2010年07月29日

【最終回】はじめての自転車レース!

AFTER RACE


自転車ってイイネ!


201007191636000


BIKE×RUNチャレンジin成田が終わって早1週間以上が過ぎました。
参加していただいた皆様、大会はいかがでしたか?
当日は厳しい暑さの中、参加者の皆様のご協力もあり、初開催の当大会を成功させることができました。

皆様、ありがとうございました!



さて、このブログでも大活躍(?)だったイイノくんも、もちろんBIKE×RUNチャレンジに出場していました。

P7190255


「SOJ~鳥金派~」

BIKE×RUNの部のチーム・男子カテゴリーに、友人4人とともに出場したイイノくん。
さて、結果はどうだったのでしょう?

P7190256




イイノくんのレースレビュー



最初に感じたのは準備の差です。周りを見渡すと自前のテントを張ってたりチームで一人ひとつのバイクを所有していたり。(我がチームは5人で1台。。。)
初心者の大会と聞いていたので少しばかり舐めていた我々にとって完全に誤算でした。

実際、バイクの部門では苦戦します。各メンバーとも一週目は3分10秒台のペースで、走ったのですが2週目、3週目とまわるにつれタイムが低下。最終的には3分後半というペースになってしまいます。
そんななか、力を見せたのがエースW。当初は完走を目標に掲げていたわがチームですが、やはり出るからには目指せ優勝!そのための秘密兵器が彼です!
Wくんはその期待通り、全てのラップを2分台で走りきるという圧倒的な力を見せます。
しかし最終的には15チーム中10位。

優勝を狙っていたわがチームとしてはまさかのスタートとなってしまいます。
しかしそこはSOJ~鳥金派~
後半のrunで驚異的な追い上げを見せます。
一番手、Mがスタートダッシュを見せ、先頭に出ると終始レースをリードしたのはSOJ。
特にW、Mの活躍は凄まじくWはキロ3分30~40秒ペース。Mはキロ3分20~30秒で駆け抜けます。
中間リザルトではrun部門で他を引き離しリードしているという結果もわかり逆転表彰台にむけムードが高まります。

そして迎えたレース終了。
アンカーを務めさせてもらいゴールテープを切らせてもらいました。
結果は逆転3位入賞。本当に偉大な記録です。

ただ本当に素晴らしかったにはゴールテープを切った瞬間に感じた気持ち。
「おれたちは成し遂げた」という達成感。
ここ1~2年、スポーツで自分を追い込むという経験を忘れていた自分にとって「あれ、スポーツするのって、自転車で走るのってこんなに気持ち良かったんだ。」と再確認できました。


P7190226


人生初めての自転車レース(RUNとの複合レースではありますが、)で見事表彰台に上ることができたイイノくん。

ワカ先生の教えや、チームの力を合わせた結果とはいえ、初心者イイノくんの活躍は、『自転車は決して敷居の高いスポーツでなない』ということを証明してくれたのではないでしょうか?

イイノくんもますます自転車への愛情を膨らませているようです。

これからも時代(もしくは今の時代)ブームになるのは間違いなく自転車です。自転車は単なる移動手段だけではなく、ファッションなどにもなりえる日本の新たなスポーツ文化です。環境という時代の最重要キーワードとも綿密に絡んでいます。
これからの自転車、お勧めです。



最後に・・・



P7190086


BIKE×RUNチャレンジは「これからRUNまたはBIKEを始める」という人の後押しになってくれたらという思いで生まれ、そして、その思いはこれからもまだまだ続いてゆきます。

このブログも、一般的には敷居が高いとされているスポーツサイクルをこれから始める人を応援するブログとして、ワカ先生とイイノくんの協力の元、進んでゆきました。

BIKE×RUNチャレンジ、またはこのブログをきっかけに少しでも多くの方が自転車に興味を持ってもらえたのなら本望です。

今までお読み下さった方、有難うございました。
それでは、またいつかお会いできることを楽しみにしております。

                  BIKE×RUNチャレンジin成田実行委員会

first_ride at 15:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0) はじめての自転車レース 

2010年07月17日

【第6回】はじめてのレース直前期

BIKE×RUNチャレンジin成田HP <http://bikerun.jp/>

DAY6


前日って何をすればイイノ?



