は妙に漢らしいし、面白かったです。
DEATH NOTE
先週の私の心配が馬鹿馬鹿しくなるぐらい簡単に、海砂とのコミュニケーションに成功してしまったレム。
考えてみたらミサミサは、(お話の都合で)やたら順応性の高いキャラばかり揃ったこのお話の中でも、ぶっちぎりの順応性の高さを誇るキャラ、心配する必要はなかったのかな〜。でも今回のサブタイトルは「先走り」、安心するのはまだ早い気もします。
レムは海砂や月のことを純粋だなんて言っているけれど、品性の貧しい人間をちょっと間近に見ただけで、月の事をそんな風に見直してしまうレムこそが一番純粋だと思いました。
武装錬金
うわー、今週はサービス満載ですよ!!
水も滴る斗貴子さんの美しい事!ちょっとおへそ描いたり水着描いたりしただけで大騒ぎしていたあの和月さんが、こんなサービスカットを描いてくれるなんて。今週号はコミックスに収録されても切り抜きとっておこう……。
こんな非常事態でも「次は必ず勝つ」なんて言ってる負けず嫌いの斗貴子さん萌え。
斗貴子さんが小さくなって、お飾りやお荷物っぽくなるのは嫌だなぁ、と思っていたら、パピヨン&御前さまチームに合流とは!全く予想もしていませんでした。すごくおいしい展開ですね。これだったらカズキから戦力を削りつつ、斗貴子さん側にもある程度の緊張感を保つ事が出来ます。リトル斗貴子さんと御前様の小さい者コンビもすごく可愛いし。
あともう1つ今週上手いなあと思ったのは、カズキと剛太の対比によって、剛太だけではなく、斗貴子さんの価値観もカズキとは相容れない部分があるのだという事を描いてあった事。
武装錬金を支えてきた3本の柱、カズキ、斗貴子さん、パピヨンは、それぞれに異なる価値観を持ち、決して相容れない部分があるのだという事は、このお話の肝心要の部分なので絶対にぼやけて欲しくないのです。カズキのヴィクター化以降、斗貴子さんが「なんでもする」状態なので、斗貴子さんと同じ環境で育ち、近い価値観を持つ剛太の描写によって、斗貴子さんの価値観に今一度触れておく事はとても大きな意味があると思います。
そしてこのお話の4本目の柱になろうとしている剛太。彼がカズキと2人きりになる事で、どう変わるのか、変わらないのか。来週も楽しみです。
未確認少年ゲドー
ガーくん&ゲドーくんの新必殺技に爆笑。なんかこのお話のギャグは私のツボにはまるんですよ。
次号、多分フェニックスちゃんは助かるんだろうけれど、連載の命は助かるんでしょうか!?
いちご100%
先週、当分ストーリーの進行に期待するのはやめよう、と思ったばっかりなのに!
また急展開ですよ、しかも綾の!!
美鈴ちゃんが読者が思っている事をバシバシ言ってくれてとても気持ち良かったです。いい子だ……。作者さんだって、真中や綾の駄目さをちゃんと判った上でこの漫画を描かれているんですよね。
こうなるとどうしても来週にまた期待してしまいます。せめて綾が言おうとしている「何か」だけはきちんと口にする事が出来ますように。
WaqWaq
ドレクセルさんがひたすら可笑しいです。頭のうねうねをやたらひゅんひゅん振り回したり、口をちゅーちゅーしたり。「まさか(中略)食ったのか!?」って、悟るの遅いよ!(笑
それと、今週はシオがこれまでになく主人公らしかったと思います。