全国のピアノの先生方へ

大事なお願いがあります。

すでに気を付けている先生もいるとは思いますが、
初めてピアノに触れる子供に、
「この鍵盤はですよ」とだけは教えないでください。
あるいは、高音部譜表の下第一線を指して「この音符はですよ」とは教えないでください。

先生のそのたった一言が、その子が将来、階名唱・階名法(いわゆる「移動ド」)を学習できるようになる可能性を閉ざします。
その子が音名と階名を併用することによって、豊かな音楽家になれる可能性を閉ざします。

最初から「この鍵盤は(あるいはCですよ」「○○ちゃん、この小節の(あるいはGの音からもう一回弾いて!」などと言えば問題ないのです。
そうすれば、その子が階名法(「移動ド」)を学習できる可能性はしっかりと残ります。



ピアノ専攻生としてすでに成長した人、なにはともあれ立派なピアニストになった人の中にも、
(先生のその他のことには感謝しつつも)「最初に先生が『この鍵盤はです』と教えてくれていたら良かったのに…」と心底悔やんでいる人は少なくないと思います。

詳しくは、
以前の記事でも紹介したこちらの論文の113~114頁、
あるいは、本ブログ「七大記事」(上記参照)中の❷❸❺あるいはこちらの記事を読んでみてください。