イイノ(以下:イ):「いよいよレース本番か~。緊張するな~。よし、今日はレース前最後の総括練習だ!ええっと、まずはアレでしょ、コレもやって、次は・・・」

ワカ先生(以下:ワ):「待て待てイイノ。直前にそんな焦ってもどうにもならないぞ。」

イ:「で、でも師匠。走らないと不安です・・」

ワ:「なんだ?急に弱気の虫が出てきたか?たとえ今日たくさん練習しても、急にタイムが上がるわけではない!」


DSC05480


ワカに聞きました!
緊張と不安


CHECKPOINT



初めてのレースの前日はやはり誰でも緊張するものです。
ただそれを不安に思うことはありません。誰でも一度は経験する事ですから。
レースの前日などにはレースに対する不安感から、
「部品交換したほうがいいんじゃないか?」
「本に書いてあった走り方で走ったほうがいいんじゃないか?」
などと考えてしまいがちですが、直前での部品交換は前回書いたようにリスクが高すぎるのと、走り方の変更などはとても一日で出来るような簡単なものではないので、余計な心配をせずにいつも練習でやっているとおりの事をレースで発揮できるように考えたほうがいいです。



POINT1. 直前期の過ごし方


DSC05479

イ:「いつもやっている通りにか。でもそのためにはどんな準備が必要なんでしょう?」
ワ:「まぁ練習するなということではないぞ。しかし、それで疲れを溜めてしまったら元も子もない。特にお前のように不安が大きいとついついオーバーワークしてしまうからな。」
イ:「じゃあかるーく流す程度なら。」
ワ:「もちろん。それに自転車のチェックもしておくことだ。」


ワカに聞きました!
前日の過ごし方


CHECKPOINT


  • 前日の過し方ですが、練習をしたら駄目と言うことはありませんが、足に疲れを溜めない程度のサイクリングぐらいのつもりで少し走るのは有効です。ただし決して疲れを溜めないようにしてくださいね。もしも軽い練習等をするのなら、このときに一緒に自転車の不具合が無いかもチェックしておくとよいでしょう。


  • 食事に関しては炭水化物などを多めに摂っておくとよいでしょう。また水分も十分に取っておくことをお勧めします。それとレーススタートの3時間前までには朝食を済ませておいてくださいね。それ以降だと消化しきれずに、エネルギーに変わる前にスタートということになりますので。


  • そして一番重要なのはしっかりと睡眠をとること。
    しっかり睡眠をとっただけで、レース時のパフォーマンスに大きく影響してきます。
    寝る前にお風呂に入って、ゆっくりとストレッチをして、リラックスした状態での睡眠は必ず翌日のレースに、練習の時と同じような力を出せるようになりますよ。


  • それと、寝る前にして欲しい事ですが、レースの準備は前日までに済ませておくとよいでしょう。


  • レース当日の朝は、意外とバタつくもので忘れ物もしがちです。そういったことを失くすためにも前日までにしっかりと用意をしておくことをお勧めします。
    よくある忘れ物としては「ヘルメット」「シューズ」「グローブ」「参加証」「ボトル」などがあげられます。現地で調達できるものもあれば、出来ないものもあるので準備は怠らずに。




  • イ:「なるほど~。師匠のおかげで少し不安がなくなった気がします!」
    ワ:「自分のすべき事がわかっているだけでも気持ちが違うだろう?あとは自分を信じて走ること!今までの準備と練習は嘘をつかないはずだ!」
    イ:「はい!よーし、本番はなるべくいいタイムで完走するぞ!」
    ワ:「ハッハッハッ。その意気だ!いつもの調子が出てきたな。」
    イ:「はい!それでは自転車チェックを兼ねて、ひと走りしてきます!行くぞーっ!おーっ!」
    ワ:「ちょっと待てイイノ!あまり調子に乗って走りすぎるなと言ったばかりじゃないか!」

