2006年03月31日

3.ブラインドスチールとポジションベット

$10/$20と$4/$8との違いの1つに、ブラインドスチールの頻度がある。$4/$8は勝ち負けより楽しみに来ているプレーヤーが多いためか、仮にカットオフまで全員フォールドしたとしても、ボタンがレイズすることはとても少ない。少ないどころかブラインドにチョップさせるためにボタンがAQoをオープンしてマックする場面すら見たことがある。逆にレイズすれば、ブラインドから小言を言われたりすることもあるほど。

これに対して$10/$20では、かなりの確率でスチールレイズが入る。自分がブラインドのときにレイズされるのは楽しいことではないが、$4/$8より難しいゲームをしているんだな、なんて思えて少しうれしかったりもした。

チェックレイズを仕掛ける頻度は人によってほんとにそれぞれだった。ある人はほとんどレイズしないが、100%レイズするプレーヤーもいる。

よく、ボタンのとき自分まで全員フォールドなら1/2程度の頻度でスチールに行くべき、などと言われる。そうなのかもしれないが、それは上手く打てるプレーヤーにとっての話である。$10/$20ではほとんどのプレーヤーはオッズの知識は持っているしヘッズアップに慣れているので、そうそうスチールレイズに対して降りてくれない。そして、自分はフロップやターンで何のペアもできなかった場合やセカンド/サードペアしかないような状況でうまく打つ(ブラフで押すべきか諦めるかを正しく判断する)自信がないので、1/2の頻度でレイズしていては負け越すのが目に見えている。このため、ある程度押していける手でないと降りていたので、スチールレイズの頻度はかなり低かったと思う。

また、ボタンのレイズに対してSBがリレイズする場面も$10/$20では時折見た。ポケットペアを持っている場合が多く、ボタンとのヘッズアップにするためのリレイズで、教科書どおりと言えばそうなのだが、なかなか自分にはできないプレーの1つである。プレーヤー数が少ない状況ではアグレッシブに行かなければいけないのはわかっているが、いざとなるとなかなか思い切りがつかなかった。

ボタン対ブラインドで思い出したゲームが1つある。かなり記憶が曖昧だがこんな感じだった。自分がボタンでQQをレイズ。BBのみがコール。フロップが98X(Xはローカード)と出て、BBチェック。自分がベットすると相手はチェックレイズ。何故か弱気になってしまい自分はコール。ターンがAかなにかで相手のベットにコール。リバーが4で、同じく相手のベットにコール。で、出てきたのが84sのフロップとリバーのツーペアだった。ポジションがボタンだったがためにプリフロップのレイズはスチールレイズだと相手に思われ、フロップのセカンドペアでチェックレイズを打たれたのだった。フロップでリレイズしていたら勝っていたかもしれないが、それよりも、もし自分のポジションがアーリーでBBとヘッズアップになっていたら、ターンのベットで勝てていたのかなと思い、ポジションの良さを恨んだことが記憶に残っている。

話は変わるが、フロップでのポジションベットについても少しだけ触れたい。これも$4/$8に比べて$10/$20では多かった。ポジションベットは自分にも気兼ねなくできるアクションだったので、よくしていた。うまくいけばその場でポットが取れるし、ターンではチェックしてフリーカードを得られることもある。しかし、今思うとかなり闇雲にベットしていたので度々チェックレイズを食らったり、スロープレーに捕まっていたりもしていた。

半年ほど経ってからようやく、ブラインドのプレーヤーが誰なのか、スチールしやすいボード(ボードにペアがあるときなど)かどうかを見てからポジションベットをするようになり、その結果少しはロスを減らせたかもしれない。



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