2016年06月27日

ペダルの話あれこれ

今日はピアノのペダルの話を。
長くなりそうだし、ブログでなくホームページの方に書くべきだろうけど。

年に何度かアップライトを弾く機会があり、
タッチは勿論違って、自分の要求する音を躍起になって出そうとするも、
毎回諦めて、別の楽器として音の出し方を変えて折り合いをつけていく。

昨日6時間、アップライトピアノを弾き続けた結果、右足、前脛骨筋が痛む。
筋肉マニアではないので(笑)今調べたけど、膝下前側の筋肉のこと。
若い時はカモシカのような脚と言われたもんだが、ここは常にカッチカチやで

というのも、グランドとアップライトはペダルの位置、角度が違う。
アップライトはかなり前にあり、床からの高さが高い。
ペダルに足を乗せたとたん、あまりの鋭角っぷりに驚き、30分弾いただけでもう痛かった。

よく生徒が、「家ならペダル届くもーん。」と言うのがわかったわ。
ピアノのメーカーによっても違うけど、昨日も分度器でどれだけ角度を測りたかった事か

ではペダルの基本的な説明を。※グランドピアノ編

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右はお馴染み、ダンパーペダル。1番使うので、こんなにピカピカ

真ん中は滅多に使わない、ソステヌートペダル。特定の音をだけ伸ばす事ができ、
他の音は音が混じらない。

例 ラヴェル:ハイドンの名によるメヌエット

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左はシフトペダル。左足で踏むとガクンと鍵盤が横にずれ、音量が小さくなり、音質も変わる。

アップライトのペダルは、
右は同じ、真ん中はマフラーペダル、左はソフトペダルといい、機能も違う。

ドレスの下では、複雑な事が繰り広げられているのだ。

足の画像、失礼…。フェイクネイルストッキングを履いた時の、比較的綺麗な画があったので

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長しリハが続くと、右の親指が疲れる時もある。
ここのコントロールは物凄くて、よく動くよ、手の指みたく。(左足指はあまり動かない)
マルで囲んだ親指の足の付け根あたりをよく使う。

ドレスを切るのが面倒で、(お直し料金もかかるし) 8cmぐらいのヒールで演奏するけど、
本来は裸足で踏みたい…。野生児

低学年のペダルが届かない生徒で、ペダルを使った方が曲の表現の幅が広がる場合は、
アシストペダルを買っていただくか、お貸しする。

ped4


ペダルを初めて踏む生徒にさせる練習。ミヨシメソード5巻より。
ペダルは打鍵と同時ではなく、打鍵した直後に踏まないと濁る。

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よほど運動神経がない生徒以外は、すぐこれはできます♪

ただペダルって本当に難しい。
楽譜にはペダルのマークが書いてあるけど、ペダルを上げる所は結局は自分の耳の判断。

ピアニストは自分の楽器で弾けないので、
ピアノによって、ペダルが浅かったり、深かったり、すぐ濁ったり。
その時の咄嗟の判断で、右足先をコントロールしてる。

踏む所で色を滲ませたり、半分だけ踏んだり、技を使う。

昔よく言われた事。

『ペダルは耳で踏め』

知られざるペダルの世界、40分で書きあげました。
ゼーゼー…

読んではもらえぬマニアブログを〜 欠伸堪えて 書いてます〜。
女ぁ〜ごごろのぉ〜

さ、練習せんと…。





finchleylondon at 20:52│TrackBack(0)演奏 

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