    CIMG4367



    レース直前!
    ワカからのメッセージ



     いよいよ初レースという事できっと緊張されてる方も多いと思います。
    実際にレース会場に着き、会場の雰囲気に飲まれ、他のライダーはみんな自分より速そうだと感じる方も多いと思います。でも安心してください。何度もレースに出てる人でも、一番最初のレースはきっと今のあなた方と同じ気持ちで初めてのレースに参加した方が多いと思います。スタートラインに並び、きっと今までで一番人数の多い集団でのスタートとなるでしょう。そこで深呼吸をしてしっかりと落ち着いてスタートの合図を待ってください。
     スタートしてしまえば、そんな緊張感はあっというまに消えます。きっと練習では味わい無い楽しさが見えてくると思います。
     決して無理せず、ゴール後に「疲れたけど、また出たい」と思えるように普段の練習の成果を出してください。それでは頑張ってくださいね!


    DAY6まとめ


    いよいよレース本番直前。イイノくんも緊張と不安が隠せませんでしたね。ワカ先生のアドバイスにもあったように、前日などはしっかりとコンディションを整えて、レースに備えるのが賢い準備のようですね。
    それでは出場する皆さん、頑張って下さい!





    BIKE×RUNチャレンジin成田HP <http://bikerun.jp/>


    first_ride at 11:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0) はじめての自転車レース 

    2010年07月12日

    【第5回】はじめてのメンテナンス

    BIKE×RUNチャレンジin成田HP <http://bikerun.jp/>

    DAY5


    自転車は常にイイ状態に!



    DSC05475


    ワカ先生(以下:ワ)「どうだ、イイノ。自分の愛車は可愛がっているか?」

    イイノ(以下:イ)「もちろんッス!愛情は十分に注いでいますよ!話しかけたりとか、夜は近くで寝たりとか。コミュニケーションはばっちりッスよ!」

    ワ:「そ、そうか、それは良かったな。まぁ、お前の趣味をとやかく言うつもりはないし、愛情を注ぐのは大変結構だが、メンテナンスはしっかりできてきるのか?」


    POINT1. メンテナンスの基本



    イ:「はぁメンテナンスですか?油を点したりはしていますけど・・・」

    ワ:「油の点しすぎも良くないから注意しろよ。タイヤの空気圧はどうだ?」

    イ:「空気?パンクならしてないッスよ?」

    ワ:「バカモノ!空気圧の調整は必須だ!乗る前には必ずチェックするように!」



    ワカに聞きました!
    基本的なメンテナンスのポイント


    CHECKPOINT



  • 初心者でも簡単に出来て、必ずやってほしい事はタイヤの空気圧を必ず乗る前には適正値に合わせてください
    適正な空気圧で走らないと、パンクのリスクが高まったり、乗り心地が悪くなるなどの症状も出てくるので、必ず乗る前に空気を入れるなどしておいていただきたいです。レース中のパンクはタイムや順位を大きく落とす以外にも、突然のパンクでふらついたりして落車の危険などもありますので気をつけましょう。


  • それ以外にはタイヤの表面に亀裂等が無いかを確認したり、変速の不調などが無いかなどを確認しておき、もしも不調がある場合は事前に自転車屋さん等でメンテナンスをしておいてください。


  • 変速機やワイヤーの調整もいずれは自分で調整できるようになった方が良いですが、初心者の方は無理せずに自転車屋さんに持っていったり、本などを読みながら、時間のあるときにゆっくりと確認しながら慣れていくのが良いと思います。また、メンテナンスをしてるときにちょっとでも疑問に思う事があったらネット・書籍・自転車屋さん等で確認するのが良いですね。不良個所によっては重大事故につながる部分も多々あるので、決してそのまま放置にしたりなどせずにチェックしていく事が、安全に長く愛車と付き合っていける秘訣ですよ。



