今日のWPTの放送はAtlantic CityのBogataで行なわれた「Bogata Poker Open」だった。
ファイナルに残ったプレーヤーに、Daniel Negreanu、Josh Arieh、Phil Ivey、さらにWSOPメインで2位だったDavid Williamsもおり、若手有名人プレーヤー、しかもアグレッシブプレーヤーが多いのが特徴。もちろんTV放送なので面白いゲームだけ編集してあるのだが、それにしてもアグレッシブ、というか過激なプレーが目立った。Joshは映るプレーのほとんどがブラフで、最後はDanielに対してリバーでブラフオールインしてあっさりやられた。
Daniel対Davidのヘッズアップでは、アグレッシブなDividがブラフチェックレイズも交えて押しまくるが、最終的にはDanielにツキがあり、A2でKKに勝ち、さらにAAを2回手にして初のWPTタイトルを大逆転で手に入れた。逆にDavidはまた惜しいところでの負け。最近EPSNでやってるポーカーを題材にしたドラマ「Tilt」でも、トーナメントで3位で(しかもAAで)負ける役を演じており、自分の中ではなんとなく「負けキャラ」として定着してしまいそうな勢いである(笑)
トーナメントにアグレッシブプレーやブラフは欠かせないもので、トーナメントの上位に残るプレーヤーにはアグレッシブプレーヤーが多く存在する。しかし、アグレッシブプレーヤーがふとしたきっかけで、あっさり落とし穴にはまってしまうという場面も多々見受けられる。Danielが放送中2回見せた「Curious」と言いながら相手のリバーでのベットに対してAハイ、Kハイでコールした場面は、Davidの攻めのバランスを崩す意味で、けっこう大きな意味があったプレーなのかもしれない。