投資家として活動しつつ、京都大学で『起業論』を教えておられる瀧本 哲史先生が書いた本を読んでみた。

これから本格化する資本主義社会でどのように生き残るかという処世術を説いたものです。
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グローバル化による労働力の流動化とインターネットによる「教育コスト」の激減が人材の「コモディティ化(日用品化)」をもたらした。

「コモディティ化」した人材は「安売り」する以外に道はなくなる。「コモディティ化」の潮流から逃れる唯一の方法は「スペシャリティ」になること。というのがこの本の概略。これにはかなり納得。

「6通りのスペシャリティ」を説明するのに漁師を使っていて、これがとてもわかりやすい(^_^)

①トレーダー
とれた魚をほかの場所に運んで売ることが出来る漁師

②スペシャリスト
一人でたくさん魚をとるスキルを持っている漁師

③マーケター
高く売れる魚を造り出すことができる漁師

④イノベーター
魚をとる新たな仕組みを作り出す漁師

⑤リーダー
多くの漁師を配下に持つ、漁師集団のリーダー

⑥インベスター
漁についての深い知識を持ち、魚をとるための漁船と網を所有して、所有する船に乗っている漁師に魚をとらせる。

ただこの中でも①と②は価値を失いつつあるので、有望なのはそれ以外の4つのタイプだという。

デリヘル店的にいえば③と④についてのスペシャルティーになるのがベターなのかな?


【共感した&考えさせられた言葉】

『自分の頭で考えない人々はカモにされる』

少し言葉が悪いような気もするが(^_^;)正直その通りだと私も思います。相手の言葉を鵜呑みにしない、メディアの情報が100%正しいとは限らないですしいろんな角度から物事を見ないとなって感じでしょうか。

デリヘル風に言うと営業マンのセールストークに騙されないように良いものを取捨選択して自分で判断しないと駄目ってこと

『今はニッチな市場だが、現時点で自分が飛び込めば、数年後に10倍か20倍の規模になっているかもしれないというミクロな視点で考えることだ』

これは成長が見込めるか需要があるのかってところを見極めるのが非常に難しいだろうけどこう言った考え方を常にする癖をつけるってことが必要だなと再認識させられましたね(^_^;)

『従業員に対してお客様のように接しなさい。そうすれば従業員は貴方が接したように、お客様に接するでしょう』

これは瀧本先生の言葉ではないのですが(世界的にチェーン展開しているホテルの教え)、これも常に忘れてはいけないことだなと再認識させられました。


『世の中の多くの”残念な人”は、「自分で調べるひと手間」を掛けようとしない』

困難な壁にブチ当たった時、苦手なジャンルの調べ物や作業をするとき等など、詳しい人に聞けば簡単に答えが出て時間も短縮できるかもしれませんが・・・・・それで果たして良いのかと・・・自分で考えることを否定するってことは自分自身の成長を諦めるのにも等しい気がします。でもこれって簡単なようで意外に難しいと思うのは私だけでしょうか(^_^;)


【読んでみての感想】

例え話がとてもわかりやすく、頭が非常によろしくない私でもなんとかわかるとても読みやすい本でした(* ̄∇ ̄*)エヘヘ

こういった本を読むときは途中で難しすぎて嫌になって読むのを止めることが多々あるのですが今回はすんなり読めました(*'-'*)

私もいつかは『スペシャルティ』になれるように、少しずつでもよいので意識改革をしていかんとな~.
。゚+.(・∀・)゚+.゚