  • POINT2. 部品交換



    ワ:「詳しいことを言うとまだまだあるのだが、基本的なところは最低限おさえておかないとな。」

    イ:「最良の状態か~。パワーアップのために新しいパーツをつけたり、部品交換なんかはどうですか?」

    ワ:「レース直前のカスタマイズは止めておけ。微妙な違いが、思わぬトラブルを引き起こす可能性もあるのだぞ。どうしてもという場合は、その部品を付けて練習などで走っておくべきだ。」

    イ:「自転車って繊細なんだな~。」

    ワ:「私も以前、ヒルクライムレースに出る前夜に新しいタイヤに交換してスタートラインに並んだんだが、その際に他の参加者から「そのタイヤおかしくない?」と言われてみてみると、なんと不良品でまっすぐに整型されていないものだったんだ。スタート時間までに交換する事も出来ずにそのままスタートで、散々な結果に終わった事がある。」

    イ:「師匠でも失敗するなんて・・・部品に関しては初心者は自分で下手にいじくらない方が良さそうだ。」


    タイヤ



    ワカに聞きました!
    レース前の部品交換やポジション変更


    CHECKPOINT



  • レース直前の部品交換やポジション変更は思わぬトラブルのもとになりますので、よほどの事が無い限りはやめた方が無難です。直前の部品交換は物によっては取付後に微妙な調整が必要だったり、物によっては不良品や付けてみて合わない場合などもあるので部品交換をする際には事前に交換しておいて、練習等で少しは走っておくのが良いですね。


  • 直前のポジション変更についてほとんどの場合で良い結果にはつながらないと思った方が良いですね。ポジションは時間をかけてある程度決まるものなので、なかなか合せるのは難しい部分です。直前で変更した為に自分に合わないポジションになってしまって結果が出せない事にもありますので行わない方がいいでしょう



  • イ:「メンテナンスを怠ると、その分のツケが自分に返ってくるんですね。」

    ワ:「そうだ。自転車のパフォーマンスを最大限に引き出すのはもちろん、その自転車と美しく長く付き合っていくためにも、定期的にメンテナンスをしてやらないとな。」

    イ:「部品交換なんかも難しいんですね。」

    ワ:「しかし、覚えてしまうと面白いものだぞ。まぁ焦らずに、これから覚えてゆけばよい」

    イ:「師匠、今日も勉強になりました!これで僕と“彼女”の間もさらに近くなるぞ!」

    ワ:「・・・イイノ、お前彼女いたのか?」

    イ:「何言ってるんですか。この子に決まってるじゃないですか!(自転車を指さして)」

    ワ:「そ、そうか。そうだったな・・・」

    イ:「あれ?師匠、なんでそんな悲しい顔してるんです?」


    DAY5まとめ


    自分の自転車を良い状態に保つことは、自分の体調を万全にしておくことに似ています。自分自身のコンディショニングの一部なんですね。
    直前期の部品交換などは調整が難しそう。道具に頼りすぎると良くないってことでしょうか。
    皆さんも自分の愛車を定期的にメンテナンスしてあげて、末永く仲良く付き合っていきましょう!





    BIKE×RUNチャレンジin成田HP <http://bikerun.jp/>




    first_ride at 21:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0) はじめての自転車レース 

    2010年07月05日

    【第4回】はじめての練習会

    BIKE×RUNチャレンジin成田HP <http://bikerun.jp/>

    DAY4


    練習会でイイ感触をつかめ!



