薪ストーブの種類解説。前回に引き続きまして、今回は・・
輻射式と対流式について書きます。
難しい漢字で書いてますが、要するに「どのように放熱するか」と言うことです。
輻射式
輻射式の例
炉内で燃える薪で本体を加熱し、発生する遠赤外線の輻射熱で室内を暖房するのが輻射式で、薪の燃焼パワーをダイレクトに感じることが出来ます。
昔からある、だるまストーブもこれにあたります。
一般的に、輻射式は暖房の立ち上がりが早く構造がシンプルで部品点数も少なめですが、本体表面が全面とも高温になるので壁面や床面からの離隔距離や耐火処理は十分に必要で、炉台の大きさは本体周囲の4方向とも460mm以上必要です。
また、家具やカーテンなどの可燃物がある場合は915mm以上の離隔距離が必要です。
しかし、設置場所の条件として、上記の数値をクリヤーすることは困難な場合が多いので、レンガや鉄板、コンクリート等の不燃材を使用し離隔距離を縮小することも可能です。
対流式
対流式の例
対流式のストーブは輻射式のストーブにもう1枚鉄の上着を着せたもので、本体と鉄の上着のすき間を室内の空気が通うようになっています。
冷えた空気がストーブ下部から入り上部から抜けることで対流式と呼ばれます。
このすき間は薪の燃えている釜とは完全に別になっていますのでエアータイト型が主流です。
本体からの放熱については、やはり熱くはなりますが、側面や背面は輻射式ほどではないため、設置位置の自由度が高いと言うメリットがあります。
一方、部品点数の増加によって本体重量は重く、充分な床の強度が必要です。
輻射式と対流式の選択については、設置位置や暖房空間の大きさ、形状等によって総合的な判断が必要です。専門店と相談して決定しましょう!
輻射式と対流式について書きます。
難しい漢字で書いてますが、要するに「どのように放熱するか」と言うことです。
輻射式
輻射式の例
炉内で燃える薪で本体を加熱し、発生する遠赤外線の輻射熱で室内を暖房するのが輻射式で、薪の燃焼パワーをダイレクトに感じることが出来ます。
昔からある、だるまストーブもこれにあたります。
一般的に、輻射式は暖房の立ち上がりが早く構造がシンプルで部品点数も少なめですが、本体表面が全面とも高温になるので壁面や床面からの離隔距離や耐火処理は十分に必要で、炉台の大きさは本体周囲の4方向とも460mm以上必要です。
また、家具やカーテンなどの可燃物がある場合は915mm以上の離隔距離が必要です。
しかし、設置場所の条件として、上記の数値をクリヤーすることは困難な場合が多いので、レンガや鉄板、コンクリート等の不燃材を使用し離隔距離を縮小することも可能です。
対流式
対流式の例
対流式のストーブは輻射式のストーブにもう1枚鉄の上着を着せたもので、本体と鉄の上着のすき間を室内の空気が通うようになっています。
冷えた空気がストーブ下部から入り上部から抜けることで対流式と呼ばれます。
このすき間は薪の燃えている釜とは完全に別になっていますのでエアータイト型が主流です。
本体からの放熱については、やはり熱くはなりますが、側面や背面は輻射式ほどではないため、設置位置の自由度が高いと言うメリットがあります。
一方、部品点数の増加によって本体重量は重く、充分な床の強度が必要です。
輻射式と対流式の選択については、設置位置や暖房空間の大きさ、形状等によって総合的な判断が必要です。専門店と相談して決定しましょう!
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