    ワカ先生(以下:ワ):「さて、大会まであと2週間だ。そろそろイイノも集団走行というものに慣れておかなければな。今日はオマエを練習会に連れていく。」

    イイノ(以下イ):「いよいよ実戦を想定した練習ですね!フフフ、僕のポテンシャルをお見せする時がきましたか。」

    DSC05483

    ワ:「バッカモーン!実戦に近い練習なぞオマエにはまだ早い!まずは“集団”の中で走ることを覚えろ。集団走行ができなければ、レースを満足に走ることすらできんぞ。」


    POINT1. 練習会の目的



    ワ:「とはいえ、練習会では多くの人と走れるから、実践の雰囲気が味わえるのは確かだ。」

    イ:「やっぱり雰囲気に慣れろってことですね!」

    ワ:「それだけではないぞ。さっき言った集団走行や駆け引きといった一人での練習では決して出来ないことが経験できるのだ。」



    ワカに聞きました!
    練習会の目的とは!


    CHECKPOINT



  • 練習会に参加する目的としては、一緒に多くの人と練習することによって、より実戦に近い雰囲気で練習することが出来ます。一人で練習する時とは違い、複数で練習する際には集団走行や駆け引き等の一人では出来ない高負荷で走ることも出来、実戦で必ず必要になる走り方を体験することも可能です。


  • 集団走行の目的は、集団で走ることによって、空気抵抗の低減により速い速度を低負荷の状態で走れるということが一番重要です。つまりあまり頑張らずに楽して走れるようになるということです。


  • レースで重要なのは、いかに足を使わずに最後まで一定ペースで走り続け、レース終盤でバテずにゴールするかでタイムや順位に大きく影響してきます。


  • まず練習会に参加するにあたって、その練習会ごとに走行ルートやルール(手信号など)がありますので、一緒に参加する人にスタートする前に確認しておくといいでしょう。





  • POINT2. 集団走行



    イ:「集団走行って、みんなの後ろについて走ったり、先頭を引いたりするんでしょう?ペースを合わせて走るのがそんなに難しいんですか?」

    ワ:「そんなこと言っていられるのも今のうちだ。さあ、練習会に行くぞ!」

    イ:「ハイ!(楽しみだな~!)」

    DSC05481



    ワカに聞きました!
    集団走行とは!


    CHECKPOINT


    皇居朝練1

  • 集団走行でのチェックポイントは、前走者との距離を詰めて空気抵抗を減らすことがポイントになります。
    前走者との距離の目安としては最初は1mぐらいを目処に、前の人と同じ速度で走り続けられるようにしましょう。
    慣れてきたら徐々に前走者との距離を詰めていき、10cmぐらいまで近づければ十分です。これは慣れれば自然と距離は近付いてきますのであまり急に近付かないでも大丈夫です。


  • 集団走行や人の後ろについて走る時に重要なのは、真っ直ぐ走ることです。ふらつきながらの走行は空気抵抗増加や一緒に走る人との接触や落車などのリスクも大きくなります。
    前走者が居る事によって前が見難い状況がありますが、そんな中で真っ直ぐ走るために需要なのは「視線」
    前走者との距離が近づくにつれて自然と目線は自分の前輪と前走者の後輪との距離を見がちになりますが、目線が下のほうを向くと真っ直ぐ走りにくくなります。
    そのため、前走者との距離を保ちながら真っ直ぐ走る為に、視線は前走者の腰付近を見ながら走ると安定して走ることが出来ます。また、前方は見にくいですが、視線を前走者の肩口から見越すと比較的見やすいです。

  • 集団走行をしてると順番に先頭を引くという場面が回ってくることもあると思いますが、そこは慌てずに自分に無理の無い程度に引いたら、すぐに次の方に代わってもらって大丈夫です。あくまで集団走行をする意味は「無理せず楽に早く走れる」ということが重要ですから。




  • 甲武頂上

    イ:「ハァハァ・・・み、みなさんすごいですね・・・。さすがです。」

    ワ:「ハッハッハ!身の程が分かったか。しかし、なかなか筋がいいぞ。基礎練習はきちんとやっているようだな。」

    イ:「ありがとうございます!この調子で、練習会にも慣れて、いつかは師匠を・・・」

    ワ:「100年早いわ!まだ減らず口をたたく元気があるようだな。よしもう一走りだ!」

    イ:「ヒ、ヒェ~・・・」




    ワカに聞きました!
    練習会ってどこでやってるの?


    CHECKPOINT


    練習会は比較的集団で走っても安全性の高い所や周回コースが作りやすい場所などで行なわれてる場合が多いです。初心者でも参加できる練習会も多いので、気後れすることなくどんどん参加してください。たとえば都内だと休日の大井埠頭や早朝の皇居などが有名です。(一般公道なので信号厳守でお願いします)
    まず練習会の探し方ですが、

    1:実際に参加してる人に聞く。参加もし易いです
    2:自転車ショップで開催してるものもあるのでショップで聞いてみる。
    3:ネット等で検索してみる。

    練習会の場所を見つけた次は参加の仕方ですが、大井埠頭のように周回コースを単独で走ってるうちに集団が自然発生して場合もあるし、集団に抜かれた際に一緒に便乗してしまっても大丈夫な場合があったり、スタート前に集合してミーティング等をしてからスタートする練習会もありますので、実際に参加されてる方などに話を聞いたり、そういった方と一緒に参加するのがよいですね。各練習会には、その練習会独自のルールも有る場合があるので必ず確認することが重要です。


    DAY4まとめ


    自転車レースに必須の集団走行などは一人ではできない練習です。
    実際のレースに出場する前に「練習会」にはぜひとも参加してみたいところ。周りのサイクリスト達や近所の自転車ショップに聞いてみたり、ネットで探したりして、参加してみましょう!




    BIKE×RUNチャレンジin成田HP <http://bikerun.jp/>


    first_ride at 16:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0) はじめての自転車レース 

    2010年06月30日

    【第3回】女性のための自転車講座

    BIKE×RUNチャレンジin成田HP <http://bikerun.jp/>

    DAY3


    サイクルライフってイイよね!


    ★特別ゲスト:絹代さん★

    絹代さん


    今日はワカ先生との自転車修行(?)もお休みの日。イイノ君はどうしているのでしょう。

    おやおや?どうやら知り合いの女の子に自転車知識を披露しようというのですが、大丈夫なんでしょうか?


    DSC05463

    女の子:「イイノ君ってカッコイイ自転車乗ってるよね?」

    イイノ(以下、イ):「まぁね。今度レースにも出るし。」

    女の子:「え!レースに出るの?すごい!」
    イ:「ハハハ!そんなことないよ。僕もサイクリストの端くれだからね。」

    女の子:「実は私、最近自転車はじめてみたいなって思ってて、いろいろ教えて欲しいことがあるんだ。」

    イ:「もちろん!何でも聞いてくれよ!」

    女の子:「じゃあさーまずどんな自転車がいいの?女の子向けとかあるのかな?」

    イ:「え?ええっと・・(女性向けの自転車なんて師匠から聞いてないぞ!)」


    絹代さん

    絹代さん:「あら?ワカさんのところのイイノ君じゃない?」



    POINT1. 女性向けの自転車って?



    イ:「絹代さん!(た、助かった!)。この娘が自転車始めたいっていうんで教えていたところなんスよ。お時間があれば、絹代さんからもアドバイスお願いします!」

    女の子:「え!いいんですか?こんなところで絹代さんにお会いできるなんて、しかもアドバイスまで・・・」

    絹代さん(以下、絹):「いいわよ。自転車が気軽なスポーツだってこと、私が教えてあげます。」

    女の子:「本当ですか?良かった~でも、自転車を始めたいって思っても、どんな自転車にすればいいのか・・・」



    絹:「まずは、きちんと自分の話しを聞いてくれて、自分に合った自転車を一緒に考えてくれる、信頼できるサイクルショップを見つけること。買った後の安全点検やメンテナンス、フィッティングもしてくれるお店なら最高ね。まずは自宅や職場近くの足を運びやすいお店を探してみてね。」

    女の子:「でもお店で買うよりインターネットの方が安かったりもしますよね?」

    絹:「ネットで買うと、アフターケアがない場合が多いの。何かあった時に誰にも相談できないから避けた方がいいでしょうね。」

    女の子:「危ない危ない。やっぱり値段につられちゃダメですね。」

    絹:「でも、だからといってあまり高価な自転車は最初の一台にはふさわしくないわ。自転車に乗り慣れて、自分の好みや用途がはっきりしてからでも、遅くはないもの。」

    女の子:「なるほど。」

    絹:「自転車選びのコツとしては、自分の生活や好みに合った自転車を選ぶこと。自転車で何をしたいのかによってバイクの種類が変わってくるわ。あとはサイズも重要ね。サイズの合わない自転車に乗っていると、ケガの原因にもなるのよ。」

    女の子:「そのためにも、ちゃんとしたお店で買うべきなんですね。」

    絹:「そう。でも、一番は、自分が愛せる自転車がベスト!」



    絹代さん

    絹代さんに聞きました!
    初めての自転車選びは?


    CHECKPOINT


  • きちんと自分の話を聞いてくれて、自分に合った自転車を一緒に考えてくれる、信頼できるサイクルショップで買いましょう。自転車は命を乗せる乗り物です。買った後、安全点検やメンテナンス、フィッティング(乗り心地を微調整して自分に合わせて行く)もしてくれる店がベター。自宅や職場の近くなど、足を運びやすい場所で探しましょう。女性ならカラーパーツを使うなど、カスタマイズも楽しいですよ♪

  • ネットで買うと、アフターケアがない場合が多く、何かトラブルがあったとき、誰にも相談できない可能性があります。避けた方がいいでしょう。

  • 自転車選びのコツとしては、自分の生活や好みに合った自転車を選ぶこと。
    その自転車で何をしたいのか(レース?旅?通勤?ポタリング(おいしいものめぐりなど)?) によって、ロードバイクなのか、クロスバイクなのか、あるいは、ツーリングバイクやMTBなのか、ミニベロなのか、バイクの種類が変わってきます。

  • サイズは合っているか。(スポーツ自転車にはサイズがあります。合わないと痛みや故障の原因にもなります!)
    デザインが気に入らないと、あまり乗る気にならないということも…愛せる自転車がベストです。

  • 乗り馴れてくると、自分の好みなど、いろいろなことがよくわかってきます。最初の一台はあまり高額なものを買わない方がいいかもしれません…



  • POINT2 サイクルライフを始めよう!



    女の子:「でも、スポーツ自転車って他にも道具が必要ですよね? 」

    絹:「そうね。ヘルメットとグローブは最低でも必要よ。快適に自転車に乗るのなら、パンク修理グッズやウェア、ドリンクホルダーなんかがあるといいわ。レースの場合にはつけちゃダメだけど、一般の生活の中ではライト、カギ、パンクグッズやコスメをいれるサドルバッグは必要不可欠なアイテムと言えるでしょうね。」


    絹代さん

    絹代さんに聞きました!
    必要な自転車グッズは?


    CHECKPOINT



  • サイクリングパンツ(パッドが入ったもの。メッシュのインナーパンツでもOK)

  • ウェアー(前傾になっても腰が出ない、UVカット、汗を吸って乾かしてくれる、汗ジミが出ない、などのメリットがあります。)
    ウェアーはお手持ちの一般アパレルアイテムと組み合わせてもよいでしょう。

  • 空気入れ(フレンチバルブのもの、持ち運びができるもの)、パンク修理は自分でできなくても「タイヤレバー、替えチューブ、ポータブル空気入れ」は絶対に持ち歩きましょう。運が良ければ通りがかりの誰かがやってくれますが、ない場合には、タクシーを呼ぶしかなくなります。

  • これからの季節、自転車に乗るときには、女性の場合は特に、UVケアグッズがあるとよいでしょう。アームカバー、ネックカバー、レッグカバーなど。最近は夏でも使えるメッシュタイプのもの、おしゃれなものも増えています。

  • ヘルメットも自分のサイズにあったものを。

  • 水分補給用に、保冷タイプのボトルがあると快適です。



  • POINT.3 女性もレースやイベントにどんどん行こう!

    女の子:「なんか易しい初心者向けのレースにも出てみたくなってきちゃったな。」

    絹:「大丈夫。女性でもサイクリングイベントや自転車レースに出場している人はたくさんいるのよ。自転車のレースといっても女性カテゴリーがある大会や初心者でもサイクリングを楽しめるイベントはたくさんあるわ。」

    イ:「そうそう。僕が今度出場するBIKE×RUNチャレンジなんかはビギナー向けの大会だから、女性も参加しやすい大会なんだよ。(やっと喋れた・・・)」


    絹代さん

    絹代さんに聞きました!
    初めての自転車レースに出ようという女性が気をつけておくべきことはありますか?


    CHECKPOINT


  • 女性だからといって、特に違いはありません。自分にあったクラスにエントリーすること、集団走行に慣れてからエントリーすることが重要です。
    またレースといっても形式によって異なりますが(ロードレース?エンデューロ?個人TT?) 、特に個人ロードレースの場合は、周囲にひとが密集します。集団走行に慣れてからにしましょう。エンデューロなどの場合は、もっとハードルは下がりますが、いきなりの減速、方向転換、停止は、大事故の元になります。常に周囲にいるひとを意識して、安全なラインを確保してから、動くようにしましょう。無理な追い越し、特に下りコーナーなどでの無理な割り込みは大NGです!交代のためにピットに入るときも注意が必要!自分と、他の参加者の方の安全は最優先にしましょう。

  • 夢中になるあまり、ハンガーノック(エネルギー不足になって急にうごけなくなること)や脱水には気をつけて。乗りながら食べられない方は、2本ボトルを用意し、糖分を濃くしたドリンクなどをセットしておくとよいでしょう。おなかがすく前に、喉が渇く前に、ホキュするようにしましょう。エネルギー不足になると脳の判断の能力もおち、とても危険な状態になります。




  • 女の子:「へ~。BIKE×RUNチャレンジか。私も出てみようかな?」

    イ:「出てみようよ!僕がサポートするからさ!」

    絹:「何事にもチャレンジすることはいいことだよ!」

    イ:「じゃあ早速これから僕と自転車ショップへ・・・」



    ピピピッ!



    女の子:「あ!彼氏からだ!イイノ君、私、もう行くね!絹代さん、今日は本当に有難うございました!」

    絹:「どういたしまして!あなたも良いサイクルライフをスタートさせてね!」

    女の子:「はい!失礼します!」

    タッタッタッタッ


    イ:「ああ・・。行っちゃった・・。(しかも、僕へのお礼はなしかよ。(涙))」

    絹:「イイノ君も女の子に自転車を教えるには、まだまだ勉強が足りないわね。」

    イ:「・・・精進します。」

    絹:「じゃあ私もそろそろ行くわ。ワカさんによろしく!自転車修行頑張ってね!」

    イ:「はい!頑張ります!絹代さん、今日は本当に助かりました!有難うございました!」



    DAY3まとめ


    自転車は体に合ったものを選びましょう。メンテナンスことなどを考えると買う場所もしっかり考えたいところです。自転車グッズも一通り揃えれば、気分はもう立派なサイクリスト!色んなサイクルイベントに足を運んでみましょう!
    レースに出るときは安全第一。出場する前は、自転車チームの練習会やロードレーサーの集まる練習スポットに出向いて集団走行に慣れておきましょう。

    BIKE×RUNチャレンジin成田HP <http://bikerun.jp/>


    first_ride at 16:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0) はじめての自転車レース